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同志社大学生命医科学部 発達加齢脳研究センター分子生物学部門 特任助教公募

同志社大学生命医科学部
発達加齢脳研究センター分子生物学部門 特任助教公募

同志社大学発達加齢脳研究センターの発足に伴い、新しくできた研究室です。今回、分子生物学部門(高森茂雄教授)では、研究スタッフとして特任助教2名を募集します。当研究室では、シナプス小胞の機能分子に焦点をあてて、プレシナプスからの神経伝達物質放出の分子メカニズムの解明を目指します。

現在、進行中の研究テーマは、
1.小胞型グルタミン酸トランスポーター(VGLUT)の動作原理の解明
2.シナプス小胞の機能的多様性の分子基盤の解明
3.シナプス小胞タンパク質の選択的軸索輸送の原理の解明
4.生後発達期におけるシナプス形成の分子基盤の解明
などです。下記代表論文リストも御参照ください。

代表論文(1st or corresponding)
1. Schenck S, et al., A chloride conductance in VGLUT1 underlies maximal glutamate loading into synaptic vesicles. Nat Neurosci 12, 156-162 (2009).
2. Takamori S et al., Molecular anatomy of a trafficking organelle. Cell 127, 831-846 (2006).
3. Wojcik SM et al., An essential role for vesicular glutamate transporter 1 (VGLUT1) in postnatal development and control of quantal size. PNAS 101, 7158-7163 (2004). 
4. Takamori S, et al., Identification of a vesicular glutamate transporter that defines a glutamatergic phenotype in neurons. Nature 407, 189-194 (2000)

職名・募集人数:特任助教・2名
(年齢・経験等、場合によっては特任講師としての採用も考慮します)
雇用形態:1年ごとに契約更新。最長5年。
採用予定時期:決定後できるだけ早い時期
応募〆切:7月15日(水)
任用条件:生化学的実験手法・分子生物学的実験手法・蛍光プローブのイメージング実験のいずれかに精通していること。当研究室のプロジェクト、並びに、発達加齢脳研究センターのミッションを理解し、積極的に研究を推進できる者。これまでのバックグラウンドは、殊更問いません。多角的な視点・研究手法を組み合わせて、プレシナプスの分子機構の解明にチャレンジしてみたいという意欲的な若手研究者の参加を期待します。

【提出書類】

(1)履歴書1通(返信用のメールアドレスを明記してください)
(2)業績リスト(原著論文と総説は分けてリストアップしてください。申請者の名前に*を付して下さい。また、主要な業績に○印を付してください)
(3)これまでの研究内容の概要(英文でA4用紙2ページ以内)
(4)自ら遂行可能な実験手技(A4用紙1ページ以内)
(5)本人について評価できる研究者2−3名の氏名と連絡先(国外研究者を最低1名入れてください。書類選考を通過した際には、推薦状を直接私宛に送れる方をお選び下さい)
(6)主要論文の別刷り(業績リストに○印を付したものの中から3編以内)

(1)〜(5)の書類をメールに添付してお送り下さい(stakamor@mail.doshisha.ac.jp)。事前問い合わせ等もメールにて御連絡ください。(6)は別途郵送願います。封筒に「同志社大学発達加齢脳研究センター公募書類在中」と朱書きしてください。なお、別刷りは返却いたしませんので御了承ください。

御連絡・お問合せ先

〒610-0394 京都府京田辺市多々羅都谷1-3
同志社大学生命医科学部医生命システム学科
発達加齢脳研究センター 分子生物学部門
 高森茂雄
E-mail: stakamor@mail.doshisha.ac.jp
HP: http://biomedical.doshisha.ac.jp/ (学部及び大学院のホームページ)

投稿者:高森茂雄(stakamor@mail.doshisha.ac.jp)

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