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マリナーズ観戦ガイド

■メジャーリーグの基本

メジャーリーグはアメリカンリーグとナショナルリーグの2リーグ制です。アメリカンリーグは指名打者制を採用していて、ナショナルリーグは採用していません。

アメリカンリーグは全部で14球団が属していて、東地区5チーム、中部地区5チーム、西地区4チームからなっています。ナショナルリーグは全部で16球団が属していて、東地区5チーム、中部地区6チーム、西地区5チームからなっています。

同一地区のチームともっとも多くの対戦をします(2001年度のマリナーズ場合各チームと19-20試合)が、同一リーグの他地区のチームとも対戦します(2001年度のマリナーズ場合各チームと7-9試合)。さらに、メジャーリーグの特徴は、他のリーグのチームとも対戦することです(インターリーグと呼ぶ。ただし、同一地区のみ)。マリナーズはナショナルリーグ西地区の5チームと2001年度の場合3-6試合のゲームを行います。年間、162試合を行うという非常にハードなスケジュールになっています。

各地区の優勝チームと、各地区の2位のうちもっとも勝率のいいチームの計4チームでトーナメントを行い、各リーグのチャンピオンを決めます。各リーグのチャンピオン同士でワールドシリーズを行います。

■マリナーズの歴史

シアトルマリナーズはシアトルを本拠地にする大リーグのチームです。

シアトルには1969年に1年間だけパイロッツという大リーグのチームがありましたが、すぐに移転してしまい、市民の熱いエールで、1977年の球団拡張の際にシアトルマリナーズとして新球団が創設されました。しかし、万年最下位チームで、1990年までは勝ち越しすらできませんでした。徐々に、有望な選手が育ち、ケン・グリフィJr(現シンシナティレッズ)、ランディ・ジョンソン(現アリゾナダイヤモンドバックス)らの活躍で、ついに1995年に地区優勝を飾りました。

しかし、あまりの高年俸のためメジャーリーグ最高のピッチャーであるランディ・ジョンソンを手放して以降、再び低迷しており、1999年の成績はアメリカンリーグ西地区で4チーム中3位(79勝83敗)でした。

●2000年のシーズン

マリナーズは典型的な打高投低を改善するために、ついにスーパースター、ケン・グリフィーJr.を1999年シーズン終了後に手放しました。フレッディ・ガルシア(1999年に17勝8敗)一人に頼っている弱体投手陣を補強するために、テキサスレンジャースからシーリーをはじめ数人の先発投手をトレードなどで手に入れました。そして、最大の補強が、あの横浜ベイスターズの大魔人こと佐々木の加入です。佐々木は、当初は中継ぎからスタートする予定でしたが、メサの不調から、シーズン初めからストッパーに起用され、2000年のシーズンは37セーブ(アメリカンリーグの新人記録)をあげる活躍をしました。肘の手術からまだ1年で完調ではないのでしょうが、さらに2001年のシーズンが期待されます。最終的に、2000年のシーズンは先発投手陣の補強、および、佐々木の活躍により、アメリカンリーグ西地区は僅差で優勝できず2位(91勝71敗)だったものの、ワイルドカードによってプレーオフ進出を果たしました。アメリカンリーグ最高勝率のシカゴホワイトソックスをプレーオフで破り、アメリカンリーグチャンピオンシップに駒を進めました。チャンピオンシップでは残念ながらニューヨークヤンキースに破れ、初のワールドシリーズ出場はかないませんでした。

●2001年のシーズン

2000年のシーズン終了後、最大のスーパースター、アレックス・ロドリゲスはFAでテキサスレンジャースに移籍してしまいましたが、そのかわりに、入札制度で日本からイチロー選手の獲得に成功しました。投高打低が心配されたものの、イチロー選手の活躍もあり、2001年度のシーズンはシーズン116勝という最多勝記録に並ぶ成績を収めました。プレーオフではディヴィジョンシリーズを勝ちあがったものの、チャンピオンシリーズでまたしてもヤンキーズに破れ、悲願のワールドシリーズ出場はなりませんでした。

●2002年のシーズンに向けて

2002年のシーズンは先発投手陣からシーリーが抜けたものの、ベテランのBaldwinを獲得し、セットアッパーに長谷川を獲得しました。攻撃陣では、チームを離れると噂されていたブーンと調停の末、再契約に成功し、2001年度とほぼ同じ陣容でスタートすることが出来そうです。

 

親会社は任天堂なので、日本人ファンの獲得にも熱心です。日本語のWeb siteも作っています。以前はマック鈴木がマリナーズに在籍していましたが、1999年春にロイヤルズに移籍しました。

■主要選手

2001年のシーズン開始前のマリナーズの評判は30チーム中15位前後で、地区優勝もかなり難しいという評判でした。ピッチャー陣はリーグ1,2であるものの、アレックスロドリゲスの抜けた穴が大きく、打撃陣がかなりひ弱という評判でした。しかし、ご存じのようにイチローと予想外に活躍したブーンのおかげで、強力な打線に生まれ変わりました。ホームランを打てるバッターはあまりいませんが、走れる選手が多く、広くてホームランの出にくいSafeco Fieldに適した攻撃陣になっています。ただ、高齢のエドガーや昨年打ちまくったブーンには2001年と同様の活躍を期待するのは少々難しいような気がします。出来れば、1本大砲が欲しいところです。レフトはまだ補強可能のように思います。

ピッチャー陣はシーリーが抜けたものの、ベテラン右腕のボルドウィンを獲得し、先発の駒は揃っています。また、長谷川を新たに加えた、中継ぎ、抑えはリーグ一といわれるほど充実しています。ただ、佐々木の調子はそれほどよくなく、誰かがクローザーに回って、クローザーを2枚にした方が無難なのかも知れません。

 

以下、主要選手を紹介しますが、コメントは私の主観ですので、あまりあてにしないで下さい。

 

監督  
14 ルー・ピネラ
Lou Piniella
ヤンキース、レッズ(90年にワールドシリーズを制覇)で監督を務めたあと、93年からマリナーズの指揮をとり、今年でマリナーズの監督10年目を迎えます。弱小チームをここまで引っ張り上げた功績は大きいでしょう。

 

先発投手   2001年の成績
34 フレディ・ガルシア
Freddy Garcia
若きエースです。1997年にランディ・ジョンソンとのトレードでアストロズから来ました。1999年に17勝をあげて、エースの座にたどり着きました。2000年のシーズンはけがに泣き9勝にとどまりましたが、2001年は18勝をあげました。 防御率3.05
勝18
負6
50 ジェイミー・モイヤー
Jamie Moyer
左のエースで、阪神の星野(前、オリックス)のようなピッチャーです。年齢的にはベテランですが、昨年のプレーオフの活躍を見てもわかるように、まだまだ彼に頼る場面も多いと思います。 防御率3.60
勝20
負6
48 ポール・アボット
Paul Abbott
30歳を過ぎてようやくメジャーに定着した遅咲きの選手(その間2回解雇されている)。昨年9勝をあげて先発ローテーションに仲間入り。2001年の17勝は出来過ぎかも。 防御率4.25
勝17
負4
54 ジョン・ハラマ
John Halama
1999年11勝、2000年14勝とコンスタントに勝ち星をあげている。2001年も8月はじめの時点で8勝をあげていたが、先発ローテーションからはずれてロングリリーフ役に回った。先発ローテーションに戻るかどうかはBaldwinの出来次第。 防御率4.73
勝10
負7
38 ジョエル・ピネイロ
Joel Pineiro
2001年後半戦から出てきた若手のピッチャーですが、すばらしいカーブで三振の山を築く。胸のすくようなピッチングをします。おそらく、2002年は相当勝つでしょう。 防御率2.03
勝6
負2
30 ジェームス・バルドウィン
James Baldwin
2001年のシーズン終了後にドジャースから移籍。2000年まで6年連続2桁勝利をあげているベテラン。2000年シーズン終了後に右肩を手術している。 防御率4.20
勝3
負6

 

中継ぎ・抑え投手   2001年の成績
22 佐々木主浩
Kazuhiro Sasaki
抑えのエース。2001年は去年に比べて多少スピードが戻ってきたのか直球で勝負する場面が多く、ときどき痛打を浴びる。2001年のチャンピオンシップで同点の場面でリリーフにでて、ホームランを打たれたシーンは印象的だった。2001年からストライクゾーンが高くなったのは、佐々木にとっては大きなデメリットでしょう。横浜の全盛期のピッチングにはほど遠く、2002年のシーズンは、場合によってはクローザーの座を誰かに渡すかも知れない。

防御率3.24
勝0
負4
セーブ45

43 ジェフ・ネルソン
Jeff Nelson
右の中継ぎエース。2メートルを超す長身で、サイドクォーター気味に投げるピッチャーです。NYヤンキースの3連覇を支え、2001年から古巣のマリナーズに復帰。メジャー最高の中継ぎと呼ばれています。 防御率2.76
勝4
負3
セーブ4
53 アーサー・ローズ
Arthur Rhodes
左の中継ぎエース。2000年は後半戦あまりに使われすぎてしまいましたが、2001年はネルソンの加入で負担が減り、見ていて非常に安定感がありました。 防御率1.72
勝8
負0
セーブ3
22長谷川滋利
Shigetoshi Hasegawa
2001年シーズン終了後、エンゼルスを自由契約になって、マリナーズに移籍。 防御率4.04
勝5
負6
セーブ0
45 ライアン・フランクリン
Ryan Franklin

シドニーオリンピックで活躍したのが記憶に新しいです。2001年のシーズン前には千葉マリンズへの移籍がささやかれました。前半戦は中継ぎとしてかなり活躍したのですが、2001年後半は3A落ちしていました。

防御率3.56
勝5
負1
セーブ0

 

打者

    2001年の成績
6 ダン・ウイルソン
Dan Wilson
マリナーズの正捕手です。この人がもう少し打ってくれると下位打線にも厚みが出るのですが。 打率.265
打点42
本塁打10
13 ベン・デービス
Ben Davis
2001年シーズン終了後にパドレスからトレードで移籍。第2捕手。24歳と若く、将来の正捕手候補。 打率.239
打点57
本塁打11
5 ジョン・オルルード
John Olerud
一塁手。みるからにまじめそうな人です。守備の時もきちんとヘルメットをかぶっています(あとで、わかったのですが、彼は頭部の手術を受けていて、そのために守備の時にもヘルメットをかぶっているのだそうです)。お父さんはUniversity of Washingtonの皮膚科の教授。2001年のシーズンはマリナーズの4番を開幕からつとめました。4番としては線が細いですが、十分4番の重責を果たしたといえるでしょう。一塁の守備は非常に安定感があり、2000年はゴールデングラブ賞を受賞しています。93年ブルージェイズ時代に首位打者獲得。 打率.302
打点95
本塁打21
29 ブレット・ブーン
Bret Boone

二塁手。2001年からマリナーズに参加(パドレスから移籍)。開幕直後は打率1割台をさまよい、どうなることかと思っていましたが、最終的には打点王を取り、イチローとMVPを争いました。2001年のマリナーズ打撃陣でもっとも大化けしたバッター。2001年の終了後はマリナーズと契約しないと噂されていましたが、調停の末、3年契約を結びました。ちなみに、レッズのボブ・ブーン監督の息子です。

打率.331
打点141
本塁打37
7 ジェフ・シリーロ
Jeff Cirillo
三塁手。2001年シーズン終了後にロッキーズから移籍。4年連続3割以上を打っている中距離打者で、打撃陣ではもっとも期待する新戦力。守備も上手らしい。 打率.313
打点83
本塁打17
4 マーク・マクレモア
Mark McLemore
内外野こなすマルチプレイヤー。ちょっと年を取ってしまいましたが、足も速いし、きらりと光る名脇役です。 打率.286
打点57
本塁打5
盗塁39
9 カルロス・ギーエン
Carlos Guillen
遊撃手。アレックス・ロドリゲスの抜けた穴を埋めることを期待されましたが、残念ながら、守備、打撃ともまったく期待に応えられていません。2001年の後半戦ではMclemoreがショートを守ることが多く、ベンチを温めることが多かったです。なお、シーズン終了間際に、結核に感染しましたが、元気になったようです。 打率.259
打点53
本塁打5

8 デシー・レラフォード
Desi Relaford

二塁手または遊撃手。2001年はニューヨークメッツでプレーし、シーズン後ジャイアンツに移籍し、さらにベルとの交換トレードでマリナーズに。 打率.302
打点36
本塁打8
11 エドガー・マルチネス
Edgar Martinez
指名打者。38歳というベテランながら、「史上最強の指名打者」の看板を裏切らない活躍。2000年は37歳にして打点王を獲得しています。2001年のシーズンも彼が故障で休んでいた数試合は打線がまったくつながらなくなったので、なくてはならないバッターです。92年と95年にはアメリカンリーグの首位打者に輝いています。 打率.306
打点116
本塁打23
0 ルーベン・シエラ
Ruben Serra
レフト。2001年シーズン終了後にレンジャースから移籍。36歳のスイッチヒッター。 打率.291
打点67
本塁打23
44 マイク・キャメロン
Mike Cameron
センター。ケングリフィーJrとのトレードでレッズから2000年に移籍。2000年は1番バッターを任されるも、あまりにも三振が多く、その責務を果たせず。2001年は主に、6番あたりで使われることが多く、その方が彼には向いているようです。守備範囲は非常に広く、守備は安心してみていられます。2001年にゴールデングラブ賞を取りました。 打率.267
打点110
本塁打25
盗塁34
51 イチロー
Ichiro Suzuki
ライト。説明はいらないと思いますが、日本で7年連続首位打者を達成し、2001年にオリックスブルーウェーブから入札制度でマリナーズに移ってきました。走攻守の3拍子の揃ったバッターです。2001年は首位打者、盗塁王、新人王、MVP、ゴールデングラブ賞とタイトルを総なめにしました。

打率.350
打点69
本塁打8
盗塁56

■SAFECO Field

シアトルマリナーズの本拠地は1999年7月からKing Domeの隣にできた新球場SAFECO Field(収容人数47,116人)に移りました。外観はかなりユニークな開閉式の屋根付き球場です。ちなみにSafecoとはシアトルに本社がある損保会社の名前です。この会社は球場に自社の名前を付けるために、20年間にわたって、年間180万ドルを支払っています。

【SAFECO Fieldへの交通】

SAFECO Fieldは、ダウンタウンの南端、International District Stationから歩いて10分ほどの場所にあります。バスでInternational District Stationまで行って歩くというのが一番安上がりな方法です。試合のある日は球場行きの特別便も出ていますので、こちらでチェックしてください。

ダウンタウンの南端はあまり治安のいいところではないので、周囲にあまり人がいないときは気をつけてください。

車で行く場合は駐車場探しに苦労します。球場のすぐ近くは15ドル、離れるほどだんだん安くなります。

■チケットの入手法

チケットは外野席の$6から$36まであります。多くの席は$16で日本に比べると割安です。シーズンは4月はじめから、10月第1週まで続きます。2001年度のシーズンはマリナーズが好調な上、オールスターゲームがSAFECO Fieldで行われる(シーズンチケット保持者がオールスターゲームのチケットの優先権を持つため、オールスターのチケット目当てでシーズンチケットを買う人もいる)ため、チケットの入手はかなり難しくなっています。日によっては2ヶ月先の試合でもsold outになっています。

  • 直接SAFECO Fieldの切符売り場(ホームプレートゲート右横)で買う。
  • Ticketmaster (http://www.ticketmaster.com/)で買う。手数料が取られるので、割高です。
  • Mariners Team Stores(下記参照)で買う。

という方法があります。また、日本人相手にチケット販売をしているAmerican All Ticketsなどいう会社もありますが、私は利用したことがないのでよくわかりません。また、値段はどうでもいいからいい席が欲しいという場合は、MarinersのTicket Marketplaceをのぞいてみて下さい。シーズンチケット保持者がマリナーズを通して売りに出しています。定価の数倍することがありますが、最前列など、普通に買っては絶対に手に入らないようなシートが手に入ります。

球場内座席の値段は以下の通りです。SAFECO Fieldはアメリカでは2番目に高い球場(1番はボストンのFanways Park)といわれています。多少高い値段を出しても1階席をおすすめします。とにかくフィールドとの距離が近いので非常に迫力があります。

Lower Box(内野1階席)$40
Field(内野1階席)$32
AVAYA Terrace Club内野側(2階席)$45
AVAYA Terrace Club外野側(2階席)$40
View Box(3階席の前側)$23
View Reserved(3階席の後ろ側)$16
Lower Outfield Reserved(外野の1階席)$23
Left Field Bleachers(レフト側の外野2階席)$12
Center Field Bleachers(センター側の外野2席)$6

公式サイトはこちら

注:AVAYA Terrace Clubは座席で食事が注文できるとともに、ラウンジが利用できます。

注:チケットは2歳以下の子供には不要です。

 

また、年間20試合程度に特別なPromotionが設定されています。たとえば、7/28の試合はイチローデート題して先着20000名にイチロー人形が配られました。このようなPromotionのある日を狙ってチケットを買うのが賢いです。詳しいPromotionについてはこちらをどうぞ。

■SAFECO FieldでのTIPS

SAFECO Fieldの1st Avenue沿いに飾られた佐々木とイチローの写真。

  • 持ち込む食べ物はこぼれないように容器に入っていなければいけません。
  • 2001年のシーズンは911のテロ事件以降、バックパックをはじめ鞄類の持ち込みはすべて禁止されていました。2002年のシーズンではどうなるかわかりませんが、事前に確認することをおすすめします。
  • 球場外からドリンクを持ち込むことは禁止されています。紙パックに入った未開封のジュースや乳児用の飲み物は持ち込むことができます。
  • 応援のためのプラカードなどは3フィート以下のもののみ持ち込みが認められています。
  • ゲートは、試合開始2時間前に開きます。ただし、センター・フィールド・ゲートは、試合開始3時間前に開きます。打撃練習はマリナーズ側が試合開始の約2時間半前、ビジター側が約1時間半前になっています。ビジター側の打撃練習の終わる試合開始1時間前までは選手二歳を求めることが出来ますので、運が良ければサインがもらえます。私達が行ったときにはエースのガルシアが1塁ベンチ脇でサインに応じていて、彼のサインをもらうことが出来ました。
  • チルドレンズ・ホスピタル・プレーフィールドという子供の遊び場がセンター裏にあります。
  • セーフコフィールドの1st Avenue沿いには、主力選手の写真が飾られていて、格好の記念写真スポットになっています。もちろん、佐々木選手、イチロー選手の写真もあります。
  • メジャーリーグならではのものとして、試合前にアメリカ国歌の斉唱と、7回の表が終わった段階で「Take Me Out to the Ball Game」をみんなで歌うというのがあります。
  • Safeco Fieldでしか楽しめないGrounders Garlic Friesはフライドポテトにガーリックを混ぜたものですが、無茶苦茶おいしいです。レフト側の1階通路と、バックネット裏の3階通路、センター裏の1階通路で売っています。

■SAFECO Field Tours

SAFECO Field Toursは、SAFECO Fieldの普段は入れないようなロッカールームやプレスルームなどに入れるというマニアにはうれしいツアーです。有料(大人7ドル、子供(12歳未満)3ドル (2歳未満は無料))です。

ツアーはデーゲームのある日をのぞいて毎日おこなわれています。シーズンオフ中でもおこなわれています。私達が参加したときはツアー客が50人ほどで、それを2グループに分けて、それぞれガイドが引率するという形を取りました。

ツアーはマリナーズ・チーム・ストアの2階からスタートし、所要時間は約1時間半です。見せてもらえるのは以下のような場所です。

ツアーはマリナーズ・チーム・ストアの2階からスタートします。 あいにくこの日は前日おこなわれたカレッジフットボールのラインが残っていました。
正面入り口にあるオブジェ。以前からなんなんだろうと思っていましたが、バットのスイングを高速写真で撮影したものをオブジェとして再現したものだそうです。 プレス・ボックスは記者専用の席です。よくファールボールが飛んでくるらしく、あちこち穴が空いていました。
インタビュールーム。記者会見がおこなわれる部屋です。インタビュー席に座って記念写真を撮るのが人気です。 ビジターチーム用のロッカールーム。ホームチーム用のロッカールームは私物がおいてあるので入れないのだそうです。また、ホームチーム用のものの方がはるかにゆったりした作りだそうです。
フィールドにおりることが出来ます。但し、ダイヤモンドの芝生部分は立入禁止。 ベンチです。

このほか、Private SuitesやElliot Hotel Diamond Club Loungeといったメンバーしか入れない部屋も見せてくれます。

 

●参加方法

SAFECO FieldのMariners Team Store(1st Avenue & Atlantic Street, Seattle, WA 98134, Phone:(206) 346-4287)でチケットを購入。料金は

  • 大人:$7
  • シニア(65歳以上):$5
  • 子供(3-12歳):$3
  • 子供(2歳以下):無料

ツアースケジュールは以下の通りです。

シーズン中(4月1日-10月31日)

  • 10:30, 12:30, 2:30(ゲームが無い日)
  • 10:30 and 12:30(6時以降に始まるゲームがある日)

シーズンオフ(11月1日-3月31日)

  • 12:30, 2:30(火曜日〜日曜日)

但し、スケジュールは変わることがあるので、事前に確認を。

SAFECO Field Toursの公式ページ:
http://mariners.mlb.com/NASApp/mlb/sea/ballpark/sea_ballpark_fieldtours.jsp

■Mariners Team Store

シアトルマリナーズのグッズを売っているMariners Team Storeは現在5店舗あります。もっとも品揃えがいいのはSafeco Field(マリナーズの本拠地)内の本店(1st Ave沿い)です。

SAFECO Field本店(1st Avenue沿い、球場の中からも入れます)電話 (206) 346-4287
営業時間 月-金 10am-7pm; 土 10am-6pm; 日 11am-6pm(ナイトゲームがあるときは、ゲーム終了時から1時間後までオープンしています)
 
その他4店舗あります。

シアトルダウンタウン店(4th & Stewart)
電話 (206) 346-4327
営業時間 月-土 9:30am-8pm;日 12pm-5pm
 
Bellevue Square(2階)
電話 (425) 455-3484
営業時間 月-土 9:30am-9:30pm 日 11am-7pm
 
Alderwood Mall(Food Court内)
電話 (425) 774-0503
営業時間 月-土 10am-9:30pm 日 11am-7pm
 
Southcenter Mall(南入り口)
電話 (206) 439-8965
営業時間 月-土: 10am-9:30pm 日 11am-7pm

 

なお、最近、日本のamazon.comを通してマリナーズグッズが買えるようになりました。

■参考書籍

シアトル・マリナーズ完全ガイド
ウインズ出版編、ウインズ出版発行、本体価格: ¥1,500

シアトルの地元の出版社が執筆しているだけあって、内容が正確で充実しています。おすすめ。

■リンク

●マリナーズ公式サイト
http://mariners.mlb.com/NASApp/mlb/sea/homepage/sea_homepage.jsp

●大魔人佐々木.com
http://www.daimajin-sasaki.com/

●JungleCityのGo Marinersのコーナー
http://www.junglecity.com/vg/mariners/index.htm

●ICHIRO TODAY
http://ichiro.site.jp/

●ISIZE SPORTS メジャーリーグ
http://www.isize.com/sports/mlb/

●Open Roof(シアトルマリナーズ応援サイト)
http://www.open-roof.com/

更新記録

●2001年8月8日:新規掲載
●2002年3月10日:全面的に書き直し

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