短期であってもアメリカ入国には簡易ビザのようなものが必要になる-ESTA電子渡航認証システム

またも、アメリカへの入国が厳しくなります。今度は、ビザ保有者ではなく、ビザなし渡米、正確に言うとvisa waiver program (VMP)による米国入国にかかわる手続きが煩雑になります。

VWPは、短期(最長90日)の観光・商用目的で、ビザなしで米国に旅行するという仕組みですが、2009年1月12日以降にVWPを利用する場合は、ESTA渡航認証を事前に取得する必要があります。

詳しくは、「DHSがビザ免除プログラム渡航者に対する事前渡航認証システムを発表 」、「ESTA電子渡航認証システムについてのFAQ」あたりを見ていただくとして、簡単に言ってしまえば、短期であればビザなし渡米が可能だったのが、今後は、すべての人が簡易ビザみたいなもの(ESTA渡航認証)を取得しなければいけなくなるということです。原則、渡米72時間以上前にESTAの申請をしなければいけないということで、かなり、面倒ですね。一度、ESTAの認証を得れば、2年間は再認証は不要のようです。

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