2013.08.25

シャリキンホッピーを家で飲む

最近、ビールよりホッピーを好んで飲んでいるのですが、意外と東京の人でも、ホッピーのこと知らなかったりするので、今日は、ホッピーの話をします。

ホッピーは、ビールが高嶺の花だった頃に、ビールテイストの飲料として登場しました。ホッピーはビールのような味わいはありますが、アルコールは含まれていない(正確には、0.8%のアルコール分が含まれているが1%未満のため、清涼飲料水の扱いとなっている)ので、焼酎で割ることによって、アルコール飲料として飲みます。ホッピー5に対して、焼酎1で、5%のアルコール飲料ができあがります。

普通のビールと黒ビールがあるように、ホッピーにも白と黒があります。私は、黒ビールは苦手なのですが、ホッピーは黒の方が好きです。

ホッピーを割る焼酎は安い焼酎がよく、一番相性がいいのが、キンミヤ焼酎ということになっています。

お店で、ホッピーを注文するときには、、黒か白のホッピーと焼酎を頼むことになるので、これを「セット」と呼びます。アルコールと焼酎の割り方は自由にできるので、アルコール度数を自由に設定できるのがホッピーの良いところであります。セットで頼んでも、焼酎が足りなくなったり、ホッピーが足りなくなったりするので、そんなときは、「ナカミ」(焼酎のこと)または「ソト」(ホッピーのこと)を追加します。

それから、私はほとんど気にしませんが、ビールに比べて低カロリー、低糖質、プリン体ゼロで、健康にいいとか言われていますが、健康を気にする人は飲まない方がいいでしょう。

さて、こんなお手軽で安い飲み物なのですが、ホッピー好きにも多少はこだわりがあって、ホッピーは氷が入るとどうしても薄まって風味が落ちてしまうので、グラスを凍らせて、ホッピーも冷やして、氷なしで飲むのが、通の飲み方です。意外と氷なしでホッピーが出てくる店というのは少ないんですよ。さらによいのは、焼酎を凍らしてシャーベット状にしたものを使うのです。これをシャリキンホッピーと呼びます。飲食店では、タッパーにキンミヤ焼酎を入れて、冷凍庫に入れて、焼酎のシャーベットを作っているのですが、最近、シャリキン専用のシャリキン焼酎のパウチが登場しました。これで、家でも手軽にシャリキンホッピーが飲めるようになりました。

初めての方は、こんなスターターキットもありますよ。

2013.07.05

鹿児島うまいもの

まずは、きびなご。光り輝く身が美しい。

黒豚しゃぶしゃぶ。「黒しゃぶ」発祥の店、あぢもりは、予約が取れなかったので、いちにぃさんへ。

一人しゃぶしゃぶを、GRで、うまい具合に撮影する方法を編み出しました。右手で、しゃぶしゃぶとやりながら、左手に、GRを上下逆さに持って、撮影するのです。

締めは、鹿児島ラーメン。豚トロラーメンです。

そういえば、もう一つ、鹿児島では絶対に行きたかったのが、好物のシロクマ発祥の店である、むじゃき。

本物のシロクマはやっぱりうまっかった。上から見ると、ちゃんとシロクマの顔に見えます。

おみやげは、「げたんは」。気絶するくらい甘い、黒糖のお菓子です。

2011.06.03

恵比寿の割烹 かみはら、いいお店です

「うまい米が食いたい」というニョロリンゴを連れて、以前から気になっていた、恵比寿の「 割烹 かみはら」に行ってきました。

このお店、さとなおさんはじめ、各所で絶賛されていますが、相当いいお店であり、相当変わったお店であります。

割烹着を着たおかみが一人で切り盛りしていますが、料理に集中するため、料理はお任せのみ。2時間飲み放題で5500円。ビールは2本まで。他に飲みたいお酒があれば、勝手に持ち込んで下さいという感じ。場所も、お店に似合わない場末な感じなところにあるし、店内ではカントリーが流れ続けています。

でも、おかみさんもとてもいい人ですし、料理は確かに、大絶賛であります。

最後に、登場した土鍋で炊いたご飯は、ちゃんとお焦げも付いていて、ニョロリンゴも大満足でありました。

ちょっと、飲み直そうかと立ち寄ったバー。なんか怪しそうで楽しそうだなと思ったら、秘密クラブでした。鍵がかかっていて中に入れません。今日は、一見さんなのでトライアルでということで、次回、鍵の番号を教えてくれるそうです。芸能人がよく訪れるので、このようなスタイルにしているとのこと。マネキンがたくさんあって、いかにも秘密クラブ風のインテリアでしたが、鍵がかかっていること以外は、ちゃんとしたバーでした。

鍵がかかっていると言えば、那覇のおでん屋を思い出しました。そこも、べつに、ノックすればあけてくれました。

2011.05.09

ひとりめし

「べんじょめし」というのがあるらしい。

一人で昼食を食べているのを他人に見られるのがイヤで、弁当をトイレの個室に持って行って、食べるのだそうだ。大学生では、ずいぶんあるらしい。

学生時代、トイレがほとんど和式だったわたくしにはなかなか理解できない。私は、一人で食事をするのが大好き。一人で食事するのを「ひとりめし」というのだそうだ。

もちろん、いろんな人と話をしながら食事をするのも好きですが、ひとりめしもいいですよ。カウンターがある店が好きです。

ひとりで食事し、酒を飲みながら、論文を書いたり、小説を読んだり。これ、仕事的にもかなりはかどるんです。

 

「おかわり!東京ひとりめし」

京阪神Lマガジン、2011-03-19、ASIN:4874353460【amazon.co.jp

ひとりめししやすい店と、しにくい店がある。この本で紹介されているのは、ひとしめししやすく、おいしいお店。こういう本があると楽しみが広がりますね。


2011.01.12

餃子ツアー第二弾〜目黒編〜

ちょっと、間が開いてしまいましたが、餃子ツアー第二弾。

第一弾の餃子ツアー六本木編に続いて同じメンツ。今回は、目黒で。

今回、目黒を選んだのは、当ツアー幹事のYさんが東京で一番うまい焼き餃子が食べられる楽衆軒に是非とも行きたかったから。

というわけで、スタートは、白金台の楽衆軒。今回は、あらかじめ、会費として、1人5000円を徴収し、そこから、支払うことにする。とりあえず、焼き餃子を2皿、水餃子を1皿注文。

焼き餃子、さすがにうまい。Yさん、一押しだけのことがある。ここの焼き餃子、まさに日本人が考える焼き餃子の王道。なんのひねりもないのだが、すべてのバランスがよい。水餃子も、決して悪くないけど、この店来たら、絶対に、焼き餃子ですね。

出だしから、好スタートに気をよくし、歩いて、目黒駅近くまで移動し、2軒目の鎮海楼。ここからは、3人とも行ったことのない店が続く。

鎮海楼は、焼き餃子、揚げ餃子、水餃子、蒸し餃子の4種類が食べられる。もちろん、全種類食べました。

「種類の多い餃子はダメ、芸能人の写真の貼ってある店はダメ」という鉄則を裏切って、ここの餃子はうまかった。このお店、1種類の餃子を焼いたり、揚げたり、煮たりしているのではなく、料理の仕方にあわせて、餡と皮を変えている。私のお気に入りは、揚げ餃子。今まで食べた揚げ餃子の中で一番おいしいかも。

3軒目は、龍門。餃子を売りにするには珍しい四川料理の店。メニューには、焼き餃子もあったのだが、少しアクセントをつける意味もあって、焼き小籠包と水餃子を注文。正直、ダメだったなぁ。

ということで、もう一軒。陳民へ。

なんと、ここで、焼き餃子が、売り切れという、どんでん返し。

仕方なく、野菜入りスープ水餃子を注文。

餃子としては、たいしたことがないが、スープがめちゃくちゃうまかった。この店は、餃子より、湯麺とかの方がおすすめかも。

というわけで、今回は、4軒で打ち止め。1人あたり、4500円でした。

しかし、店に入っても、餃子しか頼まない三人。しかも、餃子の写真を撮りあい、思い思いにTwitterでつぶやく。かなり、特異な三人組に見られていたに違いない。

また、やりましょう。

2010.08.22

ゴーヤとツナのサラダ

朝から5時間テニスをして、大汗かいて、帰宅。

地元の農家で取れたゴーヤを分けてもらいました。ここでとれたゴーヤはこぶりですが、苦みが少なくて、美味しいのです。

私の夏の好物、ゴーヤとツナのサラダのレシピ。

  1. ゴーヤは半分に割って、中身をスプーンでかきだしたら、薄切りに。
  2. 塩を振って、塩もみして、10分くらい置いておきます。
  3. 水洗いして、よく、水を切ったら、ツナ缶1缶とあえます。
  4. マヨネーズと塩こしょうで味付け。少量のレモン汁を入れるのがポイント。

ビールによく合います。

昨日録画しておいた「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」を見て、昼寝。

幸せな休日。

2010.08.13

白くまバーはうまい!

最近、集中してテニスをやっているが、日中にテニスをすると、本当に汗だくになる。もちろん、テニスのあとのビールもうまいのだが、最近の、お気に入りは、白くまバー。

最近まで、あまり知らなかったのだが、白クマは九州では、かき氷の代名詞のような存在らしく、いろいろな会社が出しているのだが、私が、好きなのは、丸永製菓の白クマバー。かき氷というよりは、ソフトなアイスクリームで、中に、パインなどの果物と、小豆が入っている。

白クマアイスは、こちらを見るとかなりバリエーションがあるようなので、いろいろ試してみよう。

2010.08.09

石垣島ラー油はかなりの入手難に

石垣島ラー油のことを、2006年8月8日のエントリーで紹介しました。

そのころ、すでに入手難でしたが、昨今のラー油ブームの勢いに乗り、ますます入手難に。

石垣島に行くんですというと、じゃぁ、お土産は石垣島ラー油で、ってみんな言うんですけど、石垣島より、まだ東京の方が手に入りやすいぐらい、石垣島には手に入らないんですよ。石垣島のお土産屋の店頭で見かけて、値段を聞いたら、2500円。3倍のプレミアム価格ですよ。

まぁ、あきらめかけていたのですが、たまたま製造元のペンギン食堂の近くを通ったので、覗いてみましたが、「お一人様3本まで」の販売は、すでに整理券も売り切れ。でも、併設されたペンギン食堂で食べると、1本の購入券がもらえるのです。

せっかくなので、30分ほど並んで、ランチをして来ました。

石垣島ラー油に便乗して、数々の「食べるラー油」が売られていたので、何本かかってきて、食べてみましたが、やっぱり、石垣島ラー油が群を抜いてうまかったです。

今年は、この1本で、1年を乗り切らなければいけない。だれか、石垣島に行ったら、並んでお土産で買ってきて下さい!

石垣島ラー油を楽天でさがす

2010.06.06

ソウルのおすすめグルメ

2度目のソウル訪問。3日間の短い滞在でしたが、忘れられない味に出会えましたので、自分へのメモがてら書き留めておくことにします。

一つ目は、日本の友人から事前に教えてもらっていたお店。

新村にあるドラム缶焼き肉「ソソモンヌンカルビチッ」。韓国人の友人に聞いたら、単に、立ち食いのカルビ屋という意味だそうです。ソウルの市街からはやや離れますが、地下鉄2号線の新村駅から、歩いて5分くらいの所にあります。私は、地図を忘れてしまって、記憶をたよりにたどり着きました。我ながら、よくたどり着けたものです。

場所は、ラブホテル街のあやしい場所にあります。しかも、煙対策のためか、ドアも窓も全部ガラスがはずされ、廃屋のような店です。

ごらんのように、焼き肉ロースターではなく、ドラム缶に炭が入っていて、その上に網をのせて、肉を焼きます。メニューは何があるのかわかりませんが、たぶん、骨付きカルビしかないのでしょう。頼みもしないのに、お店の人が来て勝手に焼き始めてくれました。

この肉のうまさもさることながら、つけだれも網の上にのせてあたためるのですが、その中に、ニンニクの丸ごとが大量に入っていて、それが、ほどよく煮えてきたときにうまいこと。

骨付きカルビ2人前とビール1本飲んで、2000円くらいでした。ソウル一押しの焼き肉屋です。ただし、洋服には、相当なニオイがつきます。

二件目は、サムギョプサルのお店。ここは、ソウルに住む韓国人の友人に連れて行ってもらいました。狎鴎亭の藤の木(トゥンナムチッ)というお店です。

サムギョプサルは、三層になった豚のあばら肉を薄切りにして焼くのが普通なのですが、ここは、厚さ2センチくらいのステーキのようなものを焼いてくれます。ほどよく焼けてきたところで、小さく切ってくれます。肉はあらかじめ、ワインで漬け込んでいるらしく、とてもおいしいです。

明洞にも支店があるので、そちらの方が、交通の便はいいでしょうね。

2010.02.24

餃子ツアー六本木編

前から、いつかやりたいねぇ、と話していた餃子ツアー。ふとした拍子でいきなり実現してしまいました。

餃子ツアーは、餃子好きが、餃子屋を、満腹になるまではしごするというツアー。Yさんと、T君と私の3人。

今回、Yさんが用意してくれたのは、徒歩圏内で効率よく回れる、六本木の3軒。余力があれば、4軒目、5軒目に行きましょうということにしました。

1軒目は、美林華飯店

ここの餃子は、焼き餃子。皮はもっちり系なのですが、もっちり系の割に、皮自体は意外と軽いのが特徴です。外はこんがりこおばしい。あんは小さめで、あまり野菜が入ってなくて肉肉しい感じ。

餃子以外の黒酢酢豚、クワイとセロリの炒め物も美味。なぜかサービスでつけてくれた杏仁豆腐が後々効いてくることに、、、。

2軒目は、2つ隣の浅野

ここは、水餃子が有名のようです。ゴマダレ辛口水餃子と、エビ蒸しニラ餃子を注文しました。ゴマダレ辛口水餃子は、水餃子に、担々麺のタレみたいなのがたっぷりかかっていて、このタレがやみつきになります。水餃子自身も皮に腰があって、ハイレベル。

餃子鍋というのが気になりましたが、さすがに、ここで鍋を食べてしまうと、満腹になってしまうので、こらえました。

3軒目は、本当は、新北海園に行く予定だったのですが、日本的な焼き餃子が食べたいという私の希望で、麻布十番の点天に。

大阪餃子とも言われる、小さな餃子です。

うーん、ここは、前の2店と比べると、お店の餃子に対する真剣度がかなり低く、これで〆にしてしまうのはちょっとと思いましたが、話が弾みすぎて、時間切れ。おなか的には、まだ、まだ行けたのですが。

それぞれのお店でビールを飲むので、それが意外と腹に応えてきます。

でも、餃子とビールをさかなにかなり楽しめました。

次のツアーは白金台エリアの予定。

2009.12.29

2009年のベスト~うまいもの~

「なかなか予約が取れない鮨屋の予約が取れたけど、行く?」といって、友達が誘ってくれる機会が多かったように思います。今年、鮨を食べた回数は、回転寿司を合わせ、30回を超えるのではないでしょうか?

その中で、一番、印象に残っている店と言えば、「目黒のあの鮨屋」ですね。お鮨もおいしかったのですが、一緒に行ったメンバーもよかった。

ということで、うまいものベストは、「目黒のあの鮨屋」のコハダと言うことにしておきます。

2009.07.11

酒豪伝説

「最近、また、更新頑張ってますね」と、声をかけられることが多く、頑張って更新しようと思っています。

私は、もともと酒席は好きなものの、あまり強くなく、ビール一辺倒だったのですが、ここ数年、焼酎、ワイン、日本酒、なんでもござれになってきました。だんだんお酒が強くなるということはあるのですね。ただ、元来、そんなに強くないので、チャンポンにすると、次の日に残ります。そんな私の強力な味方が、「酒豪伝説」です。

これに出会ってからは、悪酔いすることがほとんどなくなりました。ちまたでは、「ウコンの力」とかを飲んでいる方が多いようですが、「酒豪伝説」は携帯できますし、おすすめです。以前は、沖縄に行ったときにまとめ買いしていましたが、今では楽天経由で買うことが多いです。

琉球大学医学部共同研究となっていますが、そのデータの信憑性はわかりません。しかし、私のn=1のデータでは、効果がかなりあります。

2009.01.30

目黒のあの鮨屋

2007年10月3日のWhat's new!で「失われゆく鮨をもとめて」という本を紹介しました。目黒のとある鮨屋とそのご主人について書いた1冊で、読み終わると手放してしまう本が多い中、今でも私の本棚に残っています。

先週、久しぶりに合った友人と鮨を食べているとき、「来週、目黒の鮨屋に行く」と言ったので、「もしかして、○○○?」と聞いたら、そうだと言うではないですか。しかも、「失われゆく鮨をもとめて」を書いた作者の方とご一緒するというではないですか。よっぽど物欲しそうな顔をしょうね。「ご一緒しますか?」とやさしい言葉をかけてくれました。「もちろん行きますよ」私は2つ返事でOKしました。

目黒通りのとある交差点を曲がって、住宅街を突き進む、本当にこんな所にそんな鮨屋があるのか、まさに本に書いてあるとおりのロケーションに、その鮨屋はありました。ちなみに、その鮨屋の名前は、「失われてゆく鮨をもとめて」の意向に沿って、伏せさせていただきます。 この本を読んでいなければ、鮨屋のたたずまい、店の中にぎっしりと張られた、有名人のサインを見て、私は、すいません間違えました、と出てしまったかもしれません。失礼ながら、お店自体は、そんなにオーラが出ているようなたたずまいではありません。

さて、料理の方が皆さん気になるでしょうが、私が書いても、そのすばらしさは表現できませんので、是非、「失われゆく鮨をもとめて」をお読み下さい、ということにしておきます。 握りにたどり着くまで2時間、ご主人の説明が終わるまで手をつけてはいけない。というのは、噂通り本当でした。しかし、それが一つも嫌にならず、とても楽しかったということだけ書いておきます。 鮨の写真は取り損ねたので、「痛風セット5点盛り」でご勘弁を。

また、ご一緒させていただいたメンバーが異業種交流会のようでとても楽しかったです。 うまい料理とお酒と楽しい仲間達で、久しぶりにかなり酔っぱらいました。

一志さんのサインは忘れずいただいて参りました。

2007.12.30

アルキメーデ再び

今年はないのかと思っていましたが、やはり行きました「アルキメーデ」。去年の報告をお読みいただければわかるように、大敗した私たちですが、勝てるわけもないので、今年はおとなしく注文しました。

ところどころで、ママが「パスタは大盛りにしなくていいんですか」などと挑発してきましたが、去年で懲りているので、「普通でお願いします」と大人の対応。それでも、やはりとんでもない量が出てきました。

ようやく食べ終わり、ふぅふぅ言っているところで、誰が知らないけれど、「ホープ軒に行こう」との号令がかかり、ホープ軒へ。さすがに食いきれませんでした。

というわけで、今年の食べおさめ、飲みおさめでした。

2007.10.26

那覇のうまいもの

那覇に行けば是非食べたいものといえば、琉球料理乃山本彩香

前回の訪問から、1年ぶりの訪問だったが、残念ながら山本さんは、雑誌の撮影の準備のため、おやすみとのこと。「コヨーテ」という雑誌で連載を始めたらしい。料理の方は相変わらずおいしかった。いくつか写真で紹介する。

ブダイの刺身、長命草の香りがアクセントになっている。

ラフティー。

デザートの黒糖・タピオカ。ショウガの味がきいている。

やまけん出張食い倒れ日記」のやまけん氏が1週間前に訪問されているようだが、12品の内2品は私のメニューと違っていた。

さて、カフェで一番のお気に入りが、壷屋やちむん通りから路地を少し入ったところにある、「すーじ小」。国際通りの喧噪から離れ、本当に静か。大きな木に囲まれ、涼しい風がそよいでいる。時間によっては、お店の女の子が、店の外で三線を練習している。お目当てはぜんざいなのだが、ランチを食べると100円でミニぜんざいが付いてくるということで、焼きそばを食べてみたが、これがなかなかうまい。

あと、うまいタコスを見つけた。市場本通りをだいぶ奥に進み、サンライズなは通りを右に折れたところにあるスタンドのようなお店。お店の名前は失念してしまった。ここのタコスは皮がとても香ばしい。

前回紹介した、国際通りの炭火焼きという居酒屋はいまいちなお店になってしまっていた。お目当てだったパパイヤサラダもメニューから消えていたし。

2007.08.29

くじらのボトル 綾紫 黒麹

先日ふらっと入った焼鳥屋で飲んだ焼酎。これがなかなかおいしかったので、手に入らないかと探してみた。

大海酒造の「くじらのボトル 綾紫 黒麹」という焼酎で、紫芋から作った限定品らしく、ネットで手に入れるしかなさそう。定価よりはやや高めだが、楽天市場でいくつか売っているお店が見つかった。

ロックで飲むと、はじめはアルコールのつーんとした香りがあるが、そのあと独特なほのかな甘さが広がる。なかなかおいしい焼酎である。

「くじらのボトル 綾紫」を楽天市場で探す

2007.01.20

天ぷら近藤

銀座の「天ぷら近藤」を訪問するのは3回目。

名店といわれる店に訪問し、初回はそのうまさに驚愕しても、2回目に訪問したときに、初回の時の新鮮さが失われてしまい、人生の大切なものを失ったような寂しさを覚えることが少なくない。もちろん、これは店の問題ではなく、自分の味覚がうまいものに慣れてしまったわけである。

しかし、「天ぷら近藤」は違う。2回目、そして今回の3回目であっても常に新鮮な驚きがある。天ぷらが本当の意味で和食であるのは、濃厚に四季を楽しむことができることができるからである。毎回、四季を感じさせてくれる食材でまったく飽きることがない。

今回は、宍道湖の白魚、子持ちワカサギ、雲丹の大葉巻き(右上)など、これまで食べたことのない食材もたくさん出た。「天ぷら近藤」が他の店にぬきんでてうまいと思うのは野菜だと思う。今回も、クワイ、タラの芽、フキノトウ(やや時期が早いようにも思ったが)が出た。

しかし、いつも変わらないのが、「天ぷら近藤」の名物、サツマイモ(右下)。中身がホクホクで、皮は固く香ばしい。とても天ぷらとは思えない。揚げるのに長い時間がかかるので、コースの始めに注文しておかないと食べられない。

私の天ぷらの経験値は高いわけではないが、ぶっちぎりで一番のお店であろう。値段は張るが一度は食べてみて欲しい。

天ぷら近藤
中央区銀座5-5-13 坂口ビル 9階
03-5568-0923 

2006.12.16

シチリア料理「アルキメーデ」 はめちゃウマ、めちゃ盛りのお店

料理のめちゃウマな店、量がめちゃ多い店はある。だが、めちゃウマでめちゃ盛りの店というのは、そうあるものではない。

毎年この時期にイギリスから一時帰国する友人を囲むのに、今回選んだのは神泉にあるシチリア料理の店「アルキメーデ」。

初めて行く店なので、Googleで調べてみて驚いた。たくさんのblogで取り上げられているのだが、いずれも「ド根性盛り」「強烈な量」「満腹」といった形容詞でこの店が語られているのである。食べることにはこだわりのある我々6人には、当日は腹ぺこ状態で集合するようにという指示がメールで流された。

場所は、神泉駅から10秒ほどのビルの1階にあった。予想していたよりきれいなお店で、客もいたって普通のカップルだったり、グループだったり。とても「満腹に挑戦」という雰囲気ではない。

ちょっと変わったお店かもと思ったのはメニューを開いたときであった。メニューは6000円のコースのみで、前菜、パスタ、メイン、デザートとなっていて、メインはがいくつかの皿から選べるというスタイルなのだが、メインのチョイスに「上から順番に分量が多くなっています」とか書いてあるのである。

マダムはフジテレビの西山アナウンサー風のすてきな方だが、「とりあえずおすすめのワインを赤2本、白2本持って来ちゃって下さい」とか、勝負しに来ているぞというオーラを出していたのが悪かったのか、向こうもちょっと普通のグループではないなと気づいたようである。

「メニューには載っていませんけど、もっと量の多いのもありますよ」と持ってきたのが、豚のロースト。骨付きだが、とても1人前とは思えない、皿を持つ手がしなるくらいの大きさ。おそらく1kg近くあるのではないか。「こちらはチャレンジャーの方だけお願いしますね。絶対に食べ残さない自信がある方だけにして下さい。」そういわれて、主賓のメインは、この豚のローストに決まった。

さて、コースの最初に出されたのが、レバーペーストと、鹿熊豚の脂身から作ったリュエット。そして、焼きたてのパン。これが、絶妙のうまさ。パンをお代わりしてはいけないという鉄則を破り、みんなパンをおかわりしてしまった。さらに、ズッパが出てきて、前菜を片づけたと思ったら、西山アナ風のマダムの一言。

「まだ、始まっていませんよ。」

そして、10種類の前菜が出てきた。6人で10種類ではない。1人ずつ10種類の前菜が出てくるのである。しかも、そのどれもがめちゃウマ。特に、長島農園の野菜達が力強い味であったのが印象的であった。

次の2種類のパスタが終わる頃には、ワインが10本近く空き、我々は、普通以上に満腹になっていた。ここで、気づいたのだが、周りの普通の客は食べきれなくて、ドギーバッグにして持ち帰っていた。でも、我々にはそんなことは許されない。

そして、いよいよメインの登場。

私は牛の首の後ろの部分の肉の煮込みで、これが、また、うまかった。この皿はメニューの下の方だったので、比較的量は抑えめだが、写真の通り300gくらいあるかもしれない。

こんな風に書いていると、ただの大盛りのお店と取られてしまうのかもしれないが、最初に書いたように、「アルキメーデはめちゃウマでめちゃ盛りの店」なのである。隣で主賓が食べている巨大な豚のロースト。一口頂いたが、これがまた絶品であった。

メインを食べ終われば超満腹。6人とも「何とか失礼がないように平らげられたな」と、ホッとしていたときに、マダムの一言に背筋が凍った。

「シェフからのサービスで付け合わせが二品出ますので、少々お待ち下さい。」

厨房から我々の食べっぷりを見ていたシェフの満腹魂(?)に火を付けてしまったようである。

出てきた1品目の「付け合わせ」に、たまげた。出てきたのは、メイン料理でもまったくおかしくない一人100g以上はあるこってりとしたレバーのソテーである。さすがの私たちも、「付け合わせ」の二品目はとても食べられない。「負けました。あとの一品は勘弁して下さい。」と敗北宣言を出すことになった。

しかし、その後で出てきたデザートがまた山盛り。ハーブティーも一人ずつポットで出される心遣い。

ごちそうさま。参りました。

アルキメーデ
住所:渋谷区神泉町2-8小島ハイツ1階(京王井の頭線の神泉駅)
電話:03-5489-6850

2006.11.10

琉球料理乃山本彩香

今年3回目の沖縄。

今回は日本腎臓学会主催の「研修医のための腎臓セミナー」のお手伝いするのが目的。

以前から那覇で一度行きたいと思っていた店がありました。それは、さとなお.comで数少ない満点が付けられている「琉球料理乃山本彩香」です。飛行機の到着時刻が、だいぶ遅くなって迷惑をおかけしましたがこころよく迎えて下さいました。おりしも、とある噺家の師匠がご夫婦でいらしており、席4つのカウンターは山本さんを入れて、4人で楽しい話が弾み、おいしい料理もあり、まさに至福の時でした。

豆腐ようお料理は伝統の琉球宮廷料理をベースに、山本さんなりのアレンジを加えた創作料理。豆腐よう(絶品)から始まり、ミヌダル、イラブチャーのお刺身、ゆし豆腐、どぅるわかしー、そーみんの島らっきょのせ、ラフテー、とぅんふぁん、などが続き、デザートはタピオカの黒糖かけ、海藻ジャムの入った自家製ヨーグルト。アルコールは、オリオンビールで乾杯した後は、おいしい泡盛を頂きました。春雨30度という泡盛なのですが、なかなか数が少なく手に入りにくいということでしたが、次の日、国際通りでたまたま見つけ手に入れることができました(幻のお酒と言うことでプレミアムがついていました)。

戦利品師匠ご夫妻が先にお帰りになった後は、ゆっくりと山本さんとお話しをすることが出来とても楽しかったです。私のような一見の客をこんなに大切して下さるというのはなかなかできるものではありません。私が沖縄にはまっている理由はこうした沖縄の人々が好きだからと言うのが大きいです。最後に、使われているやちむんに興味を持ったら、なんと分けて下さいました。山田和男さんという方の作の急須と湯飲みのセットです。

琉球料理乃山本彩香」は、週4回に絞って営業されているそうです。息長く続けて欲しいものです。沖縄県那覇市久米1-16-13、098-868-3456、日火水休

2006.08.28

戻りカツオ

今年、初の戻りカツオをいただく。沖縄の壺や焼きの皿に豪快に盛りつけて、ビールとともに食す。最高ッ。

戻りカツオ

2006.08.08

石垣島ラー油

石垣島ラー油 石垣島ラー油をかけた麻婆豆腐

前回、石垣島で見つけて、はまっているのが「石垣島ラー油」。

石垣島にあるペンギン食堂が製造販売しているもので、唐辛子のほか、島唐辛子、春ウコン、秋ウコン、ビバーチ、石垣の塩など、現地の素材をたくさん使って作られています。

一般のラー油に比べると辛みが強くなく、山椒の香り、香ばしいのが特徴のラー油です。「ラーメンやスープ、炒め物などにどうぞ」と書かれていますが、最高に相性がいいのが麻婆豆腐。我が家では、麻婆豆腐にたっぷりと石垣島ラー油をかけて食べています。

今年初めに石垣島で買い求めた「石垣島ラー油」は数ヶ月でカラになってしまいました。手元にないと無性に恋しくなり、東京で探し求めましたが、なかなか見つかりません。楽天でも通販されていますが、必ずしも在庫があるわけではないようです。銀座にある沖縄アンテナショップ「わしたショップ」も訪ねてみましたが、月に一度だけ入荷するが数時間で売り切れてしまうとのこと。

今回、沖縄本島で探してみましたが、なかなか見つかりませんでした。なんとか、見つけたお店も1家族2本の制限付き。お土産までは回りませんでしたが、なんとか我が家の分は確保できました。

2006.07.30

沖縄グルメ

海や風景だけでなく、食べ物がうまいのが沖縄のいいところ。今回のイチオシの店は、うまいピザと絶景が楽しめるカフェ「花人逢」。

今回はまったのが「ぜんざい」(写真を取り損ねた)。本土のあたたかい「ぜんざい」と違って、黒糖風味の金時豆の上に、冷たいかき氷がのっているものです。毎日のように食べましたが、一番うまかったのは「島菜」のぜんざいでした。

沖縄グルメに関しては、私は「さとなお」氏を盲信しています。彼の勧める店を訪れれば幸せになれます。以下の2冊は我が家のバイブル。

沖縄上手な旅ごはん 美ら島に遊び、うま店で食べる

沖縄やぎ地獄

2006.05.02

天茂

天茂に初めて連れてこられたのは大学生の時。席につくまでずいぶん並んだ思い出がありますが、かき揚げ丼のうまさに、夢中になって丼をかき込んだのを思い出します。昼のお客の8割方が注文するかき揚げ丼は海老と貝柱だけのシンプルな具ですが、衣がふんわりと柔らかく、江戸前のからめのタレが絶品です。揚げた直後にかき揚げをタレに入れたときの「じゅわーっ」という音が食欲を誘います。天丼もうまいのですが、やはり、どうしてもかき揚げ丼をたのんでしまいます。

はじめに連れて行ってもらったときは先代が揚げ場に立っていましたが、2回目にはその娘さんと思われる方が揚げ場に立っていました。彼女が揚げるようになって、10年以上が経ちますが、変わらぬ味を守っています。赤坂ということで、年に1,2回程度しか行けないのですが、時に無性に食べたくなります。

天茂(てんしげ)

住所:港区赤坂3-6-10 第3セイコービル2F
電話:03-3584-3746
営業時間:11:30~14:00,18:30~20:30
定休日:土曜、日曜、祝日
最寄駅:千代田線赤坂駅より徒歩2分

2005.12.10

ジャポネ

「ロメスパ」と聞いて、すぐに、ハハーンとくる人はかなりのB級グルメです。

私自身、「ロメスパ」という言葉を知りませんでしたが、伊藤章良とさとなおの「うまい店対談」に私が昔ハマった大手町の「リトル小岩井」が紹介されていて、なるほどああいった料理をロメスパというのかと納得した次第です。

スパゲッティといえば、本来はイタリア料理なのですが、インド料理のcurryがいつのまにかカレーライスとして日本に定着したように、あらかじめゆであげておいた太めの麺をフライパンで炒めたスパゲティはもはやイタリア料理ではなく、日本固有の料理として喫茶店を中心に広く定着しています。定番はケチャップで濃いめに味付けをしたナポリタンでしょうが、醤油ベースや塩味のものも存在します。このような喫茶店風スパゲッティを誰が名付けたのかロメスパというのだそうです。その語源は、「路傍の麺屋」を略してロメンと呼ぶことから、そのスパゲティ版をロメスパと呼んでいるようです。

「リトル小岩井」の名前を久しぶりに聞いて、あの味(私のお気に入りはジャポネ、別盛り)が恋しくなったのですが、東京には「リトル小岩井」と並ぶ、ロメスパの名店として銀座に「ジャポネ」というお店があるという情報をゲット。さっそく行ってみました。銀座インズ3の1階ということしかメモっていなかったのですが、すごい行列ですぐに店を見つけることができました。

メニューは、ジャポネ、チャイナ、インド、ナポリタンなど約10種類で、このメニューだけ見ていてもロメスパがイタリア料理でないのは明らか。私はお客の2/3が頼むというジャリコにチャレンジしてみました。ジャリコは醤油味ベースで、海老・肉・シソ・トマト・椎茸・オニオン・ほうれん草が入っていました。トマトの味がきいていて、意外とジューシーな味。レギュラーは550円で、大盛りは700円、横綱は800円でした。これぞB級グルメという味で大満足。全メニュー制覇したくなりました。今度、リトル小岩井にも行ってみましょう。

スパゲッティ&カレー 「ジャポネ」
東京都中央区銀座西1丁目2番地先 銀座インズ3 1F
03-3567-4749

2004.09.08

「きつねや」のホルモン丼

このサイトのディープな愛読者の方から、「最近、『うまいもの紹介』がなくて寂しいんですけど」とのメールが寄せられました。日頃、たいしたものを食べていないので、なかなかご要望に応えられないのですが、とっておきのB級グルメをひとつ紹介することにいたしましょう。

「B級グルメ」の私なりの定義は、値段が安く(目安は1000円以内)、店は気取ってなく、時に立ち食いだったり、注文してからすぐ出てくることが多いのだが、うまい、というものです。金をかければうまいものを食えることが多い(必ずしもそうでないことが時に悲しいのですが)ので、本当の「B級グルメ」というのはかなり貴重なものです。

というわけで、今日紹介するのは、ホルモン丼がうまい築地市場場外の「きつねや」です。大鍋で八丁味噌(だと思う)とともにグツグツ煮たホルモンをどんぶりにぶっかけて、ネギをどさっとのせたホルモン丼が名物です。どんぶりにかけるのは気が引けるという場合には、ご飯にかけないで、ホルモンを別に出してもらうこともできます。調理場は2畳くらいしかない小さなお店ですが、職人肌のご主人と愛想のよい奥様(だと思う)の息がぴったりでほほえましいです。カウンターは幅2メートル位なので、4人も座ればぎゅうぎゅうで、あとは歩道に置かれたビールケースの上で立ち食いといういかにもB級グルメなお店ですが、このホルモン丼のうまさは格別です。私自身はあまりホルモンは好きではないのですが、そんな私でも「まいうっっ」と思わず叫びたくなります。「きつねや」は牛丼もやっていますが。こちらも、すね肉を非常に細かくして煮込んでいる(と勝手に思っている)のか、かなりコラーゲンが入った感じで、こちらもうまいです。私はどちらかというと牛丼を頼むことが多いのですが、お客さんの8割方はホルモン丼を注文しています。

きつねや

場所は本願寺と築地市場の交差点から1分、場外市場
住所:中央区築地4-9-12
定休日:日曜・祝日・市場の休日
営業時間(平日)7:00 〜 13:00
営業時間(土曜)7:00 〜 13:00

2004.05.22

銀座

ここのところ、仕事がたまりにたまって、かなりストレスのたまる毎日。土曜日くらい、息を抜かないと、ということで夕方に仕事を放り出して、銀座へ。

まずは、Apple Store Ginza。以前から気になっていた、キーボードの不具合をなおしてもらうために、Powerbook G4をGenious Barに預ける。このPowerbook G4は買ったときから相性が悪いのか、なんかちょこちょこ不具合が出てくる。3Fのセミナールームでセミナーを聞いたりして、小一時間、時間をつぶす。

そら豆の天ぷら

和光前で昔からの友人たちと待ち合わせて、天ぷら近藤へ。日本一といわれる天ぷら屋と言うことで、なんと3ヶ月前から予約を入れておいた。そら豆、稚鮎、ぎんぽをはじめとした旬の味をおいしく頂きました。

そのあと、2カ所で飲み直して、午前様。

そんな1日。


2004.04.19

なつかしきアメリカの味

2年もたつと、ときにアメリカの味が恋しくなることがあります。私が、また食べたいなと思うアメリカの味ベスト2は以下の通り。

家のバーベキューグリルで焼いたニューヨークステーキ
今まで一番おいしかったステーキは、ウン万円もする霜降りステーキではなく、アメリカ時代に自宅のバーベキューグリルで焼いたニューヨークステーキです。ニューヨークステーキはWhole Foodsのものも悪くないのですが、Costcoのものが値段も安く(1ポンド6ドルくらいだったと思います)、味もいいです。チャーコールに火がついて、しばらくして火の勢いが安定したところで、強火のまま一気に焼き上げて、表面が香ばしい状態ながら、中はミディアムレアという状態で食します。ニューヨークステーキの代わりにTボーンステーキもいいです。アメリカのステーキのおいしさを知ると、日本の霜降りの肉よりも、多少噛み応えのある肉の方が好きになりました。ただ、霜降りでない、いい肉というのはなかなか日本では手に入りにくいです。Tボーンは日本では禁止になってしまいましたし。
大学のカフェテリアで食べたタコサラダ
アメリカにいたときには、月曜日から金曜日までたいていランチは大学のカフェテリアで食べていましたが、私の一番のお気に入りはタコサラダでした。週に3回くらい食べることもありました。UWのカフェテリアのタコサラダはタコチップがどんぶりの形に揚げられていて、その中に、レタスを中心にしたサラダがたっぷり入り、その上に豆、サルサソース、ワカモリ(アボガドのソース)、サワークリームがのっていました。日本に帰ってからメキシカン料理の店にはいると、タコサラダを必ず頼むのですが、なかなか、あのタコサラダには出会えません。

2003.08.21

夏のお楽しみ

夏の軽井沢というと私にとってはジャムなのです。

元来、ジャム自体はそれほど好きではないのですが、沢屋のイチゴジャムだけは話が別。

ジャムというと普通、どろどろになるまで煮詰めて、フルーツの原形は残っていないものが多いのですが、沢屋のイチゴジャムは大粒のイチゴが丸ごと原形をとどめています(これをプリサーブスタイルと呼ぶらしい)。はじめて食べた私はすっかりお気に入りになりました。ちなみに、イチゴジャム以外にも、こんなものまでジャムになるのかというくらい、軽井沢の本店にはいろんな種類がそろっています。

今年も手に入れた1瓶はあっというまに空になってしまいました。最近では、都内でも高島屋などで手に入るようですし、楽天を通して通信販売もされていますが、また、来年の夏のお楽しみということにしておきましょう。

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