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留学先紹介

University of Maryland

メリーランド州ボルチモア
特派員:KM
University of Maryland
e-mail: baltimorewashington@anet.ne.jp

■ボルチモアの紹介

●概要

ボルチモアはメリーランド最大の都市で古くから鉄鋼業と港街として栄えました。気候は北海道と似ています。100万人都市です。アメリカで第5番目の都市です。ジョンズホプキンスやメリーランド大学の周囲のダウンタウンは治安の悪いところとして知られています。人口の70%は黒人でblack cityとして有名です。また薬物が氾濫する街としても知られていて人口の6%は薬物中毒患者です。

●家賃相場など物価

ボストンや西海岸に比べると安い。2ベットで$800位、最近日本人村であるアパートは経営会社が代わって値上がりが著しい。1000ドルしている部屋もあります。

●日本人

日本人は非常に多いです。その中でも多くの日本人が住んでいるアパートを紹介します。

ボニーリッジはボルチモアシテイからボルチモアカウンテイに入ってすぐの、ごく治安の良い地域にあり、特に内部は日本と同じくらいの安全度だと思います。ここには約1000世帯が暮していますが、アメリカ人の住人はどちらかといえば少数派で、多くの住人は世界各国からジョンズホプキンス大学やメリーランド大学、NIHなどに数年間の予定で留学してきている研究者です。非常にインターナショナルかつ友好的な雰囲気で、なおかつ美しい環境です。日本人は約100世帯がここで暮していますがほとんど全科のお医者さんがそろっていますボニーリッジは3階建てのアパート群ですが建物はかなり古く、たいていのアパートは入居前だけでなくて入居後もメンテナンスのお世話にならなくてはなりません。しかし、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、食器洗い機は標準装備でどの部屋にも付いていますし、駐車場代は無料で何台でも止め放題です。もちろん24時間温水が蛇口から出ます。また、水道代、ガス代、セントラルヒーテイングの暖房費は家賃に含まれていて無料です。電気代(冷房費を含む)電話代は各自で払わなくてはなりません。それにクラブハウス、テニスコート、プール、ジムが付属施設として住居者に解放されています。もうひとつ、もよりのバス停留所、ライトレイル(路面電車みたいなもの)まで通勤時間の朝晩は無料シャトルバスが運行されています。運転免許を持たない奥様がちょっとしたお買い物に利用されることもあります。

●日本食

日本食は手に入り易いです。近くに韓国人村があり大きなロッテというスーパーもあります。ワシントン(車で1時間)まで行けば日本人経営のだるまという店もありますが、高いだけなのでロッテで用が足せます。霜降りのお肉だけは手に入りませんが、たいていの物(薄切り肉もあります)は手に入りますし、意外なものが高かったりもしますが、時にびっくりするほど安価です。

特にバルチモアは港街なのでお魚の新しいのが手に入ります。怖がらずに試してください。魚を買うときに大切なことは、自分の目に自信がなければ「Is it fresh enough for sushi?」と聞いてみることです。ちゃんとした魚屋さんなら、いいとかだめだとかきちんとした返事が帰ってきます。フェルズポイントのブロードウエイマーケットの魚屋さんをおすすめします。ひらめ(フラウンダー)いか(カラマリ、スクイード)はほぼ年中ありますし、すずき(ロックフィッシュ)、鯛(ピンクスナッパー)さば(マックロ)、いわし(サーデイン)、まぐろ(ツナ)、鮭(サーモン)、蟹のほぐし身(クラブミート)、えび(シュリンプ)、貝柱など日本人の口にあうのではないでしょうか?「クリーン」は鱗をはいでお腹を出した状態。「Make file」と頼むと3枚におろしてくれます。お刺身にどうぞ。私はほぼ毎回「I need bone」とお願いしています。「あらだき」や「潮汁」もお忘れなく。ワシントンには「だるま」という日本食料品店がありますし、ヨーク道路沿いに「バンブーハウス」とあと2件東洋食料品店があって、お醤油やふりかけなど、こんなものも手に入るのねと思われることでしょう。

お米はカルフオルニア米ですので少し水を多めに、炊飯時間も長くすると十分おいしく食べられす。田牧米ゴールドや錦、国宝あたりがおすすめでしょうか。もちろん牛肉は日本のものと違いますが安くておいしいです。ステーキ用に「デルモニコ」を求められるときっと満足されると思います。ブロードウエイマーケットやマウントワシントンのマーケット内のお肉やさんでは薄切り肉も手に入ります。

野菜は全般にでっかくて固そうですが、意外と柔らかくて水分が多いです。アメリカ人が何でも生で食べるのが分かるような気がします。リーキを水だきのときなど白葱の代わりに使っていますが、炊いたときにはまあまあおいしくても、焼き鳥風に焼くとおいしくないので、白葱は恋しいです。日本の物に比べるとピーマンは大味で水っぽいような気がするかもしれませんが、料理によってはこちらの物のほうがくせがないのでおいしいくらいです。きゅうりとなすはフレッシュフィールド等の高級スーパーではたまに日本風の小ぶりなものを高いですが見つけることが出来ます。ほうれん草(スピナッチ)やブロッコリーは本当においしいし、私が菜の花だと思っている青物もおひたしに非常によろしいです。日本ではめったにみられないアーチチーョクや生のバジルなどの香辛料も手に入ります。 

乳製品はとてもよいです。特にチーズはすばらしいです。ヨーロッパからの輸入品も含めて、私はここに来てチーズが好物になりました。アイスクリームもおすすめです。また果物もイチゴ意外はなんでもおいしいです。日本風の桃と柿が懐かしいですが、生のブルーベリーなど日本ではあまりお目にかかれない果物も手に入ります。

●治安

ダウンタウンは非常に悪い、98年には日中、日本人が強盗に遭い負傷しています。ボニーリッジ内はまず安全ですが、1997年には夜間自動車強盗がありました。また2000年には夜間に強盗が侵入したりということもありました。日本国内でも強盗はありますから、過度に恐れる必要はないと思いますが、完全に安全な場所は世界中どこにもありません。夜間女の人の一人歩きなどは十分注意しましょう。一般にタウソンなど北部は安全で、逆に南のダウンタウンは危険だと言われますが、昼間を選んで複数の人間で行動するならまずどこでも問題ありませんし、インナーハーバーやフェルズポイントなどは風情のあるナイトスポットで、昼間は女の人でも一人歩きできます。ただし夜は変な横丁に入り込んだり、一人になったりしないようにしましょう。夕方以降、多額の現金を不用意に人にみせたり、場所にそぐわない華やかなジュエリーや服装は厳禁です。またダウンタウンを歩くときは最低限の現金(20-30ドル)はカードや大切な物とは別に用意しておくのも心がけかもしれません。知らない場所にいくときには経験者に雰囲気、安全度を確かめてからにしてください。

慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、多くのアメリカ人は銃など持たない普通の人ですので、あまり怖がりすぎないようご安心ください。以上のようなルールを守れば大丈夫です。驚かすのが目的ではありません。リラックスして来ていただいて、アメリカ生活を思う存分に楽しんで頂きたいと思いこの紹介文を作りました。荷作りの合間のお暇な時や、飛行機の中で落ち着かない気分のとき心の準備の為に読んでください。なにより皆様の楽しいアメリカ生活とすばらしい思い出をお祈りしております。

■大学の紹介

University of Marylandは州立の最大の大学で学生数1万2千名、教官6000名の巨大な大学ですが、キャンパスが州全域に広がっているので他のキャンパスのことは分かりません。しかし、いわゆる大学院レベルのキャンパスはDAWNTOWN CAMPUSといい、ボルチモアの町中に病院、生命科学、看護学、法学、社会学、歯学が固まって存在します。研究レベルは近くにあるホプキンスに比べると見劣りします。しかし、どこのラボも人手不足のため簡単に給与をとることが出来ます。グラントがあるのに採用できていないラボの方が多いです。よく求人広告を見ます。ただ大物がいないので名前だけで留学したい人には不向きです。正直なところ夕方5時になるとほとんどのラボから人気がなくなります。しかし、ホプキンスからも多数のポスドクが給与に引かれて流れてきています。公立大学なので雰囲気的に親方日の丸の雰囲気が十分あります。

■現在留学先を探している方、留学予定の方に一言

周りの治安はよくないので住居費や車の費用に余分な費用がかかります。 しかし西海岸に比べて生活費が安いのでグラントからの給与だけで耐乏生活なら出来ます。(メリランド州はJビザでも課税されます。)(正式な州の職員になるのでポスドクにはいわゆるPhDの学位が必要です。ない場合には少し不利になるようです。もっともテクニシャン扱いでも給与はそれほど変わりませんが、ポスドクの場合は最低賃金が大学で決められているので安心です。また健康保険、退職金、年金、生命保険なども加入できます。)

もし少し英語が出来るなら日本人はあまり住んでいないが治安の良い地区で家賃の安いアパートメントもあります。2年目以降アパートを代わる日本人は比較的たくさんいます。

 

■有用なWEBサイト

●ボルチモアワシントンDC地区の日本人のメイリングリスト
http://freehost.kakiko.com/baltimore/index.htm

●University of MarylandのWEBサイト(http://www.umaryland.edu/

■情報提供者へのコンタクト

e-mailアドレスは公開されていませすので、質問がある場合はそちらにどうぞ。

更新記録

●2000年5月18日:新規掲載

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