■Baltimoreについての紹介
●概要
KMさんの紹介の通り、気候は札幌辺りに似ているかもしれません。夏は蒸し暑く(東京ほどではない)、冬はかなり寒くなります(時に摂氏-15度くらい)。Baltimore Cityの人口は70万人ほどですが、Towsonを含めたMetropolitan areaだと200万を超えるようです。治安は2007年の現在でも良いとは言えませんが、大幅な都市再開発で大学周辺の治安はかなり良くなっています。またInner Harborあたりは夜でも非常に安全です。評判のいい水族館があります。野球はOrioles、footballはRavensです。両球場とも大学から近いです。大学そばのHippodromeはoff Broadwayのmusicalを上演しています。
●家賃相場などの物価
住む場所によりますが、以前より家賃はかなり上がっているようです。One bedroomで$600〜$1100といったところでしょうか。特にBaltimoreから東の地域は高い傾向にあります。家の価格もかなり上がっており、three bedroomのtown houseで$400,000くらいしました。
●日本人
Johns Hopkins、NIHもあるので、Baltimore-Washington Metropolitan areaでみると、非常に多いと言えます。UMBではあまり見かけません。日本人PIの数も十指に余るでしょう。
●日本食
Baltimore City周辺は手に入りにくいです。KMさんが紹介されているように、韓国食材のLotteか、Rockville周辺に行くしかありません。特に保存状態の良い米を手に入れたい場合は、Rockvilleに行った方が良いと思います。基本的な調味料はLotteで手に入ります。その他にも中国人経営のOriental Groceryで、多少の日本食材は手に入ります。日本食レストランではNichibeikaiがもっとも本物らしいと思います。Sushi屋はいくつもありますが、いわゆるSushiです。
●治安
大学周辺の治安はかなり改善されたとはいえ、夜9時以降は一人で歩きたくありません。とくにcampusの北側と西側は危険です。朝と夜6時までの通勤時間は、警察官が各ブロックに立っています。ただしInner Harborに限っては人通りも多く、安心して歩けます。治安ではありませんが、driverのマナーは非常に悪く、運転にはかなり気を使います。特にDC周辺はひどいです。
■University of Maryland Baltimoreの紹介
University System of Maryland (USM)は11のcampusを擁する州立大学で、総学生数は10万を超えるそうです。その一つであるUniversity of Maryland Baltimore (UMB)のcampusはBaltimore downtownのど真ん中にあり、Dental, Law, Medical, Nursing, Pharmacy, Public Health, Social Workの7つのprofessional schoolとgraduate schoolからなっています。というわけでundergraduateはいません。私はDental schoolに所属しています。UMBのDental schoolは世界で最初に設立されたdental schoolで、彼らはそれをとても誇りにしています。それもあってかDental schoolなのにbasic science researchのdepartment、Department of Biomedical Sciencesがあります。また2006年に1億5000万ドルをかけたclinical & research buildingに移りました。Department内にはNeuroscience、Cell Biology、Microbiology tracksがあり、歯科に限らず、幅広い基礎研究を行なっています。私の所属するNeuroscience trackには17人のfacultyがおり、痛みの研究を主に行っています。私のラボではion channelのregulationと神経細胞機能における意義について研究をすすめています。Baltimore-Washington areaにはUMBと、Johns Hopkins、NIH、USMの他のcampusが集中しており、Scienceには非常に良い環境です。
■現在留学先を探している方、留学予定の方に一言
Baltimoreは怖いというイメージがありますが、夜危険な地域に行かない限りは、特にthrillingなことはありません。UMBはdepartment内、間の共同研究が多く、居心地はいいです。超有名研究者がいないというのが欠点ですが、逆にそれがPI間のcommunicationを良くしているともいえます。またNIH、Johns Hopkins研究者との共同研究もありますし、セミナーに参加するのも容易です。日本から見るとUMBの知名度はかなり低いと思いますが、研究、教育ともかなり高いレベルにあります。NIHのfunding rankでもUMBは上位30位以内に入っています(FY2005)。
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