2014.04.13

『レジデントのための血液透析患者マネジメント』の改訂第二版が出来上がりました

2011年に上梓した『レジデントのための血液透析患者マネジメント』の改訂第二版が出来上がりました。

2011年に発刊した第1版はたくさんの方に支持していただき、透析関連書のみならず、腎臓内科の書籍としても多くの支持を得て、ベストセラーになることができました。本書では、「レジデントのための」と、対象者をレジデントとして明示していますが、本書で伝えているのは血液透析のコアな知識です。これは、レジデントのみならず、血液透析を理解したいと考える人すべての方に、役立つものであると考えています。そのような意図が伝わったのか、レジデントのみならず、すでに透析専門医をお持ちの方や、先輩方からも、たくさんのお褒めの言葉をいただくことができ、我が意を得たりと思っています。

本書で語られているのは、時間がたっても古びない血液透析のコアな知識が中心であり、時間の経過にも十分耐えられる内容だと考えています。しかし、2011年以降、ミルセラ注®、キックリンカプセル®、リオナ®、DPP-4阻害薬などの新しい薬剤が出てきました。ガイドラインも『維持血液透析ガイドライン:血液透析導入』、『維持血液透析ガイドライン:血液透析処方』、『血液透析患者の糖尿病治療ガイド2012』、『慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン』 などが登場してきました。これらに、的確に対応するために、本書を改訂し、改訂第2版を出すことにしました。

したがって、改訂第2版は、2011年の初版刊行時以降に発売された薬剤を収載し、ガイドラインに対応するというマイナーアップデート版と考えていただければと思います。今後も、本書が、血液透析を知りたいという多くの読者層に読まれる本であり続けることを望んでいます。

よろしければ、以下のアマゾンのリンクから、どうぞ。

2013.04.14

ブログのエントリーが1000になりました

「研究留学ネット」を始めたのが、2000年2月。そのときに、お知らせのページとして、「what's new」として、日記みたいなものを書き始めました。開始してから3年間くらいは、結構なボリュームのものを毎日欠かさず書きました。相当なライティングのトレーニングになったと思っています。この当時の記事は、現在は公開してなく、自分の手元だけに残してあります。

当初は、HTMLで直接書いていたのですが、さすがに、記事数が多くなりすぎた(たぶん1000記事を超えた)ので、2003年4月にMobable Typeを導入にして、ブログ形式で書き始めました。2003年4月からのエントリーから数えて、このエントリーが1000個目になりました。

2011年くらいまでは、このブログも、週2エントリー、年100エントリーくらいの頻度で書いていたのですが、ここ1年くらいは、週1エントリー以下に激減しています。理由ははっきりしていて、Facebookに熱心になっているので、こちらまで手が回らないからです。

私は、ブログとFacebookをこんな風に使い分けています。

  • ブログ→publicに公開して問題ないブログ
  • Facebook→身近な人や自分の写っている写真や、自分の身の回りのことなど、publicにしないほうがいいかなと思うようなことを書くブログ

そのため、Facebookの方が、気にせず、楽しく書けるので、1日1エントリーのペースで書いています。

「おまえのFacebook記事は長すぎる」と、皆さんからお叱りを受けるのですが、facebookをプライベートなブログと勘違いしているわけですので、そういう長い記事を書く人が一人くらいいてもいいじゃないかと、お許しください。

ただ、Facebookの弱点は、自分の過去の記事を読みたいと思っても、閲覧性がよくなく、検索もできないし、Facebookのポリシーチェンジで消えてしまう可能性もあるということです。

というわけで、ブログはブログとして、やはり大切にしたいなと思っておりまして、もう少しきちんとやっていきたいと思っています。今後ともお付き合いいただければ幸いです。

2012.12.17

シリーズ対談 “教養”としての研究留学 第3回

今週の『医学のあゆみ』に、『シリーズ対談 “教養”としての研究留学』の第3回目が掲載されています。今回のゲストは、佐久総合病院 地域医療部の色平哲郎先生。失礼ながら、私は、色平先生のことは存じ上げなかったのですが、とにかく話がおもしろい。相当なボリュームでしたが、むさぼり食うように読んでしまいました。

医学のあゆみのサイトで、一部が立ち読みできます。

2011.12.02

「バイオ研究MegaLink:試薬・機器メーカー」10年ぶりに更新しました

昔から研究留学ネットをご覧になっている方はご承知のように、元々このサイトは、研究留学をサポートし、研究者のサポートをするサイトとして誕生したわけですが、私の留学から10年経ち、実際に実験で手を動かすこともなくなってしまったために、更新を放置している情報があちこちに存在します。ですから、今では、「研究留学ネット=管理人のブログ+α」のようになってしまっています。

バイオ研究MegaLinkも、私が自分で試薬とかを購入することがなくなってしまったので、ずっとそのままにしておりました。この10年間でバイオメーカーは次々と合併統合を繰り返し、とてもフォローできる状態でなかったというのもあります。

でも、大変、親切な読者の方がいらして、「バイオ研究MegaLink:試薬・機器メーカー」の、リンクをすべて修正して、コメントもアップデートして下さった資料を送って下さいました。匿名でいいですということなので、ここで名前をあげてお礼をすることはできませんが、ありがとうございました。

というわけで、「バイオ研究MegaLink:試薬・機器メーカー」を全面改定しました。

2011.11.18

「特別鼎談 研究留学──Ten years after」掲載

以前、こちらこちらでも紹介した、「特別鼎談 研究留学──Ten years after」(門川俊明、広田喜一、島岡要)の前編が、今週号の「週刊医学のあゆみ」に掲載されました。こちらのページの一番下に、今回の鼎談の一部が読める「立ち読み」というリンクが付いています。とても立ち読みだけでは読み切れないほどのボリュームがありますので、気に入ったら、是非、購入して下さい。

後編は、1週間後の次号に掲載される予定です。

2011.11.08

医学界新聞レジデント版に原稿を書きました

医学界新聞レジデント版に、「FAQ 血液透析患者のマネジメント」を寄稿しました。

お手元に届いている方は、どうぞ、ご一読を。Webでも読むことが出来ます。ちょうど同じ号の後ろから3ページ目に、拙著『レジデントのための血液透析患者マネジメント』についての川崎医科大学の柏原教授のあたたかい書評も掲載されています。

2010.03.01

KOMPAS公開

これまた、1年半がかりでやっていたプロジェクトが完成しました。

KOMPASは、慶應義塾大学病院の医師、スタッフが作成したオリジナルの医療・健康情報サイトです。

当初は、病院内に患者さん向けの図書館を作りたかったのですが、蔵書を置く十分なスペースが取れないために、webベースのコンテンツを作って、小さなスペースで、患者さんが、コンピュータを使って、医療・健康情報を調べられるようにしました。そこから、1年がかりで慎重に準備して、ようやく、今日、外部公開にこぎ着けました。

KOMPASという名前は、「慶應のKO」と「コンパス」をかけていて、あふれる情報の中で、患者さんを導く、羅針盤になって欲しいという意味を込めて名付けました。最近よくあるクリニカルスタディと同じような名前の付け方で、Keio Hospital Information & Patient Assistance Serviceの略ということにしてあります。

メルクマニュアル家庭版を、ミニマムの目標として、最終的には世界をリードする、医療情報サイトを目指しています。

執筆していただいた先生方、スタッフの方々に感謝します。

2010.02.02

研究留学ネット10周年

昨日はどうしても「仕事の10箇条」を掲載したかったので、1日遅れましたが、研究留学ネット10周年を迎えました。

研究留学ネットは、2000年2月1日に「医学研究者のための留学ガイド」という名前のサイトとしてインターネット上に公開しました。公開後半年経った2000年8月1日に、「研究留学ネット」とサイト名を変更し、今日に至っています。

昔はどんなのだったのだろうと、知りたい方は、wayback machineで見てみて下さい。wayback machineは過去のページを自動でアーカイブしているサイトです。

研究留学ネットのアーカイブをクリックして、ご覧下さい。表紙は、もう5年間同じデザインなんですね。

インターネットのサイトで、10年間続くサイトというのはきわめてまれだと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2010.01.05

慶應義塾大学医学部webサイトのリニューアル

私が1年近くお手伝いしていた、慶應義塾大学医学部のwebサイトのリニューアル作業が完了して、本日から公開されました。

他の大学医学部には負けないような魅力的なwebサイトを目指したつもりです。

webサイトの場合は、いかに立ち上げをうまくするかより、いかに、きちんと更新していくことが重要だと言うことは、私自身、身にしみてよくわかっています。

更新作業をやりやすように、Web Release 2というCMS(コンテンツマネジメントシステム)を導入しました。300万円以上するCMSだけあって、かなり高機能です。

2009.12.04

理系大学院留学経験著名人「公開インタビュー」のお知らせ

研究の世界もグローバル化が進んでいる今、これからの科学者は視野を広めるために、研究留学することがますます必須となっていますが、大学院から留学するという選択肢が脚光をあびつつあります。特に、一流の研究者を育てるための教育・サービスが非常に充実している、アメリカの大学院は、世界中から優秀な学生を集めています。昨年も好評をいただいたこのセミナーを、今回はさらに規模を拡大し、実際に大学院留学を経験した若手組と著名人の両方が集結。主にアメリカの大学院について紹介し、みなさんの質問にお答えします。また大学院留学に興味のない方でも、第二部は楽しめることと思いますので、どうぞご参加ください。学内外の参加を歓迎します。準備の関係上、事前に下記に登録申し込みをお願いしております(当日も可ですが、できるだけ早い登録をおすすめします)。スピーカーへの質問もありましたら、ぜひ登録時にお知らせください。

【イベント・スピーカー】
● 若手留学経験者
山本智徳(ジョンズ・ホプキンス大博士課程在籍中、カガクシャ・ネット副代表)、斎藤広隆(ミシガン大博士課程修了、現東京農工大、カガクシャ・ネットエグゼクティブメンバー)、杉井重紀(ダートマス大博士課程修了、現ソーク研究所研究員、カガクシャ・ネット代表)、他数名を予定。

● 公開インタビュー著名人
北澤宏一博士(MIT博士課程修了、科学技術振興機構理事長)、東原和成博士(ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校博士課程修了、12月1日より東大農学生命科学研究科教授)

【日時】
2009年12月13日(日)午後1時30分~午後4時30分

午後1時30分~午後2時45分 第一部:留学経験者による講演、パネルディスカッション
午後2時45分~午後3時00分 休憩
午後3時00分~午後4時30分 第二部:留学経験著名人への公開インタビュー、質疑応答
午後5時以降 懇親会(参加任意:飲食実費がかかります)

【場所】
東京農工大学小金井キャンパス13号館3階L1331教室(中央線東小金井駅から徒歩約10分)
http://www.tuat.ac.jp/access/

【参加費】
無料(ただし懇親会は実費)

【登録フォーム】
http://kagakusha.net/event.htm

【イベント告知ポスター】
http://kagakusha.net/images/event09.pdf

【本セミナーに関する問合せ先】
東京農工大学地域生態システム学科 斎藤広隆
Email: hiros<at>cc.tuat.ac.jp
( <at>を@に書き換えてください)
Tel/Fax: 042-367-5584

【主催】
カガクシャ・ネット
http://kagakusha.net/

【後援】
東京農工大学国際センター
(株)アルク
科学技術社会論学会

2009.05.31

Temple University, Cardiovascular Research Centerの紹介

研究留学ネット内には、留学先紹介というコーナーがあります。

これは、研究留学ネット(2000年オーブン)を始めて1年くらいたった時にスタートしたコーナーです。留学先を探している人や、これから留学に行こうとしている人に、その都市の雰囲気を、実際に留学している方から紹介してもらうという趣旨のものです。アメリカの大学の半分くらいの大学は、日本人になじみのない都市や大学都市にありますので、それなりに有用な情報だと思っています。

さて、最近ではパッタリ、投稿も止まってしまっていたのですが、2年ぶりに紹介記事の投稿がありました。Temple University, Cardiovascular Research Centerの紹介記事です。石丸さん、ありがとうございます。少し古くなった紹介記事もあるので、是非、みなさんの投稿をお待ちしています。

2008.12.31

研究留学メーリングリスト解散のお知らせ

研究留学メーリングリストは2000年6月スタートし、多いときには、1000人以上の登録者があり、毎日20通を超えるメールが流れていた活発なメーリングリストでした。しかし、ここ2年くらいはメールの流通量も少なくなっていました。その大きな理由は、インターネット上でのコミュニケーションとしてのメールの位置づけが変わったということだと思います。また、これだけたくさんのスパムメールが流通するようになり、フィルタや、公的アドレスでの参加が出来なくなったことなども、大きな影響を与えたと思います。

管理人としては、長年、多くの方に利用された本メーリングリストが、その使命を終えたと考え、本日2008年12月31日をもって、本メーリングリストを解散することにしました。

振り返ってみると、たくさんのメールが流れていた時期には、管理人としても、様々なトラブルも経験し、インターネット越しのコミュニケーション方法についてたくさんのことを学ばせていただきました。しかし、そのようなことがあっても、8年間続けてこられたのは、このメーリングリストが楽しかったからです。このメーリングリストを介して、多くの方と親しくなる機会も得られました。

長い間、研究留学メーリングリストを支えてきて下さった皆様に感謝いたします。

ぱっとしない話題で今年最後のWhat's new!になってしまい申し訳ありません。Webの方は当面、こんな感じでやっていきたいと思います。

皆様、よい年をお迎え下さい。

2008.04.11

Classifiedコーナーはどのくらい役立っているのか

What's new!の更新はいまいちですが、Classifiedのコーナーには本当にたくさんのClassified情報が集まっています。最近では、毎月20程度情報が掲載されています。

ただ、掲載した求人に対してどれくらいの問い合わせがあったのか、掲載した求人が最終的にうまくいったのか、というのを私が知る機会は少ないのが現状です。そんな中で、Classified情報を投稿していた方から、その後の状況をお知らせいただきました。興味深いので、皆さんにも紹介させていただきます。

その投稿は、自分の所属している、あるアメリカの研究室の中国人のボスがポスドクを求めるというものでした。結果として、2ヶ月程度の間に、15人の方から応募があったそうです。

その内訳は、

  1. すでに留学中で 次の居所を探している研究者が半分弱
  2. 日本に留学中の中国人研究者が数人(求人者が中国人だからか)
  3. 残りが 日本から留学先を探している日本人研究者

だったそうで、その中から、一人の採用が決定、もう一人を現在 検討中だそうです。1のような方が多いというのが意外でした。

というわけで、投稿後のレスポンスがどうだったのかを教えていただけると、こういうコーナーを細々と続けている管理人にとっては、ありがたいです。

2008.02.20

しばしのおやすみののち復活

締め切りを過ぎて督促を受けた原稿など、その他いろいろあって、3週間ほどお休みをいただいておりましたが、無事脱稿でき、復活いたします。

MacBook Airのことなど相当書きたいことがたまっているので、しばらくは毎日更新することになると思います。一部のエントリーは、2月2日と2月20日の間の日付で書くことになると思います。

2008.01.28

掲示板のデータが飛んでしまった

サイト管理者として恥ずかしい話なのですが、掲示板のデータを消失してしまいました。

おかしいなと思ったのは、先週末でした。トップページのカウンターの数字がリセットされていたのです。これはすぐに手持ちのデータを使って復旧できたので、これで直ったと思っていました。

2日後に再び、カウンターの数字がリセットされており、おかしいなと思い、掲示板を見てみると、研究留学フォーラムと、Biotechフォーラムのデータがすべて飛んでしまっていました。

私が借りているサーバー会社では、ちょうどサーバーの入れ換え作業をおこなっており、そのことが影響したんだろうと思います。

サーバー会社もミラーリングはしているものの、個人的にはデータを提供できないと言うことで、手元にある最新のバックアップを使って、復旧。しかし、Biotechフォーラムは一ヶ月強、研究留学フォーラムは半年分のデータを消失させてしまうことになりました。この間、非常に有用な情報の交換が行われていたことを考えると、みなさまにとても申し訳なく思います。

かれこれ、このサイトは8年間になります。さいわいなことに、これまで、一度も掲示板プログラムの問題が生じることがありませんでした。昔は、1ヶ月に1度は自分でバックアップを取っていたのですが、最近は、年に数回バックアップを取る程度になっていました。今後は、もう少し豆にバックアップをとりたいと考えています。

とりあえず、ご報告と、お詫びまで。

2007.07.26

BioTechnicalフォーラムをリニューアルしました

最近、研究留学ネットの人気コーナーとなったBioTechnicalフォーラム。

しかし、人気が出すぎ、アクセスが増えすぎたせいで、借りているサーバーにかなり負担をかけることとなり、503エラーが頻発するようになっていました。研究留学ネットのサイトをおいているのは、さくらインターネット というサーバー屋さん。値段も安く、自由度も高いということもあってとても気に入っているのですが、自由度が高いということで、結構ヘビーサイトが集まるということもあり、サーバーに一定の負荷がかかるようになると503エラーの出る閾値をさげるような仕組みにになっているそうで、ここ1ヶ月は、おそらく、エラーが頻発するという経験をされ、読者の方々にはご迷惑をかけていたことと思います。

対策としては、BioTechnicalフォーラムの負荷を減らすしかありませんが、これまでの書き込みもとても捨てるにはもったいない貴重なものです。そこで、以下のような方法でBioTechnicalフォーラムの運営をおこなうことにしました。

これまでのBioTechnical フォーラムと同じ形で、新BioTechnicalフォーラムをたて、今後はこちらを使っていただきます。旧BioTechnicalフォーラムは書き込みは出来ないものの、これまで通り読むことは出来る形で残しておきます。すでに新しいトピックをたてることは新フォーラムでしか行えませんが、古いフォーラムのレスは7月いっぱいは可能にしておき、その後、書き込み出来ないようにいたします。

今後とも、BioTechnicalフォーラムをご愛用下さい。

2007.07.05

classifiedが最近にぎわっています

classifiedが最近とともにぎわっています。6月後半から毎日classifiedの投稿があり、6月25日からは毎日1件ずつ紹介しています。一応、1日1件を紹介することになっているのですが、それでも処理できないで掲載に数日お待たせするようなケースもあります。

おそらく、NIHのグラントの発表があり、新しいグラントが当たったPIがポスドクを募集しているのだと思います。

ボスがどのような気持ちでポスドクを雇うのか、また、雇うときにはどのようなステップを踏むのか、ボスサイドから見た気持ちを理解していると、ポスドク捜しもかなり楽になると思います。そのために、お薦めの本は、「アット・ザ・ヘルム」です。留学先を探している人、すでに留学している人必読の本だと思います。

2007.03.03

University of Medicine and Dentistry of New Jerseyの紹介記事

留学先紹介のコーナーに「University of Medicine and Dentistry of New Jersey, Robert Wood Johnson School of Medicineの紹介記事」の投稿がありました。佐藤さんありがとう。

このコーナーの投稿は2年ぶりですね。少し古くなった紹介記事もあるので、是非、みなさんの投稿をお待ちしています。

2007.01.24

医家向け電脳道具箱

このたび、月に1回くらいの割合で医学のあゆみにエッセイを書かせて頂くことになりました。タイトルは『医家向け電脳道具箱』で、医学情報やインターネット、コンピュータのことなど気軽なテーマで書いていく予定です。

ちょうど今、書店に並んでいる220巻3号目次)に第1回『Google Scholarを使い倒す』が掲載されています。毎週土曜日発行の週刊誌ですので医学書店などでも数号分しか在庫しないと思います。ご興味のある方は、お早めに。

2006.10.21

Biotechフォーラムの名スレッドランキング by はてブ

Biotechフォーラムが最近とてもいい感じでにぎわっています。こんな形でうまく育ってくれるとは思っていなかったのですが、すでに3000を越えるスレッドができています。私自身も読んでいて、とてもためになります。最近の中では、[大腸菌内のプラスミドについて]などは名スレッドと言っていいと思います。

ただ、これだけスレッドが増えてくると、いわゆる「名スレッド」が下の方に埋もれてしまってもったいないなと思います。そこで、、、

はてブの機能を使って、評価の高いスレッドの一覧を作るシステムを作りました。

読んでいて、これは「便利だな」「役立つ」と思ったスレッドがあれば、是非、「このスレッドをはてなブックマークに追加」(各スレッドの上の方にボタンを貼ってあります)をクリックしてみて下さい(はてなのアカウントを持っていない人は、はてなのアカウントを作り必要があります)。ブックマークの多いスレッド(≒名スレッド)の一覧を「人気の高いスレッドランキング by はてブ」(Biotechフォーラムのトップページの上の方ににリンクを張ってあります)で見ることができます。

と言ってみても、現段階では、皆さんのブックマークはほとんどついていないので、とりあえず、私が20以上にのびているスレッドにブックマークしたものが並んだだけになっています。是非、皆さんにも参加していただいて、「人気の高いスレッドランキング by はてブ」を育てていっていただけると幸いです。

2006.03.18

ビザ取得情報データベース

911テロ以降、ビザ発行に関する手続きがネコの目のように変わった時期に何か、研究留学ネットでできることはないかと考えて始めたのが、「ビザ取得情報データベース」です。その後、多くの情報が頻繁に寄せられるようになり、各領事館でのビザプロセスの時間の目安として非常に貴重な情報源になりました。今回、見た目を含め、プログラムを一から手直ししました。機能的には大きな違いはないと思いますが、今後ともご愛用頂ければ幸いです。

2006.03.17

留学経験者に聞きました

「留学経験者100人に聞きました」というタイトルでスタートした「留学経験者に聞きました」。このたび、プログラムをすべて書き直して、見やすくしました。なかなか100人が集まらずにタイトルを変更したわけですが、その後少しずつ回答者が集まり、いまではすべての問題に100人以上の方が答えて下さっています。留学経験者を対象にしたこのようなアンケートはとても貴重な資料ですので、もし、まだ、ご覧になったことがない人は是非ご覧になって下さい。また、回答して下さる方も募集しています。

2006.02.03

研究留学術第4刷出版

研究留学術

研究留学ネットを1冊の本にまとめた研究留学術も第4刷まで増刷され、私の手元にも最新版の第4刷が届きました。今回は、PART1第2章ビザの章を徹底的に書き直し、現在のビザ申請手続きにマッチするものに書き直すことができました。改訂版ではないため、書き直しは最低限しかできませんでしたが、URLの確認を含め、できる限り最新のものとなるようにしました。4月から留学という方も多いと思いますが、是非お手元に1冊お持ち頂ければと思います。書店には一部第3刷の在庫が残っているようですので、「2006年1月20日 第1版第4刷発行」となっているか確認して購入されることをお勧めします。

研究留学術——研究者のためのアメリカ留学ガイド
著者:門川俊明編著、出版社:医歯薬出版社、価格:¥3,200、ISBN:4-263-20171-X【bk1】【amazon.co.jp】【目次

2006.01.25

研究留学メーリングリストの新規参加者の募集を再開します

研究留学メーリングリストの新規参加者の募集を再開します。

をよくお読みになって、参加して頂くようにお願い致します。

なお、現在、旧会員の方のリフレッシュ作業を並行しておこなっていますので、実際に配信が始まるまで数日お時間をいただくことをあらかじめご了承下さい。

2006.01.20

体験談・情報の受付を再開します

しばらくの間受付を停止していましたが、皆さんからの体験談・情報の受付を再開します。他の読者の役に立つとおもわれる体験談・情報がありましたら、Feedbackのページから投稿をお願い致します。

なお、通常のビザ取得の体験談はビザ取得情報データベースに集約したいと思っていまので、そちらに投稿をお願いします。ただし、特殊な国でのビザ情報や、新しく変更があった箇所など、What's new!でも取り上げた方がよいものは、Feedbackのページから投稿して頂ければ、What's new!で取り上げさせて頂きます。

2006.01.10

研究留学メーリングリスト

研究留学メーリングリストは、しばらく新規の参加者の募集を見合わせてきましたが、今月末に会員のリフレッシュをおこない、その後に新規参加者の募集を再開する予定です。今しばらくお待ち下さい。

2005.11.08

What's new!もblog化しました

Classifieのシステムも問題なく動いているようなので、What's new!の方もMovable Typeを使ってblog化してみました。時間を見つけて過去のWhat's new!のブログ化もやってみたいと思っていますがいつになることやら。

What's new!とClassifiedは別々のRSSフィードをはき出しますので、常連さんは以下のRSSフィードをRSSリーダーに登録しておいて下さると、新しい記事が書き込まれたときにすぐに読むことができるようになります。

What's new!のRSSフィードはhttp://www.kenkyuu.net/whatsnew/atom.xmlまたはhttp://www.kenkyuu.net/whatsnew/index.xmlです。

ClassifiedのRSSフィードはhttp://www.kenkyuu.net/classified/atom.xmlまたはhttp://www.kenkyuu.net/classified/index.xmlです。

Classifiedの方が新規に書き込まれても、What's new!の方では案内しませんので、是非、RSSフィードを利用して下さい。

2005.11.05

『研究留学術』第4刷

『研究留学術』の版元の在庫もほとんどなくなりつつあり、第4刷りを刷って頂くことになりました。ビザの項目を含め、古くなっている記述をできる限り最新のものに直す予定です。第4刷が出来上がるまでの数ヶ月は、『研究留学術』はかなり手に入りにくくなるかもしれません。急いで必要という方は見つけたら買っておいた方がいいでしょう。あんまり急がないという方は第4刷を待った方がいいでしょう。

在庫は【bk1】【amazon.co.jp】 あたりをチェックしてみて下さい。

2005.11.04

200万アクセス

200万アクセスありがとう。キリ番はiTakanariさんがゲットされました。

参加賞の方はまだだいぶ余っています。参加賞を希望される方は、以下の要領でご応募ください。

  1. 参加賞を希望される方は、 subjectを「200万アクセス記念プレゼント企画参加」として、下記を明記の上、present200@kenkyuu.net あてにメールをして下さい。 すでにキリ番を取った方がいるので、スクリーンキャプチャは不要です。
    1. お名前(海外の方はローマ字表記も)
    2. 所属
    3. 参加賞を送って欲しい住所
    4. メールアドレス
    5. 研究留学ネットへの感想
  2. 身内の方はご遠慮ください。
  3. 商品がなくなり次第打ち切ります。参加賞の当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます。
  4. 本プレゼント企画には、Global Protection様の暖かい支援をいただいています。

2005.11.03

まもなく200万アクセス

私も読者の方々に指摘されるまで気づかなかったのですが、おかげさまでこのサイトもまもなく200万アクセスを迎えます。日頃のご愛顧にお応えして200万アクセス記念のプレゼント企画を実施します。

以下、ルールです。

  1. キリ番賞は www.kenkyuu.netのカウンター200万ちょうどをゲットされた方にさしあげます。200万アクセス達成後、24時間以内に200万ちょうどを取得された方が申告されなかった場合は、200万以上でもっとも200万に近い方に差し上げます。
  2. キリ番賞はアマゾンドットコムのギフト券5000円分です。
  3. キリ番獲得者は、それぞれの番号をゲットした際のスクリーンキャプチャを管理人あてにメールで送ってください。スクリーンキャプチャがない場合は残念ながら失格となります。ねらう方はあらかじめスクリーンキャプチャの方法を調べておいてください。
  4. キリ番以外にも30名ほどの参加賞(中身は秘密) を用意しています。200万以上で200万に近い方から30名に参加賞を差し上げます。参加賞の方もスクリーンキャプチャがなければ失格となります。2,000,050あたりまでチャンスがあるかもしれません。
  5. 身内の方は、参加をご遠慮下さい。
  6. 参加される方は、 subjectを「200万アクセス記念プレゼント企画参加」として、下記を明記の上、スクリーンキャプチャを添付して、xxxあてにメールをして下さい。
    1. お名前
    2. ハンドルネーム
    3. 所属
    4. メールアドレス
    5. 研究留学ネットへの感想
  7. キリ番賞当選者はハンドルネームで当webサイトで発表させていただきます。参加賞の当選者へは直接メールでご連絡します。
  8. 本プレゼント企画には、Global Protection様の暖かい支援をいただいています。

2005.10.27

Classified再開しました

Classifiedを再開しました。さっそく5つのClassified情報が寄せられています。是非ご覧ください。

はやりのMovable Typeで作ってみましたので、今後も求人情報をチェックしたい方は、RSSフィードを登録しておくといいかもしれません。

2005.10.24

Classified再開する予定です

しばらくClassifiedをお休みしていましたが、多くの要望が寄せられており、近日中に再開の予定です。1週間以内に新システムでの再開を予定しています。もし、Classified情報をお持ちの方は、Classifiedへの投稿から情報を投稿して下さい。

2004.11.25

「アメリカの税金と確定申告の基本」のページアップデート

確定申告シーズンを前に、若菜さんが「アメリカの税金と確定申告の基本」のページをアップデートしてくださいました。

ありがとうございました。

2004.05.31

アメリカのサイエンスのしくみ 第二弾「NIHグラントのしくみ」

「アメリカのサイエンスのしくみ」の第二弾は「NIHグラントのしくみ」です。長文なので、「研究留学ガイド」のなかに「NIHグラントのしくみ」としてまとめました。

2004.05.17

英語版のClassified受付ページを作りました

当サイトのClassified情報。今では、200近くのClassifiedが集まり、このClassified情報がきっかけとなって留学が決まった方も少なくないと聞きます。このClassified情報には、アメリカで独立した日本人PIからの求人情報が多いのですが、実際には、日本人以外のPIでも日本人ポスドクを評価していて、採用したいと思っているPIは少なくないと予想されます。Classified情報を受け付けるページを英語で作れば、もっとたくさんのPIが利用してくれるのではないかと思っていて、いつかは英語のページを作りたいと思っていました。

今回、重い腰を上げて、Classifid情報を受け付ける英語のページを作りました。知り合いのPIで日本人ポスドクが欲しいと思っている方をご存じでしたら、是非、

http://www.kenkyuu.net/classifiedad-e.html

を紹介してあげて下さい。

2004.05.12

アメリカのサイエンスのしくみ 第一弾「NIHのしくみ」

長い間、自分の中では懸案であった「アメリカのサイエンスのしくみ」についての連載を始めたいと思います。時間を見つけて書くことになるので、週1くらいのペースになると思います。

第一弾は「NIHのしくみ」です。長文なので、「研究留学ガイド」のなかに「NIHのしくみ」としてまとめました。

2004.04.01

リニューアル

リニューアルをしました。

世の中の流れを考えて、テーブルレイアウトを極力廃し、スタイルシートを全面的に使ったデザインにしました。スタイルシートに対応できていない古典的なブラウザ(ネットスケープ4など)ではデザインが崩れてしまうと思いますが、ご容赦下さい。

このサイトもいつのまにやら、300ページを越える巨大なサイトになっており、すべてのページのコードを書き直すのはかなり大変な作業でした。でも、古いWhat's new!などを読むのもなかなか楽しいものです。

2003.04.06

ビザ取得情報データベース

最近では、ビザ取得に関して様々なシステム変更があり、さらに戦争が始まったことによって、どのくらいでビザがとれるかが全くわからなくなっています。メーリングリストや研究留学フォーラムの方で断片的な情報は伝わってきますが、これからビザ取得、更新をおこなおうという人にもっと情報が欲しいというのが本音でしょう。

このような研究留学を目指す人の危機とも言える状況で、研究留学ネットとして何か出来ることはないか?私なりに出した結論が、「ビザ取得情報データベース」を立ち上げることでした。最近ビザを取得・更新した方から情報をお寄せいただくことで、各領事館におけるビザ取得に必要な時間をはじめとした情報を得ることが目的です。

最近ビザを取得・更新した方は是非、こちらからご協力下さい。

アーカイブ

過去ログ一覧