積ん読本2012年8月

カラマーゾフの妹

著者:高野 史緒、出版社:講談社 (2012-08-02)

本年度江戸川乱歩賞受賞作

世界文学の最高峰として名高い『カラマーゾフの兄弟』には第二部があるはずでした。ドストエフスキーはその予告をしながら、ついに書き上げることなく世を去りました。大胆にも、その第二部を書いたのが、本書です。

やっぱり、『カラマーゾフの兄弟』を読んでいない私には、ミステリーとしての驚きが感じられませんでした(ちなみに、江戸川乱歩賞選者の一人の東野圭吾は、『カラマーゾフの兄弟』を読んでいないが、本作を受賞作に推薦しています)。というわけで、まずは『カラマーゾフの兄弟』を読まなきゃと買いましたが、5分冊なんですね。ちょっと、すぐには読み始められそうにもありません。


カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

著者:ドストエフスキー、出版社:光文社 (2006-09-07)

5分冊だし、登場人物がロシア人で名前が覚えにくいので、とりあえず、積ん読。


海辺のカフカ (上) (新潮文庫)

著者:村上 春樹、出版社:新潮社 (2005-02-28)

夏っぽい村上春樹が読みたくて、買ってはみたものの、まだ、積ん読。


虚像の道化師 ガリレオ 7

著者:東野 圭吾、出版社:文藝春秋 (2012-08-10)

「ガリレオシリーズ」の最新短編集。10月にもう一冊短編集が出るので、また、ドラマで、ガリレオシリーズが再開するのですかね。


人間の建設 (新潮文庫)

著者:小林 秀雄、出版社:新潮社 (2010-02-26)

広田さんおすすめの一冊。小林秀雄と、数学者岡潔の対談というより雑談。初めのうちは、対話がちぐはぐでかみあっていませんが、途中から、岡先生が圧倒していきます。おもしろい。おすすめの一冊です。


主体性は教えられるか (筑摩選書)

著者:岩田 健太郎、出版社:筑摩書房 (2012-03-13)

おまえ読んでおけと、言われた気がするので、読みます。


学歴革命 秋田発 国際教養大学の挑戦

著者:中嶋 嶺雄、出版社:ベストセラーズ (2012-03-20)

最近、教養教育はどうあるべきかと考えているので、そのヒントになればと言うことで、注目されている秋田国際教養大学の本。この間、すぐ横をタクシーで通りましたが、本当に山の中にありました。


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