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北海道大学遺伝子病制御研究所 ポスドク募集

博士研究員(ポスドク)の募集

北海道大学遺伝子病制御研究所は、慢性感染、炎症を契機とした発癌機構の解明に関する共同研究推進拠点に選定されました。感染発癌の研究をさらに推進、発展させることを目的に、博士研究員を募集します。
ご希望の方、もしくはどなたか適切な人材がいれば御推挙いただければ幸いと存じます。

研究内容は、HCV遺伝子トランスジェニックマウスなど感染発癌モデル、Apc/minなど自然発癌モデルなどを利用し、感染・炎症癌の病態解明、新規治療法開発を視野に入れた研究に取り組んでいただきます。
また遺伝子改変マウス(MFG-E8,オステオポンチンやオートファジー関連遺伝子、Infalmmasome関連KOマウスなど)や関連遺伝子ベクター、阻害抗体などが利用可能ですので、上記の研究に加えて、炎症発癌と細胞外マトリックス、DNA damage pathway、Autophagy pathway等を絡めたプロジェクトを立ち上げることも可能です。また複数の腫瘍免疫、基礎生物系の研究室との共同研究が可能です。

立ち上げ時のラボなので、感染症と発癌という大テーマに沿った研究に従事していただければ基本的には自由に研究を展開されてOKです。ラボのセットアップ期という過渡期で大変ですが、作り上げていく充実感があると思われます。

上記の研究に興味のある方は以下までご連絡いただけるようお願いいたします。

・採用条件:年齢35歳上限。博士号取得後もしくは本年度取得予定者のかたが対象となります。
・処遇:北大遺伝子病制御研究所採用・雇用規定による(要相談)
・応募期間:平成21年3月31日まで(メール可)
・採用:原則2年(延長可)

連絡先(なるべくメールにてお願いいたします)

地主 将久,MD, PhD, 准教授
北海道大学遺伝子病制御研究所
附属感染癌センター
〒060-0815
北海道札幌市北区北15条西7丁目
jinushi@igm.hokudai.ac.jp

References:

1. Jinushi M et al. Milk-fat globule EGF-8 triggers tumor destruction through coordinated cell-autonomous and immune-mediated mechanisms. J. Exp. Med., 206: 1317-1326, 2009.
2. Kobayashi N et al. T cell immunoglobulin mucin protein-4 binds phosphatidylserine and mediates uptake of apoptotic cells. Immunity, 27, 927-940, 2007.
3. Jinushi M et al. MFG-E8 mediated uptake of apoptotic cells links the pro- and anti-inflammatory activities of GM-CSF. J. Clin. Invest. 117, 1902-1913, 2007.
4. Jinushi M et al. Therapy-induced antibodies to MHC class I chain related protein A antagonize immune suppression and stimulate antitumor cytotoxicity. Proc. Natl. Acad. Sci. U.S.A. 103, 9190-9195, 2006.

投稿者:地主 将久(jinushi@igm.hokudai.ac.jp

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