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理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター 研究員募集

九州大学 数理生物学研究室(巌佐庸教授)で助教をしている森下喜弘と申します。

発生現象に関する数理的研究+定量的研究を行っています。

このたび、2012年1月より理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター(理研CDB)において新しく研究室(発生幾何研究ユニット, Lab. for Developmental Morphogeometry)をスタートすることになりました。

器官形態形成過程に対して実験と理論を融合した研究を行います。
ラボスタートにあたって、(理論系・実験系ともに)博士研究員を公募致します。

(1) 実験・計測系:

発生生物学、分子・細胞生物学などをバックグラウンドとし、「器官レベルでの定量イメージング」に興味があり、また理論的研究(シミュレーション、数理・統計解析など)を行う研究者と交流しながら研究を進めていきたいという意欲的な方を募集します。

※理論について詳しくなければならないことは、全くございません。
理論研究ではどんなことが出来て、どのように実験側にフィードバックされていくのか、ということが日々の議論の中で伝わっていけばいいなと思っております。

(2) 理論系:

数理系(数学、物理、工学)をバックグラウンドとし、発生現象に興味があり、データや実際の生物対象を意識した理論構築や解析を進めていきたいという意欲的な方を募集します。具体的な研究内容は、(i)画像解析、トランスクリプトームデータ解析(情報、機械学習)、(ii)組織変形の力学モデリング(非線形連続体力学、レオロジー、高分子)、(iii)細胞内・細胞間シグナル伝達系のモデリング(非線形力学系、システムバイオロジー)、(iv)その他、抽象度が高いが発生現象の理解に必要となるだろう概念の定式化や理論構築(数学、数理工学)、など上記研究を進めるために必要な解析・モデリング全般。

興味のある方は、詳細な公募情報が

http://www.cdb.riken.jp/jp/06_jobs/0601_search49_1.html

に載っていますので是非ご覧ください。

また、自身の研究アプローチについて、HPで簡単にまとめていますので、そちらもごらんになっていただければと思います。

http://bio-math10.biology.kyushu-u.ac.jp/~ymorishi/

皆様の応募をお待ちしております。

森下喜弘

投稿者:森下喜弘(ymorishi@bio-math10.biology.kyushu-u.ac.jp)

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