« Previous | 最新の10件 | Next »

ブリティッシュコロンビア大学ポスドク募集

ブリティッシュコロンビア大学(カナダ、バンクーバー)にあります当研究室におきまして、ポスドク研究員を1名募集しております (修士、博士課程の学生も募集しております。詳細はお問い合わせください)。当研究室は線虫をモデル生物として用いて神経のパターン形成の研究を行っております。特に軸索・樹状突起やシナプスのパターン形成における神経細胞同士の相互作用の役割について、遺伝学、分子遺伝学を用いて研究を行っています。(参考文献Cell Rep. 2013 Oct 31;5(2):389-96;Neuron. 2013 Feb 20;77(4):655-66)

当研究室はLife Science Institute ( http://lsi.ubc.ca ) という学部の垣根を越えた研究所内にあり、線虫ノックアウトコンソーシアムの責任者でもあるDr. Moermanの研究室等とラボスペースを共有する、オープンラボ形式となっております。所有設備としましては、Zeiss LSM800 Airyscan, Zeiss Axiozoom v16 (予定)、蛍光実体顕微鏡、蛍光顕微鏡、injection用Narishige micromanipulatorのほか、PCRや基本的な分子生物学実験に必要なものは全て揃っております。また、研究所のfacilityとして超解像顕微鏡、spinning disc confocal, 電子顕微鏡にもアクセスできます。
応募資格について
1、自律的に研究を計画でき、チームとして協調的に働ける方。
2、線虫経験は必須ではありませんが、遺伝学、発生生物学、神経科学のバックグラウンドがあり 、分子生物学と顕微鏡の経験のある方を優先させていただきます。
3、独立ポジションを見据え、オリジナルのテーマを当研究室の環境を用いて遂行していただく方も歓迎します(その場合、フェローシップなどに応募されることを強くお勧めします。HFSPや海外学振のほか、カナダにも若手用フェローシップがありますのでご相談ください)。

応募書類について
1、CV(業績、reference 2-3名の連絡先を含む)
2、これまでの研究の概要と今後のプラン(日本語か英語)
をmizumoto@zoology.ubc.caまでお送りください。

締切について
適任者が見つかり次第、募集を終了させていただきます。

バンクーバーについて
東京から飛行機で9時間前後で着く、日本から一番近い北米都市です。
日本人も多く、非常に住みやすい街です。ダイソーや日本のラーメン屋さん、牛角などもあります。特に夏は25度前後と涼しく、湿度も低いため非常に快適です。冬は雨季で雨が多いですが、カナダでは最も暖かい地域ですので氷点下になることはあまりありません。ダウンタウンから30分前後でスキー場まで行けるため、週末(や平日の夜)はスキーやスノーボードをする人たちが多くいます。UBCはダウンタウンから少し離れたところにありますが、公共交通機関が発達しているため、バスなどで簡単に市の中心部に行くことができます。

ご質問のある方もお気軽に水本(mizumoto@zoology.ubc.ca)までご連絡ください。

本ポジションはCIHR (Canadian Institutes of Health Research)のグラント(2016-2021)によってサポートされます。


Posted by 水本公大(mizumoto@zoology.ubc.ca)

« Previous | 最新の10件 | Next »

アーカイブ

  • 2016年08月
  • 2016年07月
  • 2016年06月
  • 過去ログ一覧