2019.10.14

本の紹介「僕は君たちに武器を配りたい」

瀧本哲史先生は、いつか「明日の教室」の講師にぜひお呼びしたい人の1人でした。しかし残念ながら今年の夏に亡くなられてしまいました。

この本は瀧本先生の書籍の中でも最も売れた本です。文庫化する際にエッセンスを集め、値段をおさえ誰にでも手に取れるようにされたとのこと。

私が好きな一説を紹介します。

社会に出てから本当に意味を持つのは、インターネットにも紙の本にも書いていない、自らが動いて夢中になりながら手に入れた知識だけだ。自分の力でやったことだけが、本物の自分の武器になるのである。資本主義社会を生きていくための武器は、勉強して手に入れられるものではなく、現実の世界での難しい課題を解決したり、ライバルといった「敵」を倒していくことで、初めて手に入るものなのだ。

「人生ではリスクを取らないことこそが、大きなリスクとなるのである」滝本先生のメッセージをすべての大学生に届けたい。

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