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キャリアプランニングプログラム2010ボストン開催のお知らせ

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キャリアプランニングプログラム2010ボストン開催のお知らせ
CPP2010 Boston(http://cppweb.jpn.org/)
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次回のCPPを以下のように、ボストンにて開催します。
多数の大学院生、研究者の方々のご参加をお待ちしています。

【日  時】2010年10月22日(金) ~24日(日)
【場  所】シェラトン・ボストン・ホテル
【主  催】CPP LLC. (合同会社シーピーピー)
【参加企業】アステラス製薬、大塚製薬、協和発酵キリン、塩野義製薬、
      第一三共、中外製薬、日本ロレアル、富士フイルム。(全8社)
【内  容】22日(金)キャリアセミナー
      23日(土)ジョブフェア
            (企業ガイダンス、パネルディスカッション、
             交流会、会社説明会)
      24日(日)個別面談、面接
【参加方法】参加は無料です。
      ウェブサイトにアクセスし、事前登録を行ってください。
【 U R L 】http://www.cppweb.jpn.org
【注意事項】参加企業が行う会社説明会、面接などには事前に応募が必要な場合があります。詳細な情報を得るため、必ず参加登録をして必要な情報を入手してください。

■CPPとは?
CPP(キャリアプランニングプログラム)とは大学院生、ポスドク、研究者の皆様に最適なキャリア形成をしていただくためのキャリアフェアです。2005年にスタートし、これまでに大学院生、ポスドクをはじめ、大学教授に至るまで約500人の方々にご参加をいただき、研究者、科学者のキャリア形成の支援、就職機会の提供をしてきました。ここ1年間のCPPにおける成果は目覚ましいものがあり、CPPに参加された就職希望者の3割以上が参加企業への就職を決め、海外研究者の新しい就職の道を切り開いています。
 CPPの素晴らしさは、3日間のプログラムを一緒に過ごすことで、大学院生、研究者同士が互いに新しいキャリア構築のために協力する連帯感が生まれ、その中で企業の研究者、人事担当者と緊密な交流を持ち、CPPでの経験を通して各自が自分に相応しい将来像を描けるようになることにあります。過去12回に渡るCPPは様々なドラマの連続でした。多くの企業担当者は事前の書類審査では優秀な研究者を見極めることは不可能であると認識し、各社とも本気で参加者全員と接しようとするようになりました。その結果企業側が研究者を逆指名する場面は増え続けています。また、研究者は何度もCPPに参加することで様々な情報を得て、自分自身で採用されるに相応しいスキルを磨き、着実に希望するキャリアを築き上げるようになりました。

■CPPの考え方
CPPは研究者に対して、そして研究者の道を歩もうとしている大学院生の皆さんに2つの考え方を提案しています。
・可能性に向け行動する
・チャンスに決断をする
研究活動の中では当然であるかもしれないこれらの事柄も、自分に対しては忘れがちです。研究活動に没頭されている皆さんに、時には少しばかり手を休めていただいて、よりよい人生にするにはどう考えたらよいのか、CPPは少しでも皆さんのお手伝いをできればと思っています。
 また、研究者が真に社会に貢献しようと考えた時、障害になるかもしれない社会環境があるとしたらそれを乗り越えて行けるように、支援を続けて行くのもCPPの使命であると考えています。問題のない社会などありませんが、今の日本の社会は研究者にとって生きにくい社会です。日本が科学技術立国でなければこの先国民が豊かに過ごせないのにもかかわらず、科学技術を担うのが誰なのかを忘れてしまっているかのような世の中です。研究者が安定した生活基盤を築けないようでは日本の未来はないと考え、雇用という問題に取り組んでいます。
 このように、CPPは単なるジョブフェアではなく、それ以上のものを目指しています。

投稿者:村磯鼎(info@cppweb.jpn.org)

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