2010.09.27

ハーバード大医学部、マサチューセッツ総合病院 ポスドク募集

ハーバード大医学部、マサチューセッツ総合病院の当ラボでは、前任者のポスドクが、満期を完了し当ラボを卒業していくため、ポスドク1名を募集しています。ご興味のある方は、ご連絡下さい。やる気のある方であり、在籍中の教室の理解が得られる方であれば、学生であっても検討いたします。ボストンの学術的な素晴らしい雰囲気の中、充実した有意義な留学生活を送ってみたい方にもってこいの環境です。

研究内容は、
1.筋ジストロフィの病態生理学。in vivo microscopy(生体顕微鏡)という技術を用いて、微小循環、カルシウム・シグナル、細胞死、オートファジーなどの関連分野でのユニークな実験系によるアプローチで、筋ジストロフィの新しいメカニズムや包括的な理論を探索しています。世界初、世界でオンリーワンの実験系を多数もっています。オンリー・ワンの顕微鏡の開発も、同時に行っております。

2.やけど、denervation、ischemia-reperfusionなどの急性疾患における、筋萎縮のメカニズムの研究を、オートファジーを中心に、同様に、探索しています。

上記の研究は、幸いなことに、筋ジストロフィの新しい治療方法の発見に結びつき、我々の研究を皮切りに、世界各地で追試に成功し、直接的には日本の大手新聞、間接的にはCNNやBCCなど、多くのメディアにも大きく取り上げられています。

当ラボでの技術面的なアドバンテージは、生理学、分子生物学、生化学、顕微鏡学、組織形態学、オルガネラや小胞の細胞生物学、再構成系、工学的手法など、多岐にわたる方法論で、テーマにアプローチしています。どの手法も、高いレベルの技術を運用しています。今回は、Western Blotting、免疫染色などの経験のあるかた、熱意あふれる方を求めています。動物実験が必須です。具体的なプロジェクトや技術の指導は懇切丁寧に行うことが出来ます。

志向としては基礎研究の視点に立ち、それでいながら、常に病気で苦しんでいる方たちのことも念頭に置き、真の病気の全体像を正しく理解しようとする研究姿勢というのが、当ラボの方向性であり、利点です。また、そのために必要な、斬新な研究手法に裏打ちされている実績と、当ラボの学生・ポスドクの方たちの努力の蓄積があります。是非ご一緒に、難病の研究に一石を投じ、基礎研究の分野にインパクトを与え、苦しんでいる方たちのために、役に立つ研究を、ともに目指して参りたいと思っています。

研究が3度のメシよりも大好きな方、研究のことを考えるだけでワクワク出来る方、病気で困っている人のことを、本気で何とかしてあげたい、と真剣に考えている方、ご応募をお待ちしています。細かいルールを押し付けるラボではありませんが(もちろん、実験やプロジェクトの指導は細やかに行うことが出来ます)、それだけに、自分自身で尻を叩くことのできる、向上心あふれる方をお待ちしています。

留学を単に楽しみたいだけの方、のんびりとした生活に憧れているだけの方は、どうぞご遠慮下さい。

CVと、reference personの情報、今までの研究経験のまとめ、などをお送り下さい。

安原進吾(研究室長)
Shingo Yasuhara, MD&PhD
Department of Anesthesiology
Shriners Burns Institute
Shriners Hospital for Children
Massachusetts General Hospital
Harvard Medical School
51 Blossom Street
Boston, MA 02114
shingo_yasuhara@yahoo.com

参考文献
Asai A. et al., "Primary role of functional ischemia, quantative evidence for two-hit mechanism, and phosphodiesterase-5 inhibitor therapy of mouse muscular dystrophy", 2007 PLoS One, 2 (8), e806, 1-16
Asai A. et al., "In vivo Micro-circulation Measurement in Skeletal Muscle by Intra-vital Microscopy", 2007 Journal of Visualized Experiments
Yasuhara, S. et al, “Mitochondria, Endoplasmic Reticulum, and Alternative Pathways of Cell Death in Critical Illness (2008) Critical Care Med., 35 (9), 488-495
Martyn, J.A.J. et al., “Obesity-Induced Insulin Resistance and Hyperglycemia: Etiological Factors and Molecular Mechanisms” (2008, Anesthesiology, 109, 1, 137-148)
その他、投稿中論文多数。

投稿者:安原進吾(shingo_yasuhara@yahoo.com)

2010.09.23

東京理科大学生命科学研究所 助教 募集

常勤助教候補者募集のお知らせ

東京理科大学生命科学研究所・分子生物学研究部門・北村研究室では常勤の助教1名を募集しております。独自のアイデアで研究を主導できる、明朗快活で情熱のある若手研究者を求めます。

<研究テーマ>
1)独自に開発したB細胞培養系とマウス個体を用いた免疫応答制御機構の研究。特に、記憶B細胞・骨髄プラズマ細胞の分化誘導・生体内維持の分子機構の研究、IgE型記憶B細胞の研究。
3)in vitro抗体作製系の開発。
4)マウスモデルを用いた自己免疫・アレルギーの研究。
5)その他、申請者のアイデアに基づく獲得免疫系の研究。

<採用形態・期間>
常勤の助教(任期制)。
2010年11月以降、2011年4月1日までに着任していただく予定。
任期は2014年3月まで。

<給与・待遇>
東京理科大学の規定による。

<応募資格>
1)採用時に博士の学位を有する方。
2)免疫学の知識を持ち、免疫学研究、特にマウスを用いた研究の経験のある方。
3)B細胞を中心とする免疫学に興味のある方。
4)1-2名の学生の研究指導ができる方。

<応募方法>
以下の書類を下記住所までE-mailまたは郵送でご送付ください。書類選考後、必要に応じて面接をいたします。

1.履歴書(写真添付)
2.業績(英文の原著論文、総論)
3.これまでの研究内容、得意な分野・実験手法、自己PR等
4.推薦者1名以上の氏名・メールアドレス
  (可能な限り現在の指導者または所属長を含む)

<応募締切> 
2010年10月15日(採用決定次第募集を打ち切ります)

<勤務先> 
〒278-0022 千葉県野田市山崎2669
東京理科大学 生命科学研究所

<応募書類送付先・連絡先>
〒278-0022 千葉県野田市山崎2669
東京理科大学 生命科学研究所 分子生物学研究部門
北村大介
TEL: 04-7121-4071 FAX: 04-7121-4079 
e-mail: kitamura@rs.noda.tus.ac.jp
URL: http://www.rs.noda.tus.ac.jp/~ribsjm/kitamuralab/indexj.html

投稿者:北村大介(kitamura@rs.noda.tus.ac.jp)

2010.09.22

ペンシルバニア大学 ポスドク募集

ペンシルバニア大学の Mark I. Greeneの研究室でポスドクを募集しております。 ペンシルバニア大学は、アメリカ東海岸のフィラデルフィアにある歴史のある大学です。Greene研究室では、EGFRならびにHER2に関する研究で大きな成果を上げ、癌治療の開発に大きく貢献をして参りました。また最近では、制御性T細胞の分化を制御する転写因子FOXP3に関する研究でも大きな成果を上げております。現在このGreene研究室は、米国ロサンジェルスにある教育ならびに基礎研究機関を有した大きな医療機関であるCedars-Sinai Medical CenterのTone研究室(分子免疫)、 Murali研究室(タンパク質の構造解析)と密に共同研究を行っております。今回募集いたしますポスドクは、ペンシルバニア大学で働くことになりますが、将来,研究の進展に伴い Cedars-Sinai Medical Centerとの共同研究の一貫として 西海岸のロサンジェルスで働く可能性があります。 研究内容は、タンパク質の構造解析、タンパク工学を利用した癌療法の開発、FOXP3に関する研究になります。分子生物学、生化学、免疫、タンパク質のX線構造解析 マウスの実験の経験者は歓迎されます。 参考文献: Zhang G, et al. (2010) PNAS, 107, 732, Zhou Z, et al.(2009) Int Immunopharmacol.,9,518, Samanta A, et al.(2008) PNAS, 105, 14023, Y. Tone et al. Nature Immunol. (2008) 9, 194,

応募資格:ポスドクの場合は、PhDあるいはM.D.の保持者、あるいは取得予定者。

勤務地: University of Pennsylvania, Philadelphia (将来Cedars-Sinai Medical Center, Los Angelesの可能性もある)

待遇: 応募者の経験ならびにUniversity of Pennsylvania 並びにNIHの規定によります。

応募書類ならびに方法:履歴書と研究業績(共に英文)を添付ファイルとしてtoney@cshs.org までe-mailでお送りください

連絡先: 刀禰有紀子 (Yukiko Tone Ph.D.)
Department of Biomedical Sciences, Cedars-Sinai Medical Center, 8700 Beverly Blvd, Los Angeles, CA, 90048 USA
tel: +1 310 423 7389
email: toney@cshs.org

投稿者:Yukiko Tone(toney@cshs.org)

2010.09.21

Ontario Cancer Institute

募集内容:ポスドク研究員を1-2名募集します。
研究内容:1. DNA損傷応答、ヒストンのメチル化および脱メチル化による転写制御の研究を通じて、癌化或いは細胞分化の諸問題に取り組みます。
応募資格:博士過程を終了、あるいは終了見込みで、分子生物学,生化学的手法を十分に習得されている方。必要に応じてマウスの系を用いますので、ノックアウトマウス作成等、マウスの実験経験がある方が望ましいと思いますが、必須ではありません。独立して研究テーマを推進できる、意欲あ ふれる方を期待しています。2011年4月頃を予定していますが、採用時期は相談に応じます。
待遇:研究所の規定に従います。3年程度。
応募書類:1. 履歴書と発表業績リスト(英語), 2. 推薦者2-3名の連絡先, 3. これまでの研究内容、取得した実験手技と、志望動機 (日本語可)をE-mailでお送りください。
参考文献:J Cell Biol. 182(3):449-58 (2008); Genes Dev 21: 848-61 (2007)
参考:トロントはカナダの東部に位置しオンタリオ湖に面した自然豊かな環境で、Sick Kids Childrens Hospital、Toronto General Hospital、University of Toronto、Mount Sinai Hospital等の研究施設が集まっており、研究交流も盛んです。
連絡先:Hitoshi Okada
Scientist, The Campbell Family Cancer Research Institute,
Ontario Cancer Institute
Assistant Prof. Department of Medical Biophysics, University of Toronto
E-mail: hokada@uhnres.utoronto.ca

投稿者:Hitoshi Okada(hokada@uhnres.utoronto.ca)

2010.09.20

Cedars-Sinai Medical Center ポスドク募集

Cedars-Sinai Medical Center(CSMC)、Department of Biomedical SciencesのKirino lab(PI 桐野陽平)にて博士研究員(ポスドク)を募集致します。Cedars-Sinai Medical Centerは米国ロサンゼルスにある、教育ならびに基礎研究機関を有した西海岸で最も規模の大きな医療機関の一つです。

当研究室では、micro RNAに代表される小分子RNAの生合成機構と機能に関する研究を行います。特に、近年生殖細胞系列で見いだされた小分子RNAであるPiwi-interacting RNA (piRNA)において、マウスやショウジョウバエを用いてその生合成の分子機構およびその生殖細胞形成における機能を解明することを目指しています。

当研究室は2010年9月にスタートしたばかりです。CSMCという大変恵まれた研究環境において、新しい研究プロジェクトを共に切り開いてくれる研究意欲の高い方のご応募をお待ちしています。ご質問等ございましたら下記のEmailに直接ご連絡ください。

勤務地:Cedars-Sinai Medical Center, Los Angeles

採用時期:できるだけ早い時期(応相談)。

応募人数:1人

募集期間:適任者が決まり次第締め切ります。 



待遇:応募者の経験ならびにCSMCの規定に準じます。

応募資格:上記の研究に興味のあるPhDまたはMD取得者、あるいは着任までに取得見込みの方。特に分子生物学や生化学の研究経験を持つ方を希望します。

応募書類:1.CV、 2.今までの研究概要およびこれからの研究への興味、 3.推薦者2名以上の連絡先 
(Eメールでお送りください。)

送付先: 
Yohei Kirino, Ph.D. 
Department of Biomedical Sciences
Cedars-Sinai Medical Center
Davis Research Building, Suite 5017,
8700 Beverly Blvd., Los Angeles, CA 90048

Email: Yohei.Kirino@cshs.org


参考文献:
1. Kirino Y et al, “Arginine methylation of Vasa proteins is conserved across phyla.” J Biol Chem 2010.
2. Kirino Y et al, “Arginine methylation of Aubergine mediates Tudor binding and germ plasm localization.” RNA, 2010.
3. Kirino Y et al, “Arginine methylation of Piwi proteins catalyzed by dPRMT5 is required for Ago3 and Aub stability.” Nat Cell Biol, 2009.
4. Kirino Y and Mourelatos Z “Site-specific crosslinking of human microRNPs to RNA targets.” RNA, 2008.
5. Kirino Y and Mourelatos Z “The mouse homolog of HEN1 is a potential methylase for Piwi-interacting RNAs.” RNA, 2007.
6. Kirino, Y. and Mourelatos, Z. “Mouse Piwi-interacting RNAs are 2'-O-methylated at their 3' termini.” Nat Struct Mol Biol, 2007.

投稿者:桐野陽平(Yohei.Kirino@cshs.org)

2010.09.19

Roswell Park Cancer Institute Postdoc募集

A postdoctoral position is available at the Department of Pharmacology and Therapeutics, Roswell Park Cancer Institute, Buffalo, New York. In 2010 Forbes rated Buffalo the 10th best place to raise a family. Niagara Fall is 30 minutes away by car from Buffalo downtown. Roswell Park Cancer Institute is the only NCI-designated cancer care and research center in Western New York area. The research interest of our lab is to identify novel E3 ligases in cancer pathways using approaches including biochemical purification and genetic screen with shRNA libraries. The potential applicants should possess a PhD degree, trained in biochemistry or molecular cell biology and highly self-motivated. The preference will be given to those who have previous experience in cancer biology or in vitro biochemical assays. The interested candidates may submit your CV and a brief statement of your interest and three names of reference to Xinjiang Wang at xinjiang.wang@roswellpark.org.

Posted by Xinjiang Wang (xinjiang.wang@roswellpark.org)

2010.09.18

University of Texas Southwestern Medical Center at Dallas プレドク/ポスドク研究員の募集

本求人は候補者が決定したため募集を打ち切りました。This advertisement was withdrawn because the position has been filled.

テキサス大学サウスウエスタン医学センターの柳沢裕美研究室にて、プレドク/ポスドク研究員を募集いたします。私たちの研究室では、血管壁の 発生および血管病変形成過程における細胞外基質の 役割を研究しています。 私たちのグループは、近年細胞外基質fibulin-4 を血管平滑筋細胞特異的に欠損させることにより、上行大動脈瘤のマウスモデルを作成しました。 このマウスを使って、fibulin-4―細胞間およびfibulin-4欠損血管壁内におけるシグナル伝達を解明し、 先天性大動脈瘤の治療応用を計りたいと考えています。

サウスウエスタン医学センターはテキサス州ダラス市にある医学部•大学院大学です。現役の教官には4人のノーベル賞受賞者、17人の全米科学アカデミー会員がおり、研究環境・研究費ともに全米有数の研究機関です。ポスドク研究員はPostdoctoral Association に属して、キャリアパス養成講座、Annual Research Symposium 、Grant Writing Training Class などに参加し、将来の独立に向けてのトレーニングを行います。また当大学には付設の保育園があり、女性研究者を支援します。

採用人数:1-2名
採用期間:2011年5月末日までの着任を希望します。1年ごとの審査に基づき、2-4年間の任期が可能です。
給与:テキサス大学およびNIHの給与体系にもとづき決定いたします。
応募資格:生物・医学・理学・薬学分野にて博士号取得・もしくは取得見込みの方で、意欲のある方。こちらの博士課程に進学希望の方にはJunior Postdoctoral Fellow (Research technician) として1-2年のプレトレーニングの場を提供いたします。平滑筋細胞内シグナル伝達系の分子薬理や、in vivo の血管系の生理学、マトリックスの研究に興味がある方を探しています。
応募書類:履歴書、業績サマリーと今後の抱負(あわせて2ページ以内)、3名の推薦者の方の 連絡先を下記までお送り下さい。

応募先および問い合わせ(日本語可):
柳沢裕美
Hiromi Yanagisawa, M.D., Ph.D.
Department of Molecular Biology
University of Texas Southwestern Medical Center
5323 Harry Hines Blvd. NA5.320, Dallas, TX 75390-9148, U.S.A.
(tel) +1-214-648-7723, (fax) +1-214-648-1488
(email) hiromi.yanagisawa@utsouthwestern.edu
(web) http://www4.utsouthwestern.edu/hiromiyanagisawalab/index.html

参考論文

1. Q. Zheng et al., Molecular analysis of fibulin-5 function during de novo synthesis of elastic fibers. Mol. Cell. Biol. (27): 1083-1095 (2007).
2. S. L. Chapman et al. Protective role of internal elastic lamina during vascular injury revealed by genetic ablation of fibulin-2 and fibulin-5. Atherosclerosis, Thrombosis and Vascular Biology 30: 68-74 (2010).
3. J. Huang et al. Fibulin-4 deficiency results in ascending aortic aneurysms: a potential link between abnormal smooth muscle cell phenotype and aneurysm progression. Circulation Research 106 (3) 583-592 (2010).

投稿者:柳沢裕美(hiromi.yanagisawa@utsouthwestern.edu)

2010.09.17

第一三共株式会社 研究開発本部からのご案内

■R&D重点疾患領域である癌および糖尿病など循環器系疾患領域において、探索研究分野でグローバルな視点を有し、新規標的・技術に果敢に挑戦する熱意ある研究者を求めています。
 - グローバルレベルの研究力と研究マネジメント能力で、自発的・独創的に研究推進できる方
 - 欧米で2年以上の研究実務経験がある方(必須)
 - なお以下の点については特に重視します
   ・抗体の取得/生産・活性/薬理評価での研究実績
   ・癌領域研究での研究実績
   ・循環器系疾患、とくに薬理評価での研究実績
   ・RNAi ・ iPS ・ 幹細胞など、新しい研究分野での研究実績
   ・「新たな創薬ターゲット」に対する鋭い洞察力
■2010年10月22日~24日に開催される、ジョブフェア『キャリアプランニングプログラム2010ボストン(CPP2010Boston)』に参加します。 興味のある方はHPをご覧ください。
URL : http://cppweb.jpn.org/cpp2010boston/14/home14.html
 - 新卒予定者の面談も予定しています。
 - 22日にはDr.Gormley*の講演『The opportunities and challenges for R&D in pharmaceutical industry』があります。
   是非お越しください。
  * 講演者:Glenn J. Gormley M.D., Ph.D.
       Chief Science Officer and President, Daiichi Sankyo Pharma Development
 - 当日に会場でお会いできる事を楽しみにしています。

弊社に関する詳しい情報は第一三共ホームページを参照ください。
URL : http://www.daiichisankyo.co.jp/

投稿者:第一三共株式会社(saiyo@daiichisankyo.co.jp)

2010.09.16

キャリアプランニングプログラム2010ボストン開催のお知らせ

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キャリアプランニングプログラム2010ボストン開催のお知らせ
CPP2010 Boston(http://cppweb.jpn.org/)
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次回のCPPを以下のように、ボストンにて開催します。
多数の大学院生、研究者の方々のご参加をお待ちしています。

【日  時】2010年10月22日(金) ~24日(日)
【場  所】シェラトン・ボストン・ホテル
【主  催】CPP LLC. (合同会社シーピーピー)
【参加企業】アステラス製薬、大塚製薬、協和発酵キリン、塩野義製薬、
      第一三共、中外製薬、日本ロレアル、富士フイルム。(全8社)
【内  容】22日(金)キャリアセミナー
      23日(土)ジョブフェア
            (企業ガイダンス、パネルディスカッション、
             交流会、会社説明会)
      24日(日)個別面談、面接
【参加方法】参加は無料です。
      ウェブサイトにアクセスし、事前登録を行ってください。
【 U R L 】http://www.cppweb.jpn.org
【注意事項】参加企業が行う会社説明会、面接などには事前に応募が必要な場合があります。詳細な情報を得るため、必ず参加登録をして必要な情報を入手してください。

■CPPとは?
CPP(キャリアプランニングプログラム)とは大学院生、ポスドク、研究者の皆様に最適なキャリア形成をしていただくためのキャリアフェアです。2005年にスタートし、これまでに大学院生、ポスドクをはじめ、大学教授に至るまで約500人の方々にご参加をいただき、研究者、科学者のキャリア形成の支援、就職機会の提供をしてきました。ここ1年間のCPPにおける成果は目覚ましいものがあり、CPPに参加された就職希望者の3割以上が参加企業への就職を決め、海外研究者の新しい就職の道を切り開いています。
 CPPの素晴らしさは、3日間のプログラムを一緒に過ごすことで、大学院生、研究者同士が互いに新しいキャリア構築のために協力する連帯感が生まれ、その中で企業の研究者、人事担当者と緊密な交流を持ち、CPPでの経験を通して各自が自分に相応しい将来像を描けるようになることにあります。過去12回に渡るCPPは様々なドラマの連続でした。多くの企業担当者は事前の書類審査では優秀な研究者を見極めることは不可能であると認識し、各社とも本気で参加者全員と接しようとするようになりました。その結果企業側が研究者を逆指名する場面は増え続けています。また、研究者は何度もCPPに参加することで様々な情報を得て、自分自身で採用されるに相応しいスキルを磨き、着実に希望するキャリアを築き上げるようになりました。

■CPPの考え方
CPPは研究者に対して、そして研究者の道を歩もうとしている大学院生の皆さんに2つの考え方を提案しています。
・可能性に向け行動する
・チャンスに決断をする
研究活動の中では当然であるかもしれないこれらの事柄も、自分に対しては忘れがちです。研究活動に没頭されている皆さんに、時には少しばかり手を休めていただいて、よりよい人生にするにはどう考えたらよいのか、CPPは少しでも皆さんのお手伝いをできればと思っています。
 また、研究者が真に社会に貢献しようと考えた時、障害になるかもしれない社会環境があるとしたらそれを乗り越えて行けるように、支援を続けて行くのもCPPの使命であると考えています。問題のない社会などありませんが、今の日本の社会は研究者にとって生きにくい社会です。日本が科学技術立国でなければこの先国民が豊かに過ごせないのにもかかわらず、科学技術を担うのが誰なのかを忘れてしまっているかのような世の中です。研究者が安定した生活基盤を築けないようでは日本の未来はないと考え、雇用という問題に取り組んでいます。
 このように、CPPは単なるジョブフェアではなく、それ以上のものを目指しています。

投稿者:村磯鼎(info@cppweb.jpn.org)

2010.09.15

Cornell University Postdoc募集

A NIH-funded post-doctoral position is available for conducting research in the area of functional genomics of Clostridium difficile. C. difficile is a gram positive spore forming anaerobic bacterium belonging to Group II re-emerging pathogens. This project is to provide transcriptome and proteome sequence data for various C. difficle strains, verify and complement the genome sequence annotations of available sequenced strains, provide insights into the role of core, divergent and strain specific genes in C. difficile pathogenesis. Techniques such as RNA isolation, enrichment of mRNA, cDNA fragment library construction for sequencing, gene knockout, genome & pathway annotation, phenotype array, and bioinformatics are needed. A recent Ph.D graduate with background in microbiology & bioinformatics is encouraged to apply. Please send CV and brief description of research experience and publication list to Dr. Yung-Fu Chang, College of Veterinary Medicine, Cornell University, Ithaca, NY 14853. E-mail: yc42@cornell.edu, Fax: 607-253-3943, Telephone: 607-253-3675.


Janvilisri T., J. Scaria, A. Thompson, A. Nicholson, B. Limbargo, L. G. Arroyo, J. G. Songer, Y. T. Grohn, and Y. F. Chang. 2009. Microarray identification of Clostridium difficile core components and divergent regions associated with host origin. J. Bacteriol. 191:3881-3891.
Janvilisri T., J. Scaria, R. Gleed, S. Fubini, M. M. Bonkosky, Y. T. Grohn, and Y. F. Chang. 2010. Development of a microarray for identification of pathogenic Clostridium species. Diagn. Microbiol. Infect. Dis. 66:140-147.
Janvilisri T., J. Scaria, and Y. F. Chang. 2010. Transcriptional profiling of Clostridium difficile and Caco-2 cells during infection. J. Infect. Dis. 202:282-290.

Posted by Yung-Fu Chang (yc42@cornell.edu)

2010.09.13

アメリカ国立癌研究所(NIH) ポスドク募集

ラボ
Radiation Biology Branch, National Cancer Institute, NIH

Supervisor
直属:Dr. Murali C. Krishna 大ボス:Dr. James B. Mitchell

募集人数
2人 (来年1~4月頃から来れ、最低2年滞在できる方)

募集要件
ポスドク1(医療、生物系)
1) 分子生物、生化学の知識 or 癌の専門  2)動物の取り扱い(最低、マウス尾静注)

ポスドク 2 (物理系)
1)MRI / ESRの知識&経験 or 電子工学、システムエンジニア
2)動物の取り扱い(MRIのパルスシークエンスが書ける方や純エンジニアは不問)
*このポスドク2は頑張り次第でNIHの正規職員になれます。

ボスは実験技術はこちらで学べば良いという考えで、何より人柄とモチベーションを重視します。

給与
NIH基準。(博士/医師免許等を取得後の年数、職歴、業績により$42,000~50,000/年程度)
(着任後は半年毎に仕事ぶりに応じて昇給していきます)

NIHでの研究予定内容
1)Hyperpolarized 13C-MRI(癌の糖代謝イメージング)
2)Pulsed ESR oxygen imaging(癌の低酸素イメージング)

Krishna博士は活性酸素の研究で有名な方ですが、最近はその手の仕事はあまりしておらず、ESR&MRIを用いた癌の新しい診断技術の開発が主な仕事です。最近の論文はKrishna MC & Mitchell JBで検索してください。グループは平均5-7人ほどですがCancer Res.以上の論文を毎年2~3報出しています。日本の研究者を高く評価しており、常に2-3人の日本人のポスドクを雇っています。
 研究内容となるHyperpolarized 13C-MRIは今秋よりUCSFで臨床応用が始まる予定の新分野で、NIHは少し遅れて一昨年Hyperpolarizerを購入し、もしUCSFの臨床がうまくいけば、次はNIHで臨床応用が始まる予定です。
ESRは、最近、癌の酸素濃度イメージングがNIHから高く評価され、先日、NIHとGE Healthcareとの間で臨床へ向けた共同開発の契約が結ばれ、数年後に臨床試験を始められるよう、人用の装置開発と基礎&応用データの収集を急いでいるところです。

研究所はワシントンDC郊外のベセスダにあり、安全で、程よく都会かつ緑の多い住みやすい場所です。

興味がありましたら、応募書類(英語)1)CV(履歴書)、2)これまでの研究の要約、3)推薦者3名の連絡先を、松元慎吾 (matsumosアットmail.nih.gov)までお送りください。
*メールの際は、アットを@に換えてください。

投稿者:松元 慎吾

2010.09.11

東邦大学医学部解剖学講座微細形態学分野 助教(任期なし)の公募

当分野では、大脳皮質、視床、視床下部、脳幹部の神経回路が情動、摂食、睡眠、ストレス反応などをどう制御しているかをテーマに研究しています。
現在、各種遺伝子改変マウスを用いた機能形態学的研究を立ち上げているところです。詳しくは以下の論文を御参照下さい。
1. Kuroda M, et al. J Comp Neurol (2004) 477:220-234.
2. Funato H, et al. Cell Metab (2009) 9:64-76
3. Oda S, et al Brain Res (2010)1329:89-102
こじんまりとした研究室ですが、東京で生活しながら、任期を気にせず腰をすえて研究することが可能です。

【公募期限】
2010年11月30日

【採用条件】
形態学、行動学、生理学、マウス遺伝学のいずれかにおいて優れた研究経歴を持つ方。
他のメンバーと協調して研究を進められること。
博士学位取得者。出身学部、分野は問いません。
研究の推進とともに医学部の教育(組織学)にも積極的にたずさわれること。

【着任時期】
2011年4月1日

【提出書類】
(1)履歴書(写真添付。Eメールアドレス記載のこと)
(2)研究業績リスト(研究費取得歴も含む)
(3)主要論文2編の別刷またはコピー(各1部)
(4)これまでの研究の要約(A4用紙1-2枚程度)
(5)当研究室での研究に関する抱負(A4用紙1-2枚程度)
(6)問い合わせのできる推薦者2名の氏名と連絡先(募集時の推薦書は必ずしも必要ではありません)

以上の書類をE-mailに添付してお送り下さい。

書類選考後、面接またはセミナーを予定しています。
スカイプ等を用いた面接も可能ですが、最終的に採用を決める前には一度研究室まで来ていただく必要があります。

事前の問い合わせは歓迎しますので、遠慮無くメールしてください。

【問い合わせ先ならびに応募書類送付先】
〒143-8540 東京都大田区大森西5-21-16
東邦大学医学部解剖学講座微細形態学分野
船戸弘正
Tel:03-3762-4151 内線2324
Fax:03-5493-5437
hiromasa.funato@med.toho-u.ac.jp

投稿者:船戸弘正(hiromasa.funato@med.toho-u.ac.jp)

2010.09.10

Cincinnati Children's Hospital Medical Center ポスドク募集

Cincinnati Children's Hospital Medical Center (CCHMC)、Division of Reproductive Sciencesにおいて、博士研究員(ポスドク)を募集いたします。当研究室は、 主にマウスES細胞を用いて哺乳類遺伝子量補正機構であるX染色体不活性化の詳細な分子機構の解明を目指しています。
(http://www.cincinnatichildrens.org/svc/find-professional/o/yuya-ogawa.htm):
海外での研究に挑戦したい意欲の高い方の応募をお待ちしています。日本語もしくは英文による応募書類を下記までお送りください。

任期:2 年
応募資格:上記の研究に興味のあるPhD取得者、あるいは着任までに取得見込みの方。 特にエピジェネティクス、細胞生物学、マウス遺伝学や生化学の研究経験を持つ方を希望します。
応募書類: 1) CV(履歴書)、2)これまでの研究の概要と本研究への興味・意欲、3) 推薦者3名以上の連絡先


We are seeking a highly motivated and enthusiastic individual with excellent interpersonal skills to join our research team in the Division of Reproductive Sciences at Cincinnati Children’s Hospital Medical Center. Our research focuses on elucidating the molecular mechanism of X-chromosome inactivation using mouse embryonic stem cells (http://www.cincinnatichildrens.org/svc/find-professional/o/yuya-ogawa.htm):
(1) How is chromosome-wide silencing induced by long, noncoding RNAs?
(2) How is long-range silencing maintained and organized?

Applicants must have a Ph.D. in biological science, and should be experienced with standard methods of molecular biology. Candidates with a strong background in any of the following areas are encouraged to apply: epigenetics, mammalian cell biology, mouse genetics, or biochemistry. Interested individuals should send a brief statement of research interests, a CV, and the names and contact information of three references by e-mail to Yuya Ogawa (yuya.ogawa@cchmc.org).

送付先:
Yuya Ogawa, Ph.D.
Assistant Professor
Division of Reproductive Sciences
Cincinnati Children's Hospital Medical Center
3333 Burnet Ave., Cincinnati, OH 45229 USA.
E-mail: yuya.ogawa@cchmc.org

投稿者:小川裕也(yuya.ogawa@cchmc.org)

2010.09.09

クリーブランドクリニック・ラーナー研究所 ポスドク募集

当研究室は、2010年4月にクリーブランドクリニック・ラーナー研究所に開設された、新しい研究室です。クリーブランドクリニックは、全米有数の医療機関ですし、ラーナー研究所はその中核の一つです。最近ようやく研究ができる体制が整いましたので、更に1名のポスドク研究者を募集したいと思います。

研究内容: ゼブラフィシュをモデルとした、肝臓器官形成、再生および肝機能障害機構の解明。遺伝学および細胞生物学の手法を用いて、肝内血管内皮細胞からのシグナルが、どのように肝臓の形成再生や肝機能を制御しているのかを解明する。
募集対象: ポスドク
募集人数: 1名
応募資格: PhD(もしくはMD)取得および 取得見込み者。
待遇: 給与、手当などはクリーブランドクリニックの規定による(社会保障完備)。
勤務地: 米国 オハイオ州 クリーブランド市
提出書類: (1)CV(英文)
      (2)推薦者2~3名の連絡先(emailアドレスを含む)
 以上の書類をe-mailにてお送りください。
採用時期: 採用決定後早期(応相談)
応募先: 
   Takuya Sakaguchi
   Assistant Professor
   Cleveland Clinic Lerner Research Institute
   9500 Euclid Ave. NE30
   Cleveland, OH, 44195
   U.S.A.
   E-mail: sakagut2@ccf.org

http://www.lerner.ccf.org/stemcellbio/sakaguchi/

投稿者:Takuya Sakaguchi(sakagut2@ccf.org)

2010.09.08

University of Maryland ポスドク募集

Postdoctoral Position, Raman Laboratory University of Maryland, Baltimore, MD. A postdoctoral position is available in the Raman laboratory to study heme protein sensors and enzymes involved in cellular signaling. The laboratory is located in the School of Pharmacy at the University of Maryland in Baltimore. Work will involve overexpression of soluble and membrane-bound proteins in eukaryotic and prokaryotic cells followed by their crystallization, structure determination, and biochemical analyses.

See Lee, Nioche, Hamberg and Raman (2008) Nature 455: 363-368 for a representative example of work from the Raman lab. The laboratory houses state-of-the-art equipment for all aspects of molecular biology, biochemistry, protein expression, as well as crystallization and structure determination. We also have access to synchrotron facilities at ALS and SSRL.

Applicants should hold a PhD in chemical or biological sciences, have experience in protein crystallography, and have a good publication record. Experience in membrane protein expression and biophysical characterization is preferred. Strong communication
skills in oral and written English are essential. To apply, please, send a letter of interest, a CV, and names of 3 references to Dr. C. S. Raman by e-mail: craman@rx.umaryland.edu

シグナル伝達における分子センサーや酵素反応に関わるヘムタンパク質を研究しているRaman研究室でポスドクを募集しています。ラボはメリーランド州Baltimoreのメリーランド大学薬学研究科にあります。ラボワークは原核生物・真核生物由来の水溶性・膜結合蛋白の過剰発現から結晶化、構造決定、生化学解析になります。

ラボに関する参考文献としてLee, Nioche, Hamberg and Raman (2008) Nature 455: 363-368をご参照ください。結晶化・構造決定及び分子生物学・生化学・蛋白発現に必要な最新鋭の機材・装置を設置してあります。必要に応じてALSやSSRL等のシンクロトロン施設も利用します。

応募者は化学あるいは生物科学において博士の学位を有し、タンパク質の結晶学の経験のある人で、いい業績をあげている方が対象です。また膜タンパク質の発現や生物物理学に経験のある人も望ましい。英語の読み書きやコミュニケーション技術は必須です。応募の際にはカバーレター, CV, 3人の推薦者の所属と名前を添えてC.S.Raman(craman@rx.umaryland.edu)宛てに連絡してください。

投稿者:Raman, C.S.(craman@rx.umaryland.edu)

2010.09.07

Thomas Jefferson University  ポスドク募集

本求人は候補者が決定したため募集を打ち切りました。This advertisement was withdrawn because the position has been filled.

博士研究員募集
【研究内容】
米国フィラデルフィア市内にあるThomas Jefferson University の飯島研究室・飯島―安藤研究室では、博士研究員を募集します。 当研究室では、神経変性疾患、主にアルツハイマー病とタウオパチーの発症メカニズムの解明をめざして研究をしています。

【募集人数】 1名

【応募資格】
医学、薬学、生物学系の博士号取得者、または取得見込みの方。
分子生物学のバックグラウンドがあり、培養細胞および実験動物を使った研究経験があること。神経変性疾患研究に強い関心があること。研究材料としては、哺乳類培養細胞のほかにショウジョウバエを使いますが、こちらで教えますのでショウジョウバエを使った経験は必須ではありません。もちろん、ショウジョウバエの遺伝学、神経生物学の強いバックグランドがある方で、その知識、技術をヒト神経変性疾患のメカニズム解明に役立てたいという方は歓迎いたします。

【勤務地】
Thomas Jefferson University
(米国Pennsylvania州 Philadelphia市)
Department of Neuroscience
http://www.jefferson.edu/jmc/neuroscience/

フィラデルフィアは合衆国誕生の地、現在は近郊を含めると人口約580万人、アメリカで5番目に大きい都市です。トーマス・ジェファーソン医科大学、ファーバー神経科学研究所は,アメリカ,ペンシルベニア州フィラデルフィア市の中心部に位置し、交通の便がよく生活に便利な場所です。学部長であり、Potassium channelの研究で著名なIrwin Levitan博士をはじめ、神経科学の様々な分野を専門とする、数多くの研究者が所属し、活発な研究が行われています。特に、アルツハイマー病,パーキンソン病,筋萎縮性側索硬化症などの神経疾患については,ショウジョウバエやマウスモデルを用いた基礎研究から臨床試験まで幅広く研究が行われています。同大学は、最新の研究設備が整備され,学外からの招待講演も毎週行われる等、研究者にとって非常に恵まれた環境が整えられています。さらに、同大学内にとどまらず、近郊にあるペンシルベニア大学等に所属する研究者との共同研究、交流も活発に行われています。 

【待遇】 Thomas Jefferson大学の規定に準じます。

【着任時期】 なるべく早い時期(要相談)

【募集期間】 適任者が決まり次第締め切ります。

【提出書類】
(1)自己紹介
(2)履歴書と研究業績リスト
(3)応募者をよく知る人2名以上の連絡先(名前、所属、email)

以上の書類をemailにて、飯島浩一または飯島―安藤香奈絵までお送りください。

Koichi Iijima, Ph.D.
E-mail: Koichi.Iijima@jefferson.edu
Website: http://www.jefferson.edu/biochemistry/faculty_profile.cfm?key=kxi002

Kanae Iijima-Ando, Ph. D.
E-mail: kanae.iijima-ando@jefferson.edu
Website: http://www.jefferson.edu/biochemistry/faculty_profile.cfm?key=kxi003

【Selected Publications】
Iijima, K., Gatt, A. and Iijima-Ando, K. (2010) Tau Ser262 phosphorylation is critical for Abeta42-induced tau toxicity in a transgenic Drosophila model of Alzheimer's disease, Hum. Mol. Genet., 19(15):2947-57.

Iijima-Ando, K., Zhao, L., Gatt, A., Shenton, C., and Iijima, K. (2010) A DNA damage-activated checkpoint kinase phosphorylates tau and enhances tau-induced neurodegeneration, Hum. Mol. Genet., 2010 May 15;19(10):1930-8

Iijima-Ando, K., Hearn, S.A., Shenton, C., Gatt, A., Zhao, L. and Iijima, K. (2009) Mitochondrial mislocalization underlies Abeta42-induced neuronal dysfunction. PLoS ONE 4(12): e8310

Iijima-Ando, K., Hearn, S.A., Granger, L., Shenton, C., Gatt, A., Chiang, H.C., Hakker, I., Zhong, Y., and Iijima, K. (2008). Overexpression of Neprilysin Reduces Alzheimer Amyloid beta-42 (Abeta42)-induced Neuron Loss and Intraneuronal Abeta42 Deposits but Causes a Reduction in cAMP-responsive Element-binding Protein-mediated Transcription, Age-dependent Axon Pathology, and Premature Death in Drosophila. J Biol Chem 283, 19066-19076 (highlighted by ASBMB)

Iijima, K., Chiang, H. C., Hearn, S. A., Hakker, I., Gatt, A., Shenton, C., Granger, L., Leung, A., Iijima-Ando, K., and Zhong, Y. (2008) Abeta42 mutants with different aggregation profiles induce distinct pathologies in Drosophila. PLoS ONE 3, e1703

Iijima-Ando, K., Wu, P., Drier, A., Iijima, K. & Yin, J.C.P. (2005) CREB and HSP70 additively suppress polyglutamine-induced toxicity in Drosophila. Proc. Natl. Acad. Sci. 102, 10261-68.

Iijima, K., Liu, H-P., Chiang, A-S., Hearn, S. A., Konsolaki, M. & Zhong, Y. (2004) Dissecting the pathological effects of human Abeta40 and Abeta42 in Drosophila: A potential model for Alzheimer disease. Proc. Natl. Acad. Sci. 101, 6623-6628

投稿者:飯島浩一(Koichi.Iijima@jefferson.edu)

2010.09.06

ドイツ・チュービンゲン大学 ポスドク、大学院生募集

Postdoc/graduate position in Germany: two-photon imaging in primates

Our laboratory located in the University of Tuebingen, Germany, has an opening for postdoc/graduate student positions to study the structure and function of neural circuits underlying oculomotor decision-making in primates (marmosets and macaques) (see Sato et al., 2001, Neuron; Sato and Schall, 2003, Neuron). We will accomplish this by exploiting cutting-edge techniques including two-photon imaging, optogenetics, and genetic manipulation by virus. These techniques will allow us to monitor and manipulate the activity of neurons with a specific identity. Whereas these techniques have been extensively used in rodents (e.g., Sato et al., 2007, PLoS Biol.; Sato and Svoboda, 2010, J Neurosci), their application to primates, the ultimate model system for human cognition, has been quite limited. Through these projects, we will open a new line of research in the field of neuroscience.

Tuebingen is one of the major centers for primate research in Europe. The experiments will be conducted with extensive interaction within the university as well as with the researchers at Max Plank Institute located nearby.

Postdocs/students with any research background are welcome. If interested, please send a CV, a statement of your research interest, and the name and contact information for references to takashi.sato@cin.uni-tuebingen.de.


ドイツ・チュービンゲン大学に所属する私たちの研究室では、霊長類の眼球運動系を用いて意思決定のメカニズムの研究を行ないます(Sato et al. 2001 Neuron; Sato and Schall 2003 Neuron)。近年、げっ歯類の脳において2光子イメージング・optogenetics・ウイルスを用いた遺伝子導入などの最先端技術(Sato et al. 2007 PLoS Biol.; Sato and Svoboda 2010 J Neurosci)により、1)局所神経回路を構成する全ての神経細胞を同時記録し、2)特定の種類の細胞の活動を操作することが可能になりました。我々はこれらの技術を、サル(ヒトの高次機能のモデル動物)に用いることで、意思決定の神経メカニズムを回路レベルで解明していきます。

このような新しい研究に興味のあるポスドク、大学院生の方を募集しています。興味のある方はぜひご連絡下さい。

募集期間:候補者が決定し次第締め切ります。
応募資格:神経科学で新しい分野を開拓したい人。バックグラウンドは問いません。
勤務地:Center for Integrative Neuroscience, the University of Tuebingen, Germany チュービンゲンはヨーロッパにおける霊長類研究の中心地で、プロジェクトは隣のマックスプランク研究所との交流の元で進めていく予定です。
給与:ドイツ・チュービンゲン大学の規定による
連絡先:Takashi Sato, M.D., Ph.D. (takashi.sato@cin.uni-tuebingen.de)
応募書類:1)履歴書 2)業績リスト 3)これまでの研究内容及び抱負 4)照会先
以上をメールにて上記アドレスまで送付下さい。

投稿者:佐藤 隆(takashi.sato@cin.uni-tuebingen.d
e)

2010.09.05

マサチューセッツ州立大学・メディカルスクール ポスドク募集

マサチューセッツ州立大学・メディカルスクール, 二井(ふたい) 研究室では、ポスドク研究員を募集しています。当研究室では、海馬抑制性ニューロンを介したシナプス伝達の分子基盤を、電気生理学、分子生物学、生化学的手法を用い明らかにすることで、シナプスの機能異常と精神・神経疾患の関係を明らかにすることを目的としています。主たる実験手技は電気生理になりますが、経験は問いません。経験のない方は、私が直接指導します。分子生物学、細胞生物学、生化学のいずれかに精通しており、電気生理と組み合わせて独創的・学際的な研究を行いたい方を強く求めています。2010年4月に立ち上がった新しい研究室ですが、現在ほぼ全ての立ち上げを完了しましたので、スムーズに研究を始められると思います。マサチューセッツ州は、我々アジア人の留学先には非常に住みやすい州の一つです。Bostonから内陸へ車で約一時間入った所にありますので、物価が安くポスドクの給料でも生活を十分楽しめます。海外での生活の立ち上げは大変ですが、私が日本語で御手伝いしますので御安心下さい。やる気のある方、実験が大好きな方の御応募を待っております。

応募方法
1) 履歴書
2) 業績リスト
3) これまでの研究内容
4) 自己推薦状(志望動機、抱負など)
5) 照会先(3名の氏名、所属、連絡先を明記してください。)
以上1)-5)をe-mailにて下記メールアドレスまで送付ください。

給与はマサチューセッツ州立大学規定によります。

Kensuke 'Kenny' Futai PhD.
Department of Psychiatry
Brudnick Neuropsychiatric Research Institute
University of Massachusetts Medical School
303 Belmont Street, Rm. 211B
Worcester, MA 01604-1676, USA
Kensuke.Futai@umassmed.edu

投稿者:二井健介(kensuke.futai@umassmed.edu)

2010.09.04

カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)ポスドク/テクニカルスタッフ募集

当内分泌研究室にて、ポスドク研究員/テクニカルスタッフ(Research associate)を募集いたします。 Keratinocyteの増殖分化における転写調節因子coactivatorの役割を研究しています。表皮特異的遺伝子改変マウスを用いて解析しています。当研究室はカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF) に属し研究環境・研究費ともに全米有数の研究機関です。サンフランシスコは生活しやすく恵まれた環境の中で研究できます。サンフランシスコでの生活面は日本語でサポートします。意欲の高い方の応募をお待ちしています。2011年4月までの着任を希望します。
応募資格 ポスドク研究員:生物・医学・理学分野にて最近博士号取得または取得見込みの方;テクニカルスタッフ:同分野で修士号取得または取得見込みの方
応募書類:CV、業績サマリー、3名の推薦者と連絡先を下記までお送り下さい。詳しくは以下の英語募集も参照してください。
Yuko Oda PhD Endocrine Research University of California San Francisco / VA Medical Center San Francisco / Northern California Institute of Research and Education.
E-mail: yuko.oda2@gmail.com

A postdoctoral/research associate position (NIH funded) Endocrinology/Dermatology is available to participate in a research program to investigate transcriptional coactivators regulating keratinocyte proliferation and differentiation. The project focuses on the role of the transcriptional coactivators, DRIP/Mediator or steroid receptor coactivator (SRC) in mouse models. Candidates should hold a recent PhD (less than 2 years or PhD candidates), or hold a MS (for research associate) in cellular and/or molecular biology with working experience in gene transcription (QPCR, western, microarray or ChIP assay), in histochemisty or in transgenic mouse studies.

The transcriptional coactivator and corepressor should be involved in temporal or special specific transcriptional regulation through nuclear receptors or transcription factors. These coactivators or corepressors are not interchangeable in their regulation in cell proliferation and differentiation. We found that the DRIP/Mediator complex is the main coactivator for vitamin D receptor (VDR) in the proliferating keratinocytes, whereas steroid receptor coactivator (SRC) is the major coactivator in differentiated keratinocytes. Moreover, we have found a specific role for DRIP in the regulation of Wnt/catenin signaling pathways regulating keratinocyte proliferation, whereas SRC uniquely induce more differentiated functions such as lipid synthesis and processing required for permeability barrier formation and the innate immune response triggered by disruption of the barrier in the skin. These findings provide a basis by which we can understand how one receptor or factor can regulate a large number of genes in a sequential and differentiation specific fashion. We hypothesized that the two main coactivators, DRIP and SRC, differentially modulate keratinocyte proliferation regulated by Wnt/catenin signaling to be involved in epidermal carcinogenesis, and differentiation leading to a protective epidermal barrier formation and normal hair follicle cycling in the skin. We developed mouse model where either DRIP or SRC is deleted. We determine the selective roles of DRIP and SRC in regulation of epidermal and hair follicle proliferation, differentiation, and protective barrier formation using these mouse models.
http://pages.medicine.ucsf.edu/endoresearch/index.html

投稿者:小田裕子(yuko.oda2@gmail.com)

2010.09.03

横浜市立大学大学院医学研究科・免疫学からのお知らせ

横浜市立大学大学院医学研究科・免疫学教室(教授:田村智彦)では助教ポジション(特任あるいは公募・特にMDの方で博士号をお持ちの方)に興味のある方からのご連絡をお待ちしています。

詳細は、まずe-mail (meneki@yokohama-cu.ac.jp, nishiyaa@yokohama-cu.ac.jp) か、+81-45-787-2614まで、なるべく早く(9月15日までを目処に)ご連絡下さい。

研究内容は免疫細胞の分化・増殖・応答における遺伝子発現調節機構、その破綻による疾患(白血病や免疫疾患)の病態理解と治療法開発であり、転写因子ファミリーIRF(特にIRF8・4; Tamura et al, Annu Rev Immunol 26, 535-584, 2008)等を通して展開しています。マイクロアレイ、ChIP-seq、質量分析とバイオインフォマティクスといった網羅的解析も駆使しながら進めています。各種先端機器等、研究環境は充実しています。研究室についてはhttp://www-user.yokohama-cu.ac.jp/~immunol/index.htmlを参照して下さい。

〒236-0004 神奈川県横浜市金沢区福浦3-9
横浜市立大学大学院医学研究科・免疫学教室
西山 晃
meneki@yokohama-cu.ac.jp
nishiyaa@yokohama-cu.ac.jp
+81-45-787-2614

投稿者:西山 晃(nishiyaa@yokohama-cu.ac.jp)

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