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アメリカからの帰国後の各種手続き

■帰国後の各種手続き

●転入届け
パスポート(全員分)、印鑑、戸籍の謄本、戸籍の附票(意外とこれを忘れやすいので注意)が必要です。

 

●日本の運転免許の失効手続き

海外滞在中に免許証の有効期間が過ぎて3年以内の場合は、帰国後1ヶ月以内に試験場で申請すれば、学科、技能試験が免除されます。1ヶ月を過ぎてしまうと、何と、一からやり直し!忘れずに手続きしましょう。3年をすぎた場合は、一部試験(学科試験)を受けることになります。

東京都の場合、必要なものはパスポートと期限の切れた免許証、本籍地の入った住民票、写真1枚でした。手続き自体は通常の免許の更新とそれほど変わるわけではありません。詳しいことは以下のサイトをご覧下さい。

http://www.npa.go.jp/koutsuu/license_renewal/living_abroad.htm
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/submenu.htm

また、何かの機会があって日本に帰った方は、たとえ運転免許証の有効期限に1年くらいの余裕があっても、期限前更新という方法で、更新してしまうといいと思います。一度、失効すると何かと面倒です。

 

●小切手の換金

ドル建て小切手の換金には以下のような方法があります。

  • 都銀:手数料\2,000-3,000程度
  • Citigank:手数料は1枚あたり\1,000。同銀行に口座をもっていることが条件。なお、アメリカのCitibankがふりだした小切手なら手数料無料。
  • 換金専門業者:少額の小切手の取り立てには有効。期限切れの小切手の取り立ても請け負ってくれます。利用は自己責任でお願いします。
    • リンクセンス 手数料は米ドル建$10以上が1枚1000円、$10以下は2枚1000円。

銀行での換金の場合、現金化には数週間かかります。Citibankの場合、15日目に口座に振り込まれます。

なお、アメリカに銀行口座を残しているのであれば、小切手とデポジット用のスリップを同封して、自分の口座のあるアメリカの銀行に送ればデポジット出来るはずだと思うのですが、誰かやったことがある人いますか?これなら、手数料は郵便の切手代だけで安上がりです。

■アメリカの自動車運転免許を日本の免許に切り替える

日本の運転免許証は持っていなかったが、留学中はアメリカの免許証をとって自動車を運転していたという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。そういう方の中には、帰国後、日本でも車を運転したいと思われる方も少なくないと思います。

アメリカで運転免許を取得してから3ヶ月以上アメリカに滞在していれば、日本に帰国後に、「外国免許切替」として日本の運転免許を申請することができます。ただし、交通規則の知識確認、運転技能の確認(実技試験)があり、交通規則の知識確認は比較的簡単なようですが、実技試験はそれなりで、1回で合格というのはかなり難しいようです。

外国免許切替は、住居地の都道府県の運転免許センターで取り扱っています。東京都の場合、必要書類は以下の通りです(参考:http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/menkyo/menkyo/kokugai/kokugai05.htm)。

(1) 有効な外国の運転免許証
(2)日本の運転免許証(現在及び過去に受けたことのある方)
(3)上記免許証の日本語による翻訳文(大使館又は日本自動車連盟(JAF)が作成したもの)
(4)外国の運転免許証に初回免許取得日が記載されていない場合は、初回免許取得日を証明する書類が必要
(5)本籍地記載の住民票1通、又は外国人登録証明書等
(6)免許を取得した国に通算して3か月以上滞在したことが確認できるもの(パスポート等)
(7) 写真(縦3 cm× 横2.4 cm)1枚

なお、免除特例国というのがあって、免除特例国の免許証を持っていると、適性試験(視力検査)のみで学科試験や実技試験が免除になります。免除特例国はアイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オーストラリア、オランダ、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルグです。アメリカは免除特例国に入っていません。

更新記録

●2002年6月26日:新規掲載

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