2013.08.06

夏休み@軽井沢

短い夏休みを軽井沢で過ごしました。

雨ならではの写真が撮れました。

食事も素晴らしかったです。

2012.11.02

The 5th visit at San Diego

アメリカ腎臓学会(ASN)のため、米国San Diegoに来ています。ASNは3年に一度くらいの割でSan Diegoで開催されるため、San Diegoに来るのも、5回目になります。私の中では、アメリカの中で、住みたい街ナンバーワンなので、何度来てもよい街です。 今回も、ハロウィンにぶつかって、街は大騒ぎになっていました。

San Diegoも5回目となると、シーワールドも毎回行っているし、動物園も飽きたしなぁと、思って、オールドタウンに行ってみました。何もないのだけれど、時間がゆっくり流れていて、とてもいいところでした。San Diego開拓当時の町並みが残っていて、メキシコの色合いが強く、とてもフォトジェニックな場所でした。

私は、San Diegoの夕焼けが大好きなので、夕焼けの写真も撮れて、満足。

アメリカの食事はまずい!と、思っている方も多いと思います。確かに、平均的には、圧倒的に日本の食事の方がうまいです。でも、日本では食べられないうまいものというのも、少数ながら存在します。

私にとっての、アメリカうまいものは「赤身のうまい肉」です。日本だと、高い肉というのは、必ず、サシがたくさん入って、油っぽくて、この年になると食べられません。日本では、赤身で、油が少ないけど、おいしい肉って、なかなかないのです。特に、Tボーンステーキは、ニューヨークステーキ(日本のサーロイン)と、フィレミニョンが同時に楽しめ、1枚で2度おいしいのですが、日本ではほとんどお目にかかれません。

ということで、アメリカ最後の食事は、Greystone The Steakhouse。前菜もなしで、しっかりと、48oz Porterhouse(このお店では、TボーンステーキをPorterhouseと呼びます)に向き合いました。さすがに一人では無理なので、後輩と二人でシェアしました。うーん。おいしかった。表面は香ばしく、赤身のうまさがしっかりした肉でした。San Diegoに来る機会があれば、また、来たいと思いました。

その他、San Diegoの食事の写真を一緒につけておきます。生牡蠣1ダース、タコサラダに、コロナ。どれも、日本ではなかなか食べない大好物です。

2011.08.31

ウィーン2011~その5

無事発表終了。今回は、ポスターだったのですが、一応、3分くらいでみんなの前でしゃべって、Discussionをするというスタイルでした。3分プレぜーテーションとはいえ、さすがに何も準備しないと、頭が真っ白になることがあるので、しゃべる台詞を一回はノートに書き出してみる。あとは、その場で、みんながチンプンカンな顔をしていたら補足するという感じで乗り切りました。そもそもが日本の医学部の教育制度をみんな知らないようだったので、その辺を補足しました。

そういえば、ポスターは、ほとんどが1枚刷りのポスターでした。1枚刷り以外のものは見なかった気がします。しかも、半分くらいは、布ポスター。私も、布ポスターにしたのですが、折り目をしっかりつけすぎると、多少、折り目が残ってしまうのですね。気になる人は、イヤかもしれません。

さて、飛行機出発まで、中途半端に時間が余ってしまったので、フロイト博物館へ。学生の時には、眼科と精神科だけには絶対になるまいと思っていたような人間なので、フロイトも、驚くほど知りません。この博物館は、フロイトがナチスに追われてロンドンに移るまで住んでいた家を博物館にしたものです。ロンドンに移る際に、身の回りのものもほとんど持って行ったようで、ロンドンのフロイト博物館の方が見応えがあるようです。

小さな博物館ですが、とても賑わっていたのが印象的でした。

さて、ウィーン最後の食事は、屋外のカフェで食べました。チキンサラダとビールです。実は、このようなウィーンらしくない料理がもっともおいしかったです。ちょっと、私には、ウィーン料理は荷が重たいようです。

幸い天気にも恵まれ、学会も実りがあるものだったし、ウィーンも堪能できました。

2011.08.30

ウィーン2011~その4

ウィーン滞在も4日目となると、かなり疲れがたまってきています。写真に夢中になっていると、いつの間にかものすごい距離を歩いているのです。だから、夜も、写真の整理すると、そのままバタンキュー。

ウィーンの見所もだいたい見られました。本当は、美術史博物館という、絵画好きにはたまらない美術館があるのですが、私には、きっと理解できないでしょうから、パス。

学会のお昼休みを利用して、ウィーン大学医学部のBookstoreを覗いてみました。

あっ、上の写真はBookstroreとは関係ありません。海外に来たときには、その土地の医学部の本屋を覗くのが趣味なのですが、さすがに、ほとんどドイツ語の本ばかりで、今回は、買うのをやめました。

お昼もホットドックで済ませて、2日前に行こうとしてお休みだった、ヴォティーフ教会を見てきました。

この教会のステンドグラスはすごかった。

天井も美しかった。

学会が終わり、ウィーン最後の晩餐は、あえて、肉を外してシーフードに。相当、胃が疲れています。口が肉以外のものを求めています。

最後に、DEMELのザッハトルテで終了!

明日は、学会最終日で、私の発表は、学会最後の最後。一応、恥ずかしくない程度に、予行演習をやっておきましょう。

明日は発表の直後に、飛行場に向かって、日本に帰りますので、今日がウィーンの写真も最後です。長いこと、おつきあいいただきありがとうございました。

2011.08.29

ウィーン2011~その3〜王宮周辺を散策

学会はなぜか、2時間もランチタイムが設けてあるので、学会場を飛び出して、ベルウェデーレを散歩。ベルウェデーレはプリンツオイゲン公の夏の離宮。中は、美術館になっています。私、つくづく思いました。自分は、クラッシクにも、絵画にもまったく興味が持てない得意な体質であるということを。

学会が終わり、Japan Nightまでの時間、王宮近くを散策。

本家のザッハトルテは私には甘すぎる。デメルの方が好き。

ミヒャエル教会。

アウグスティーナ教会

でも、やっぱり、シュテファン教会が一番すごい。

ふらっと立ち寄った、カプツィーナ教会は別の意味ですごかった。ここは、皇帝納骨堂とも言われ、ハプスブルグ家の146体の柩が安置されているのです。その柩が、どれもおどろおどろしく、雰囲気もかなりこわいです。

夜は、Japan Night。ZUM WEISSEN RAUCHFANGKEFRER。現地の人が選んでくれれば、やっぱり、オーストリア料理もおいしいんだなと実感。20名を超す大盛況でした。

2011.08.28

ウィーン2011~その2~18世紀から21世紀にわたるウィーンの医学教育を見聞

今日は、AMEE主催のツアーに参加。「Medical Education in Vienna from the 18th to the 21st century」というテーマです。ウィーン大学所有の2つの博物館を巡るとともに、ウィーン大学医学部(Medical University of Vienna)の教育施設を見学し、ウィーン大学医学部の新しいカリキュラムについて学び、ディスカッションをするという目的。

スタートは、Narrenturm。非常に特徴的な円筒形をした建物で、昔は、精神病棟として使われていて、現在は、Pathologisch Anatomisches Bundes Museumという、病理解剖標本の博物館として利用されています。

とにかく、驚くのは、驚異的な数のムラージュ(病をもった人体からかたどった蝋で作られた模型)。私自身見たこともない病気。現代では見ることができなくなった病気のオンパレード。写真が存在しなかった時代には、直接患者を見るか、貴重な症例はムラージュの形でしか多くの学生に伝える方法がなかったのでしょう。そして、これだけの数のムラージュがあることが、当時のウィーン大学医学部のレベルの高さをうかがわせます。

医学生や医師の方は、ウィーンに来たときに絶対に外せない場所です。そうでない人にはあまり勧めません。

美しいキャンパスを歩いて、次に向かったのは、Histologisches Institutes HS。組織学、解剖学、生理学などの校舎が集まる一角にある建物。ウィーン大学医学部のカリキュラムの変遷についてのワークショップ。

ランチを取った後は、Josephinumと呼ばれるウィーン医学史博物館。古医学書、古い医療器具、Wax模型などが展示されています。

膨大な古医学書が保存されています。この図書室に入った瞬間の、古本の臭いに、一同、興奮。やっぱり、医学教育をやっている人には、たまらないですね。触ってもいいと言うことなので、一同、目の色を変えて、古医学書をめくっていました。

Wax模型は、正常の解剖を理解させるための模型が、1200点。一番印象的だったのは、ビーナスと呼ばれる、ビーナスのおなかが開けてあって、臓器が見られるようになっている模型。こちらのページの下の方のリンクをたどれば、見られますが、医学教育的なものなので、普通の方は見ない方がよいかも。医学教育的には、正常妊娠、異常妊娠の模型がたくさんあったのが印象的。

古い医療機器もたくさん展示されていて、ビルロートが最初に胃摘出をした患者さんの胃の標本なんかもありました。

最後は、Lernzentrumで、現在のウィーン大学医学部のカリキュラムの説明を受けました。ウィーン大学医学部は、一学年740名もいるので、シミュレーションセンターとかも、数がたくさん必要で大変そうでした。

というわけで、1日がかりのツアーは終了。はっきり言って、このツアー最高に面白かったです。医学教育のベースが解剖学であり、本であること。再認識しました。

地下鉄にて、ホテルに戻る。ウィーンの地下鉄は、清潔で安全です。

ホテルの近くに、遊園地があって、夜になってもたくさんの人が集まっていて楽しそうでした。夜の遊園地は、写真好きにはたまらない被写体なので、1時間ほど、ブラブラしながら、写真を撮りました。

明日から、いよいよ、本学会開始。

2011.08.27

ウィーン2011〜その1〜

去年から、ヨーロッパ医学教育学会(AMEE)に参加するようになって、今年は、オーストリアのウィーン。昨年のグラスゴーでヨーロッパの良さを再発見して、しばらくは、ヨーロッパの学会に参加していこう、という気分になっています。

午前中のワークショップを終えて、午後は、ウィーンで一番の人気というシェーンブルン宮殿に。確かに、 宮殿の中は、ベルサイユ宮殿よりすごかったなぁ。高級な素材や芸術品をはめ込んで作った、贅沢な部屋の数々、保存状態もすばらしかった。そして、グロリエッテまで、登って見た景色もすばらしかった。チケットを買うときは、けちらないで、グランドツアープラスを買うことをおすすめします。

その当時、遠くの国からわざわざ見に来る人がいるほどの皇妃エリザベートを、一度でいいから生で見てみたいという妄想がふつふつと沸く。

市の中心部に戻り、ケルントナー通りを散策。ホテルは、会場近くではなく、こっちの方にすればよかったと、ちょいと後悔。

長崎以来、教会には、かなりうるさくなっているのですが、ウィーンのシンボルになっている、シュテファン寺院にはやられました。

教会の中に入ったとき、はっと、息を飲みました。この感覚は、バチカンのサンピエトロ大聖堂に入ったときの感覚によく似ていました。

夕食は、グリーフェンバイスルで、オーストリア料理。雰囲気のあるレストランですが、メインの肉の量が半端じゃない。オーストリア料理は、繊細ではないので、5日間も食べ続けることは難しそうです。

オペラはオフシーズンなので、あきらめていましたが、お気軽なコンサートの客引きに捕まり、まぁ、オペラ座の中が見られるならいいやと思い、観ることにしました。観光客向けのプログラムですが、モーツァルトの曲は、半分くらいはわかるので、お気軽に雰囲気が楽しめました。いずれにしてもオペラ座の中に入れたので満足。でも、演奏中に、ばしばし、ストロボがたかれるのはどうかなぁ。

いや、しかし、英語圏以外の国っていうのは、不便ですねぇ。ドイツ語はすっかり忘れてしまっています。まぁ、多くの人が英語をしゃべってくれるのですが、ドイツ語の駅名とかはわかりづらかったり、タクシーの運転手さんは、英語をあまり理解してくれなかったりして、いろんなハプニングが起こります。

今日は、アナウンスを聞き損ねて、地下鉄の車庫に入ってしまったり、コンサートのチケットの日にちが間違っていて大汗かいたり、タクシーの運転手さんがホテルとは全然違う方向に行ってしまったり。かなり、珍道中な一日でした。

2011.08.14

夏の京都をPEN E-P3で撮る

対談の翌日、半日、京都のお寺巡りをしました。お盆で人が多いので、人が多いところを避けて、小さなお寺を選んで回る事にしました。この時期は、お花がほとんどないので、どうしても地味になりがちなのですが、新しく手に入れた、PEN E-P3の実力がどんなもんだか、試してみました。

宿泊は、京都ホテルオークラの東向きのとてもよい部屋だったので、日の出でも見たいなぁと思っていましたが、案の定、かなり疲れていて、起きたら、すでに7時半。完全に出遅れました。

蓮花寺は、以前、紅葉の時に来てすばらしかったお寺です。

圓通寺は、比叡山を借景とするお庭が有名なお寺さんです。たくさんのカメラ小僧が庭の写真を撮っていました。

源光庵には、悟りの窓、迷いの窓があります。

大徳寺高桐院。今日行ったお寺の中では、ここが一番よかったかな。

だいぶバテてきてしまって、下鴨神社のおやすみ処で、イチゴミルクかき氷。ここの氷は氷室の氷を使っているので、とてもきめが細かく、イチゴソースもプリザーブタイプでおいしい。おすすめですよ。

PENのアートフィルターは面白くって、多用しすぎてしまうのが欠点。

最後は、天寧寺の門を額縁代わりに比叡山を撮らせていただきました。

ちょっと、夏ばて気味で、新幹線の切符を早めて帰ることにしました。

2011.07.18

長崎の旅その3~平戸の教会を巡る~

今日は、平戸の教会に向かいます。

長崎市に住む人も、なかなか、平戸まで出かけることは少ないらしく、「私も行きたい!」という方々が集まって、6人での賑やかなドライブになりました。

長崎から、平戸まで2時間弱のドライブ。まずは、田平天主堂へ。

ちょうどお葬式の準備をされていて、失礼しようと思いましたが、「せっかくだから、どうぞ、どうぞ」と勧められて、手短に見学。

ここのステンドグラスはすごい。鉄川与助による建築、世界遺産リストに申請されているだけのことはあります。

カトリック平戸教会。

ここは、柱の薄茶色のマーブルと、パステル調のステンドグラスでとても明るい印象。外観のうす緑色が、女性たちに人気でした。

カトリック宝亀教会。

平戸は、規模の大きな教会が多いのですが、ここは、かなり集落の奥まったところにあり、いい意味でひなびた教会です。私は、やはり、こういう小さな教会が好きです。

そして、たくさんの教会巡り、最後の教会が、紐差教会。

最後を飾るだけのことがある、見事な教会。鉄川与助による建築、世界遺産リストに申請されただけはあります。

ここは、天井の細工がすばらしかったですね。

そのまま、生月島までドライブ。

佐世保バーガーで、長崎食べ納めして、飛行機に飛び乗りました。

ずっと、夢に見ていた、長崎の小さな教会を巡る旅。思いがけないことに実現できました。教会一つ一つは、想像していたより広い範囲に点在していました。きっと自分一人で回る事は不可能だったでしょう。なにせ、五島列島や平戸が長崎市内からこんなに遠いとは思っていなかったのですから。私の長年の夢の実現に力を貸してくれ、3日間にわたってつきあって下さった先輩に感謝です。そして、20年ぶりにたくさん話ができたこと、とても幸せでした。ありがとうございました。

2011.07.17

長崎の旅その2~五島の教会を巡る~

今回の長崎旅行の最大の目的が、五島列島にある小さな教会を巡って、写真を撮りたいというものでした。実は、五島列島と言っても、かなり範囲が広く、とても全部は回らないので、日帰りが可能な、五島列島、下五島最大の島、福江島にしぼって、小さな古い教会を巡りました。

長崎からジェットホイルで、福江島へ。

今回は、大学の先輩で、長崎で開業する先輩ご夫婦が。同行してくれ、楽しい旅に。島内はレンタカーを借りましたが、これが、はじめての経験の電気自動車。福江島では、電気自動車の実証実験を行っているのです。

初めに向かったのが、水ノ浦教会。この教会、真っ白で、立派な木造教会なのですが、中がすばらしい。ステンドグラスがパステル調で、とてもかわいらしいのです。

すぐ近くにある楠原教会は、外壁は改修中。レンガ作りの教会の教会です。

三井楽教会はとっても変わったデザイン。外壁にモザイク画があります。

中に入って、さらに、びっくり。ガラスの電球が空気中を浮かんでいて、まるで、水族館のよう。一方で、ステンドグラスの物語は、キリシタンの厳しい内容ものです。

貝津教会は、ステンドグラスがすばらしいので、是非とも行ってみたかった教会です。

教会巡りも一段落。高浜ビーチは、日本一、透明度が高いそうですが。たしかに、そんな感じ。とってもきれいです。

本当は。ここで、福江港方向に引き返す予定でしたが、思い切って、大瀬崎灯台方面を目指すことにしました。

大瀬崎灯台近くの、井持浦教会ルルドは、入江のほとりにある静かな教会。

大瀬崎灯台は、東シナ海に突出している。断崖絶壁の上に立つ、大変きれいな灯台でした。映画「悪人」のロケが行われたそうです。

堂崎教会が、福江島ではもっとも有名な教会ですが、今回は時間切れで回りませんでした。というか、中の撮影もNGらしいし、初めからチョットあきらめ気味でした。世界遺産登録リストに載っているらしいので、正式に採択されたときには訪れてみましょう。

今回は、20年ぶりに再開した、長崎で開業する大学の先輩とその奥様(彼女も結婚前からよく知っていました)と3人でのドライブ。20年のブランクがなかったかのような楽しい旅でした。

今日は、諫早に宿泊して、明日は平戸へ。

2011.07.16

長崎の旅その1~軍艦島と外海の教会~

長崎医療センターが終わった後、ちょうど三連休に突入するので、そのまま、3泊して、長崎を旅することにしました。昔から夢だった長崎に点在する小さな教会を写真を撮りながら巡ります。

今日は、長崎市内を観光。前から、行きたかった軍艦島上陸ツアーを予約しておきました。

軍艦島(正式名称は端島)は、長崎港から南西の海上約17.5キロメートルにある、無人島。かつて、炭鉱開発のために埋め立てて作られた島で、石炭で賑わったときには、東京より人口密度が高い人々が住み、日本ではじめて鉄筋コンクリート造の高層アパートが作られました。1974年に、閉山とともに、無人島となり、立ち入り禁止となって、島全体が廃墟と化しました。それが、2009年から、上陸再開され、廃墟マニア垂涎の島になっています。軍艦に見まがうばかりの島の外見が、軍艦島と呼ばれるようになった由来です。

安全上の問題で、立ち入れる場所はかなり制限されているものの、廃墟マニアではない私にも、かなり楽しかったです。

長崎に戻った後、ランチ。実は、私、ちゃんぽんが大好きなので、長崎は天国のようなもの。うまいちゃんぽんが食いたい。かなり迷いましたが、サトナオさん、おすすめの、共楽園で、そぼろ皿うどんを食しました。

ちゃんぽんにしないで、あえて皿うどんにしたのは、共楽園のすぐ近くにある、一二三亭でおじやを食べたかったから。

どちらも、眼鏡橋のすぐ近くです。

本当は、ランチで三件はしごして、最後はトルコライスを食べようと思っていましたが、さすがに無理。ツル茶んで、長崎式ミルクセーキを食べました。これが、歩き回った体にうまい!

さて、本当は、午後は、長崎市内を歩き回って写真を撮ろうと思っていたのですが、タクシーの運転手さんに、教会に行くなら、外海(そとめ)の教会を薦められて、そのまま、観光タクシーとして回っていただくことにしました。

まずは、神の島教会に向かう途中にあった、飽の浦教会。

神の島教会は、とても素敵な教会で、内部もとてもきれいな教会だったのですが残念ながら、内部は、写真撮影×とのこと。

ここから、外海へと向かいました。

まず、初めに訪れたのが、黒崎教会。ここ、はっきり言って、とてもよかったです。そして、神父さんが、どうぞ、中の写真も自由に撮って下さいとおっしゃって下さりました。

コウモリ天井とステンドグラスの美しさにため息がでます。

続いて、出津教会。ステンドグラスはありませんでしたが、とても、シンプルで美しい教会でした。

遠藤周作文学館に立ち寄り、最後は、大野教会。集落にある小さな教会でしたが、石積みの壁が美しかった。

長崎に戻り、浦上天主堂に立ち寄る。ここも、とても素敵な大きな教会なのですが、残念ながら、写真はNG。

夜は、ちゃんぽん発祥の地の「四海楼」のちゃんぽん。

そして、稲佐山からの長崎の夜景。1000万ドルの夜景だそうです。

明日は、五島へ。

2011.02.18

慌ただしい那覇滞在。地元のいい店を教えてもらう。

那覇を訪れるのは、2年ぶり。

ニュージーランドでお世話になったAさんと栄町市場へ。那覇はかなり知っているつもりでしたが、このエリアは初めて。Aさんおすすめのぱやおという居酒屋に。うまい魚料理が食べられる地元のお客さん中心の店。初めて食べたマース煮(塩煮)がうまかった。

シメは、餃子。栄町市場の中にある「おかずの店 べんり屋」。シャッターの閉まった市場に、いすとテーブルを広げて餃子とビールを飲みました。

翌日、琉球大学での仕事を終えた後、1時間だけ、お土産物ショッピング。いつも立ち寄るアロハの店、「パイカジ」は、残念ながら気に入ったものがありませんでした。7月に伊勢丹に来たときに、期待しましょう。

私の好物、石垣島ラー油を発見しましたが、定価2倍以上の2000円。でも、これがないと生きていけないので、1本買いました。でも、楽天でみたら、2000円は高過ぎみたいですね。

その後、豊見城中央病院のみなさんと飲みに行きました。写真は撮り忘れたのですが、国際通りから少し入った「花兆 萬亀」へ。ここも、隠れた名店ですね。野菜がうまい。そして、ジーマミ豆腐がうまい。そのあと、那覇らしくないアイリッシュバーで飲んで解散。

翌朝、沖縄を発つ前にいつも立ち寄るA&Wへ。ルートビアとチリチーズカーリーフライ。朝の6時半の開店から、お客さんでいっぱいでした。東京にもA&Wができたらいいな。

というわけで、慌ただしく、東京に戻ってきました。でも、沖縄は、やっぱり、暑い時期にいくものです。何か、テンションが違います。

2010.09.10

すべてがMacなホテル

今回、グラスゴーで宿泊したのは、City Innというホテル。学会場SECCに隣接していながら、1泊朝食付きで、1万2千円くらい。昨今、アメリカの学会に行くと、会場に近いホテルは軒並み2万円以上なので、格安です。

それだけで、満足なのですが、実際に泊まってみると、さらにうれしいことが満載。

まぁ、確かに広くはないのですが、非常に合理的でこぎれいな部屋でした。バスタブがなくて、いわゆるガラス張りのシャワーだけなのですが、私的にはOK。

ホテル内は、WIFIが飛んでいて、認証もなしでつながります。

一番、うれしかったのは、テレビがないこと。そして、部屋に一台iMacが置いてあること。

iMacにはリモコンが付いていて、電源をスタートすると、いろいろなソフトが立ち上がって、最終的には、テレビのチャネルを選ぶ画面になって、チャネルを選ぶと、iMacがテレビとして機能するという仕掛けです。どういう仕組みなのか、いろいろ調べてみたのですが、どうやら、Applescriptみたいなスクリプトで次々と必要なソフトを立ち上げ、テレビは、VLCで見せているようでした。

日本で、今、これをやろうとすると、デジタルテレビチューナーが必要になるのでなかなか難しいかもしれません。

テレビを閉じて、コンピュータとして使う事も出来るので、とても便利。ただし、日本語のFEPが入っていないので、日本語のwebは見れるのですが、日本語を打ち込むことは出来ませんでした。

グラスゴーに学会で行かれる方は、City Innおすすめですよ。

2010.09.08

Charles Rennie Mackintoshに恋をした

グラスゴーで初めてその名を知り、いっぺんで好きになり、おいかけた建築家Charles Rennie Mackintosh。グラスゴー市内には、たくさんのマッキントッシュの作品がありますが、その中でも、飛び抜けているのが、Glasgow School of Art。残念ながら、中は写真撮影が出来ませんが、どの部屋に入ったときにもため息が出ます。

ということで、写真撮影できたマッキントッシュの作品の一部をご覧下さい。

マッキントッシュのデザインした建物は、誰に言われなくても、「あっ、これマッキントッシュですね」そんな、存在感があります。

また、行く機会があれば、もっとたくさん見たいですね。

Glasgow市内のマッキントッシュ作品を見て歩くのなら、Charles Rennie Mackintosh Societyで情報を手に入れるのが一番。The Mackintosh Guideという小冊子(マッキントッシュ関連のアトラクションに無料で置いてあります)を手に、市内を歩いて下さい。私の少ない経験からのおすすめは、

2010.09.07

グラスゴー訪問しました

AMEE2010に出席するため、スコットランドのグラスゴーを訪問しています。

本当は、スコットランド的な風景を撮ろうと思ったのですが、ダンディー大学への移動がバスで、途中休憩もなく、まったく写真が撮れませんでした。ということで、写真は、グラスゴー市内が中心です。

大聖堂は、ステンドグラスおたくの私にはたまりませんでした。

2010.08.07

西表島、石垣島で夏休み

7月中旬お休みをいただいて、西表島と石垣島で夏休みを過ごしました。

大好きな西表島の訪問は、4回目になります。

西表島は、やや天気が不安定でしたが、その分、雲の形や行方を追うだけで飽きることがありませんでした。

マングローブの森のすぐ向こうまでスコールがやってきた。

今回は、ニシダ川をカヤックで登りましたが、その先にある、サンガラの滝の美しいこと。

初めて沖釣りにも挑戦しました。ビギナーズラックというやつですかね。73匹もヒラグルクンが釣れました。

そして、石垣島川平湾沖にて、マンタに大量遭遇。13枚(?)も出会えました。

2010.06.06

ソウルのおすすめグルメ

2度目のソウル訪問。3日間の短い滞在でしたが、忘れられない味に出会えましたので、自分へのメモがてら書き留めておくことにします。

一つ目は、日本の友人から事前に教えてもらっていたお店。

新村にあるドラム缶焼き肉「ソソモンヌンカルビチッ」。韓国人の友人に聞いたら、単に、立ち食いのカルビ屋という意味だそうです。ソウルの市街からはやや離れますが、地下鉄2号線の新村駅から、歩いて5分くらいの所にあります。私は、地図を忘れてしまって、記憶をたよりにたどり着きました。我ながら、よくたどり着けたものです。

場所は、ラブホテル街のあやしい場所にあります。しかも、煙対策のためか、ドアも窓も全部ガラスがはずされ、廃屋のような店です。

ごらんのように、焼き肉ロースターではなく、ドラム缶に炭が入っていて、その上に網をのせて、肉を焼きます。メニューは何があるのかわかりませんが、たぶん、骨付きカルビしかないのでしょう。頼みもしないのに、お店の人が来て勝手に焼き始めてくれました。

この肉のうまさもさることながら、つけだれも網の上にのせてあたためるのですが、その中に、ニンニクの丸ごとが大量に入っていて、それが、ほどよく煮えてきたときにうまいこと。

骨付きカルビ2人前とビール1本飲んで、2000円くらいでした。ソウル一押しの焼き肉屋です。ただし、洋服には、相当なニオイがつきます。

二件目は、サムギョプサルのお店。ここは、ソウルに住む韓国人の友人に連れて行ってもらいました。狎鴎亭の藤の木(トゥンナムチッ)というお店です。

サムギョプサルは、三層になった豚のあばら肉を薄切りにして焼くのが普通なのですが、ここは、厚さ2センチくらいのステーキのようなものを焼いてくれます。ほどよく焼けてきたところで、小さく切ってくれます。肉はあらかじめ、ワインで漬け込んでいるらしく、とてもおいしいです。

明洞にも支店があるので、そちらの方が、交通の便はいいでしょうね。

2010.04.03

松山

飛行機の窓からしまなみ海道の小さな島々が見えてきた。西日を浴びてきろきらと海面が輝く。海と山、もっとも日本的な風景なのであろう。

小島の漁村を歩く人が認識できるくらいの高度を保ちながら飛行機が飛ぶ。

機体より高い山が見えてきたかと思ったら、着陸のショック。

松山空港への到着である。

空港内は、「坂の上の雲」一色。そのまま、車に乗り換え、今日の目的地宇和島に向かう。

(中略)

宇和島の方々はとても暖かい方々であった。残念ながら、宇和島に泊まらず、松山泊となる。

一仕事した後に、1時間半の車での移動。今日は、瀬戸内の魚に舌鼓をうち、ビールを飲んだだけで、爆睡する。

飛行機までの短い時間、少しだけ、松山市内を回ることにする。定番コースと言えば、松山城と、坂の上の雲記念館だと、地元の人は言う。坂の上の雲はあまり詳しくないので、ちょうど桜が満開を迎えた松山城へと向かう。

松山城は、小高い山にある、きれいな城で、本丸には、リフトかロープウェイで登る。

お城も桜もきれいであったのだが、私として、とても気になったのが本丸広場でおこなわれていた「第41回全国野球拳大会」。第41回?全国?かなり興味があったのだが、時間がなく、大会を見学することはできなかった。

Wikipediaによれば、松山発祥の野球拳は、お色気の要素はないらしい。

松山の最大の名物と言えば、道後温泉である。道後温泉本館は「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルとして有名である。本来、前日の夜に行こうと思っていたのだが、夜10時にはしまってしまい、入湯できなかった。

この日も、20分しか時間がなかったのであるが、一生これないかもしれないと思って、無理して、入湯した。

なるほど、りっぱなたたずまいであるが、なにぶん昼なので、、、、情緒はあまりない。

ここの、システムは、相当変わっていて、一言で説明するのは難しい。詳しくは、こちらを見ていただくとして、簡単に言えば、松竹梅の3段階があって、それぞれに価格なりのオプションがつけられている。とりあえず、松にした。松だと、霊の湯と神の湯の両方に入れて、個室が、80分借りられて、タオルや浴衣が借りられる。

温泉はたいしたことはありませんよと、地元の人に言われていたが、その通り。温泉と言うより、限りなく、銭湯に近いものである。

個室では、お茶と坊ちゃん団子が出された。

慌ただしく、道後温泉を出たあとには、名物と言われる伊予の鯛飯をいただく。鯛茶漬けに近いものであるが、あらかじめ、鯛を醤油タレにつけ込み、それをご飯の上に載せた上、醤油タレをかけていただく。

慌ただしく、松山を去る。

いずれにしても、「坂の上の雲」を読もう。読んだ後、松山に行けば、もっと楽しいに違いない。

2010.03.14

Harvard Macy Institute Program Rewind

終わった~~。

それが、今回のWorkshopが終わったときの素直な感想。

以前、参加した人が、途中で倒れたと言うことから、相当の覚悟を持って、臨んだのですが、そのハードさは、私の想像を超えていました。会場とホテルの往復だけで、ホテルに戻っても、大量の予習が待っていて、1日3時間くらいしか眠れませんでした。時差ぼけもあって、体力的には相当きついWorkshopでした。英語の論文を読むのは苦ではなかったのですが、terminologyにfamiliarではない論文を読むというのは、かなりつらいものです。それを、毎日50ページですから。

出席者の多くは、Madical Schoolの副学長やカリキュラムディレクターが多かったようです。しかも、アメリカ、カナダの参加者の半分くらいは、教育学修士または教育学博士を持っている、その道のエクスパートなのです。しかも、Nativeではない私にとっては、おそらくレベルが高すぎたのでしょう。でも、途中からは、だいぶfitすることができました。このように短期間にものすごい量の新しいエリアの情報にexposureすることは、とても重要な意味があったと思います。

日本人が私1人というのも退路が断たれていてよかったように思います。他に、日本人がいるとついつい、楽をしたがってしまいますから。

仲良くなった、オランダのある大学の学長さんに「このWorkshopはhardですね。特に、私は、医学教育に関しては、初心者ですから、なおさらでした。」と話しかけました。彼に言われたのは、「それは、昔の私にとってもそうだったんだよ。今回のChallengeは君の医学教育のキャリアのスタートに、まさにベストだったんじゃないかい」。

私もそう思います。

1週間でtuitionが4000ドル、それだけの価値はあったと思っています。

2010.03.13

Harvard Macy Institute Assessment Workshopに参加してきました

今回参加したWorkshopは、Harvard Macy instituteの主催する「A Systems Approach to Assessment in Health Science Education - 2010」。

まずは、Harvard Macy Instituteについて説明しておきます。Harvard Macy Instituteは、Harvard大学の関連施設ではありますが、Josiah Macy Jr. Foundationによって設立された医学教育に特化したInstituteです。Harvard Medical Schoolの医学教育室が、Harvard Medical Schoolの教育そのものの運営に専念するのとは、対照的に、Harvard Macy Instituteはもう少し外向きのミッションを持っていて、毎年3つのプログラムを開催して、1994年から、3000名あまりの学外の教育者を養成しています。

参加者は全部で36名。アメリカとカナダからの参加者が約2/3で、残りは、それ以外。日本(は私1人)、台湾、ドイツ、アイルランド、オランダ、スペイン、フィジー、オーストラリア、レバノン、スウェーデン。アメリカ、カナダの参加者は教育学修士、または、教育学博士を持っている人が多かった(MDとnon-MDは半々)。医学教育関連が9割だが、そのほか、歯学教育、獣医教育、看護教育の方もいました。

メイン会場は、New Reaserch Buildingの会議室。

今回のプログラムは、日曜日のお昼から、金曜日のお昼まで、実質5日間のプログラム。そのWorkshopの進め方は大変、興味深いものだったので、少し詳しく紹介させていただきます。

5日間は、毎日、だいたい同じフォーマットでスケジュールが進んでいきます。

(1) 8-9時:Journal Club

6人ずつくらいのSmall Groupに分かれて、Facultyが一人、Facilitatorとして担当します。毎日、2つのArticleが指定されます。多くの文献は、医学教育、特にassessmentに関する論文が多いのですが、Harvard Bussiness Reviewなども混じっていて、ボリュームも結構なもの。畑違いの私には、読み通すだけでもなかなかハード。前の日にこの文献を読み通すため、睡眠時間が削られます。

(2) 9:30-10:30:Case Study

これはなかなかおもしろいスタイルの講義で、様々なケースを提示され、参加者全員でどのように解決するかを議論するというものです。ケースとして取り上げられたのは、実在する工科大学のカリキュラムプランニング、ある医学部の3年生のOSCEディレクターとして雇い入れられたディレクターのおかれた問題の解決、UKのレジデンシープログラムの問題点と解決法、ハーバード大学の関連病院における医療安全管理システムの構築。などで、きわめて具体的なケースディスカッションです。

(3)10:45-12:0:Lecture

唯一この時間がLectureらしいスタイルものでしたが、それでも、半分近くの時間はディスカッションです。

(4)13:00-14:30:Institutional Planning Group

私にとっては、この授業がもっともハードであり、もっともためになりました。参加者は6名ずつのsmall groupに分かれます。担任が一人付きます。私たちの担任は、Dr. Louis Pangaroという大変厳しい先生でした。私だけでなく、アメリカ人のクラスメートも途中で音を上げていました。

月曜日から水曜日までは、2名ずつがプレゼンテーションをします。目的は、自分の大学・施設が抱える問題を提示して、みんなで考えるというものです。10分間で、まず問題点をプレゼンテーションします。そのあと、クラスメートから、問題点をクラリファイするような質問を受けます。そのあと、プレゼンテーションをした担当者は、後ろに下がって、一切口をきいてはいけません。残りの5人と担任で、何が問題でどのように解決したらよいかディスカッションします。その際に、いろいろな意見をクラスメートが出すのですが、それを、担任の先生が、見事なロジックで、抽象的な言葉に落とし込んでいきます。ディスカッションは30分くらい続くでしょうか。これを1日に2人おこないます。そして、最後の木曜日は、みんなからのサジェスチョンを受けて、Action Planを組み立てて、それぞれが発表しました。

(5)14:45-17:00:選択授業

small groupの選択授業が12個ほど用意されています。自分の興味に従って、毎日2つの授業を受けます。なかなか、具体的な話が多く、役立ちました。用意されていた授業は、シミュレータを用いた授業、OSCE、ハーバード大学で新しく始まったClerkship、UKでのQuestion Bankプロジェクト、Schorshipなどです。

(6)17:00-:Socialize

3日間は、Dinnerもしくは、チーズワインパーティが用意されていました。多くのクラスメートと仲良くなるチャンス。このWorkshopのもう一つの大きな目的は、FacultiesとStudents同士が仲良くなり、Networkとなることなのです。

Journal Club以外にもすべての授業で、1-2の論文が指定してあって、事前にそれを読んでくることが要求されます。読んでいることをベースにいきなりディスカッションが始まってしまうため、読んでいかなければ、まったくついていけません。そんなわけで、毎日5-10の文献がhomeworkとして指定されるわけで、これがホントにきつかった。

2010.03.12

ボストン半日観光-Harvard大学とMIT

プログラムは、お昼で終了。午後がフリーになりましたので、半日のボストン観光をしました。

ボストンは、観光の目玉があるわけではないので、ケンブリッジに足を伸ばして、ハーバード大学メインキャンパスとMITのあたりを、写真を撮りながら散歩することにしました。

Harvard大学のメインキャンパスは、メディカルエリアとは違って、ヨーロッパ的な雰囲気です。

今回は友人のすすめもあって、The Harvard Museum of Natural Historyを訪れました。これが、穴場というか、とてもよかったです。時間が十分になかったので、駆け足で回ることになりましたが、もっともっといたくなる場所でした。動物の剥製の数が尋常ではなく、しかも、それが、所狭しと押し込まれている感じ。私の中の「大学のコレクション」というイメージにぴったり。ニューヨークの自然史博物館より、こっちの方がいいかもしれないと思いました。

そのあとは、MIT Museumを訪れました。こちらも初めて訪れた場所です。

小規模ですが、かなり、私の好みです。Technologyだけにフォーカスするのではなく、ArtとTechnologyの融合した展示になっています。期待していたMIT Hall of Hack(MITの学生たちがおこなったいたずらの数々の展示)は10年前にやめてしまったとのこと。残念。

チャールズリバーにかかるHarvardブリッジの渡る風の冷たいこと。そういえば、今回のボストンは、例外的に非常に暖かかったのです。自分の影を入れてチャールズリバーを撮影。

Back Bayは、雰囲気のあるエリア。おもしろそうなお店も多く、今度来たときには、この辺で食事をしたいですね。

教会の上に立つ天使を見つけたときには、なぜか、胸がキュンとしました。

ニューベリー通りは、ボストンで一番の高級なお店の集まるショッピングストリート。まぁ、あまり興味はないので、雰囲気だけ楽しんで通り過ぎました。

最後に、Apple Store - Boylston Streetを訪れました。どの街でも、Apple Storeを訪れると、気持ちがほっとします。

本当は、ホテルまで歩いて帰ろうと思ったのですが、かなりの距離を歩いていて、すでに足ががくがくになっていたので、Tを使わせていただきました。

夜は、私に、去年一番力を与えてくれた本「研究者の仕事術」(紹介記事)の作者である、島岡要先生と、食事をご一緒させていただきました。お礼を述べると共に、たくさんの話をさせていただきました。

サインをいただいて、大満足。

2010.03.06

3rd visit at Boston

ボストンは、私が初めて訪れたメインランドの都市。

初めて訪れたのは1993年。大学院生の1年生の時に、初めて、アメリカの学会で発表したのが、最初のボストン訪問でした。英語もつたなく、右も左もわかりませんでした。フリーダムトレイルを先輩と2人で歩いたのを今でも、よく覚えています。

2回目の訪問は、10年前。

シアトル留学中に、ラボの移動を考えたことがありました。その時、ハーバードのラボにインタビューに訪れました。残念ながら、実現しなかったのですが、アパート探しもしていたので、このときに、ボストンの地理に明るくなりました。

少なくとも年に1回はアメリカを訪問しているものの、最近は、西海岸とハワイばかりで、東海岸は、4年ぶりになります。西海岸やハワイに比べれば、やはり、せかせかしているというか、あまり、リラックスはできないというのが、正直な感想。

明日から、しばらく引きこもります。

2010.01.16

PBL Workshop at JABSOM

ハワイ大学のPBL Workshopに参加してきました。昨年のClinical Teachingに続き、2年続けての参加です。

 

ハワイ大学医学部は、Jonhn A. Burns School of Medicineというのが正式名称で、略称JABSOMと呼ばれています。

ハワイ大学のPBLの紹介は私がするまでもなく、ハワイ大学の方々がまとめてくださった「ハワイ大学式PBLマニュアル」がありますので、こちらをご覧下さい。

JABSOMは海にも近くロケーションもよく、とてもきれいなBuildingです。

Workshopは朝8時からハードなものですが、夕方4時頃には終了するので、そこからは自由時間です。日本でたまっていた仕事をしようと思って、たくさんの資料を持って行ったのですが、結局、1本原稿を書き終えただけで、ほとんど手をつけられませんでした。いつものことです。

North Shoreに住む友人宅に招かれたり、

山の中にある、大先輩のお宅に招かれたり、

と、夜もとても楽しく過ごすことができました。

 

さて、ハワイで食べた美味しかったものですが、BLTステーキで食べたTボーンステーキもうまかったのですが、そこのパンが超絶にうまかったです。

これ、ポップ・オーバーと呼ぶらしく、 中が空洞で、チーズがついていて、これ、やみつきになります。ハワイだと、ここと、マリポサというレストランでしか食べられないようです。

今回の、Workshopも充実したものでしたが、たくさんの方と知り合えたこと、それがとてもうれしかったです。

2009.12.26

2009年のベスト〜旅行〜

私自身は、めんどくさがりなため、あまり海外旅行は好きではないのですが、今年は、結構、海外に行くことが多く、3回出かけました。

ちなみに、ニュージーランド以外は仕事ですよ。

国内では、

  • 高岡
  • 八戸
  • 札幌
  • 金沢

など、例年になく、寒いところが多かったです。

一番よかったのは、もちろん、ニュージーランドです。

2009.10.30

Fourth visit at San Diego

San Diegoは一番初めに、ここに留学したいと思った街。早いもので4回目の訪問になります。

Convention Centerの周りは、訪れるたびに開発が進んでいるようで、10年ちょっと前に来たときは、駐車場ばかりがあって、ちょっとこわいように感じたのですが、たくさんのコンドミニアムが建っています。

Convention Centerを抜けだし、Balboa Parkを散歩。初めて来たけれど、とても素敵な公園でした。

たくさんのミュージアムと、スペイン風の建物。遠くに、オルガンの音が聞こえていました。

私、アメリカに来たら必ず、食べたくなるものがあって、それは、カラマリフライとシーザーサラダなのです。ここのカラマリフライはちょっと、甘酸っぱい味付け。

夜は、Sさんがソーク研究所とスクリプス研究所を案内して下さいました。

太平洋に落ちていく夕日がきれいでした。

2009.08.29

New Zealandへの旅-ティリティリマタンギ島

そして、旅の最後は、最大のイベントであるティリティリマタンギ島へのツアー。

今回のツアーのテーマがエコツアー&自然動物観察ツアー。最終日に向かったティリティリマタンギ島というのはまさに、このテーマにぴったりな島。

この島は、30年ほど前に開発が進んで、島の緑の96%が失われた、死ぬ寸前の島だった。このままでは本当に死んでしまうと気づいた、ニュージランドのボランティアの人たちが長い年月をかけて、島に木を植えて、そして、鳥を放して、鳥の楽園にしたのである。

この島の自然を守るために、今でも一日150人しか島に入れないようになっていて、様々なルールを決めている。

今回、その150人の中に入れて、1日かけてガイドと一緒に森を歩き回り、たくさんの鳥と会ってきた。

自分自身、ハトとスズメくらいしか区別がつかない鳥音痴だったが、今回、たくさんの鳥を鳴き声と外見で見分けられるようになった。

Tui

Stich bird

Robbin

Takaheは全世界で100羽以下で、絶滅寸前だが、この島でうまく保護が出来ている。

この島の森の中を一日中歩き回って、美しい鳥の鳴き声を聞いていると、ほんと、楽園に来たような気分。

最後の夜は少し、気取ってパーネルストリートでと思ったが、店の終わるのが早く、5時には、バーとレストラン以外はしまってしまった。

夜が寂しいのが、ニュージーランドの欠点。

2009.08.28

New Zealandへの旅-オークランド

飛行機で北島のニュージーランド最大の都市オークランドに移動する。一気にニュージーランド気分も吹き飛び、東京に戻ったかのような暗い気分になる。

そんなときには、おいしいものでも食べるしかない。

ここはツアーリーダー一押しのoccidentalというパブ。

パブだけど、マッスルが有名料理。いわゆるムール貝。バケツに入れられてスチームしたもの、もしくは、オーブンしたものがいやというほど食べられる。ここは、スチームしたものにも、チーズなどのフレーバーをかけるところがおもしろい。ベルギーの白ビールHoegardenもあるし、ここはおすすめ。

私は、アメリカ時代ボスが、白ビール好きでHalf wizenというビールばかりを飲んでいた。

そして、オークランドといえば、スカイタワー。ここのタワーは展望台からバンジージャンプできるというのが売りである。夜だったので、バンジージャンプは見られなかったが、夜景はすばらしかった。

2009.08.27

New Zealandへの旅-オタゴ半島自然観察ツアー

モエラギボウルダーという場所の丸い奇怪な石を見たあと、さらに南下して、次の目的地ダニーデンへ。

ここから、私が一番楽しみにしていたオタゴ半島の自然動物観察ツアーに出かける。

まず、ロイヤルアルバトラス保護センターに立ち寄り、希少種アルバトロスの保護の様子を観察する。現在は、雛が3匹いるだけのようだ。

海岸の動物を目指す。このツアーの最大の特徴は、本来私有地のためアクセスできない海岸にアクセスするために、このツアーのために私有地の牧場を解放してくれているという点である。

そこでは、海からあがって、陸地の草原の中にある巣に戻るイエローアイドペンギンを、間近で何匹を見ることが出来た。

海岸でごろごろ寝そべるSea Lionにも、すぐ近くまで近づける。色の黒いのが雄で、色が白っぽいのが雌であること、あまり近づくと、攻撃していくることなどは同行してくれるガイドが案内してくれる。

Fur Sealの観察は高台からだが、授乳する姿などが見られた。

こういってしまえば、そんなもの、動物園や水族館にもいるじゃないかとおっしゃる方もいるでしょう。しかし、それぞれが自然の状態で営みを続ける姿を見るからこそ感動があり、見られるかどうかわからない状態で、じっと待ち、ようやく見られたからこそ感動も大きくなるのである。

ニュージーランドといえば、羊であるが、そこかしこにいる羊も、草地の緑と、青い海を背景に幻想的な光景が見られた。

2009.08.26

New Zealandへの旅-クライストチャーチからオワマルへ

次の町、クライストチャーチには、鉄道を使って移動する。ニュージランドは、すでに輸送機能としての鉄道は存在せず、わずかに、観光客とバックパッカーを乗せるだけなので、1日1往復しかない。

クライストチャーチは、素敵な公園や、大きな教会があり、本当はゆっくりみたいのだが、今回の旅の目的は別のところにあるので、駆け足で通り抜けた。

次の目的地オワマルは小さな町だが、花崗岩の町並みが続き、ヨーロッパの風情がある。

この町での目的は世界最小のブルーペンギンの上陸を観察すること。花崗岩の採掘のために、ブルーペンギンの巣をつぶしてしまったことを反省し、ブルーペンギンの保護活動の一環として、日暮れ後に荒波の中から、岩を登り陸地の巣に戻るブルーペンギンの姿を見ることが出来るアクティビティーがある。

残念ながら、一切の写真撮影は禁止されているので、掲載できないが、50羽くらいのよちよちしたブルーペンギンの姿が見られた。というわけで、写真は海鳥。

2009.08.25

New Zealandへの旅-カイコウラ

カイコウラは、ニュージランド南島の最大の都市クライストチャーチから約180km北に行ったところにある美しい町。

海の目前まで山がせまっていて、雪山とのコントラストが美しい。

海岸には、Fur Sealがあちこちでごろごろしている。

さて、なぜ、この町に来たかというと、それは、この町がニュージーランドで唯一クジラを見れる町だからである。

ここで見られるクジラは、マッコウクジラ(Sperm Whale)である。ジャンプはしないが、海に戻るときに大きなひれを大きく空に向けるのが特徴である。

強風の中、船が出発し、2匹見れたのは、幸運だったようである。

2008.02.16

宮崎キャンプ

昔は、熱烈なジャイキチでしたが、留学を前後にすっぱりとジャイキチをやめました。現在は特に好きな野球チームはありません。テレビ観戦するだけなら、メジャーリーグを見ることが多いです。

というわけで、昔なら、興奮しまくりだったであろう宮崎巨人軍キャンプを視察して参りました。午後遅めの時間ということもあったのですが、活気はないし、選手のファンサービスもいまいちだし、周辺の出店なんかも、昔は人だかりだったのだろうけど、すっかり閑古鳥が鳴いているといった感じのもの悲しさ。

その後、ソフトバンクのキャンプも回ったのですが、こちらは、さらに遅い時間にもかかわらず、主力が居残り練習を続け、ファンサービスも旺盛。出店も非常にオーガナイズされていました。グラウンドなどの施設はジャイアンツの宮崎県営運動場に比べると明らかに見劣りするのですが、ファンに愛されているといった感じが満載で、気持ちがよかったです。

2007.09.21

鹿児島

鹿児島は人が温かい。

鹿児島ラーメン「のぼる屋」もうまかった。

2007.01.06

Snow Monkeyを見に行く

2年前、軽井沢でおこなわれた国際学会の事務局をやったときに、アメリカから来た研究者から、「露天風呂につかる猿」を見たいのだけれどもどうやって行けばいいのかと聞かれました。なんでも、「露天風呂につかる猿」は海外でも有名で、昔から見てみたかったそうです。私もどこで見られるのかわからなかったのですが、ホテルの方に聞くと、軽井沢から片道3時間以上かかると説明され、断念しました。

最近、この「露天風呂につかる猿」が「SNOW MONKEY AND BABY」というタイトルでが2006年のNature's Best Photography Windland Smith Rice International Awardsを受賞したという記事が新聞に掲載されていました。「露天風呂につかる猿」が見られる場所を調べてみると、長野県北部の渋温泉近くの「地獄谷野猿公苑」だということがわかりました。

今年の冬休みは「これだ」ということで、「露天風呂につかる猿」を見に行ってきました。地獄谷野猿公苑は冬期は交通の便がとても不便になります。地獄谷駐車場までの道路が閉鎖されるため、一番近くのバス停から30分程度山道を歩かなければいけないのです。但し、渋温泉駐車場から地獄谷駐車場までシャトルバスが運行されており、これに乗れば、地獄谷駐車場までたどり着けます。それでも、ここから公苑までは15分ほど山道を歩く必要があります。冬期は雪深いため、「地獄谷駐車場から野猿公苑までは、雪道でございます。防寒着、長靴をご着用ください。」との注意書きがされています。

本数が少なく、定員も9名で先着順ということで、乗れるかどうかわからなかったのですが、なんとかシャトルバスに乗り込むことができました。さらに幸いなことに、今年は非常に雪が少ないと言うことで、駐車場から公苑までの山道も楽でした。

「Snow Monkey」を撮影したいと思っていた私にとっては雪がなくて、今ひとつでしたが、もし、多くの雪があれば、公苑までたどり着くにはかなりの重装備が必要で、子供連れでは難しかったかもしれません。、

宿は渋温泉金具屋にとりました。温泉もよかったですが、建物が趣がある宿でした。

帰りに長野駅で乗り換え、善光寺参り。今日は大雪になりました。

 

もう一つ楽しみにしていた善光寺近くの長野県信濃美術館・東山魁夷館は素晴らしかったです。残念ながら「緑響く」は原画の展示はなく、ピエゾグラフの展示のみ。日本画は退色しやすいとのことで、所蔵作品も1年間の内2ヶ月しか展示されないそうです。

2006.11.19

3rd visit in San Diego

今回で3回目のサンディエゴ。

1回目の訪問は、かれこれ10年前に、今回と同じ学会で訪問したのでした。大学院時代の私の師匠がUCSDに留学していたので、UCSD、ソーク研究所を訪れ、すっかりSan Diegoの魅力、というか、UCSD、ソーク研究所のあるラホヤの魅力にすっかりとりつかれてしまいました。

そんなわけで、私の留学アプライ第1弾はUCSDのラボ。あえなく撃沈しましたが、、、。

私にとってのSan Diegoは永遠のあこがれなのです。留学経験者に聞きましたの「留学したい都市は?」でもラホヤはダントツの1位です。

写真はクリックすると拡大します。

2006.11.12

臨床研修医のための腎臓セミナー

今回、お手伝いした「臨床研修医のための腎臓セミナー」について説明しておきます。

このセミナーは簡単に言ってしまえば、初期研修医をなんとか腎臓内科の道に引きずり込もうという企画です。2日間の泊まりがけでおこなわれ、腎臓内科の教え上手な講師の先生方が、電解質、酸塩基、腎生検の見方、症例検討などの講義をおこなうとともに、ワークショップ形式で、タスクフォースを交えて、研修医同士がディスカッションをおこなうという濃密な24時間です。これまで、4回のセミナーが開かれ、いずれも大盛況でした。次回は2007年の8月に東京での開催が決まっています。

最大の特徴が、講師の先生方の講義がすばらしく、間違いなく「腎臓内科の世界一受けたい授業」になっているということです。そんな噂を聞きつけて、初期研修以外の後期研修医や、腎臓内科志望ではないが、腎臓内科の勉強がしたいというたくさんの研修医が集まるようになっています。日本腎臓学会のこうした活動は、腎臓内科のおもしろさを知り、腎臓内科を志す研修医を増やす、非常に評価すべき活動だと思います。

私自身は、タスクフォースとして、2回目の参加ですが、私自身勉強になりますし、元気のいい研修医たちと話ができるとても楽しい会です。

また、他大学の先生がたと交流を深めることができるという意味でも貴重な会と言えます。今回、セミナー修了後、飛行機の時間まで少し間があり、他の大学のA教授とB講師に誘われて、国際通りで食事をご一緒させて頂きました。

はじめは公設市場の2階の食堂にしようと思ったのですが、沖縄初めてという先生をお連れするにはあまりにディープすぎるので、顔見知りになった三線店とぅるるんてんの方にお聞きして、代表的な沖縄料理を食べさせてくれそうなお店を紹介してもらいました。国際通りの宝石店の角を曲がったところにある炭火屋という名前の居酒屋でした。

5時半開店と言うことで、5時28分くらいに、いいですかと言って入ろうとしたら、オバアはかなり不機嫌モード。準備に忙しいのか、なかなかオーダーも取ってくれない。沖縄時間ということで、ここでイライラしてもしょうがありません。「代表的な沖縄料理を」とメニューの選択は私に任され、島らっきょ、あぐー豚の炭火焼き、グルクンの唐揚げ、ジーマミ豆腐、パパイヤのサラダ、ゴーヤチャンプルーを頼みました。お酒は、オリオンビールに泡盛。パパイヤのサラダのうまさに驚かれているようでした。味は確かで激安で、いいお店だと思いますが、お二人に喜んで頂けたかはわかりません。

さて、帰りは、飛行機の時間を15分遅く間違えていて、空港で猛ダッシュする羽目に。しかも、羽田でもリムジンのバス停まで猛ダッシュ。かなり疲れました。

2006.11.11

沖縄でGR DIGITAL初撮り

セミナーが始まるまでの時間、GR DIGITALの初撮り。

正直に言ってしまうと、撮っていてあまり楽しくなかったです。その理由は何だろうと考えてみると、やはりファインダーがなくて、液晶を見ながら写真を撮らなければならないということに尽きます。また、AFの合焦が遅いので、シャッターを切っているつもりでもなかなかシャッターが切れません。しかも、シャッター音が悪すぎ。

悪いことばかり書きましたが、驚いたのは、撮った写真をPCの大きな画面で開けたときでした。露出がどの写真もドンピシャ。写りもとてもシャープ。やはり、噂に違わぬ実力でした。

当然のことながら被写界深度が非常に深いのでよっぽど寄らないとうしろはボケませんし、広角単焦点の使いこなしをもっと勉強しなければいけません。近々、GR DIGITALのMook本の第二弾も出るようなので手に入れる予定。

時間がなかったので、GR DIGITALの初撮りは、近くの首里城と金城町の石畳が中心。写真をクリックすると拡大します。

 

こっちはD200で撮影した写真。曇りだったのが残念。夏の時に取り損ねた「ぜんざい」のリベンジができました。写真をクリックすると拡大します。

2006.11.10

琉球料理乃山本彩香

今年3回目の沖縄。

今回は日本腎臓学会主催の「研修医のための腎臓セミナー」のお手伝いするのが目的。

以前から那覇で一度行きたいと思っていた店がありました。それは、さとなお.comで数少ない満点が付けられている「琉球料理乃山本彩香」です。飛行機の到着時刻が、だいぶ遅くなって迷惑をおかけしましたがこころよく迎えて下さいました。おりしも、とある噺家の師匠がご夫婦でいらしており、席4つのカウンターは山本さんを入れて、4人で楽しい話が弾み、おいしい料理もあり、まさに至福の時でした。

豆腐ようお料理は伝統の琉球宮廷料理をベースに、山本さんなりのアレンジを加えた創作料理。豆腐よう(絶品)から始まり、ミヌダル、イラブチャーのお刺身、ゆし豆腐、どぅるわかしー、そーみんの島らっきょのせ、ラフテー、とぅんふぁん、などが続き、デザートはタピオカの黒糖かけ、海藻ジャムの入った自家製ヨーグルト。アルコールは、オリオンビールで乾杯した後は、おいしい泡盛を頂きました。春雨30度という泡盛なのですが、なかなか数が少なく手に入りにくいということでしたが、次の日、国際通りでたまたま見つけ手に入れることができました(幻のお酒と言うことでプレミアムがついていました)。

戦利品師匠ご夫妻が先にお帰りになった後は、ゆっくりと山本さんとお話しをすることが出来とても楽しかったです。私のような一見の客をこんなに大切して下さるというのはなかなかできるものではありません。私が沖縄にはまっている理由はこうした沖縄の人々が好きだからと言うのが大きいです。最後に、使われているやちむんに興味を持ったら、なんと分けて下さいました。山田和男さんという方の作の急須と湯飲みのセットです。

琉球料理乃山本彩香」は、週4回に絞って営業されているそうです。息長く続けて欲しいものです。沖縄県那覇市久米1-16-13、098-868-3456、日火水休

2006.07.31

D200を使ってみて

今回の旅行がD200デビュー戦。

これまで使ってきたD70と比較して、よい点は、

  • D70は露出が全体的にアンダー気味で、D200の露出が適正のように思います。ノーマルの撮影モードでも、結構鮮やかな印象です。
  • D70に比べて圧倒的にファインダーがよいと思います。D200に50mm/F1.4を付けると、写真を撮るのがとても楽しくなります。

一方、悪い点は、

  • 重たい。D200+2本のレンズという構成だとかなり重たく感じます。D200はサイズ的にはD70とそれほど変わらないのですが、重量的には600グラムから830グラムへ増加していて、中身がぎっちり詰まっている感じです。
  • 電池の持ちが悪い。D70の場合、1週間の旅行でも1個のバッテリーでいけたのですが、D200の場合は、2個のバッテリーでもちょっと心配になり、充電器が必要です。

といったところです。ちょっと気軽に持ち歩くという感じではなくなってしまったのは残念ですが、全般的にはとても気に入っています。

一応、ベストショットのつもり。

2006.07.30

沖縄グルメ

海や風景だけでなく、食べ物がうまいのが沖縄のいいところ。今回のイチオシの店は、うまいピザと絶景が楽しめるカフェ「花人逢」。

今回はまったのが「ぜんざい」(写真を取り損ねた)。本土のあたたかい「ぜんざい」と違って、黒糖風味の金時豆の上に、冷たいかき氷がのっているものです。毎日のように食べましたが、一番うまかったのは「島菜」のぜんざいでした。

沖縄グルメに関しては、私は「さとなお」氏を盲信しています。彼の勧める店を訪れれば幸せになれます。以下の2冊は我が家のバイブル。

沖縄上手な旅ごはん 美ら島に遊び、うま店で食べる

沖縄やぎ地獄

2006.07.29

沖縄美ら海水族館

今回は読谷より北、本部半島とやんばるを中心に攻めました。やはりメーンイベントは沖縄美ら海水族館。期待を裏切らないすばらしい水族館でした。バックステージツアーにもいいあんばいで潜り込めました。

意外な発見は沖縄美ら海水族館のすぐそばにある熱帯ドリームセンター。とてもすてきなところだったのですが、ほとんどお客がいなくて超穴場です。

2006.07.28

夏休み@沖縄

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