オンライン書店を利用した日本の書籍購入ガイド

■オンライン書店を利用した日本の書籍購入ガイド

2000年から日本でもオンライン書店が本格的にスタートしました。オンライン書店の中でも海外への発送を行う書店もあり、海外在住で、なかなか日本の書籍を手に入れられなかった私達には大きな福音です。

その中でも、bk1とamazon.co.jpはコンテンツの充実、様々なサービスを考えると他のオンライン書店をリードしています。その中でも日本国外に住んでいる人が日本語の書籍を買う場合には、bk1が費用面で他のオンライン書店やアメリカ国内の業者に比べて安上がりになります（詳しくは後述）。一方、日本国内の方が購入するのであれば、amazon.co.jpは1500円以上は送料無料なので、合計額で判断する必要があります。

bk1とamazon.co.jpについて簡単な比較をしてみます。

■bk1を利用した日本の書籍の購入ガイド

海外からの注文に関するbk1の公式ページはこちらですので、まずご一読下さい。

●配送方法

bk1の場合、海外への配送方法として、海外宅配便、国際エクスプレスメール、航空便、SAL便、船便の５つの中から選べます。紀伊国屋BookwebやbolではDHLのみ、amazon.co.jpでは、国際エクスプレスメールと船便しか利用できません。送料と時間のことを考えるとSAL便を選択できることは大きなメリットです。

私のお薦めは、SAL便を指定することです。SAL便というのは、空きがある飛行機を利用した配達方法ですから、いちがいに何日で届くとは言えませんが、到達するまでの時間は1-3週間程度とされています。私は、これまでSAL便を指定して10回近く、bk1で注文をしましたが、bk1で発送したと連絡があってからすべて７日から10日で手元に届いています。したがって、実際には３週間もかかることは少ないと思っています。24時間以内発送の書籍を注文すれば、だいたい10日前後で手元にはいるわけです。

なお、bk1で扱っている本のステータスには、「24時間以内に発送」「2-3日で発送」「お取り寄せ」の３種類があります。以前は、「24時間以内に発送」となっていても、発送までにもっと時間がかかったこともありましたが、最近ではそういうことはなくなったようです。「お取り寄せ」となっている書籍は、いつになるかは神のみぞ知るです。これは、bk1が悪いわけではなく、日本の書籍の流通の問題で、いつになるかは出版社、取り扱いなどの状況によります。

●値段

bk1では海外からの注文の際の料金は

書籍の本体価格プラス送料の実費

です。海外への発送の場合には消費税も取られません。

SAL便で注文した場合、送料込みの値段は、日本で購入するときのだいたい3割り増し程度の値段で済んでいます。もちろん、重量の重い書籍は、送料も高くつきますので割高です。

■amazon.co.jpを利用した日本の書籍の購入ガイド

海外からの注文に関するamazon.co.jpの公式ページはこちらですので、まずご一読下さい。

●配送方法

amazon.co.jpの場合、海外への配送方法として、国際エクスプレスメールと船便から選べます。国際エクスプレスメールでアメリカに送る場合（到着までの目安2-5営業日）、１回の発送当たり2700円、１商品あたりの手数料300円の合計金額が送料としてかかります。船便でアメリカに送る場合（到着までの目安2-3週間）、１回の発送当たり1200円、１商品あたりの手数料300円の合計金額が送料としてかかります。

私はアメリカから購入するときはいつもbk1を利用しているので、残念ながら、利用経験はありません。ただ、送料のシステムを考えると、１回に大量（たとえば2万円程度）の書籍を注文するのなら、従量制のbk1より価格や重さに依存しないamazon.co.jpの方が安上がりになる可能性はあります。

■アフィリエイトプログラム

研究留学ネットはbk1のブリーダープログラムとamazon.co.jpのアソシエイトプログラムに参加しています。これは、研究留学ネットを通してbk1やamazon.co.jpで書籍を購入した場合に3-5%のコミッションがもらえるというものです。このコミッションは将来、私がbk1やamazon.co.jpで買い物をするときの値引きとして使うことが出来ます。