積ん読本2011年7月

長崎、広島と出張が続き、7月はバタバタしましたが、大学は夏休みに入りました。教員とは言え、診療、研究活動、2学期に向けての各種講義の準備などがあり、まるっきり休みというわけではありませんが、講義もなく、委員会もほとんど8月はお休みになるので、少し、気分的にもゆったりしています。

今年は、家族での夏休み旅行はなし。本をたくさん読みたい。単行本の執筆、連載記事のスタートもしたい。いつもとは違う8月になりそうです。

「Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造」

著者:服部 哲弥、出版社:化学同人 (2011-05-30)、ASIN:475981339X【amazon.co.jp

この本は、かなり掘り出し物の本だと思っています。アマゾンの売り上げランキングを数学的に解析するという本。あっ、ビジネス書ではないですよ。本当の数学です。でも、これ、すごくおもしろい。まもなく、読み終わりますので、レビューを書きますね。


「池澤夏樹の世界文学リミックス」

著者:池澤 夏樹、出版社:河出書房新社 (2011-04-16)、ASIN:430902033X【amazon.co.jp

夏休みと言えば、新潮文庫の100冊。今年の、100冊の内、何冊読んだことがあるかなと思ったら、20冊くらいでした。

さて、新潮文庫の100冊とは全然違うのですが、河出書房新社から発行されている池澤夏樹=個人編集世界文学全集が出ています。この本は、池澤夏樹自ら、全集に選んだ本を、興味深く、紹介している本です。この本を読んで、おもしろそうな本を、世界文学全集から選んで、読んでみようかな。これが、今年の夏の過ごし方です。


「お金はいつも正しい」

著者:堀江 貴文、出版社:双葉社 (2011-06-21)、ASIN:4575303283【amazon.co.jp

堀江さんのことは、個人的にとても好きです。自分が正しいと思うことを、率直に全力でやっている人と考えています。不器用なところで、いろいろ問題になるのでしょうが。以前から、彼のメルマガを購読しているのですが。すごいですね。収監されたにもかかわらず、毎週、量、質ともに充実したメルマガです。

この本は、収監直前に書かれた本です。若者向けの本ですが。あいかわらずの堀江節が味わえます。


「マネー避難 危険な銀行預金から撤退せよ!」

著者:藤巻健史、出版社:幻冬舎 (2011-06-23)、ASIN:4344020103【amazon.co.jp

特に、守るほどの資産はないのですが、デフォルトの危機がせまり、円高も1ドル78円まで進み、少し、真剣に考えようかと思っています。


「大局観 自分と闘って負けない心 (角川oneテーマ21)」

著者:羽生 善治、出版社:角川書店(角川グループパブリッシング) (2011-02-10)、ASIN:4047102768【amazon.co.jp

かれこれ、3ヶ月積ん読になっている。そろそろ読みたい。


「パブリックスピーカーの告白 ―効果的な講演、プレゼンテーション、講義への心構えと話し方」

著者:Scott Berkun、出版社:オライリージャパン (2010-10-27)、ASIN:487311473X【amazon.co.jp

この本は、プレゼンテーションの本質に迫った本。プレゼンテーションの良書。近いうちにレビューを書きます。


「「患者様」が医療を壊す (新潮選書)」

著者:岩田 健太郎、出版社:新潮社 (2011-01)、ASIN:4106036711【amazon.co.jp

この本も、なかなか積ん読状態を解消できずにいます。


「ケニアのスラムで高血圧を治さない―類化性能と別化性能」

著者:岩田 健太郎、出版社:克誠堂出版 (2011-03)、ASIN:477190376X【amazon.co.jp

この本も、なかなか積ん読状態を解消できずにいます。


「養老孟司の大言論〈1〉希望とは自分が変わること (養老孟司の大言論 1)」

著者:養老 孟司、出版社:新潮社 (2011-02)、ASIN:4104160040【amazon.co.jp

養老先生の本だからと、3冊まとめ買いしてしまいました。この夏には読みましょう。


「養老孟司の大言論〈2〉嫌いなことから、人は学ぶ (養老孟司の大言論 2)」

著者:養老 孟司、出版社:新潮社 (2011-03)、ASIN:4104160059【amazon.co.jp

養老先生の本だからと、3冊まとめ買いしてしまいました。この夏には読みましょう。


「養老孟司の大言論〈3〉大切なことは言葉にならない (養老孟司の大言論 3)」

著者:養老 孟司、出版社:新潮社 (2011-04)、ASIN:4104160067【amazon.co.jp

養老先生の本だからと、3冊まとめ買いしてしまいました。この夏には読みましょう。


「ベストプロフェッサー (高等教育シリーズ)」

著者:ケン ベイン、出版社:玉川大学出版部 (2008-05-01)、ASIN:4472403625【amazon.co.jp

2学期に向けて、読んでおきたいと思っています。


「社会は絶えず夢を見ている」

著者:大澤 真幸、出版社:朝日出版社 (2011-05-18)、ASIN:4255005834【amazon.co.jp

かなり、重たい本なので、なかなか手が付けられません。


「英語流の説得力をもつ日本語文章の書き方」

著者:三浦 順治、出版社:創拓社出版 (2009-06)、ASIN:487138246X【amazon.co.jp

指導する大学院生や若い医師の方の日本語の文章(たとえば、抄録や、各種申請書)のリライトをする機会が多いのですが、この本は、私が今まで無意識でおこなってきたリライトを、構造化してくれました。

この本を読むと、リライトのポイントを意識化することが出来、リライトの腕が上がります。なかなかの良書。


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