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研究者の書棚:バイオ実験関連書籍

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日本語のレビュー

自分があまり知らない分野の最新の知識を短時間で得るのに、羊土社の実験医学(月刊と増刊号)や秀潤社の本細胞工学というのは本当によくできていると思います。

羊土社からは実験医学以外にもたくさんのレビュー本が出ています。

なお、羊土社、秀潤社の本に関しては、amazon.co.jpよりbk1の方が在庫状況がいいようです。

■実験マニュアル本

バイオサイエンスの実験に関するマニュアル本は羊土社、秀潤社からシリーズとしてたくさん出ています。

生化学に関しては、

というのもあります。

この中で、特におすすめのものだけピックアップしてみます。


「バイオ実験イラストレイテッド 1:分子生物学実験の基礎」おすすめ

中山 広樹著 西方 敬人著、出版:秀潤社、発行年月:1995.10、本体価格: ¥3,300【bk1】【amazon.co.jp

「バイオ実験イラストレイテッド 2:遺伝子解析の基礎」おすすめ

中山 広樹著 西方 敬人著、出版:秀潤社、発行年月:1995.9、本体価格: ¥3,400【bk1】【amazon.co.jp

この2冊は分子生物学の実験を始める人にはおすすめの本です。

「超実践バイオ実験イラストレイテッド レッスン1キットも活用遺伝子実験」

著者:、税込価格:¥3,990、出版:秀潤社、ISBN:4879622966、発行年月:2005.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次

大好評「バイオ実験イラストレイテッド」シリーズそ第1巻、第2巻、第3巻をまとめて、キットに関しても言及した1冊。とりあえず、1冊でという方にはおすすめ。


「抗ペプチド抗体実験プロトコール 新版」おすすめ

著者:大海忍著・辻村邦夫著・稲垣昌樹著、税込価格:¥ 4,410(本体:¥ 4,200)、出版:秀潤社、ISBN:487962277X、発行年月:2004.09【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

私はこの本が出る前に大海先生が作られた小冊子をいただいて、抗体作りをしていました。先生の人柄が出ていて、とても丁寧で分かりやすい本です。現在では、ペプチド抗体は外注してしまうことが多いと思いますが、そんなときでも、全体を理解するのにいい本だと思います。これは改訂版です。


「必ずデータが出るDNAマイクロアレイ実戦マニュアル」おすすめ

著者:林崎良英監修・岡崎康司編集、税込価格:¥ 3,570(本体:¥ 3,400)、出版:羊土社、ISBN:4897063787、発行年月:2000.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

マイクロアレイを始めるという人向きの本です。



「DNAチップ実験まるわかり」

著者:佐々木博己編・青柳一彦編、税込価格:¥ 3,465(本体:¥ 3,300)、出版:羊土社、ISBN:4897068886、発行年月:2004.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次

最近ではいろいろな会社からゲノムワイドのDNAチップが発売され、値段もなんとか手が届くところまで安くなってきています。とはいっても、やはりかなり値段がするもので、いろいろなメーカーのものを試すというのはできません。どこのメーカーのものが評判がいいのか実際に使っている人の意見を聞きたいという方も多いと思います。本書は、各メーカーから発売されているゲノムワイドのDNAチップを実際の使用者の視点から比較しているという貴重な本です。カスタムメイドDNAチップをオーダーする際のノウハウなども満載です。ちょっとマイクロアレイを使ってみたいという方には必見の書です。


「新遺伝子工学ハンドブック」おすすめ

著者:村松 正実編集 / 山本 雅編集、税込価格:¥7,770、出版:羊土社、ISBN:4897063736、発行年月:2003.10【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

遺伝子クローニングからマイクロアレイまで幅広く取り扱っています。この手の本としては歴史があり、毎回改訂ごとに大幅に書き直されています。



手抜き実験のすすめーバイオ研究五輪書

著者:福井 泰久、岩松 明彦著、本体価格: ¥2,900、出版:羊土社、ISBN:4-89706-358-2、発行年月:2003.4【bk1】【amazon.co.jp


「阻害剤活用ハンドブック」

著者:秋山 徹編 / 河府 和義編、税込価格:¥4,830、出版:羊土社、ISBN:4758108064、発行年月:2006.10【bk1】【amazon.co.jp】【目次

siRNAが使えるようになった現在においても、各種阻害剤は簡便さの点からいまだその地位を失っていない。しかし、いざ阻害剤を使った実験をしようと思っても、どのような阻害剤があるのかわからなかったり、逆に様々な阻害剤があって、どれを使うべきかわからないというケースが多い。

本書は、医学生物学研究のツールとして重要と思われる阻害剤を用途別にリストアップし、それぞれの特徴をまとめたハンドブックである。おそらくこのようなハンドブックがあればなと思っていた研究者は少なくないはずである。

さらに親切なことに、各阻害剤ごとに、どのような溶媒に溶かせばよいのか、至適濃度はどのくらいか、入手先、カタログ番号、代表的な参考文献まであげられているという親切さである。

持っていて損がない一冊と思う。


免疫組織関係

「渡辺・中根酵素抗体法 改訂4版」超おすすめ

著者:名倉 宏、長村 義之、堤 寛編集、出版:学際企画、ISBN:4-906514-43-X、発行年月:2002.2、本体価格: ¥9,500【bk1】【amazon.co.jp

免疫組織をやる人にとってはバイブルのような本です。第3版までの著者である渡辺、中根両氏から新しい著者達にバトンタッチされましたが、あいかわらず内容は濃い。文字を小さくして2分冊から1冊になったのはうれしいのですが、価格はあいかわらずちょっと高めです。


「光学顕微鏡写真撮影法-基礎と効果的な観察・記録法の実際 改訂版」おすすめ

著者: 伊東 丈夫著、出版:学際企画、 ISBN:4-906514-31-6、発行年月:1998.8、本体価格: ¥5,800【bk1】【amazon.co.jp

私のように理屈がわからないとダメという人間にはお勧めです。普通の人は顕微鏡の使い方のためだけにわざわざ本を買おうという気にはならないと思いますが。


「顕微鏡の使い方ノート 改訂版」おすすめ

著者: 野島 博編 、本体価格: ¥5,400 、出版:羊土社 、ISBN:4-89706-917-3 、発行年月:2003.4 、 【bk1】【amazon.co.jp】(目次

最新の情報を含まれていて、万人にお勧め



「初めてでもできる共焦点顕微鏡活用プロトコール」おすすめ

著者: 高田 邦昭編、本体価格: \5,600、出版:羊土社、ISBN:4-89706-413-9、発行年月:2004.1【bk1】【amazon.co.jp】(目次

共焦点顕微鏡を使う方におすすめ。私もとても重宝しました。


実験動物取り扱いに関する書籍

「初心者のための動物実験手技 〔1〕」おすすめ

著者:鈴木 潔編、税込価格:\3,873、出版:講談社、ISBN:4061393855、発行年月:1981.3【bk1】【amazon.co.jp

まさに、マウス・ラットさわったこともないという初心者に向けて書かれた実験書である。特に、この本は、採血の仕方、薬剤投与の仕方に多くのページを割いてきわめて丁寧に解説している。マウスの尾静脈からの採血や、ゾンデによる投与などは、これだけ詳しく書かれた本はないのではないかと思う。20年前に書かれた本であるが、マウス、ラットを使った薬理実験を考えている方には必携の本と言える。


「マウスカラーアトラスと写真で見る脳実験マニュアル」

著者:黒川 衛編集、税込価格:¥7,140、出版:羊土社、ISBN:4897064945、発行年月:2005.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次

脳の研究で、いざ、実験するとなっても、手術はどうするのか、麻酔はどうするのか、そもそも部位の同定ができない、組織切片の染色はどうするか?こういった基本的な実験手技や知識は各研究室で口頭伝承で伝えられることが多く、脳研究をおこなっていない研究室で新たに脳の研究を始める場合には、どこかの研究室に習いに行かなくてはなりませんでした。本書は脳研究に必要な解剖、組織染色、手技、培養、特殊な手術、行動解析など脳研究者に必要な知識を網羅した貴重な一冊です。脳研究者には必携の一冊と思います。また、マウスの基礎知識も満載なので、分野を問わずマウスを扱う研究者にも役立つと思います。


「マウス・ラットなるほどQ&A」

著者:中釜 斉編集 / 北田 一博編集 / 城石 俊彦編集、税込価格:¥4,620、出版:羊土社、ISBN:4758107157、発行年月:2007.6【bk1】【amazon.co.jp】【目次

動物実験において使用頻度の高いマウス、ラットの取り扱いについて解説された本です。本書は初心者を対象に、取り扱い方、繁殖交配方法、移植実験、抗体作製、ゲノム・表現型情報の入手方法にいたるまで、幅広い話題について触れているのが特徴です。さらに詳しい情報が必要な場合には、どんな書籍や文献を見ればよいのかということが丁寧に述べられています。ただし、実際に実験を行おうとすると本書だけでは情報が足りずに、紹介されている参考図書で調べざるを得ないことが少なくないように感じられました。本書でも何回も参考図書として紹介されている「初心者のための動物実験手技 〔1〕」はあらかじめ手に入れておいた方がよいでしょう。


「実験動物の技術と応用 入門編」

著者:日本実験動物協会編、税込価格:¥ 5,775(本体:¥ 5,500)、出版:アドスリー、ISBN:4900659444、発行年月:2004.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次

齧歯類のみならず、中型動物の取り扱いにまで言及している書物は少ないです。



「実験動物の技術と応用 実践編」

著者:日本実験動物協会編、税込価格:¥ 10,290(本体:¥ 9,800)、出版:アドスリー、ISBN:4900659452、発行年月:2004.06【bk1】【amazon.co.jp】【目次

齧歯類のみならず、中型動物の取り扱いにまで言及している書物は少ないです。



「基礎と臨床のための動物の心電図・心エコー・血圧・病理学検査」

著者:菅野茂編・局博一編・中田義礼編、税込価格:¥ 5,250(本体:¥ 5,000)、出版:アドスリー、ISBN:490065938X、発行年月:2003.04【bk1】【amazon.co.jp】【目次

主要な動物種(マウス、ラット、ウサギ、イヌ、サル)を中心にして、それらの循環機能検査法に関する基礎的な考え方と技術を具体的に記述。



「マウスラボマニュアル 第2版」

著者:東京都臨床医学総合研究所実験動物研究部門編、税込価格:¥ 8,400(本体:¥ 8,000)、出版:シュプリンガー・フェアラーク東京、ISBN:4431710124、発行年月:2003.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次

基礎技術よりも、遺伝子操作マウスなど新しめの技術についての記述が多いようです。



「マウス解剖イラストレイテッド」

著者:野村慎太郎著、税込価格:¥ 3,675(本体:¥ 3,500)、出版:秀潤社、ISBN:4879622494、発行年月:2002.05【bk1】【amazon.co.jp】【目次

はさみの入れ方から臓器の取り出し方まで、動画付きで初心者向きの本です。



「マウスの断面解剖アトラス 改訂版」

著者:岩城隆昌共著・山下広共著・早川敏之共著、税込価格:¥ 15,750(本体:¥ 15,000)、出版:アドスリー、ISBN:4900659584、発行年月:2002.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次

ひたすらマウスの解剖図をのせるというアトラスです。自分が専門でない臓器を取り出す際にはこの手の本は非常に役立ちます。



「実験動物の断面解剖アトラス ラット編」

著者:早川敏之〔ほか〕著、税込価格:¥ 21,000(本体:¥ 20,000)、出版:チクサン出版社、ISBN:4885006295、発行年月:1997.12【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

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