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留学先紹介

Thomas Jefferson University

ペンシルバニア州フィラデルフィア
特派員:平野雅巳
Kimmel Cancer Center, Thomas Jefferson University

■フィラデルフィアの紹介

●概要

人口全米第5位の都市フィラデルフィアは、合衆国の初代首都であり、独立の歴史の観光の街でもあります。アメリカ人には映画ロッキーの街としても親しまれています。全米3位の規模のフィラデルフィア美術館や科学博物館、そして日本でも有名なオーケストラもあるので、文化はかなり充実しています。あのバーンズコレクションもフィラデルフィア郊外にあります。NY, DCともに車で約2-3時間の距離にあり、そこそこ便利な位置です。Phillies (Baseball), Eagles (Football), 76ers (Basketball), Flyers (Ice Hockey)と4大スポーツはいちおう揃っていますが、残念ながらFlyers以外は弱小チームです。EaglesはCowboysに勝った時に地元紙にMIRACLE!と書かれていました。
気候は仙台よりは暖かいと東北大から来ていた人が言ってましたが、真冬は最高気温が氷点下の日々が続き、横浜から来た私には驚きでした。雪は年数回程積もる程度なので人々は雪に慣れていなくて、雪が積もると多くの学校は休校になります。

ミシガン州出身の同僚は「この程度の雪で学校が休みになるとは信じられない!」と言っていました。たまに積もる雪で交通が混乱する東京みたいですね。車で約1時間北上すると人工雪のスキー場が幾つかあるので、それなりに冬を楽しめます。夏は横浜より暑いですが、カラッとしているので快適です。海はありませんが、アメリカは多くのアパートにプールが付いていますので、やはり楽しく過ごせます。

●家賃相場など物価

東海岸ではそう高くないと思います。日本人が多く住む雰囲気の良い地域のアパートは2ベッドルームで800ドル台から1,000ドル台ですが、探せば600ドル台でもたくさんあります。NJに住めば600ドル台でも、かなりきれいなアパートに住めます。ただし市内のセキュリティの良い高級アパートはもっとします。消費税は6%(フィラデルフィア市内は7%)、衣類と食品には課税されません。なお、車を30分走らせ南隣のDelaware州にいくと消費税がかからず買い物が出来ます。
 
●日本人

少ないです。日系企業が少ないのでビジネスマンが少なく、日本人の多くは研究者(医師)や学生さんとその家族です。総数はよくは分かりませんが1,000人台ではないかと推測しています。
 
●日本食

車があれば北部郊外の韓国系スーパーでほとんどの日本食が手に入ります。市内にも日本食材店があります。また、NJのヤオハンまでも車で2時間、行けない距離ではありません。
 
●治安

危険と言われている地域への立ち入り、夜中の外出をしなければ、まず問題ありません。日本人は安全な郊外か、セキュリティのしっかりした市内のアパートに住んでいますので、危険な目にあった話は聞きません。

■Thomas Jefferson Universityの紹介

Thomas Jefferson University(TJU)はフィラデルフィアのセンターシティーの中心近くにあります。外部から独立した独自のキャンパスはなく、街中に立っているいくつかのビルの集合です。もともとMedical Collegeでしたが、College of Graduate StudiesとCollege of Health Professionの設立に伴いUniversityに名称を変えただけで、とても小さな大学です。こじんまりとまとまっているのですが、近くにある名門ペンシルバニア大学と比べると見劣りします。TJUで良いのは健康保険が家族にまで手厚いこと、おかげで扶養家族の多い方も安心して留学できます。

Kimmel Cancer Centerは地元出身の実業家でJones NYやLauren by Ralph Laurenなどのブランドで知られるアパレル企業Jonesグループのオーナー、Sydney Kimmel氏の寄付により設立されています。DirectorのCarlo Croceは先日までCancer Research誌のEditor-in-Chiefをつとめていた人で、彼のラボでは数人の日本人が働いています。Croceは癌の染色体異常がお好きなので、研究所もGenetics系のfacultyが多いようです。Cancer Centerには、Genetics他にSignal TransductionやStructural Biologyのプログラムもあります。

■現在留学先を探している方、留学予定の方に一言

案ずるより産むが易し、アメリカ暮らしは以外と何とかなるものです。最近、日本の研究室も業績・お金があるので必ずしも留学する必要は無いと思いますが、やっぱりアメリカ留学には惹かれるものがありますね。もしチャンスがあるのなら、挑戦してみて下さい。ただし、来てから「こんなはずではなかった!」と後悔しないよう、行き先は慎重に選んでください。全てはボス次第です。せっかくの留学ですので良いボスの元で仕事も生活もエンジョイしましょう。

■有用なWEBサイト

平野さんのホームページです。フィラデルフィアに行かれる方以外にも大変有用です。

上記2つのサイトで地元のエンターテイメント情報が得られます(主に住んでから有用)。

近々、フィラデルフィア日本人会のHPが出来るはずです。

■情報提供者へのコンタクト

e-mailアドレスを公開されていません。現地情報などは平野さんのホームページにもありますので、そちらをご活用下さい。

更新記録

●2000年3月15日:新規掲載

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