2017.01.21

Macbook Pro 2016体制が整いました

年末から、Macbook Pro 2016を使っています。ポートがUSB-Cだけになるということもあって、不安はあったのですが、1ヶ月ほど使って、使い慣れてきたので、気がついたことをまとめておきます。

MacBook Pro 2016の最大の特徴は、ポートがUSB-Cだけになったこと。USB-Aが主流である現状では不便であるのは間違いなく、アダプタ類が必要です。これくらいあればいいんじゃないかというのをまとめてみました。

USB-A→USB-Cアダプタ。これは必須ですね。僕は、2個買いました。

Multiportアダプタ、プレゼンに必須。一緒に、USB-Aの端子もついているので、リモコン付きレーザーポインターのレシーバーも付けられて便利。いつもカバンの中に1ついれています。

電源もUSB-Cで統一されてしまったので、電源アダプタを、もう一つ買って、家においてあります。職場は、後述するLG UltraFine 5Kが電源も供給してくれます。

あと、TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C1、これ便利。SDカードリーダーも兼ねているし、Ethernetもつなげる。かなり好評みたいで、なかなか手に入りません。2月に、機能を絞った、半値くらいの、ALMIGHTY DOCK CM1が登場しますが、たぶん、こちらで機能的には十分だと思います。2月13日に発売だそうです。僕は、オフィスに、TUNEWEAR ALMIGHTY DOCK C1をおいて、今度、持ち歩き用にALMIGHTY DOCK CM1を買い足そうと思っています。ただし、Apple USB Super Driveはこれでつなげないので、USB-A→USB-Cアダプタは1つは持っていた方がいいです。

ということでまとめると、USB-C USBアダプタ1個、Multiportアダプタ1個、ALMIGHTY DOCK CM11個の3つで十分だと思います。

キーボードが使いにくいんじゃないかという懸念がありましたが、僕はまったく気になりませんでした。むしろ、トラックパッドが大きすぎて、タイピング中に触ってしまうのが、問題かな。これは、ソフト的になんとかなりそうですけど。

バッテリーの持ちは、はっきり言ってよくないです。Macbook AirやMacbook Pro 2014のときは、一日バッテリーのことを心配する必要はありませんでしたが、今は、夜くらいになると、少し不安になるので、ACアダプターを持って歩いています。

僕は、職場では、Thunderbolt Displayに、Macbook Proをクラムシェル状態でつないで使っていたわけですが、Macbook ProからThunderbolt Displayにどうやっても接続できないのが大きな問題でした。

Thunderbolt3→2のアダプタで解決できるのかと思ったら、ダメだという報告がWebにあって、あきらめました。でも、LG UltraFine 5KやSuperFine 4KがMacbook Pro 2016専用ディスプレイとして登場しましたので、これを購入して問題は解決しました。ぼくは、LG UltraFine 5Kを買いましたが、USB-Cケーブル一本つなぐだけで、映像信号、電源、などなどをすべて接続でき、USB-Cのハブとしても機能してくれるし、Macbook Pro 2016を使う人にはお勧めのディスプレイです。

ということで、現在は、バッテリーの持ちがやや悪いことを除けば、快適に使えています。USB-Cの普及もかなり進むでしょうから、USB-C対策もそのうち、問題にならなくなるでしょう。

2014.12.28

Macbook Air early 2014

2014には、Macbook Air Retinaモデルが発売されると噂されていましたが、インテルのプロセッサ開発の遅れによって、大幅に発売が遅れ、2014年内には発売されないことが確定的となりました。

現在使っているのは、Macbook Air 2012バージョンですが、2014年には買い換えるつもりで予算も用意していたので、さて、どうしようかと思案していました。

2年以上経って、バッテリのへたりが顕著となり、東京-京都間がなんとか持つ程度になってしまっていることもあり、思い切って、現時点でのMacbook Airの最新モデルearly 2014のフルスペックのものを買いました。

今日は、原稿書きをしながら、新しいMacbook Airのセットアップをしました。

私の流儀は、古いMacからの復元は行わないということ。簡単ですが何かトラブルが起こることが多いので、ソフトウェアは再度すべてインストールして、データのみハードディスク経由でコピーします。以前は、いろんなものを再設定しなければならなかったのですがが、iCloudを介した同期で、safariのブックマークや、連絡先、キーチェーンなどは勝手に移行してくれるので、非常に便利。全部の作業に半日もかかりませんでした。

今回インストールしたソフトは以下の通り。

パッケージソフト
Office 2011 for Mac
ATOK2014 for Mac
医療辞書2012
Adobe CS6 Desgin Web Premium
Adobe Lightroom5
ENDONOTE x7
SPSS 22

ダウンロードソフト(無料)
evernote
dropbox
firefox
chrome
Tunes TEXT
Amazon Album Art
Nikon ViewNX2
Handbrake

ダウンロードソフト(有料)
RipIt
snapzpro
JeditX2
SCRIVENER

ダウンロードソフト(App store経由)
echofon
Hit List
MarsEdit
MindNode Pro
Line
Transmit
ブログスキャン

プリンタなどのドライバ
OKI data C610dn
PIXUS MG6230
EPSON GT-X820
EPSON PM-G4500

こんな事書いていたら、年明けには、Macbook Air Retinaモデルが出るというが聞こえてきました。

2013.02.04

超リアルなスティーブジョブスのフィギュアゲット

ようやく届いた、Steve Jobsのフィギュア。

実は、フィギュアって買うの初めてなんですが、年末に一目惚れして、ポチッてしまいました。

$179.99もしましたが、さすが、見れば、見るほどよくできています。表情が素晴らしい。

ディテールにもこだわっていて、ブラックのタートル、リーバイスの 501、ニューバランス992(グレー)、コルビジェ LC3のソファも再現されています。

しばらくは、オフィスに飾っておく予定ですので、遊びにいらしたら、是非、見ていって下さい。

Steve mini
http://www.legendtoys.jp/

2012.08.25

Genius Barでよいサービスを受けるためには

Apple StoreのGenius Barを、私は年に数回利用しています。最近は、受付数が増えたせいか、前の日であれば、だいたい好きな時間に予約が取れます。職場からも30分とかからない場所なので、本当に助かっています。

Genius Barに行くと言えば、MacかiPhoneかにトラブルが起きているわけですから、あまり行きたい場所ではありません。 しかし、今まで10回以上利用させていただいた経験を言えば、きわめて気持ちの良いサービスが受けられています。毎回、即座に問題を解決してくれ、しかも、費用も最低限しかかっていません。

先日、iPhoneのホームボタンが効かなくなってしまいGenius Barを訪れましたが、1分以内に、新品交換と判断されました。母艦のMacbook Airを持っていたので、その場で、新しいiPhone設定を終え、30分後にApple Storeを出るときには、いつものiPhone環境が戻っていました。 数万円の出費は覚悟していたものの、最小限の出費で抑えられ、大変助かりました。

私の隣でサービスを受けている人は、かなり時間もかかり、端から見ていても、きっとこの人の問題は解決しないだろうなと思いました。ソフトウェアのインストールトラブルらしいのですが、お客さん自身が、まったくトラブルシューティングをしていませんでした。しかも、けんか腰。

Genius Barが得意とするトラブルシューティングと得意としないものがあるということをサービスを受ける側もきちんと認識する必要があるわけです。 ハードウェアトラブルは、Genius Barの得意技です。ただし、Genius Barは、その場で、コンピュータの内部をいじり出すようなことはしません。預けて、工場で修理(とは言っても、たいていの場合、パーツを丸ごと取り替えてしまうことがほとんど)するか、新品と交換するかを判断します。ハードウェアのトラブルについては、世界中から情報が集まっているので、見事なほど、あっという間に解決してくれます。一方、ソフトウェアのトラブルシューティングは得意ではありません。というより、やるつもりはないように見受けられます。簡単な設定ミスとかは解決できますが、それ以上に関しては、OSの再インストールとか、おおごとになってしまいます。

私は、ソフトウェアのトラブルはほとんど自分で解決し、Genius Barに持ち込むのは、ハードウェアの問題だと判断しているときだけなので、きっと、Genius Barの人もやりやすいのでしょう。 さらに、ハードウェアのどの部分に問題があるのか、PRAMクリアなどできることは自分ですべてやって出かけるので、たいてい、3分以内に、入院か新品交換か判断してくれます。

というわけで、Genius Barを気持ちよく利用するには、顧客側も、それなりにトラブルシュートをすること。そして、Genius Barが得意な領域を理解すること。そういう当たり前のことを意識しないとHappyにはなれません。

Apple StoreとGenius Barは、Appleの貴重な財産です。先日Apple Store担当役員が、Apple Storeのリストラをしようとして、反発に遭って謝罪していましたが、このサービスをずっと続けて欲しいですね。

2012.06.12

新しいMacBook Airをポチリました

現在のメイン機のMacBook Airのトラックパッドがどうにもならず、心待ちにしていたWWDC2012。

MacBook Air、MacBook Pro全部のリニューアルになりましたね。一番の話題は、MacBook Pro 15 with Retinaディスプレイ。購入の第一候補ではあったのですが、薄くはなったとはいえ2kg越え。フルBTOすると30万円な上に、2週間かかるのが気になりました。老眼の身には高精細ディスプレイはかえって目が疲れるといいわけし、パス。

うれしいことに、MacBook Air 13インチが、形はそのままながら、CPUが早くなり、しかも、512G SSDが選べるようになったので、即、ポチッといきました。

2012.05.15

Macbook Airのトラックパッドが不調

最近、またもやブログの更新がストップしてしまい、、、、。でも、私なりにいいわけがあるわけです。

現在の私のコンピュータ環境は、常に、MacBook Air 13インチを持ち歩いています。そして、大学のオフィスでは、MacBook Airをクラムシェルモードにして、Apple Cinema Displayにつないで使っています。この環境は、私が20年来夢見てきた、PowerBook Duo Dockの現代版で、本当に究極のコンピュータライフを送っていると思っています。

しかし、数ヶ月前から、MacBook Airのトラックパッドが不調に。不調とは言っても、完全に使えないわけではなく、そこそこ使えるのだけれども、クリックで押し込んだままになってしまったり、スクロールがうまくできなかったり、本当にイライラしてしまう状況です。

とりあえず、ない知恵絞って考えたのは、もしかしたら、ソフトウェア的な問題かもしれないと思って、PRAMのクリアとか、いろいろやりましたがダメ。本当は、Genius Barに持っていって、修理してもらいたいのだけれども、おそらく、トラックパッドの交換になるだろうし、そうすると、1週間は、コンピュータが手元になくなることになります。新しい、MacBook Airを買って、乗り換えたいのですが、実は、ここに来て、MacBook AirまたはMacBook Proのリプレイスの噂が広がっています。

私の予想は、MacBook Proの光学式ドライブが廃止されて、きわめて、MacBook Airに近づくのではないかというものです。そして、もしかしたら、MacBook AirとMacBook Proが統合されてしまうのではないかと思っています(でも、その後の噂では、MacBookは薄くなるものの、Retina Displayが搭載されて、それなりの重さになるとか。ちょっと、重いのは勘弁だなぁ)

いずれにしても、今、MacBook Airを買ったら、後悔するのは間違いなさそうなので、とりあえず、現在のMacBook Airで我慢するために、一緒にMagic Mouseとmini keyboardを持ち歩くことにしました。

かなり、間抜けな感じになっていますが、背に腹は代えられません。これで、家でのタイピングやマウス操作もOK。

さて、MacBook Proのリプレイスは、早くてWWDCかなと思っていましたが、最近の噂サイトでは、その可能性が高くなっているようです。13インチが出て、SSDが512Gだったら、即買いだなぁ。15インチだとちょっと迷います。MacBook Airの軽さになれた身には、15インチはきついですし、今の鞄に15インチは収まらないので。

というわけで、ブログの方も少しずつ復帰していきます。どうぞよろしくお願いします。

2011.10.08

Steve Jobsが朗読したThink different

Steve Jobsがアップルに復帰した後、アップルが立ち直っていくきっかけになったキャッチコピー、それが、「Think Different」です。実際のCMは他の方が、朗読されていますが、Steve Jobs自身が朗読をしているバージョンがあることを、こちらのサイトで知りました。

全文は以下の通り。

Here's to the crazy ones, the misfits, the rebels, the troublemakers, the round pegs in the square holes... the ones who see things differently -- they're not fond of rules... You can quote them, disagree with them, glorify or vilify them, but the only thing you can't do is ignore them because they change things... they push the human race forward, and while some may see them as the crazy ones, we see genius, because the ones who are crazy enough to think that they can change the world, are the ones who do.

日本のCMでは根津甚八さんが、朗読されています。

2011.10.06

Steve Jobs 1955-2011

Steve Jobsが亡くなりました。

8月末に、CEOを辞任したときに、近いうちに、この日が来ると覚悟していました。

彼の膵臓癌が見つかったとき、私は、はじめて、Steve Jobsがこの世からいなくなる。Steve JobsのいなくなるAppleになるという、とてつもない不安感に襲われました。しかし、彼の、あのスタンフォード大学でのスピーチにもあったように、幸い悪性度の低い膵癌で、カムバックしてきたとき本当にうれしかったです。

しかし、幸せな時間は長く続かず、壇上に立つ彼はだんだんやせ衰えて、ついには、肝臓移植を受けたという話が伝わってきました。

正確な病状は、わかりませんが、私も医師のはしくれなので、あんまり芳しくない病状だとは思っていました。そんな病状でも、Keynoteスピーチに登場し、私に夢を与えてくれる、彼に尊敬の念を抱いていました。

8月末に彼が、CEOを辞めたときの、私のSteve Jobsへの思いは、「ありがとう、スティーブ」というエントリーに書き留めてあります。悲しいではなく、ただ、ただ、ありがとう、そういう気持ちで一杯でした。そして、少しでも、家族との幸せな時間が続きますようにと願ってきました。

残念ながら、本日、彼が帰らない人になったとのニュースが世界をかけめぐりました。

月並みな言い方しかできませんが、彼が生み出したプロダクツ、イノベーション、ビジョンは、私の中で生き続けています。私も、身近な人、そして、ネットを通じて知り合った方々に、少数ではありますが、それを伝導して行き続けたいと思います。

彼が、スタンフォード大学のスピーチで残した言葉、

Death is very likely the single best invention of Life. It is Life's change agent. It clears out the old to make way for the new.

を胸にして。

今日一日は、研究留学ネットのトップページも特別バージョンにします。

2011.08.25

ありがとう、スティーブ

Apple社のCEOのSteve Jobsが、CEOを引退することになった。

私は、研修医の時に、大枚をはたいて、Mac IIsiを購入して以来、20年間、ずっと、Appleのコンピュータを使い続けてきた。Private用、仕事用、数えたら20台を越えている。iPodも5台、iPhoneも3台、iPadも1台。Appleの収益にはだいぶ貢献してきた。

Macを使っていることで、どんどんコンピュータのことが好きになった。私が、今、こうしてあるのも、Appleが、Macがあったからと言って過言でない。なぜ、Macを使うのですか?と聞かれたら、「好きだから」としか答えようがない。そして、私がMacを愛する気持ちのかなりの部分が、Steve Jobsが好きだからという事によるのだと思う。Appleの新製品発表のSteve Jobsのプレゼンテーションは本当に楽しみで、次の日朝早くから仕事があっても、いつもライブで見ていた。

私の人生の中で、もっとも影響を与えた演説は、Steve JobsのStanford大学の卒業式典での祝辞である。もし、ごらんになったことがない方がいらっしゃれば、是非、ご覧いただきたい。私は、一時、全文覚えるほど、繰り返し聞いていた。下記の画像は、完全版の上、CCボタンを押せば、日本語字幕が出るというすぐれものです。

日本語全文英語全文

この演説の中で、膵臓腫瘍が見つかって、医者に「余命は数ヶ月だから、あとは、家族との時間を大切にしなさい」と言われたが、病理検査の結果、きわめてまれな良性の腫瘍であることがわかって、医者は涙を流しながら顕微鏡を覗いていたという一節が出てくる。しかし、残念なことに、膵臓腫瘍が肝臓に転移した。幸い、肝移植を早期に受けることが出来、再び、我々の前に戻ってきたが、徐々に体力が衰え、今回の引退につながったようだ。

@bodyhackerさんも言っていたけど、Steve Jobsでさえ、彼が辞めたとしても、Appleはこのまま動くのである。Tim Cookには、Steve Jobsほどのカリスマ性はないだろうが、Appleは時価総額全米トップの会社として走り続けるだろう。少なくとも数年は。「自分がいなきゃ、仕事が回らないから」みんなそういうけど、そんなことないのである。これまで、生まれてきた人間は、一人残らず、全員死んでいるけれども、地球は回り続けているし、世界は発展し続けている。

そう、だから、もっと、自分を大事にしよう。自分がやりたいことにstickしよう。

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life.

And most important, have the courage to follow your heart and intuition.

Stay hungry, stay foolish.

Steve、ゆっくり体を休めて、家族との時間を大切にして下さい。

長い間ありがとう。これからも盲目的にMacを愛し続けます。

2010.11.27

MacBook Air (Late 2010) 1ヶ月レビュー

MacBook Air (Late 2010、MC504J/A)は、届いた当日にセットアップを始めて、今日でちょうど一ヶ月使いました。まったく、第3世代のMacbook Airに戻れないくらい、きわめて、よくできたMacbook Airです。私の長いMacbook生活の中でも、ベストの一台と言い切れます。

私が購入したのは、13インチ、256G SSD、メモリー4G、CPU 2.13GHz、日本語JISキーボードです。

Macbook Air (Mid 2009 2.13GHz SSD128G MC234J/A)から、よくなった点は、
SSD 128 G→256GB(これが一番大きい)
メモリ2G→4G
USB 1端子→2端子
SDカードスロット 0→1

逆に失うものキーボードバックライトだけで、変わらないのは、CPUと重量。

あまりたいした違いに思えないかもしれませんが、1ヶ月使って感じるのは、俊敏性。再起動しても30秒未満で立ち上がって使えますし、スリープからの立ち上がりもむちゃくちゃ早いです。たまに、オフィスのマシンMacbook Pro 15インチ(mid 2009 2.8GHz HDD 528G MB986J/A)を使うと、遅さに、いらいらするほどです。

あまり指摘されませんが、バッテリーの持ちがすごくよくなっています。1日電源アダプタにつながないで使っても、まだ、電池の残量が半分くらい残っていると言ったらおわかりになるでしょうか。もちろん、使い続けた場合の電池の持ちがよくなっていることに加えて、使っていないときの省エネルギー設定がよくできている印象です。

あと、これも、指摘する人が少ないのですが、音がまったくしません。もちろん、マシンにむちゃくちゃ負荷をかければ、ファンが回るのですが、日常的にはまったく回りません。そして、マシンのどこかがあつくなると言うこともまったくありません。

うちの大学の生協では、まさしく飛ぶように売れているとのことですが、私も、このマシンは、胸を張っておすすめすることができます。

自分のメモとして、インストールしたソフトウェアは、こんな感じ。

Microsoft Office 2008 for Mac
Adobe Creative Suite CS4
iLife(すでにインストール済み)
ATOK
Toast
iWorks 09
NIKON Capture NX2
Transmit
A Better Finder Attributes 4
A Better Finder Rename 8
Jedit X2
どこでもJedit
Snapz Pro X
Omni Graffle
Omini Outliner
Echofon
Firefox
Handbrake
Mac the ripper
Stuffit
Tunes TEXT
Amazon Album Art
Nikon Software(Nikon Transfer 2, Nikon View X2)
Real player
Skype
Flip4Mac
VLC
Evernote
Dropbox
Growl
Flash
プリンタドライバー(EPSON PM-G4500、OKIdata 5900dn、Canon MP500)
EPSON scanner GT-X820
Scan Snap S1500M

2010.10.26

MacBook Air (Late 2010) ゲット

MacBook Air (Late 2010、MC504J/A)が予定通り、上海から届きました。

いきなり、泣かせることが書いてあるなぁ。

メインマシンとして使うので、迷うことなく13インチを選び、出来うる限り、スペックをあげたかったので、256GBのSSD、4GBのメモリ、2.13GHz Intel Core 2 Duoを選択。

私にとって、MacBook Airは第1世代(Early 2008、MB003J/A)、第3世代(Mid-2009、MC234J/A)に続く、3台目になります。第1世代から第3世代に移行したときには、SSDにしたせいもあって、強烈に早くなりました。それが、第4世代になって、どれだけ快適になっているのか、大変楽しみであります。

さて、楽しみなのですが、今すぐ使うかちょっと悩んでいます。

私は移行アシスタントを信用していないので、新しいマシンを買ったときには、ソフトをすべて入れ直すようにしています。ソフトのインストールに、半日費やします。データの移行はMobile Meのおかげでだいぶ楽になっていますが、それでも、2時間くらいはかかります。ということで、今週、どこかで、末一日セットアップする時間があるか???あと、27日に発売になる、Office 2011をどのタイミングで導入するかも悩むところ。

贅沢な悩みではあります。

2010.08.10

Macbook Airヒンジの破損

せっかくの休み、やめておけばいいのだけれど、なにせ原稿の締め切りが迫っていたので、西表島にMacbook Airを持って行きました。そしたら、やさしいMacbook Airが自ら壊れて、「仕事をしないで、やすみなさいよ」と言ってくれました。

なんとなく、液晶を開くときに、ひっかかるような感じがしたんですよね。そしたら、西表島初日に、完全に閉まらなくなり、何回か、開け閉めしている内に、ガリガリっといって、ヒンジのプラスチック部分が割れていました。

Macbook Airがないと、生活できない!っと、一瞬青くなり、1年保証切れてたよなとか、修理代5万円かかるなら、新しいの買い直したいけど、まだ、しばらく、SDD 256Gのは出ないみたいだしと、いろんなことが頭を巡りましたが、ネットを調べてみたら、「Macbook Airのヒンジの破損は、保証期間切れでも無料修理の対象になる」と知って、ほっとしました。

東京に戻ってきて、さっそく銀座のジーニアスバーに駆け込みました。「無償で修理しますが、1週間ほどお預かりになります」とのこと。そうなると思って、データのバックアップもしてきたし、Macbook Pro 15インチを持ち歩けるようにセットアップしたので、入院させてきました。

ちょうど、1週間後に、連絡があり、受け取ってきました。ヒンジの破損だったのですが、ディスプレー交換になっていました(みんなそうするそうです)。

Macbook Air次のモデルが出るまで頑張ってくれよ。Macbook Pro 15インチは重くて、もう、持ち歩けないから。

2010.01.28

本の未来とiPad

昨日は、出版業界のなかよし4人でのゴハン。勝手になかよしとか言っていますが、某大手出版社や某大手印刷会社の社長さんなど、、、。

本の未来とか、医学出版の未来とかをかなり好き勝手に話をしました。

そんな中で、今晩発表されるはずのiSlateはどうなるかの予想。Macが小さくなるのか、iPhoneが大きくなるのか、その用途は何か?私は、iPhoneが大きくなって、Bookリーダー、映画プレイヤーになるのかなと予想していました。名前がiSlateではなく、iPadでしたが、だいたい予想の範囲内だったようです。そうなると、本の電子化、映像の配信が遅れている日本では、どうなのかなとは思いますが、でも、私は買うでしょうね。

2009.10.21

Apple Storeの魅力とIncaseのバッグ

Apple Store Ginzaって大好きな場所の一つです。

その一番の理由は、そこにいる人が、みんなMac大好き人間だから、、、。そう、心地よいのです。

まぁ、最近は、iPod目当てのWindowsユーザーの方も多いと思うのですが、そう言う人にも、Macにおいでよと、声をかけたくなります。

3階の無料セミナーも結構いいですよ。セミナー自体ためにもなるし、銀座で歩き疲れたら、ゆっくり休める穴場です。失礼ながら、昼寝をしに行ったことあります。自分的には、Apple Storeの店員さんのプレゼンテーションもなかなか勉強になります。

ほとんど、ネットで買っているので、Apple Storeで買い物をすることはめったにないのですが、一つだけ例外があります。それが、コンピュータバッグです。コンピュータバッグというと、イケてないものが多いのですが、Apple Storeには他では売っていない、イケているバッグがあります。その中でも、一番好きなのが、Incaseのバッグです。

Incaseはカリフォルニアのデザイン会社で、たくさんのApple関連商品を作っているのですが、日本で手に入るのは、Apple Storeだけなのです。私の、iPhoneのハードケースや、Macbook Pro用のバッグもIncaseのものです。まず、同じもの持っている人に出会わないのがいいですね。機能も含めたデザインが抜群なのです。

今回も、かわいいMacBook Air用のバッグを見つけてしまいました。紺色で、これだけかわいいってないですよ。写真では、ちょっとわかりにくいかもしれませんが。

2009.10.20

Macbook Proのファンが止まらない

2009年6月に購入したMacbook Pro 15インチは、仕事のメインマシンとして活躍しているのですが、今朝、パフォーマンスアップデートというソフトウェアアップデートをかけたら、急に、コンピュータから、大きな異音がするようになりました。

初めは、ハードディスクがだめになったのか、と思ったのですが、カリカリ音ではなく、ボーっという音で、どうやら、ファンが最大スピードで回っているようです。

再起動をかけてもダメ。

それじゃ、おきまりのコースとして、

SMC (System Management Controller) のリセット

PRAMのクリア

をかけてみるも、ダメ。最後に、外付けHDDから、起動をかけて見るもダメ。

この段階で、ハード的な問題だとあきらめつつ、Genius Barに持って行こうと思ったのですが、Genius BarはGinzaもShibuyaも予約がいっぱいなので、アップルサポートに電話をかけてみました。案の定、同じ事を指示され、「お預かりになります」とのこと。ピックアップは早くて2日後、修理は1週間とのこと。しょうがないので、お願いしました。

でも、ここからが、あきらめの悪いところです。

Genius Barは、意外とキャンセルが出るので、何回かチェックしていたら、今日の夕方のキャンセルが出ました。というわけで、Apple Store Ginzaに行ってきました。

Genius Barのお兄さんも、自分がやったのと同じ事をして、Give up。「入院」とあいなりました。ロジックボードの交換と、左右のファンを交換するそうです。できあがりが、2日間早くなったので、よしとしましょう。

ハードの問題だって、思った瞬間に、これに合わせて「1週間休めばいいじゃない」ってのが一瞬、頭を横切りました。もちろん、そんなことできないわけですが、1週間アナログな生活をすればいいわけです。本を読んで、原稿も、紙に書いて、MacBook Proが戻ってきたら、パチパチ打てばいいのです。メールだって、1週間無視していたって、きっと、自分が思っているほど、まわりも困らないはずです。

いつも、ネットの世界につながっていないと心配って、これ、病気ですね。

それに、気づいただけ、まだ、マシなのかもしれませんが、ネットと離れることでもっと豊かな生活があるのではとか考えながら、銀座から戻ってきました。

あっ、ちなみに、Macbook Proが入院中でも、バックアップが3台くらい控えているので仕事的には問題ありません。

↑これが、異常なんですね。

【追記】

1週間で修理完了しました。結局、右ファンの交換のみでした。

2009.10.14

Snow Leopardによる不具合

Mac OSの場合、メジャーアップデートをすると、数ヶ月、長いと、半年以上は、マイナーだけれども、仕事に大きく支障を来すような、不具合が生じます。これは、私のこれまでの長いMac歴の経験によるものです。OSそのものというより、外部機器、特に、プリンター周りなどで問題を起こし、ドライバーが対応するまで、数ヶ月くらい仕事にならないことが多いのです。

今回のSnow Leopardは見た目は地味なアップデートですがが、OSのかなり根幹からいじっているアップデートなので、様々な不具合が予見されました。

それでも、新しもの好きで、すでに、Snow Leopardを手にしてしまっているMacオタクに待ったをかけることは出来ません。でも、一番、仕事で使っているメインのMacBook Proへのインストールはやめて、モバイル専用となっている、MacBook Airにだけ入れて、問題がないか見極めることにしました。

案の定、いくつかの不具合が出ましたが、一番困っているのが、Entourage 2008の件名や差出人の文字化けです。こんな感じで、少し長めのサブジェクトに文字化け記号が入ります。

あまりネット上にもこの問題は出ていませんし、マイクロソフトのサイトには、Entourage 2008はSnow Leopardに対応していますなんて、出ています。自分の環境だけで出るのかと思って、ずいぶん、苦労しましたが、最後には、意を決して、マイクロソフトに電話しました。そしたら、「その問題は、マイクロソフトでも把握しています。アップデータで対応するのでしばらく待って下さい」とのこと。それから、1ヶ月たってもまだ、アップーデータは登場せず。

なるべく早くお願いします。

2009.06.30

Vintage Comupterの紹介

日本で売っていないMac関連の小物の販売で、私もお世話になっているVintage Computer さんが、現地ではアップグレード作業やサポートをやっているらしく、最近、利用された方からの体験談をいただきましたので、紹介いたします。

アメリカに研究留学される多くのMac Userにとって、不調になったMacのメンテナンスや、HDD&メモリー増設の必要に迫られる事は十分遭遇しうる出来事です。不幸にもHDDの不調により大切な実験データの入ったMacが起動しなくなる事に遭えば、まさに「冷や汗」ものです。起動しないMacのHDDを海外で自ら交換する事は願うならば、避けたいシチュエーションです。

私は、2008年1月から約1年半の間、LA市街から車で約1時間の距離にあるLoma LindaUniversity医学部で研究留学をしていました。 Appleお膝元のカリフォルニア州には、45のApple Storeがひしめき合うMac Userには恵まれた環境にあります。しかし、購入後のトラブル対応やチューンナップをきめ細やかにやってくれる専門店は少なく、日本語対応をしてくれるお店は、まさに貴重な存在です。

私は、幸運にもアメリカ滞在中に信頼出来る日本の方が経営されているMac専門店に出会い、安心して残りの留学生活を過ごす事が出来ました.これからアメリカ留学をされる、または現在留学されているMac ユーザーの方へ是非ご紹介したいと思います。

私がお世話になった「Vintage Computer, LLC(以下VC)」は、日系企業が集まるCA州トーランス市に1999年からofficeを構えています。創業者の武藤秀樹社長は現行機種に留まらずOld Macにも造詣が深く、時には本家Apple Storeからの紹介でユーザーのテクニカルな問題の対応もされているようです。日本では、アメリカ発の入手困難なパーツの販売と、親身なサポートでお世話になった方も多いと聞きますし、Mac Fanなどでのライターとしての側面もお持ちになっています。現在ではブログ「VC社長日記」と、アシスタントの「ケイコさん」との軽快なやり取りが人気の「VC社長日記 Podcast」を運営されております。

私自身は、MacBook proのメモリー増設とHDDの交換等、幾度もお世話になりました.作業工賃は良心的で、メモリー増設が$9.95、HDD換装は$50でした。

事前に作業日程を気軽にメールや電話で相談しておけば、HDD換装なども、当日持ち込みで迅速に対応していただけます。

毎回伺うと、武藤社長、奥様で現副社長の由美子さん(由美子さんの「YumikoのMacな部屋」がVC起業のきっかけだそうです)とアメリカ滞在中の苦労話などしたりと楽しく時間を過ごす事が出来ました。

カリフォルニア州に研究留学されている方はもちろん、アメリカ全土に滞在されている日本人研究者の方には、何かお使いのMacで困った事、そして性能upの相談があれば、1度「Vintage Computer」の武藤さんに相談される事をお勧めしたいと思います。

Kosuke Kubo
Loma Linda University, School of Medicine

2009.06.24

Macbook Proゲット

仕事場のメインマシーンMacbook Pro (early 2008)も、2009年6月に発売されたMacbook Pro(Apple MacBook Pro 2.8GHz 15.4インチ MB986J/A)に買い換えました。本当はSSDにしたかったのですが、現在、SSDの最大のが256Gのものしかなく、HDDにしました。こちらも、だいぶ環境が改善されました。

時間があれば、そのうち、詳細を書きます。

2009.06.17

Macbook Airゲット

初代Macbook Airの愛用者でしたが、2009年6月に発売された第3代Macbook Air(Apple MacBook Air 2.13GHz 13.3インチ MC234J/A)を手に入れました。

Macbook Airは大変満足していたのですが、日常的に、IllustoratorやPhotoshopを常用していると、もたつきが感じられました。あと、HDDが80Gというのが、困っていました。いつもファイルをやりくりして、なんとか、数GBの空きを作るといった状態。HDDが256GBになったら買い換えようと思っていたのですが、今回思い切って買い換えることにしました。それは、HDDをSSDにすると劇速になるという記事をあちこちで見たからです。

今回の第3代Macbook Airは初代と比べると、CPUは1.6GHzから2.13GHz増え、ビデオチップがIntel GMA X3100からNvidia GeForce 9400Mにアップグレードされています。この恩恵ももちろんあるのでしょうが、今回はHDDからSSDに変更したことが一番大きいのか、劇速マシーンになりました。コンピュータの起動時間は1/4以下(だいたい30秒くらい)、重たいアプリケーションも数回のバウンドで開くし、ここちよいことこの上ないです。日頃仕事で酷使しているマシーンなので、すぐに元はとれるでしょう。

2008.06.04

iPhoneの日本の発売元はソフトバンク

iPhoneの日本での発売元がソフトバンクであることが発表されました(ソフトバンクプレスリリース)。最近は、docomoの噂が優勢だっただけに、大逆転で、ソフトバンクがゲット。ソフトバンクな私としてはうれしいのですが、どうせ、普通の携帯も持つので、どこでも良かったのかも。

2008.05.01

今なら、どのMac機種がおすすめか

Apple Store(Japan)

最近、私の周囲でも、Macに復帰する方がちらほらいて、そういう方からおすすめのMacを教えて欲しいという相談を受けます。

当然のことながら、その方がどのようなコンピュータの使い方をするのかで、オススメ機種は変わってきます。

(1) 据え置き機種が欲しいという方には、iMacの20インチの上位機種をオススメしています。これまでに友人たち数人に買わせました。私自身も、使っています。スピードは圧倒的に速いですし、デザインもGood。うれしいことに今週の月曜日に、そのiMacがマイナーチェンジして登場しました。デザインは変わらず、CPUなどのアップグレードが中心のマイナーチェンジなのですが、円高のあおりで価格がかなり安くなりました。以前は20万円くらいだった機種が、17万円弱で購入できます。コストパフォーマンス的にはありえないくらいです。あえて欠点といえるのは、液晶の品質が低いらしいです。私は気になりませんが、上下の視野角が小さい、水平方向では斜めから見ると色が黄色みかかるというのが欠点のようです。私は、常時まっすぐ前からしか見ていないので、まったく気になりません。20インチに対し、24インチはかなり液晶の質がいいので、液晶の質を気にする人は、24インチの方をオススメします。でも、結構大きいですよ。

(2)基本的には据え置きを使うけれど、ときに、持ち出したいという方には、MacBook ProをCinema Displayにつなげて使う方法をオススメしています。MacBook Proのオススメは15インチ2.5GHzで¥299,800です。Cinema Displayは20インチがいいかなと思います。値段は¥75,800。キーボードも必要になりますので、トータル40万弱でしょうか。MacBook Proではなく、MacBookにすれば10万円以上安くなりますが、グラフィックカードがやや非力になります。

(3)据え置きでも使うけれど、持ち歩くのが長いという方には、iMac 20インチとMacBook Airの組み合わせをオススメしています。MacBook Airは13インチ、1.8GHzのHDDモデルでいいと思いますが、¥229,800。トータル40万円。これは、相当幸せな組み合わせです。もちろん、MacBook AirのかわりにMacBookとすれば、10万円近く安くできますが、持ち歩く時間が長いなら、ぜったいにMacBook Airがオススメです。

(4)持ち歩くことがかなり多く、据え置き型不要という方には、MacBookをオススメしています。コストパフォーマンスが相当いいです。ミッドレンジがおすすめかな。

2008.02.25

MacBook Airの6つのよい点、7つの不便な点

Apple Store(Japan)

MacBook Airを購入後、2つの出張にお伴してもらい、一通り使ってみたのでレビューしたいと思います。

よい点

  1. やはりデザインですね。自分としては、ふたを閉じてしまえばMacBook Proと変わらないと思うのですが、これが、意外なほど目立つようで、しょっちゅう、声をかけられます。
  2. 電池の持ちがいい。MacBook Airはバッテリーの交換ができないのが、デメリットですが、電池の持ちはいいです。MacBook Proは通常使用で、2時間強くらいですが、MacBook Airでは3時間後半くらい持ちます。この1時間ちょっとが結構大きくて、3時間後半だと国内の出張はだいたいカバーできるようになります。
  3. 軽量、薄さは格別。出張や外出先で使うときだけ持ち歩くつもりでしたが、ほとんど毎日鞄に入れています。
  4. ボディの堅牢さ。薄さばかりがアピールされていますが、ボディは非常に堅牢で、キータッチも歴代のノートの中でもピカイチだと思います。
  5. 熱くならない。MacBook Proは底面が熱くなるので、とてもラップトップでは使えないのですが、MacBook Airはわずかに温かくなる程度です。
  6. マルチタッチはなかなか便利。特に、二本指でのスクロールは多用しています。

不便な点

  1. ハードディスクの容量が少ないこと。最低限のアプリケーションを入れて、データファイル(写真があるので40G程度になる)を入れただけで、残り数ギガになってしまいました。とりあえず、MacBook Airには音楽ファイルや映像ファイルは入れないことにしましたが、残り数ギガというのは心許ないです。
  2. 外部接続端子がUSB1つしかないこと。せめて、USB端子が2つあるか、Firewire端子がついているとずいぶん使いやすくなるのですが、それはこのスタイルのためにあきらめろということですね。
  3. 処理速度は合格点ですが、ときにもたつくこともあり、処理速度が速いとはいえません。それは、CPUの問題とハードディスクのスピードと両方が影響しているのだと思います。
  4. 無線LANは日本ではあまり頼りにならない。MacBook Airは、基本的に無線LANでインターネットにつなぐことを想定して作られているわけですが、日本では、無線LANのアクセスポイントが少なく、しかも、いろいろなプロバイダが入り乱れているので、なかなかアクセスできません。ホテルの部屋では、私は、イーサーネットケーブルをAirMac Expressにつなぐことで、部屋の中を無線LAN状態にして使って快適でした。USB Ethernetアダプタがあるので、それを介してイーサーネットケーブルにつないでもいいのですが、たった一つのUSB端子が埋まってしまうので、あまりおすすめできません。
  5. 光学ドライブがないのはセットアップの時は不便。光学ドライブをなくして、軽量化を図ったので仕方ないのですが、セットアップ時にソフトウェアを複数インストールするときには、やはりMacBook Air Superdriveがあった方が便利です。光学ドライブのかわりに用意されたのが、無線LANを介して近くにあるMacやWindowsとCDやDVDを共有するRemote Discという機能。しかし、あらかじめ、共有するコンピュータにソフトウェアをインストールすることが必要であったり、Remote Discでは「DVD ムービーやリッピングされた CD メディアを再生できない」そうなので、MacBook Air Superdriveは持っていた方がいいかなと思います。
  6. 電源アダプタはMacBookやMacBook Proのもの(Apple MagSafe電源アダプタ(85W) MA938J/A )とは異なる専用のもの(Apple 45W MagSafe 電源アダプタ for MacBook Air MB283J/A )が必要。MacBook ProのACアダプターもつなぐことはできるのですが、下に突き出てしまう形になるので、MacBook Airの下に厚めの本などを入れて本体を浮かせないといけません。逆に、MacBook AirのACアダプターをMacBook Proに使うのはOKでした。ちょっと外れやすいけど。
  7. USB端子の周囲は、かなりコンパクトな作りなので、ヘッドホン、USB、micro-DVIを全部つけると、かなりきちきちな状態です。あまり厚みのあるUSBメモリなどは、つけると本体が浮いたりまします。

これら、不便な点に関しては、いろいろ工夫して欠点をカバーしているので、その方法については、追って紹介します。

さて、MacBook Airをひとことでいうと言うと「やせがまんのノートブック」。そのスタイルのために、潔くさまざまなものをそぎ落としているので、そこを勘違いして、レッツノートと比較したりしては駄目です。私は出張用、外出用のモバイルマシンとして、MacBook Airに大変満足してます。すでに、Macを1台持っていて、私のように持ち歩けるMacBookをお求めの方にはオススメできますが、これをメインマシンにしようと思っていたり、この機会にWindowsからMacBook Airに乗り換えようという人には勧めません。

2008.02.24

MacBook Air用 ハンドメイドフェルトケース

MacBook Airは思ったより堅牢なので、はじめは鞄に放り込んでいましたが、やはり、あんまり手荒なのもよくないかな、とか、衝撃のことをもう少し考えた方がいいかなと考えて、ケースを買うことにしました。

そしたら、いいのがありましたよ。buzz-house designのMacBook Air用ハンドメイドフェルトケースです。あのMacBook Airの宣伝に登場するマニラ封筒を模したフェルトケースです。色は、ブラウンとブラックがありますが、ここはもちろんブラウンでしょう。

amazon.comでも扱っているのですが、かなりの人気で、ハンドメイドのため、入荷未定になっていたので、buzz-house designの方で直接予約をしました。2-3週間でお届けとなっていましたが、2月9日に予約を入れて、19日には届きました。

MacBook Airにジャストフィットで、なかなかいい感じです。なにしろ、鞄から取り出し、フェルトケースからMacBook Airを取り出すのを見せるだけで、たいてい、かなり受けます。

2008.02.08

MacBook Airを手に入れた

薄型で軽量でフルサイズキーボードのノートブックがくるだろうなと予想していたので、スティーブジョブスのキーノートスピーチを速報で聞きながら、Apple Storeが再開されると同時にMacBook Airをポチッと行きました。日本では2月4日あたりから届き始めたようですが、私の手元に届いたのは、2月8日。早く届くように、何もオプションを頼まなかったのですが、学割にしたのがよくなかったのかも。でも、来週の出張前に届いてよかった。

SDDにするメリットを感じなかったので、注文したのはHDDモデル

じっくり使いこなしてからレビューを書きます。

しかし、毎度のことながら、Macのパッケージングには感心するばかり。

2008.01.16

MacBook Airはどのような位置づけなのか

Apple Store(Japan) 何が出てもポチッと行くぞ、構えていましたが、だいたい私の予想通りのものが登場しました。MacBook Airはサブノートと言えますが、それは、画面サイズの小さいという意味でのサブノートではなく、メインノートとはなりえないという意味でのサブノートだと言えます。

たとえば、現在、Macを1台も持っていない人が、MacBook Airを買っても、不自由することが多いと思うのです。光学式ドライブを内蔵していない、有線LAN端子をもっていない、Firewire端子を持っていません。これらの解決策は一応用意されていますが、MacBook Air1台しか持っていないとなると、不自由することも多いでしょう。また、HDは80Gしかない(しかも、遅い)し、SDDはさらに容量が少なく、64Gしかありません。私の現在のコンピュータ環境をすべて入れることはできません。

したがって、私が思うに、MacBook Airは、すでにMacを1台持っていて、外に持ち出すサブ機として使うのが、ベストだと思うのです。でも、できれば、Firewire端子は付けて欲しかった。

そのような判断で私は、出張用Bookとして、MacBook Airをポチッとしました。選択は、サブ機で、絶対的なスピードを求めないので、HDの方を選択しました。

2月6日に出荷で、2月13日に配送とのことです。楽しみ。

2008.01.15

Mac World Expo 2008へ準備万端

Mac World Expoはの基調講演は生放送されないのですが、勝手にストリーミングするサイトもいくつかあるみたいです。

ストリーム系はいずれもダメなので、http://www.macrumorslive.com/がおすすめ。

アップルストアは24時間受付。0120-27753-1。何が出てもポチッと行くぞ。

よし、準備OK。

あまりの端子の少なさに、ちょっと迷いましたが、出張用と割り切って、ポチッと行きました。MacBook Air。

2008.01.14

Mac World Expo 2008への期待

今回のMac World Expo(キーノート講演は1月16日日本時間2:00より)は、当日のキーノート講演でしゃべりきれないMac Proのアップグレードが1週間前にフライイングで発表されるなど、かつてないほど盛り上がりを見せています。

注目の最大の理由は、小型(面積が小さいのか、薄型なのか、はたまたハンドヘルド機なのか)のMacBookが出る可能性が高いと噂されているからです。

私の個人的な予想では、New ハンドヘルド機が出る可能性はほとんどなく、サブノートサイズのMacBookとなるよりも、現行のMacBookのサイズのまま、厚さが半分、重量が1キロ前半になるのではないかと思います。この軽量化のために、光学ドライブが外付けになり、内蔵HDDはフラッシュメモリーにおきかえられるでしょう。Steve Jobsがサブノートが嫌いなので、小型化より、薄くすることを選ぶのではないかと予想します。

Expo準備中のMoscone Convention Centerには「There's something in the air」というキャッチコピーが掲載されていて、名前はMacBook Airになるのではないかと言われています。また、タブレット型MacBookになるのではという予想もあるようですが、時期尚早のような気がします。

その他、可能性があるのは、

  • iPhone 3G、日本での発売
  • MacBook Proのマイナーチェンジ
  • Cinema Displayのマイナーチェンジ(カメラ内蔵になる)

あたりでしょうか。でも、私なんかの予想を裏切る、あっと驚く新製品を待っています。

2007.11.01

聖地巡礼の旅 - Apple Company Storeへ行った

昔は、リンゴマークの入ったAppleのTシャツやグッズって、いろんな店で手に入ったんだけれど、今では、銀座のアップルストアに行っても手に入らない。正規のAppleグッズが手に入る唯一の場所が、カリフォルニア州にあるAppleキャンパスにあるApple Company Store

アメリカにいたときから一度は行ってみたいと思っていたのだが、前回のSan Francisco滞在の時には9.11のテロ直後であったりして、うまくスケジュールがつかなかった。というわけで、今回、ついに訪問する機会が出来た。

AppleキャンパスのあるCupertino市はSan Franciscoダウンタウンからは50kmほど南下した、いわゆるシリコンバレーにある。レンタカーを借りれば、1時間ほどでたどり着くことが出来るが、今回は、国際免許も準備してこなかったので、電車とタクシーで向かうことにした。

利用した電車はCaltrainという電車で、サンフランシスコのダウンタウンとシリコンバレーをつないでいる。サンフランシスコダウンタウンの駅は4th St & King Stにあり、ダウンタウンの中心部のマーケットストリートからは歩いて20分くらいかかった。

このCaltrainの車両はかなりおもしろい作りで、2階建てになっている。また、自転車を載せることが出来る車両もある。

Appleキャンパスの最寄り駅(とは言っても、そこから歩けるわけではない)はLawrenceという駅になるが、この駅はタクシーを捕まえることはまず出来ないようなので、その一つ先のSanta Clara駅を目指すことにする。Santa Clara駅であれば、駅でタクシーが捕まえられなくとも、駅から無料のシャトルバスに乗って、San Jose空港まで行けば絶対にタクシーが捕まえられる。

Santa Clara駅まではSan Francisco駅から約70分の道のり。料金は$7.50だった。

Santa Clara駅も見た感じ、何もない駅で、こりゃタクシーなんかいないと思い、ちょうど来ていた空港行きのシャトルバスに乗ろうとしたら、左手のカーブのあたりにイエローキャブが3台ほど止まっているのに気づいた。Appleキャンパスは知っているかと言ったら、知っている運転手もいたが、私が乗り込んだタクシーの運転手は知らなかったようで、他の運転手に教えられていたが、要領を得ない。こんなこともあろうかと日本でAppleキャンパスのGoogle Mapを印刷しておいたのが役立った。

10分ほどで着き、料金は$24だった。さすがに帰りのタクシーを流して見つけるのは不可能なので、1時間後に迎えに来てと運転手にお願いしておいた。

Appleキャンパスは広大であるが、一般の人が近づけるのは、住所が1 Infinite Loop, Cupertino, California, であるVisitor用の受け付け周辺であり、この右手にお目当てのApple Company Storeがある。

Apple Company StoreにはiPodやSoftwareなど、普通のApple Retail Storeで売っているようなものも売っている(但し、Hardwareは売っていないよう)が、最大の目玉はAppleグッズが売っていると言うことである。

Tシャツやパーカー、帽子などの衣料品に加え、ペンやマウスパッド、マグカップ、カードケース、キーホルダーなどの品揃えがあった。Tシャツには「I visited the Mothership.」と書かれている。

もし、行かれる方は土日休みで、営業時間が10:00 a.m.から 5:30 p.m.までなので、ご注意あれ。

というわけで、戦利品一覧。総額$150ほどだが、交通費が$70ちょっとかかっている。

2007.10.22

Mac OS X Leopardを購入するのはちょっと待ってみる

Apple Store(Japan) 私はアップルの出す新しいハードウェアには飛びつくが、新しいOSに飛びつくことは躊躇してしまう。

いよいよ、2年ぶりの新しいMac OS Xが10月26日に出る。Leopardというコードネームが付けられた新しいOSには、300を超える新しい機能が搭載され、この1年間プレビューという形で機能を紹介されていたのだから、発売日に並んでも、手に入れてインストールしたいのはやまやまなのだが、少し様子見をしようと思う。

それは、常用しているソフトウェアたちが何らかの不具合を起こす可能性が高いからである。可能性が高いのは、プリンタのドライバ(PSプリンタなので、印刷自体は問題ないだろうが、両面印刷不可能になる可能性が高い)、ATOKあたりであろうか。これらのLeopard向けアップデータが出るには通常数週間はかかる。現在使っているマシンはいずれも仕事に使用しており、しかも学会前で、できればトラブルを起こしたくない。どうしても待ちきれなかったら家のMacBookだけインストールしてみようかと思っている。

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2007.08.27

iMac (2007 Mid)を購入

Apple Store(Japan) 仕事場で使っているMac mini(Early 2006))はグラフィックプロセッサが貧弱と言うこともあり、シネマディスプレイをつなげて複数のアプリケーションを使っているとちょっとイライラすることがある。思い切って、先日発売された、iMac (2007 Mid)を買ってみた。24インチは私の机にフィットしないので、20インチモデル(プロセッサは2.4GHz)、メモリを2Gにしておいた。実は、私iMacを買うのははじめてだが、あっという間にセットアップが終わった(10分くらい)。

Mac miniからiMacに変えて、めちゃくちゃ早くなったとは感じないものの、イライラすることはまったくなくなった。しかも、Adobe CS3を入れたので、だいぶ快適になった。

あと、新しいキーボードがとてもよい。いままでのキーボードと全く異なり、ペチャンコでキーストロークが少ない。まさに、MacBookのキーボードそのもの。好き嫌いが分かれると思うが、私には合っている。ツルピカディスプレイも映り込みはあまり気にならない。

こうなると、仕事場のもう一台、PowerBook G4 AlもMacBook Proに変えたいところ。でも、今の状況を見ると、10月に出るLeopard搭載機を待った方がよさそう。

2007.08.08

Keynote '08の新しいトランジション

Leopard発売と同時にKeynote '08は登場するのかと思っていましたが、 iMacの発表がメインのちょっと中途半端なタイミングの8月8日に登場しました。Apple Ginzaでは発表当日にすでにiWork '08 が販売されていたので、さっそく手に入れました。

大まかな使用感は大きく変わっていませんが、ソフトウェアの目指す方向はPowerPointとは明らかに異なってきている印象を受けました。細かいレビューは後日ご紹介するとして、とりあえず新しく加わったトランジションとビルドを、新しいテンプレートとともに紹介します。以下、クリックするとムービーが動きます。ムービーサイズが結構大きいのでご注意下さい。

テンプレート:インダストリアル、トランジション:カラープレーン

テンプレート:セドナ、トランジション:コンフェッチ

テンプレート:チャコール、トランジション:スワップ

テンプレート:クラフト、トランジション:ぼかし

テンプレート:ブループリント、トランジション:フラッシュ

テンプレート:ベラム紙、ビルド:炎

テンプレート:ストックブック、ビルド:彗星

テンプレート:ハーモニー、ビルド:スパークル

テンプレート:ヘッドライン、トランジション:ドリフト

Apple Store(Japan)

2007.06.06

LEDバックライト Macbook Pro登場

AppleからCore 2 Duo/2.4GHz (Merom)、NVIDIA GeForce 8600M G、8倍速 2層式SuperDriveなどを採用し、最大で4GBメモリーを搭載可能なMacBook Pro (2.4/2.2 GHz)が発売されました。15.4インチ液晶は、省電力LEDバックライトを採用。17インチモデルでは、解像度が23-inch Cinema HDと同じ液晶ディスプレイなどが選択出来ます(BTO)。

PowerBokkフリークの私も、今回はパスです。家で使うのにMacBook Pro 1.83があり、職場ではPowerBook G4 Al 1.25を使っていて、新しく買うだけの魅力(デザインの一新、Leopardの搭載)がないというのが理由です。

現在狙っているのは、Mac ProとiPod。Mac Proがもう少し小さくなったら、 iPodがマイナーチェンジでもいいので新しいのが出たらポッチと行きます。

Apple Store(Japan)

2007.02.21

Happy Hacking Keyboard Lite2 for Macを手に入れた

SMK Macコンパクトキーボードを手に入れて挫折した経験から、自分としては、Mac用JISキーボードで、Aキーの隣がcontrolキーでないとダメということがわかりました。

さて、それから半年後、キータッチに定評のあるHappy Hacking Keyboardから Happy Hacking Keyboard Lite2 for MacPLUSYU楽天堂】が2007年1月に新発売されましたので、さっそく購入してみました。で、こちらの使用感はどうかというと、キーボード配列は最高(Mac用JISキーボードで、Aキーの隣がcontrol、ejectキーや音量の変更キーもついている)でしたが、キータッチはよくありませんでした。以前、店頭でさわったときには、Happy Hacking Keyboard Professional 2のキータッチは最高だが、Happy Hacking Keyboard Lite2はもう一つという印象でした。でも、Apple Wireless Keyboardよりはよいかと思っていたのですが、実際に使ってみると、ずいぶんキーが重たいという印象でした。跳ね返りも強い感じで、1週間ほど使って、こちらもgive up。重めのキータッチが好きな方にはよいのでしょうが、私には合いませんでした。

Happy Hacking Keyboard for Macのキー配列はこんな感じ。

なかなか、望むものには出会えないものですね。 Happy Hacking Keyboard professional2 墨【amazon.co.jp】がJISのMac版を作ってくれるといいのですが。

2007.02.20

SMK Mac コンパクトキーボードを手に入れた

2006年7月21日のWhat's new!で紹介したSMK Macコンパクトキーボードを 紹介した後しばらくして手に入れたのですが紹介していなかったので、半年遅れのレビュー。

販売元のVintage Computerは、てっきり日本の会社かと思ったら、オレゴン州にある会社のようで、送料が2000円ちょっとかかりました。

さて、キーボードの使用感ですが、結論から言うと、キータッチは最高、でも、キーボードの配列が自分に合わないということでした。

私はASCII配列(英語キーボード)よりJISキーボードの方が好きで、すべてのMacはJISキーボードでそろえています。仕事柄日本語と英語半角の切り替えを頻回におこないます。英語キーボードだとcommand+spaceで切り替えますが、AppleのJISキーボードの場合は、スペースキーの両側に英数キーとかなキーがついていて、それぞれを押す形で切り替えることになります。後者の方が便利であるのは、現在が英語モードか日本語モードかわからない状態でも、英数キーまたはかなキーを押すことで確実に自分が入力したいモードで入力できると言うことです。command+spaceで切り替える方式だと、現在のモードがどちらかわからないと切り替え間違えてしまいます。

これだけなら、少し我慢すればいいのかと思うのですが、JISキーボードと英語キーボードでは記号(@など)の配列がかなり異なっているので、JISキーボードと英語キーボードが混在していると、かなりミスタイプしてしまいます。さらに、SMK MacコンパクトキーボードではAキーの横がcontrolになっていないというのも減点材料。

SMK Macコンパクトキーボードのキー配列はこんな感じです。

英語キー配列好きの方には、キータッチは非常にいいのでコンパクトで、おすすめできるキーボードだと思います。

2007.02.07

MacBook Proの内蔵ハードディスクドライブ交換

以前、

PowerBook G4の内蔵ハードディスクドライブ交換

PowerBook G4の内蔵ハードディスクを交換した後のデータの移行方法

というエントリーを書きました。結構好評だったようなので、調子に乗って、MacBook Pro(15インチ、2.0GHz)のハードディスク(HDD)の換装もやってみました。最終的にはうまくいったのですが、何カ所かハマッてしまったので、詳細を書き記しておくことにします。

 

■交換する内蔵HDDの選択

Powerbook G4の内蔵HDDのインターフェースはUltra ATA(IDEとも呼ばれる、転送速度は100MB/s)というパラレル転送方式ですが、MacBook Proでは、Serial ATA(転送速度は150MB/s)というシリアル転送方式に変更されています。大きさは2.5インチですので、MacBook Proに入れるハードディスクの条件としては、Serial ATAインターフェースで2.5インチのものということになります。現時点での選択肢としては、

があります。ここでけちってもしょうがないのですが、200GBのものはHDDの回転数が遅いこともあり、日立 HTS541616J9SA00 シリアルATA 160GB/5400回転を選びました。

後日追記:現在は以下のハードディスクも選択可能です。

 

■データ交換時に使うHDケースの選択

データ交換に際し、取り出したHDDをおさめるためのHDケースが必要になります。当初、Powerbook G4のHDDを交換したときのHDケースを使えばいいと考えていましたが、当然のことながら、MacBook Proから取り出したHDDはインターフェースがSerial ATAなので、接続することができません。というわけで、Serial ATAのハードディスクケースを探しました。しかし、Serial ATAのハードディスクケースは、まだ品揃えが十分ではなく、選択肢はかなり少なめです。あったとしてもUSB接続か、eSATA接続のものだけです。私としては、USB接続ではなく、電源や速度の安定しているFirewire接続のものが欲しかったのですが、商品として存在していないようです。eSATA(参考:外付けHDDの接続で使う「eSATA」というインターフェースはどういうものですか / デジタルARENA)は速度的には一番いいのですが、eSATAをつなぐとなると、eSATA用のPCI expressカードが必要になり、かなりの出費になります。唯一見つけたのが、SATA HDDつなが~るKIT 1394。ただし、これはHDケースではなく、HDDがむき出しになるので、データ転送をしてしまえばお役後免になってしまい、余ったHDも使えずにもったいないです。あれこれ探してみたら、秋葉館オリジナルの商品として「Serial nano 秋葉館オリジナル 2.5" HD FireWire800 & USB2.0 Case」というのがあることを知り、これをゲット。本当はFirewire800ではなくて、Firewire400でいいのですが、それは変換アダプタを使うことで解消。

 

■内蔵HDDの換装

さて、実際の交換作業ですが、MacBook Proのバラシ自体かなり難易度が高いと聞いていたので、自分ではおこなわず、クイックガレージにお願いしました。クイックガレージの方もMacBook Proは難しいので小一時間くださいとおっしゃってました。交換手数料14000円なり。

 

■データの転送

データの移動はPowerbook G4のときと同じように、インストールDVDからMacBook Proを立ち上げて、ディスクユーティリティの復元という機能を使う予定でした。しかし、ここで問題発生。復元機能を使おうとして、ソース、復元先のディスクを指定しようと思ってもできません。ディスクユーティリティのバージョンが古いのではないか、とか、いろいろ疑いましたが、どうやってもディスクの指定ができません。「りんごのマック」さんの記事を読んでわかったのですが、Intel Macの場合、インストールDVDから立ち上げた場合、復元機能でディスクが指定できないのだそうです(外付けディスクから立ち上げないといけない)。さて、どうしたものかと考えました。

考えた末に、私がおこなったのが以下のような方法です。幸い、Powerbook G4にはFirewire800とFirewire400のポートがそれぞれ1つずつあるので、Firewire800のポートに、MacBook Proから取り出したHDDを接続。そして、MacBook Pro(まだHDは空の状態)をFirewireターゲットモードで起動し、Firewire400のポートに接続し、Powerbook G4上でディスクユーティリティを立ち上げ復元をおこないました。データの移行には6時間くらいかかりましたが、無事データの移行が終わり、MacBook Proの内蔵HDの容量が160Gになりました。

Apple Store(Japan)

2007.01.04

福袋

福袋って買ったことがないんですよね。

今年も各種福袋は人気のようですが、自分もアップルの福袋だけは買ってもいいかなと思っていました。「アップル福袋」のエントリーで紹介し、予約分を半分本気で狙っていたのですが、毎日あっという間に予約分が売り切れてしまい、手に入れられませんでした。途中で、どうやらiPod nanoと関連グッズであると聞いて興味がなくなってしまいました。「Apple Store初売り、気になる“福袋”の中身は? 」 などを見ると、予想通りだったようです。

私がむしろ気になった福袋は大晦日に新聞広告で入っていたヨドバシカメラのドリームスペシャルセットです。

キャノンの500万円セット(EOS-1DsMARKIIとL単焦点レンズ8本、5,412,100円が500万円に割引き。ポイントが50万円還元)

ニコンの400万円セット(D200と単焦点レンズ8本、4,467,760円が400万円に割引き。ポイントが40万円還元)

冗談かと思ったら本当に売っていたみたいですね。

1%くらい本気で、妻に「こんな福袋あるよ」と折り込み広告見せたら無視されました。

2006.12.10

アップル福袋

例年、Apple Storeでは1月2日にアップル福袋”(Lucky Bag)を販売しています。1月2日に朝早くから並ぶというのは難しく、参加できずじまいでした。

今年は、12月7日から26日まで、オンラインのApple Storeにて1日限定10個で0時から予約を受け付ける(1月2日にユーザーの元に配送する)ことになりました。

価格は5万2500円。 アップルによれば、音楽アイテムを中心に、周辺機器/アップルオリジナルグッズが十数点同梱されているそうです。

ちょっと狙っているのですが、あっという間に毎日の予約分が埋まってしまうようです。

Apple Store(Japan)

2006.11.30

StatViewなき後のMacの統計ソフトは何か?(3)〜JMP

私がStatViewなき後のMacの統計ソフトとしておすすめする2つめのソフトがJMPです。

統計ソフトの定番となりうるための条件、

  • インターフェースがわかりやすいこと
  • 十分な解析手法をカバーしていること
  • わかりやすい解説書が出ていること
  • ソフトが日本語化されていること

の内、JMPはすべてを満たしています。特に定評があるのが、その操作性であり、「バイオ研究がぐんぐん進むコンピュータ活用ガイド」【bk1】【amazon.co.jp】の統計ソフトの紹介で、田久先生が「SASやSPSSからJMPに乗り換える人はいるけれど、一度JMPを使ってほかのソフトに乗り換える人はいない」と言っているほどです。

しかし、2006年の3月からひとつ大きな問題が生じていました。最新版のJMP6がIntel Macでは動作しなくなっていたのです。私も、JMPに移行すると決心してすぐに、このことがわかったため、またしても統計ソフト難民となってしまっていました。

しかし、ようやく、問題が解決したようです。JMPのサイトにアナウンスが出ました。

Mac OS X 10.4.8 Update Corrects Defect in Apple's Rosetta Emulation
October 5, 2006

The Mac OS X 10.4.8 Update addresses the defect in Apple's Rosetta emulation. JMP 6 is now supported for use on Intel-based Macintosh hardware with Mac OS X 10.4.8 and higher.

All JMP users with Intel-based Macintosh hardware should apply the Mac OS X 10.4.8 Update from Apple to ensure correct numeric calculations.

The Mac OS X 10.4.8 Update can be downloaded from the Apple website.

つまり、Mac OSXが10.4.8にアップグレードされることによって、JMPは無事動作するということです。私は今後、統計ソフトとしてJMPを使っていこうと思っています。

JMP関連の書籍は「研究者の書棚」>「統計関連書籍」をご覧下さい

関連情報は「研究に有用なソフトウェア - 統計ソフト」をご覧下さい。

2006.11.29

StatViewなき後のMacの統計ソフトは何か?(2)〜GraphPad Prism

私がStatViewなき後のMacの統計ソフトとしておすすめする1つめのソフトがGraphPad Prismです。

以前、アップルコンピューターの方とStatViewの次にキラーソフトとなりえる統計ソフトを育てるにはどうしたらよいかという話をしたことがあります。統計ソフトの定番となりうるための条件として、

  • インターフェースがわかりやすいこと
  • 十分な解析手法をカバーしていること
  • わかりやすい解説書が出ていること
  • ソフトが日本語化されていること

があげられます。StatViewが定番ソフトとなり得たのは、上記の条件をすべて満たしており、特に、わかりやすいStatView解説書がたくさん出版されたことによるのだろうというのが私たちの結論でした。

Prismアップルの方が、StatViewの次に定番の統計ソフトに育てていきたいと考えていたのがGraphPad Prismです。GraphPad Prismは以前私がレビューをしたように、 インターフェースはMacソフトとして洗練してされておりソフトとしてはとても使いやすいソフトです。Apple Medicalにおいても「アップル - Medical - Prism:医学統計解析をインタラクティブに処理 」でレビューされていますのでご覧ください。しかし、GraphPad Prismには、解説書がなく、また、ソフトが日本語化されていないのが、このソフトを取っつきにくくしていると考えられます。わかりやすい解説書があれば、日本語化されていないというのはそれほど大きな障壁にはならないので、解説書の出版がながらく待たれていました。

そして、その解説書がついに発刊されたのです。「GraphPad Prismによる生物統計学入門」です。 本書では、まず、統計に関する最低限の統計の基礎知識を解説した後、GraphPad PrismPrismの使用方法、主な解析手法の行い方を解説しています。

GraphPad Prism に興味のある方は、 日本の代理店((有)エムデーエフ)から30日間使用できるデモ版を ダウンロードし、この本を片手に使用してみてはいかがでしょうか。

「GraphPad Prismによる生物統計学入門」

著者:平松 正行著、税込価格:¥6,090、出版:カットシステム、ISBN:4877835008、発行年月:2006.11【bk1】【amazon.co.jp】【目次

Macで評判の高い統計ソフトGraphPad Prismの初の日本語解説書。 基本的な統計の知識を解説した後、GraphPad Prismの使い方を、よく使う解析方法用いて解説。


なお、以下の書籍はGraphPad Prismの解説書ではありませんが、Prismを開発したMotulsky博士の書で、統計の書籍として人気のある本です。

「数学いらずの医科統計学 ~コンピュータ・エイジのための統計学指南」

著者:Harvey Motulsky、津崎 晃一監訳、税込価格: ¥4,935 (本体: ¥4,700)、出版:メディカル・サイエンス・インターナショナル、ISBN:4-89592-175-1、発行年月:1997.12 【bk1】 【amazon.co.jp

Prismの解説書ではありませんが、Prismを開発したMotulsky博士の書で、統計の書籍として人気のある本です。


関連の書籍は「研究者の書棚」>「統計関連書籍」をご覧下さい。

関連情報は「研究に有用なソフトウェア - 統計ソフト」をご覧下さい。

2006.11.28

StatViewなき後のMacの統計ソフトは何か?(1)

長年、Macのキラーソフトでもあった統計ソフトStatView。残念ながら、2002年に販売を終了してしまいました。StatViewはMac OS Xでは動かず、Mac OS 9またはMac OS XのClassic環境でしか動かせないのですが、今でも多くの方が使っています。しかし、この1年でMacがIntel Macへの移行を完了し、Intel MacがClassic環境をサポートしないので、いよいよStatviewを使うことができなくなります。

では、StatViewに統計を頼り切っていた人たちはどうすればいいのか?私自身、これだというソフトをおすすめすることができませんでしたが、ここにきて、このソフトがいいのではないかとというソフトが出てきました。というか、すでにソフトは存在していたのですが、いくつかの状況が整わずにおすすめできなかったのですが、ここ数ヶ月でその条件がクリアされました。

さて、私がStatViewなき後のMacの統計ソフトとしておすすめするのは何かというと、Graphpad PrismJMPです。

つづく。

2006.11.01

PowerBook G4の内蔵ハードディスクを交換した後のデータの移行方法

昨日のエントリーの続きです。

内蔵ハードディスクを交換した後は、OSやアプリケーションなどそれまで使っていた環境を新しいハードディスクに移行しなければなりません。

OS9の場合は、システムやデータが収められたボリュームを丸ごとコピーするだけで移行が完成するのですが、Mac OS Xの場合は、ファインダ上でコピーするだけではダメです。というのもOS Xでは、ファインダ上で見えているファイル以外に、たくさんの不可視ファイルがあり、こうしたファイルを含めて丸ごとバックアップしないと、起動ディスクとして認識されないからです。

そうしたコピーに最適なのが、「ディスクユーティリティ」の「復元」という機能です。これは「復元」に割り当てたボリュームを「ソース」に割り当てたボリュームで上書きして完全に同じものにする機能です。サードパーティ製の「Carbon Copy Cloner 」や「Silverkeeper」にも同様な機能があり、これらの場合は、起動中のボリュームからでも操作できるという利点があるようですが、機能的にはOS X標準のソフトの方が安心感があるので、今回は「ディスクユーティリティー」の「復元」機能を使うことにしました。

「ディスクユーティリティー」の「復元」機能は起動中のボリュームからは操作できないので、まず、DVDインストールディスクからMacを立ち上げ、「ディスクユーティリティ」の「復元」タブを選びます。そして、復元元のボリュームを「ソース」に指定、新しいハードディスクドライブのボリュームを「復元先」に指定して、復元作業を行います。この作業はかなり時間がかかることを覚悟しておきましょう。私の場合、80Gのデータの移動で4時間強かかりました。ちなみに、古いHDはFirewire接続のHDケースに入れてFirewire 400で接続しました。

理論的には、新しいHDに古いHDとまったく同じ環境がコピーされたはずですが、なぜかファイル数が旧HD 89400、新HD 89200とわずかに減っていました。復元作業が終了した後、内蔵ハードディスクから起動して、無事、環境が丸ごと移行されたことが確認できました。ハードディスクの容量も149.05Gとなっており、きちんとフルで認識されていることを確認しました。

なお、今回のように移行ではなく、バックアップとして取っておくなら、DVDインストールディスクからMacを立ち上げ、「ディスクユーティリティ」の「ファイル」メニューの「新規」を選択肢、「○○からのディスクイメージ」を選び、ディスクイメージとしてバックアップファイルを作ってもおくのがおすすめです。この際、フォーマットは「読み込み専用」暗号化「なし」でイメージファイルを作成します。このイメージファイルから「ディスクユーティリティー」の復元機能で復元することができます。

また、環境の移行の方法として、新しいHDにOSだけをインストールし、古いHDをFirewire接続し、OS X標準の「環境移行ツール」でデータを移行するという方法もあります。しかし、この方法では完全にデータが移行できるわけではなく、いろいろ問題があることが知られています。


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2006.10.31

PowerBook G4の内蔵ハードディスクドライブ交換

PowerBook G4 Aluminiumのハードディスクがいよいよいっぱいになってきてしまいました。

この一ヶ月、写真やiTunesの曲を削除しながらなんとか耐えてきましたが、ついに、残り1Gを切って、動作がやや不安定になってきたので、思い切って内蔵ハードディスクを大容量のものに入れ替えることにしました。

現在の内蔵ハードディスクドライブは80GB(IC25N080ATMR04(80G 4200 rpm))ですが、最近、垂直磁気記録方式の大容量ハードディスクドライブが登場し、値段もこなれてきたようです。どうせなら、現時点での最大容量のものに入れ換えよう思い、ATA (IDE)の2.5インチドライブで最大容量の日立 HTS541616J9AT00 160GB:5400rpmにねらいをつけました。品切れしているお店も多かったのですが、PCサクセスでかなり安く(18800円)仕入れることができました。

さて、内蔵ハードディスクドライブの交換は、もちろん自分でやることもできます。以下のような、交換手順を紹介しているページもあります。
http://www.ifixit.com/Guide/54.0.0.html
http://powerbook.livedoor.biz/archives/50156283.html

でも、私は以前にネジ山つぶしたり、かなり怖い思いをしたことがあるので、今回は専門業者にお願いすることにしました。数年前までは内蔵ハードディスクドライブの交換を請け負ってくれる業者は結構あったのですが、現時点では、だいぶ少なくなっています。都内だと、秋葉原と渋谷に集中していて、私が調べた範囲では以下の6店が見つかりました。

本当はAmuletにお願いしようと思ったのですが、連休中だったので、クイックガレージにお願いすることにしました。クイックガレージは他店と比べて手数料は高め(14700円)ながら、これまで何度もお世話になって安心感があるのと、対面で短時間でやってくれる唯一のお店でした。相変わらずの職人作業で、わずか10分ほどで交換終了。力のいれ具合が難しそうな行程がいくつかあり、自分でやらずによかったと思いました。ついでに、取り出した古いハードディスクドライブを外付けハードディスクケースに入れてもらいました。

あとは、取り出した古いハードディスクドライブから新しいハードディスクにデータを移行しなければ、いけませんが、これについては明日書くことにします。


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2006.10.17

Macつながり

福岡からの帰りの飛行機、たまたま藤井フミヤさんと席が隣になりました。彼は有名なMacユーザーで、以前はアップルのCMにも出ていました。Macオタク同士で話がはずめば、と思ったのですが、「今でもMacですか」「ええ、Macユーザーです」で話は終わってしまいました。

2006.10.03

KeynoteでFlashが再生できない!

講義のために、以前使っていたKeynoteを開いたら、Flashを貼り付けていたスライドがすべてスピーカーマークになっていて、Flashが再生不能できなくなっていました。

そういえば、最近、Mac OSX 10.4.8にアップグレードする際に、Keynoteのマイナーアップグレードがあったので、これが原因なんだろうと思い、解決策を探しました。

解決法はApple Discussion Boardにありました。
http://discussions.info.apple.co.jp/WebX?14@504.iEtcbeQyEM7.0@.efc4cc7
http://discussions.apple.com/thread.jspa?threadID=672858&tstart=0

  1. システム環境設定からQuickTimeを選択。
  2. 詳細タグをあけて、「Flashを使用」にチェックを入れる。
  3. Keynoteを再起動。

私の場合も、見事これで解決。

Keynoteのアップグレードではなく、QuickTime 7.1.3へのアップグレードが悪さをしていたのですね。

2006.09.13

iPodファミリーが一新

Mac Expo 2006でiPodファミリーが一新されました。

もっとも大きなデザイン変化があったのは、iPod shuffle。スティック型からクリップ型に変更になりました。ジョギングなど、音楽を聴きながら運動をする人には受け入れられるのではないでしょうか。

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もっとも人気がでるのは、iPod nanoでしょうね。ツヤツヤの塗装から、昔のiPod miinのようなデザインに変更されました。

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私がねらうのはiPod。私のiTunes側の音楽ライブラリーはすでに30Gを超えています。以前もお話をしたことがあると思いますが、iTunesの音楽容量>iPodの容量という状態になると同期が非常にとりづらくなります。そういう意味で、80Gしかあり得ないわけです。

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2006.09.10

プレゼンテーションをスマートに始めるための方法

プレゼンテーションを始めるときには、コンピュータがプロジェクターに接続され、コンピュータ画面がスクリーンに映し出されたのを確認して、プレゼンテーションファイルをダブルクリックし、スライドショーを開始することになります。その間、自分のコンピュータのデスクトップが公衆の面前に大写しになりますが、これはあまり気分のいいものではありません。前の演者に引き続いてプレゼンテーションするような場合には、このような事態は避けようがないのですが、自分一人のプレゼンテーションや、休み時間あけの1番目の演者であれば、もっとスマートにプレゼンテーションを始めることができます。

プレゼンテーションの始まる前に、コンピュータを接続し、プレゼンテーションファイルを開き、スライドショーを開始しておきます。この状態で1枚目のスライドが映し出されることになり、この状態でスタンバイしておいてもいいのですが、よりスマートなのは、この状態で、BボタンまたはWボタンを押します。Bボタンを押すと画面がブラックアウトし、Wボタンを押すとホワイトアウトします。そして、演壇に立って、クリックをすると、一瞬で1枚目のスライドが映され、スマートにプレゼンテーションを始めることができます。特に、1枚目にインパクトのある1枚を持ってきたいという場合には、この方法はとても有効です。

また、プレゼンテーションの途中で質疑応答が挟まるような場合も、同様な方法で画面をブラックアウト(ホワイトアウト)させることができます。

PowerPointのスライドショー再生時に使えるショートカットキーの主だったものは覚えていると便利です。

次のアニメーションを実行、または次のスライドに進む N、return、page down、→、↓、enter、またはスペース バー (またはマウスをクリック)
前のアニメーションまたは前のスライドに戻る P、page up、←、↑、または delete
黒い画面を表示、または黒い画面からスライド ショーに戻る (カットイン/カットアウト) B または . (ピリオド)
白い画面を表示、または白い画面からスライド ショーに戻る (カットイン/カットアウト) W または , (カンマ)
スライド番号を入力して return を押す 指定した番号のスライドを表示
スライド ショーを終了 esc、z + . (ピリオド)、または - (ハイフン)

Keynoteの場合も小さな差異はありますが、PowerPointのものとだいたい同じショートカットが用意されています。

スライドショーを再生する Option+コマンド+P、またはツールバーの「再生」ボタンをクリック
スライドショーを最初から再生する Option+ツールバーの「再生」ボタンをクリック
次のビルドに進む クリック、N、スペースバー、Return、Page Down、→、↓、Shift+→*
前のビルドに戻る Shift+←*、Shift+Page Up*、または [(左かっこ)
次のスライドに移動する Shift+↓*、Shift+Page Down*、または ](右かっこ)
前のスライドに戻る P、Delete、Page Up、←、↑、または Shift+↑*
プレゼンテーションを一時停止して黒い画面を表示する B(再開するには任意のキーを押す)
プレゼンテーションを一時停止して白い画面を表示する W
スライドスイッチャーで特定のスライドに移動する スライド番号を入力
プレゼンテーションを終了する Esc、Q、またはコマンド+.(ピリオド)、または .(ピリオド)

2006.08.13

ATOK 2006 for Macで医療辞書06を使う

ATOKを使うときに頼りになるのが、医療辞書。以前、「医療辞書」というエントリーでその使い心地をレビューしました。

さて、今回、ATOK2006 for Macを使い始めて、心配だったのが医療辞書が使えるかどうかということでした。結論から言うと、「医療辞書'06」はATOK2006 for Macには対応していませんでしたが、対応させる方法がありましたのでご紹介致します。

まず、医療辞書をインストールしますが、簡易インストールだと余分な辞書までインストールされてしまうので、カスタムインストールで「医療辞書'06 ATOK2005用」のみをインストールします。次に、ATOKの辞書にインストールした「医療辞書06メイン辞書(atk18_MD.dic)」
を登録するのですが、ATOK2006辞書ファイルとして認識されないので、登録できません。

そこで、まず、医療辞書06メイン辞書をATOK2006形式にコンバートします。

  • 辞書ユーティリティを起動します。
  • [辞書ファイル]をクリックし、[辞書コンバート]シートを選択します。
  • [変換元辞書]の[辞書指定]をクリックし、atk18_MD.dic(ユーザ/共有/医療辞書06/にあります)を選択して[開く]をクリックします。
  • [変換先辞書]の[辞書指定]をクリックして、辞書ファイル名として「atk18_MD_converted.dic」(好きな名前で結構です)を入力して[保存]をクリックします。
  • [実行]をクリックします。
  • 辞書コンバートが行われます。
  • 終了したら[閉じる]をクリックし、辞書ユーティリティを終了します。

次に、コンバートした辞書をが使えるように設定します。

  • 環境設定を起動します。
  • [辞書・学習]シートを選択します。
  • [辞書セット一覧]から、コンバートした辞書を設定する辞書セットを選択します。
  • スペースバーで変換できるようにするときは[標準辞書セット]を選択します。
  • [追加]をクリックします。
  • [その他]をクリックして、先ほどコンバートした「atk18_MD_converted.dic」を選択します。[追加]をクリックします。
  • 辞書セットの内容の一覧に、選択した辞書が追加されます。
  • 追加した辞書がオンになっていることを確認し、[OK]をクリックします。

以上で終了ですが、「あじそんびょう」を変換したときに「味村秒」となれば、組み込みがうまくいっていません、「Addison病」または「アジソン病」になれば組み込みがうまくいっています。

必要に応じて、

  • atk18MDY.dic(薬品名一般名変換辞書)
  • atk18MDI.dic(ICD10変換辞書)
  • atk19MDE.dic(医学用語和英辞書)
  • atk18MDS.dic(識別コード辞書)

もコンバートして、辞書に登録します(私は使っていません)。

2006.08.12

ATOK 2006 for Mac

PowerBook G4を1台使っていますが、あとの2台はMacBook ProとIntel Mac miniなので、Intel Macを使う時間がだいぶ長くなってきました。

Intel Macを購入して、 一番困ったのが、ATOKが使えなくなったことでした。ジャストシステムは悠長にも、当初2006年年末を目指してユニバーサルバイナリー版を開発しているというアナウンスを出して、ATOKユーザである私は途方に暮れかかりましたが、そんなとき、すばやい動きを見せたのが、エルゴシステム。Intel Mac発売と同時に、 EG-BridgeをIntel Macに対応させ、さらに1ヶ月うちに、egbridge Universalを発売しました。egbridge Universalは単にIntel Macに対応させただけでなく、ホイールブリッジやユニバーサルパレットというアイデアたっぷりな新機能を追加した意欲的なソフトウェアです。私も、ATOK なきあと、egbridge universalをATOK風のキーバインドに設定して使ってきました。

かなりのATOKユーザがegbridge Universalに流れたと思われますが、この状況にあせったのがジャストシステム。当初は2006年年末を目指してATOKをのユニバーサルバイナリー版を開発していたものの、大幅に前倒しして7月発売を決めました。さらに、5月からはベータテスターを募集して、コアなユーザーにベーター版を使用してもらうという作戦をとりました。しかも、ベータテスターの全員の名前を「製品開発ご協力者リスト」として公開するというサービスぶり。私もベータテスターとして協力させて頂きました。

さて、そのATOK2006 for Macの使い心地ですが、ひとことでいえば「母なる大地に戻ってきた」ということになるでしょうか。egbridge Universalは早々にIntel Macに対応してくれて感謝しているのですが、FEPのコア機能である変換効率があまりよくないというのが私の感想でした。文章をタイプしていても、適切な漢字に変換されていないことがよくあり、何回も変換し直すという作業が多く、イライラさせられることが多かったのです。これは、辞書が鍛えられていないという側面もあるのですが、egbridgeの変換効率自体がATOKより悪いというのが私の印象です。

さて、今回新規にATOKをインストールしたのですが、びしっと変換が決まる快感がここちよく、ストレスフリーな状態に戻れました。約半年間のATOK不在時代を支えてくれたエルゴソフトに感謝しつつ、ATOKユーザーに戻りました。

 

ATOK 2006 for Mac CD-ROM

ATOK 2006 for Mac[電子辞典セット] CD-ROM

ATOK 2006 for Mac + Windows CD-ROM

2006.07.21

SMK Macコンパクトキーボード

最近はちょっと散財が過ぎているので、気になっているものの、ポチッといかないでこらえているものがいくつかあります。

その一つが、SMK Mac コンパクトキーボード

現在使用しているキーボードはApple Wireless Keyboardです。これは、コードがないので、コンピュータを使わないときはデスクが丸々使えるという点で気に入っているのですが、キータッチはお世辞にもいいとは言えません。時間が経ってくると、キーが引っかかるようになり、強く押さなければいけないキーがいくつか出てきました。自分でもタイプが遅くなったと感じるほどで、キータッチに優れたキーボードを探していました。まずは、キータッチの評価が高い、Happy Hacking Keyboard シリーズamazon】を候補に考えていたのですが、最近になって、Macな人たちで話題になっているのが、SMK Mac コンパクトキーボード

SMK Mac コンパクトキーボードは、キータッチに大変定評の高い、 チェリーメカニカルキースイッチを採用した、Mac用のコンパクトなUSBキーボードです。ASCII配列(英語キーボード)の上、イジェクトキーやボリュームキーも装備。ということで、Macマニアのベストなキーボードといえると思います。

私はASCII配列(英語キーボード)よりJISキーボード好き、ということもあって、最後のポッチを耐えているような状況です。 でも、ASCII配列好きな方も多いですから、そんな方には一押しのキーボードです。

2006.07.12

Steve Jobsの名スピーチのiPodビデオ用映像発見

Steve JobsがStanford大学の卒業式でおこなったスピーチのことは以前「Jobs' Speech @ Stanford University」というエントリーでご紹介し、多くの方から反響をいただきました。私自身、iPodに入れて、それこそ暗唱できるほど繰り返し聞いています。落ち込んだときに、とても勇気を与えてくれるスピーチです。まだ手に入れていない方は是非聞いてみてください。

さらに、pod academy でiPodビデオ用にダウンロードできる映像があることを知りました。

  1. http://itunes.stanford.edu/から「open Stanford on iTune」 を開きます。
  2. 「Heard on Campus」を開きます。
  3. 中央のタブから「Visiting Lecture and Speeches」をセレクトすると、5番目に音声のみのファイル、10番目に映像が現れますので、好きなほうをダウンロードします。

残念ながら、私の現在愛用しているiPodは一世代前のもの(なんとアップルからプレゼントされたもの)で、ビデオiPodではないのですが、iTunesの方でくり返し見ることができるようになりました。

ところで、このスピーチの最後の方にThe Whole Earth Catalogという本の裏表紙の話が出てくるのですが、うれしいことに、その裏表紙を公開しているサイトがありました。 aki's STOCKTAKINGの「'Stay hungry. Stay foolish.'」というエントリーです。

2006.05.16

MacBook

macbookMacBook来ました。ディスプレイのサイズさえ気にならなければ、MacBook Proとの差は小さい。MacBook Proを買って、もうちょっと待てばよかったと思っている人もいるでしょう。

今なら3-5営業日。Apple Storeに急ぐべし。

白黒どっちにするか?やっぱ黒でしょう。

2006.04.28

「アップル・コンフィデンシャル 2.5J」

「アップル・コンフィデンシャル2.5J 上」

著者:オーウェン・W.リンツメイヤー著 / 林 信行著、税込価格:\2,100、出版:アスペクト、ISBN:4757212542、発行年月:2006.5【bk1】【amazon.co.jp

「アップル・コンフィデンシャル2.5J 下」

著者:オーウェン・W.リンツメイヤー著 / 林 信行著、税込価格:\2,100、出版:アスペクト、ISBN:4757212550、発行年月:2006.5【bk1】【amazon.co.jp

米国の IT ジャーナリスト、オーウェン・リンツメイヤー氏のベストセラー『アップル・コンフィデンシャル 2』に、これまで 16 年間、取材を続けてきた林信行氏による書き下ろしパートを加えた本で、アップルが 30 周年を迎えた直後の 4 月に発売となる。アップルオタクの人は持っていて損のない一冊。

2006.04.13

「次期ATOK for Mac OS X」試用ベータ版テストの参加者を募集

今回のIntel Mac対応では、EG-Bridgeに大きく水をあけられてしまったATOK。当初は、Intel Mac上で動く次期ATOKの公開は2006年度後半とされていましたが、さすがに危機感を募らせたのか、 Intel Macに対応する「次期ATOK for Mac OS X」試用ベータ版テストの参加者を募集しました。募集期間は、 2006年4月11日(火)~4月17日(月)。

すぐにベータ版が公開されるのかと思ったら、ベータ版の公開は5月に入ってから、しかも応募者多数の場合はジャストシステムが選考するそうです。

一応、応募してみました。

Just MyShopへ

2006.04.12

Intel Macで動くエミュレータ

Boot Campの話題が盛り上がっていますが、実用性を考えたら、やはり、Virtual PCのようなWindowsエミューレータが欲しいところ。

Virtual PC for MacはIntel Mac上では動かず、Intel Mac上で動く次期バージョンを開発するかどうかも未定ということになっています(私は、VIrtual PCが次期Mac OS Xに組み込まれるのではないかとひそかに期待しています)。

VMWare を含め数社が Intel Mac上で動くエミュレータを開発中のようですが、ついに

『Parallels Workstation 2.1』のIntel Mac対応のベータ版

が公開されました。「Parallels Wrokstation For Mac OS X on Intel を試した」を読むと、「Virtual PC のようなもっさり感はなく、動作は軽快」とのことで期待が持てます。

2006.04.05

アップル、Boot Campを発表

ぶったまげた。

アップル、Boot Campを発表

2006.03.05

Mac mini

MacBook ProもAir-Edegeカードが使えないということと、鞄に入らないということを除けば仕事用に用いても問題なさそうな雰囲気なので、Mac miniの方もリプレースすることにしました。

ポチッ。

Mac mini

2006.03.02

医療辞書

これまでかな漢字変換プログラムはずっとATOKを使ってきましたが、その理由は、今までのことえりがあまり賢くなく、ATOKの方が賢かったからです。最近のことえりはかなり賢くなったようですが、ATOK用のキーバインドが体に身に付いてしまっているので、なかなか変更するのが難しいというものがあります。

現在、ATOKはIntel Macに対応しておらず、次回のメジャーバージョンアップで対応するということになったので、多分半年ぐらいはATOKを使うことができません。 ことえりを使わなければいけないかなと思っていたのですが、EGBRIDGEがいち早くIntel Mac対応のパブリックβ版をリリースしました。EGBRIDGEはATOKやことえりといった他のFEPの操作方法と同じにするという機能があり、ATOKのキーバインドがそのまま使えます。EGBRIDGEはいつも対応が早く、最近ではかなり評判もいいので、しばらくEGBRIDGEを使ってみようかと思っています。3月24日にはIntel Macに対応したegbridge Universalが発売されるようです。

ATOKが手放せないもう一つの理由として、医療辞書 for ATOKが使えるというのがあります。医療関係者の場合、知らず知らずのうちに医学用語を使っているのですが、医学用語が一発で変換されるようになると日本語の入力がものすごく早くなります。私もATOK専用の医学辞書、医療辞書 for ATOKにであってものすごく日本語の入力が楽になりました。たまに、医療辞書 for ATOKがインストールされていないコンピュータを使うとそのことが実感されます。

最近になって知ったのですが、医療辞書にはATOK用の医療辞書だけの「医療辞書 for ATOK」というパッケージと、ことえりやIME用の医療辞書も含まれた「医療辞書」という2つのパッケージが存在します。私は「医療辞書 for ATOK」しかないと思っていたのですが、「医療辞書」を購入すれば、私が味わった医療辞書の便利さはATOK以外にWindowsのデフォルトのかな漢字変換プログラムのMS-IMEとMacのデフォルトのかな漢字変換プログラムのことえりでも味わうことが可能と言うことです。そして、医療辞書の最新版からはEGBRIDGEにも対応するようになりました。 というわけで、ATOKをEGBRIDGEに乗り換える決心が付きました。

医療辞書は、医療関係者の方には絶対におすすめです。Windows使いの人にも。

 

「医療辞書’06」

オフィス21(2006/02/17)、価格:¥ 10,849(税込)、ASIN:B000EBFWLC 【amazon.co.jp

[Windows用] ATOK 2006/2005/17/16, MS-IME 2003/2002
[Macintosh用] ATOK2005/17/16, ことえり3/4(MacOSXv10.2〜4), EGBRIDGE 13/14/15に対応しています。うれしいことに、Windows/Macのハイブリッド版です。


「医療辞書’06 for ATOK CD-ROM」

ジャストシステム(2006/02/10)、価格:¥ 9,500(税込)、ASIN:B000COQCC4 【amazon.co.jp

上記のパッケージのうち、ATOK用のみを収載したものです。Windows/Macのハイブリッド版です。


「EGBRIDGE 15」

エルゴソフト(2004/10/22)、価格:¥ 7,750(税込)、ASIN:B00066J1JY 【amazon.co.jp

EGBRIDGE15はIntel Mac非対応ですが、egbridge Universalへの無料アップグレードがおこなわれていますので、このパッケージを購入しておいて、Intel MacではEGBRIDGE 15パブリックβ版を使っておいて、 egbidge Universalへ無料でアップグレードする、というもいいでしょう。


2006.02.14

MacBook ProのCPUがアップグレード

2月中旬に届く予定のMacBook Proはまだ届いていませんが、そろそろかなと思っていたら、アップルからメールが届き、

2006年2月14日、アップルは、新しい15インチの「MacBook Pro(マックブックプロ)」ノートブックコンピュータの出荷を2月下旬より順次開始します。(中略)

新しいMacBook Proのすべてのモデルは、当初の発表よりもさらに速いインテルCore Duoプロセッサを搭載し、価格はそのままでより高い性能を提供します。当初発表の1.83 GHzに代わり2.0GHzのインテルCore Duoプロセッサを搭載し、同1.67 GHzに代わり1.83 GHzのインテルCore Duoプロセッサを搭載し、それぞれ2月下旬より順次出荷を開始します。さらに、アップルのオンラインストアではBTOオプションとして、2.16 GHzのインテルCore Duoプロセッサへのアップグレードも可能となっています。

ご注文いただいておりますMacBook Pro 1.83GHzモデルは自動的に2.0GHzモデルへアップグレードさせていただきます。もちろん追加料金は一切いただきません。

というわけで、当初よりCPUが早くなって2月下旬に届くことになるようです。

Intel Macへの対応状況は各メーカーから少しずつ発表になっていますが、対応していなくて困ったなと思っているのが、AIR-EDGEのデータカードとATOKです。早く対応してくれるとうれしいです。

AIR-ADGEデータカード

ATOK

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2006.02.02

Kenote 3を使ってプレゼンテーションしてみた

Keynote 3を使って初めてのプレゼンテーション。Keynote 3ファーストインプレッションで書いたように、マイナーチェンジが中心なので、きっと誰もKeynote 3を使っているとは気づかなかったでしょう。

さて、ファーストインプレッションにいくつか追加しなければいけないことがあります。

Keynote 1からKeynote 2にバージョンがあがったときほどではないのですが、Keynote 2で作ったファイルをKeynote 3で開けると、少しレイアウトが崩れます。

Keynote 2からKeynote 3にバージョンアップすると、渦巻きなどいくつかのアニメーションがなくなると書きましたが、これらKeynote 2にはあるがKeynote 3でなくなったアニメーションを出す方法がわかりました。環境設定>一般の環境設定に「古いアニメーションを選択項目に含める」というチェックボックスがあります。ここにチェックを入れると渦巻きなどのアニメーションがKeynote 3でも選択できるようになります。おそらくアニメーションの数が増えすぎたので、全部入れると選択しづらくなるのでこうしたのでしょう。

関連情報は研究者のためのコンピュータ情報keynote 3ファーストインプレッション をご覧下さい。

2006.01.24

ATOKはIntelプロセッサ搭載のMacintoshには対応していません

MacBook Proをポチッとしてしまったわけですが、Just Systemからこんなお知らせが。

「Intelプロセッサ搭載のMacintosh」への対応について

下記の弊社製品は、「Intelプロセッサ搭載のMacintosh」には対応していません。

  • ATOK 2005 for Mac OS X
  • ATOK17 for Mac OS X
  • ATOK16 for Mac OS X
  • ATOK15 for Mac OS X
  • ATOK14 for Mac OS X
  • ラベルマイティ for Mac(ラベルマイティ for Mac OS X)

まあ、期待はしていませんでしたが、「次期ATOK2006では対応します」とか、意欲は見せて欲しかった。まさか、撤退?

というわけで、MacBook Proが仕事で使えるようになるのはPhotoshopやATOK、Microsoft Officeが対応版を出してからで、おそらく2006年夏以降になるでしょう。

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2006.01.16

Keynote 3ファーストインプレッション

先日のMacworld Conference & Expo/San Francisco 2006にてKeynoteの最新バージョンKeynote 3が発表されました。ただし、日本での発売は2月中旬ということでのんびりと構えていたら、MACお宝鑑定団で、パッケージは英語だが日本語ローカライズされたiWorks '06(Keynoteはバージョン2からPagesというワープロソフトとバンドルされ、iWorksとして発売されている)が発売されているという情報をキャッチ。さっそくApple Store Shibuyaで手に入れました。Apple Store Ginzaは品切れでした。パッケージや中の取扱説明書はすべて英語ですが、ディスクを入れて、いきなり開いた画面が日本語で一安心。パッケージは英語にもかかわらず、中に入っているKeynote 3は日本語化された(というよりは、日本語ローカライザーも含まれたユニバーサル版)であると思われます。


■Keynote 2の課題

KeynoteはPowerPointではできないような美しいプレゼンテーションを作ることができますが、不動の位置を築いているPowerPointに一日の長があることは確かです。Keynote 1からKeynote 2のバージョンアップでは、あえてPowerPointと競争しないで、独自の道を歩もうとしている印象を受けました。KeynoteはPowerPointと全く同じ方向を向いたソフトではないと理解した方がよいとは思いますが、研究者のプレゼンテーションツールとして使うことを考えた場合、ここだけは改善して欲しいと思っていることがいくつかあります。

課題1. 描画ツールをもっと充実させて欲しい。描画できる図形は最小限だし、曲線を描くこともできない。Appleでは複雑な図はOmniGraffleで書いてコピーペーストすることを意図しているのかもしれませんが、もう少しパワーアップすべきです。

課題2. 1つのスライド内で箇条書きのテキストボックスが1つだけという制限をはずして欲しい。keynote 2では一つのスライド内でテキストボックスのうち1つしか箇条書き設定をできません。これは非常に不便です。

課題3. グラフのデータ入力画面を改善して欲しい。Keynoteのグラフ描画では非常にきれいなグラフが簡単に作れるのですが、そのデータ入力画面の使い勝手が非常に悪い。

課題4. KeynoteからPowerPointへの書き出し精度を上げて欲しい。KeynoteはPowerPointファイルを読み込むことができ、かつ、KeynoteファイルはPowerPointファイルに書き出すことができるということが一つの売りなのですが、前者はまだしも、後者の変換精度はかなり低く、ほとんど使い物になりません。

 

■テーマやアニメーション効果の新規追加は抑えめ

Keynoteの特徴といえば、美しいグラフィクス。今回、新しいテーマとして、黒、モダンポートフォリオ、革装本、ビンテージ、クラッシクシルク、ホワイトコーナー、フォーマルの7つが追加されました。

また、アニメーション効果(トランジションとエフェクト)にも変更がありました。新しく加わったトランジションはスオッツシュ、ブラインド、回転ドア、入り口、反射、落下、カラーでフェード、シャッターの8個で、かわりに、モザイク反転は1種類にまとめられ、グリッド、ドロップ、モーションンディソルブ、暗転、渦巻き、焼失、放射状、落下するタイルがなくなりました。エフェクトに関しては、あらたに、スウォッシュ、ブラインドが追加され、ドロップ、渦巻きがなくなりました。

Keynote 1からKeynote2へのバージョンアップの際には追加のみでしたが、今回はさすがに効果の数が増えすぎてしまうのか、一部の効果が削除されました。渦巻きなんかはここぞというときにインパクトがある効果だったので、なくなってしまい残念です。ちなみに、Keynote 2で渦巻き効果を使ったファイルをKeynote 3で開いても、きちんと渦巻き効果が再生できました。hackすれば、なんとか渦巻きを奪還できるかもしれませんね。

(後日談)

環境設定>一般の環境設定に「古いアニメーションを選択項目に含める」というチェックボックスがあります。ここにチェックを入れると渦巻きなどのアニメーションがKeynote 3でも選択できるようになります。

■着実な進化

Keynote 3には小さいながら着実な進化があります。

まず、Keynote 3を開いて、はじめに気がつくことは、ツールバーに「調整」というツールが増えたことです。これは「イメージ調整」をするツールで、貼り付けたイメージの簡易修正ができるツールです。画像のコントラストなどを調整するツールです。PowerPointのイメージの簡易修正機能とはちょっと違った雰囲気で、Photoshopの色調補正に似ています。

「コメント」というはまったく新しい機能です。コメントを使えば、スライドの作成中に思いついたアイディアを簡単に残すことができます。ちょうどスティッキーズのようなものです。コメントは編集中にディスプレイに表示されますが、プレゼンテーションを再生するときは表示されません。これはPowerPointにはない、なかなかおもしろい機能ですね。

Keynote 2の課題の2番目にあげておきましたが、Keynote 2ではひとつのスライド内で、箇条書きのテキストが1セットしか作れません。追加するテキストボックスには箇条書きが設定できなかったです。この点は、Keynote 3で改善されました。Keynote 3では箇条書きを設定したテキストボックスが複数個作れるようになりました。

様々なファイル形式で描き出すことができることがKeynoteの特徴ですが、Keynote 3ではあらたに、ノート付きのスライドのPDFの作製、iDVDプロジェクトの作製、HTMLの作製ができるようになりました。

PowerPointではよく使われているスライドを一覧表示するタイプの表示形式が「ライトテーブル」という表示方法できるようになりました。

テーブルには簡易計算式が入力できるようになりました。

 

■図形描画ツールのパワーアップ

Keynote 2の不満点の最大のものは図形描画のツールが貧弱なことでしたが、今回、描画ツールに大きなアップデートが加えられました。まず、描画できる図形として、星形と多角形が増えました。そして、「挿入」>「図形」>「図形を描画」を選択することによって、ベジェ曲線が描けるようになりました。これまで、PowerPointでは自由な曲線はかけましたが、ベジェ曲線ではありませんでした。ベジェ曲線とは複雑な曲線を、比較的少ないデータで描くために考案された方法であり、Illustratorなどのような本格的ドローソフトに採用されています。アンカーポイントと方向線を指定することで曲線を描いていきます。Keynote 3のベジェ曲線はIllustratorとは少し作法が異なりますが、描画後に、アンカーポイントの削除と追加、コントロールハンドル(方向線)の修正ができます。また、アンカーポイントをダブルクリックすることで、「角←→丸」を変更可能です。私自身Keynoteがいきなりベジェ曲線を採用するとは思いませんでした。ベジェ曲線はきれいな曲線を描くにはベストな方法ですが、きれいに描くための方法を習得するには慣れが必要です。

あと、今回のバージョンアップで、任意の図形を用いたマスクができるようになりました。

 

■グラフ描画機能のアップデートは見た目が中心

グラフ描画機能のアップデートは今回のアップデートの中でも重要な部分のようですが、私としては見栄えの分のアップデートが中心で肝心の使いやすさの面が改善されていないのが残念です。

見た目の変化としては、3Dグラフが扱えるようになったという点です。その3Dグラフのインパクトといったらほとんど脱帽です。各要素の素材は大理石素材、木材、アクリルのような素材、布素材、などの5パターンくらいあり、しかも視点を動かすことができたり、素材感を微妙に調節できるなどきわめてマニアックです。各要素の素材はテーマと連動しているようで、残念ながら個別に指定はできないようです。

一方、私がKyenote 2の課題と考えていたグラフデータエディタの使い勝手の悪さは残念ながら改善されませんでした。せめてExcelなど他のテーブルデータを読み込む、または貼り付けられるように改善されることを望みます。

 

■Keynote 2と3の互換性

Keynote1からKeynote2へのバージョンアップの際には、ファイルのフォーマットが大きく変わったため、Keynote1で作ったファイルをKeynote2であけると、ファイルの書き換えがおこなわれ、一部レイアウトが崩れるといった現象が起こりましたが、Keynote2からKeynote3の場合は、ファイルの書き換えはおこなわれないようです。ただし、Keynote3で作ったファイルをKeynote2で開けることはできませんでした。

(後日談)

Keynote 2で作ったファイルをKeynote 3で開けると、Keynote 1→keynote 2のときほどではありませんが、少しレイアウトが崩れます。

■まとめ

というわけで、全体としてはマイナーバージョンアップといった感じですが、私が考えていた課題のうち半分くらいは今回のバージョンアップで改善されました。追加されたテーマやイメージ調整ツールの作り方から判断するとKeynoteは今後、写真を中心としたプレゼンテーションを指向しているような印象を受けました。

なお、まだ短時間しかさわっていませんが、安定性や動作速度はKeynote 2と特に大きな違いはないように感じました。Keynote 2は全く安定しているというわけではなく、何回か使用中に落ちた経験を持ちます。Keynote 3も、今回ベジェ曲線をいじくり回していたら1回落ちました。

PowerPointファイルへの変換の精度などの使用感は追って報告します。

関連情報は研究者のためのコンピュータ情報keynote 3ファーストインプレッション をご覧下さい。

「Keynote 2プレゼンテーション入門」

著者:高橋 良著、税込価格:¥3,360、出版:秀潤社、ISBN:4879622915、発行年月:2005.10【bk1】【amazon.co.jp】【目次

Keynoteの使い方について、まさに手取り足取り解説した本です。ビギナーから中級者までKeynoteで人とは違ったプレゼンテーションをしたいという人には必読の本です。Keynoteに関する日本語で書かれた唯一の本です。


コンピュータ関連の書籍は「研究者の書棚:コンピュータ関連本」をご覧下さい。

2006.01.11

MacBook Pro

Intel Macにしてしまえば、Classicは立ち上がらないので、Statviewは使えなくなる。従来のPowerbookの4倍といっても旧来の大半のソフトはRosseta上でエミュレーションモードで動くので、それほど大きな速度アップは期待できない。Rosetta上で動かすことになる旧来のソフトには問題が必発であろう。そもそも、いままでの経験上、メジャーアップデートの初期型は問題が多くいろいろ苦労する。そいうことはすべてわかっていますが、どうしても私には止めることができず、ポチッといってしまいました。MacBook Pro。

皆さんもどうぞ。

バナー

iMac(intel)

iLife06

2005.12.31

iPod my Photo

Ppod my Photoは手持ちのスナップ写真をiPodの宣伝風にアレンジするサービス。年賀状やクリスマスカードには格好のサービスですが、ちょっと紹介のタイミングが遅れました。

ちなみにAppleの公認ではないようです。大丈夫?

2005.12.17

iTunes Music Storeで見つけた土岐麻子

iTunes Music Storeが日本で開設されたのが、今年の8月。なかなか参加レーベルが増えないのが残念ですが、試聴するシステムというのはなかなか楽しくて、買わないでも試聴だけで楽しめたりします。私も何人か新しいお気に入りを見つけることもできました。

今年後半、私のiPodでヘビーローテーションだったのが、土岐麻子。「STANDARDS on the sofa~土岐麻子ジャズを歌う~」【amazon】を聞いてはまってしまい、その後、アルバムがリリースされるごとに購入しています。

iTunes Music Storeもアフィリエイトが始まったので、加入してみました。下のiTunesバッジをクリックしてみると、直接iTunesが開いて、土岐麻子のアルバムの試聴ができます。

Asako Toki

2005.11.20

Jobs' Speech @ Stanford University

What's newをお休みしていた間に書き漏らしてしまったことをいくつか書いておきます。

まず、第一に書き残しておきたいのが、AppleのCEOであるSteve JobsがStanford大学の卒業式典でおこなった感動的なスピーチ、「Stay Hungry, Stay foolish」です。

昨年膵臓癌と診断され、手術から復活してきたJobsが前途有望なStanfordの学生を前にして、

Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.

と語りかけます。すでに読まれた方も多いでしょうが、まだの方は是非読んでみて下さい。音声ファイルをiPodにおとして聞くと感動的です。

原文(Stanford大学)

日本語訳(前編)、(後編)SAFETY JAPAN 2005 [特別寄稿]/日経BP社

日本語訳(市村氏による)

録画ビデオ

音声ファイル

ついでにご紹介

「スティーブ・ジョブズ」

著者:ジェフリー・S.ヤング著 / ウィリアム・L.サイモン著 / 井口 耕二訳、税込価格:¥2,310、出版:東洋経済新報社、ISBN:4492501479、発行年月:2005.11【bk1】【amazon.co.jp】【目次】

 


2005.04.05

iPod mini

語学の勉強をするのにiPodが欲しいという妻。彼女の使い方からするとiPod miniがいいかなと薦めたら、緑色のiPod miniに恋してしまったようで、iPod mini 4Gのグリーンに決定。Apple Storeで買うと、 パーソナライズサービスが無料ということで、Apple Storeで注文しました。

最近のiTunesとiPodはオーディオブック形式に対応しています。オーディオブック形式のファイルはiPodで再生を中断した位置を記憶していて、次回は続きから再生できるという特徴があります。これだけの違いなのですが、語学教材を聞くときは意外と便利です。

語学教材のCDをiPodにオーディオブック形式で聞くための手順をまとめておきます。

  1. CDをAAC形式でiTunesに取り込む。デフォルトでAAC形式になっていますが、mp3になっていないか確認してください。
  2. AAC形式のファイルは拡張子が.m4aになっているので、オーディオブック形式の.m4bに変換します。AAC変換 for iTunes 2.0b1 (AppleScript)を使わせていただくと、iTunes上で変換ができて便利です。
  3. あとは、iTunesとiPodを同期して終了。

2005.01.06

iPod Photoでプレゼンテーション

アップルは最近、医療関係者向けの独自のsolutionの紹介に力を入れていて、アップル-Medicalとして専用ページを用意しています。

PowerBook G4をプロジェクタに接続する方法というような実践的なチュートリアルもありますが、興味深いのが、事例紹介コーナーにある、Apple製品を活用したソリューションの紹介。中でも目を引いたのが、讃岐氏が紹介している「iPhodo Photoを使った学会プレゼンテーション」。KeynoteやPowerPointで作成したスライドを画像に書き出し、iPod photoに転送。iPod photoをプロジェクタのビデオ入力に接続して、左手にiPod photo、右手にレーザポインタ—でプレゼンするというものです。

自分じゃ絶対やらないだろうけど、やっている人を見たら、思わず「cool」と叫んじゃいますね。

2004.11.16

iPhotoのプリントサービス

iPhotoiLife '04に含まれているApple製デジタルカメラで撮った写真を管理するソフト)には2004年9月24日に紹介したブックサービスの他、プリントサービスがあります。iPhoto上でプリントしたい写真があれば、オンラインで注文できるというシステムです。実際にプリントをしてくれているのはFujicolorの純正サービスです。1枚35円、送料一律200円となっています。

Windowsの場合には、ネットでお店プリントをオーダーするための専用ソフトが用意されているところが多いのですが、Mac版はなく、ブラウザーを使う場合、たくさんの枚数を注文すると非常に時間がかかるので、iPhotoのプリントサービスを使ってみました。

プリントする写真を複数選ぶときには、フォトライブラリを作り、その中に移します。その後、すべてを選択し、「プリントを注文」のボタンを押します。注文するには、macアカウントを持っていて、1 clickが有効になっている必要があります。

写真によってプリントする枚数を変えることも可能ですが、最後の注文の時に指定するので、このへんの操作感はよくないです。プリントしたい写真を選ぶとカートに移り、そこで枚数を指定するというのを繰り返し、すべてが指定され終わったときに注文ボタンを押すというのがよい流れだと思います。

注文を確定した後、指定したファイルがサーバにアップロードされるのですが、今回は200枚もオーダーした上、それぞれの容量が結構大きかったせいもあり、すべてのファイルがアップロードされるまで、3時間もかかりました。そのあいだ放っておいてよいので、別に気にはならないのですが。うちのADSLの上りが遅すぎるのかもしれません。

ちなみに、DSC版(4x3)は選べず、L版を選ぶことになりますが、L版は89x127mmなので、D70でとった3x2の写真、コンパクトデジタルカメラで撮った4x3の写真はどこかが裁断されることになります。

火曜日に注文し、木曜日に発送のお知らせ、金曜日にヤマトメール便で届きました。送られてきた封筒にはアップルマークが付いていて、ちょっとアップルフリークのココロをくすぐります。

写真のできは、フジカラーの純正であることもあり、満足できるものでした。ただし、日付順に選んだにもかかわらず、届いたプリントはバラバラになっているのが不満点。会社によってはプリントの裏にファイル名がプリントされる場合もあるのですが、このサービスではきちんとプリントされていませんでした。

今回は200枚ほどプリントしたので結構大変でしたが、ほどほどの枚数で注文するには悪くないと思います。

2004.10.07

DVDが出てこない!

前から、スロットローディングってあまり好きじゃなかったんですよね。

現在のAppleのノートブック型コンピュータのCD/DVDドライブはスロットローディング方式になっています。ディスクを少し入れるとウィーンというすごい音がして、ディスクが吸い込まれます。サファリパークで網越しにエサをやっているような感じ(→こんな感じ)で、ちょっとこわいです。

今年から、D70で撮影することになり、下手な鉄砲数ウチャ当たるで、ものすごい勢いで、デジタルカメラで撮った写真が増えています。よく見たら、4Gにもなっているので、念のため、DVDに焼いておこうと思いました。

空のDVD-RをPowerBook G4 15inch Alminiumに入れてみたら、ウィーンといって、吸い込んだ後、うんともすんともいいません。ディスクが回っている音もしないので、こりゃダメだと思って、ディスクを取り出そうとしたのですが、強制排出の穴がありません。裏を見てもありません。そういえば、購入後ちょうど1年過ぎてしまった(つまり、保証期間が切れている)ことに気づいたりして、正直あせりました。

結局、あれこれググッて見て、どうやらPRAMのクリアをすると排出できるという体験談にたどり着きました。ウソか本当はわからないけど、試してみることにしました。本当はPRAMのクリアをしようと思ったのですが、間違えて、PMUのクリアをしてしまいました。本当はPRAMのクリアをして、駄目な場合は、PMUのクリアをするのが正しい手順のようです。

ともあれ、PMUのクリアをして、再起動をすると、ウィーンとディスクが出てきてくれました。こんなディスク捨てちゃわなければいけないのでしょうが、もったいないので、もう一回入れたら、今度は無事認識してくれました。

また、やっちゃうかもしれないので、PRMAのクリア法と、PMUのクリア法をメモっておきます。

PRAM および NVRAM をリセットする方法

  1. コンピュータの電源を切ります。
  2. 「Command」、「Option」、「P」、「R」の各キーの場所を確認します。手順 4 で、これらのキーをすべて同時に押します。
  3. コンピュータを起動します。
  4. 「Command」、「Option」、「P」、「R」のすべてのキーを押したままにします。グレイの画面が表示されるまでキーを押し続けます。
  5. コンピュータ が再起動し、起動音が 2 回聞こえるまで、キーを押し続けたままにします。
  6. キーを放します。

PowerBook および iBook のパワーマネージャ (PMU) のリセット

機種によって異なります。PowerBook G4 (15-inch FW 800)の場合は、

  1. コンピュータに電源が入っている場合は、電源を切ります。
  2. キーボードの「Shift」、「Control」、「Option」、パワーの各キーを同時に押し、パワーマネージャをリセットします。このとき「fn(ファンクション)」キーは押さないでください。
  3. 5 秒間ほど待ちます。
  4. パワーボタンを押してコンピュータを再起動します。

後日談

電源をオンにするときにマウスを押しっぱなしにするというのもメディアの強制排出に有効な方法のようです。

2004.09.30

Macのシェア

先日ある方面から、医学生物学系の研究者のMacのシェアを教えて頂いて仰天しました。なんと14%ということです。昔は医学生物学系の研究者の間では、Macのシェア率が高く、1990年代の前半ではおそらく50%はゆうに越えていたと思います。それが今では7人に1人という事で、すっかりマイナーな存在になってしまいました(それでも一般人口でのシェア3〜4%に比べたら極端に高いのですが)。たしかに、最近、身の回りを見回してみても、うちの教室でもmacを使っているのは私のグループぐらいになってしまい、若い人のMac離れが進んでいるように思います。ちなみに、Mac OSを使用している方の2/3はOSXに移行しているものの、 1/3は、まだOS9を使っているそうです。OSXへの移行をするぐらいならソフトを買い換えなければいけないし、速いマシンを買わなければいけないということで、ますますWindowsに流れる人が増えているのでしょう。

ちなみに、研究留学ネットをご覧になっている方のOSがどうなっているかというと、

件数OSグラフ
385WinXP 39.0%
231Mac 23.4%
201Mac OS X 20.4%
78Win2000 7.9%
43Win98 4.4%
36WinMe 3.7%
8WinNT 0.8%
3UNIX 0.3%

という感じで、Mac全体では43.4%と何とか健闘しています。何とか、このサイトを通してMacの魅力を今後もお伝えしていければと思います。

2004.09.27

iPhoto フォトブック

前にも書きましたが、私はデジタルカメラで撮った写真の整理にiPhotoiLife '04に含まれているApple製デジタルカメラで撮った写真を管理するソフト)は使っていません。iPhotoの致命的な欠点は、写真の保存を専用のフォルダーにしなければいけないという点です。日付ごとにフォルダ管理をしている私にはこれは致命的な欠点です。そんなわけで、私はNikon Viewというソフトをメインに使っているのですが、iPhotoにしかない非常に魅力的な機能もいくつかあります。

  • ボタン一つで美しいスライドショーができる。
  • ボタン一つでデザイン性の高いホームページが作れる

こういった機能はAppleならではの感性に訴える機能です。また、iPhotoで写真をブラウズしながら、お店プリント(写真屋での印画紙へのプリント)がしたい場合は、ボタン一つで可能である、というのも今年の4月からフジカラーを通して始まったサービスで、なかなか便利です。

そして、きわめつけがiPhotoのフォトブックです。これは、iPhotoの中の写真から選び、ブックデザインやテーマを選択すると、1冊のフォトブックが出来上がり、注文をすると、上質紙に印刷して、上品なリネンで装丁されたものが送られて来るという仕組みです。

いつかは、作ってみたいと思っていたものの、なかなかチャンスがなかったのですが、今回、シアトルでお世話になった友人へのプレゼントとして、シアトルで撮った写真を1冊のフォトブックにして送ることにしました。

フォトブックに載せたい写真をひとつのアルバムフォルダに入れて、デザインテーマを選び、あとはBuyボタンを押すだけです。アップデートに少々時間がかかりましたが、手順はきわめて単純です。

注文した2日後に発送しましたというメールが届き、そのメールから8日目に我が家に届きました。発送元はドイツでしたので、ドイツの会社が印刷製本をやっているようです。

出来上がりは装丁に関してはまさにプロ品質。写真に関しては、思っていたほどではないですが、1冊に夏の思い出が綴じ込まれたすてきなフォトブックが出来上がりました。

何かの記念にはとてもいいプレゼントになると思います。

2004.09.04

iPodを車で聞く

シアトル旅行からもう1ヶ月以上だってしまいましたが、書きそびれていたので、、、。

アメリカでは車に乗る時間も長くなるので、日本の歌が恋しくなるということで、今回のシアトル旅行では、iPodをカーステレオにつけて、日本の歌をがんがん鳴らしながら、運転してやろうと思っていました。

iPodをカーステレオで聴くにはいくつかの方法があり、もっとも普及しているのは、iPodの音声をFM電波に乗せて、カーステレオで聴くタイプ。シアトルに着いたら、さっそく昔よく通ったApple専門店に向かい、Focalpoint iTrip2 new iPod Transmitterを買いました。でも、これがコンピュータ経由でインストールが必要だったり、周波数を合わせるのが、うまくいかなかったりというわけで、ギブアップ。たまたま友人がもっていたiPod用FMトランスミッターを貸してくれました。これは、Monster iCarPlay Wireless - FM Transmitterというもので、iTrip2と違ってあらかじめコンピュータ経由でFM信号をインストールしたりする必要がなく、iPodとシガーソケットを接続するだけで使えました。もし、これから買われる方がいらっしゃれば、iPod側でコントロールが必要なiTrip2のようなタイプより、iCarPlayのようなiPodとシガーソケットの間にFMトランスミッターがついているようなタイプをおすすめします。

ちなみに、FM電波を介しますので、音はあまりよくありません。音質を求める方は、カセットテープ型のものや、AUX入力のあるカーステレオを使うことをおすすめします。

iPodのおかげで、アメリカで車に乗りながら、日本の歌をガンガンという夢を叶えることができました。うちの息子は、初めて聞いた「花のぴゅんぴゅん丸」の「きびし〜いっ」にはまってしまい、そればっかり聴く羽目になりました。息子は日本に帰ってからもカラオケに行っては、「花のぴゅんぴゅん丸」を熱唱しています。

2004.07.21

iPod

iPodを使いやすくしている、もっとも大きな特徴の一つは、iTunes内のすべての音楽ファイルを全曲そのまま、iPodに転送ができるという事だと思います。つまり、いちいち選択して、iPodに転送するのではなく、まるごとすべて転送して、気分に合わせて好きな音楽を聴けることにiPodの良さがあります。

この特徴は、容量の小さなフラッシュメモリタイプのMP3プレイヤーや、MDプレイヤーにはない特徴で、iPodには何が出てくるかわからない“シャッフル”という楽しみが生まれました。

私が持っているiPodは初期型の10Gのもので、これまでは、iTunesのすべての音楽ファイルを転送できていたのですが、数ヶ月前に、iTunes内の音楽ファイルの合計容量が10Gを越えてしまい、すべての曲を転送できなくなりました。iTunesの音楽ファイルの合計容量>iPodの容量の状態になると、同期する際に、iTunesが適当に曲を選択して、iPodに収まる分だけを転送するようになります。これでも大して問題ないんでしょうが、「あれっ、あの曲が入ってない」といったことがあったりして、小さなストレスがたまってきます。

iTunesのすべての音楽ファイルをiPodに転送できることが非常に重要なことだと思っている私には、まもなく日本でも発売になるiPod mini(容量は4G)にはまったく食指が伸びません。

40GくらいのiPodが欲しいなと思ってはいたものの、そろそろマイナーチェンジしそうな感じがしていたので、待っていたところで、ちょうどタイミングよくマイナーチェンジされた第4世代iPodが発売になりました。

改良点は、電池の持ちがよくなったり、タッチホイールが改良されたり、値段が1万円くらい安くなったりという実用的なもの。

AppleStore Ginzaでは今日から購入できるということだったので、さっそく買ってきました。

使用感なんかはそのうち。

iPod

2004.05.22

銀座

ここのところ、仕事がたまりにたまって、かなりストレスのたまる毎日。土曜日くらい、息を抜かないと、ということで夕方に仕事を放り出して、銀座へ。

まずは、Apple Store Ginza。以前から気になっていた、キーボードの不具合をなおしてもらうために、Powerbook G4をGenious Barに預ける。このPowerbook G4は買ったときから相性が悪いのか、なんかちょこちょこ不具合が出てくる。3Fのセミナールームでセミナーを聞いたりして、小一時間、時間をつぶす。

そら豆の天ぷら

和光前で昔からの友人たちと待ち合わせて、天ぷら近藤へ。日本一といわれる天ぷら屋と言うことで、なんと3ヶ月前から予約を入れておいた。そら豆、稚鮎、ぎんぽをはじめとした旬の味をおいしく頂きました。

そのあと、2カ所で飲み直して、午前様。

そんな1日。


2004.04.16

iPodの使い方

朝、病院前の横断歩道で信号待ちをしているとO教授と一緒になりました。O教授は私のクラブの先輩であるとともに、大学院の時に留学した研究室でもお世話になった先生です。

二人の手にはiPod

どんな音楽聞いているんですか?と聞く間もなく、「ヒアリングの練習になると思って聞いているんだよ」と、英語教材をiPodに落として、聞いていらっしゃることを説明してくださいました。O先生とは長いつきあいですが、彼の英語でのトークを聞いたのは、私がシアトルにいるときに、たまたまレクチャーを聞いたのが初めてでした。トークはもちろんのこと、質疑応答で次々とアメリカ人の質問をばっさばっさと斬り捨てていたのがとても印象に残りました。やはり、陰で努力されているのですね。

私のほうはこんなのを聴いてます、とは言えなくなってしまいました。

2004.03.16

White Spot

私が現在メインで使っているPowerbook G4 15インチ(Aluminium)は購入して1週間くらいたってから、液晶の白いもやもやがに気づきました。これは、ホワイトスポットと呼ばれ、Powerbook G4 15インチ(Aluminium)特有の初期ロットの不良で、現在販売されているPowerbook G4 15インチはすでにその不具合は解消されています。普段は、PowerbookをCinema Displayにつないで使っているので、Powerbook自体はふたを閉じており、ホワイトスポットはまったく気にならないのですが、たまに蓋を開けて使うと、やっぱり見苦しい。修理は無償でやってくれるのですが、工場での修理になるので、しばらく手元を離れることになります。でも、最近では数日で修理が完了するとのことなので、思い切って、修理に出しました。

Appleに電話をすれば、ピックアップ&デリバリーという形も可能なのですが、少しでも手元を離れる時間が短くなるようにと考えて、銀座のApple Storeに持って行くことにしました。ここには、Genius Barというのがあって、ハードウェアおよびソフトウェアの不具合の相談や簡単な修理を請け負ってくれます。

土日は結構待たされるのですが、幸い、私はほとんど待たされず見て貰うことができました。すぐに「ホワイトスポットなので、お預かりして修理になります」といわれ、預けることになりました。予想では3〜4日で修理が完了するとのことでしたが、なんと預けた日の2日後に「できあがりました」という連絡がありました。

というわけで、ホワイトスポットのなくなった、きれいな液晶に生まれ変わりました。

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