2015年のベスト~本~

2015年も残すところ1週間。いつものように、今年1年を振り返りながら、「今年のベスト」企画をおこないたいと思います。

まずは「今年のベストブック」。

2015年の一番の成果は、今まで、いつも途中でページが進まずに読了できなかった村上春樹の長編を次々と読破できたと言うこと。
ねじまき鳥クロニクル
海辺のカフカ
風の歌を聴け
1973年のピンボール
スプートニクの恋人

あと、未読の村上春樹の長編は、
羊をめぐる冒険
ダンス・ダンス・ダンス
アフターダーク
の3冊だけになりました。

長年未読であった
グレートギャッツビー』スコット・フィッツジェラルド
を読めたのもよかった。

あと、今年出版された、
職業としての小説家
もおもしろかったです。

今年読んだ本の中で。印象に残った本をあげると、

鳩の撃退法』佐藤正午(僕的には、このミス、第一位)
王とサーカス』米澤穂信(このミス、第一位となりました)
その女アレックス』ピエール・ルメートル(発売は、昨年ですが、おもしろかったです)
忘れられた巨人』カズオ・イシグロ(ファンタジーであり、大人の恋愛小説。かなりおもしろいです。)
イニシエーションラブ』乾くるみ(今年、映画化されましたが、このトリックがきちんと映画化されていてびっくりしました)
アヒルと鴨とコインロッカー』伊坂幸太郎(これも、名作ミステリーの一つ)
冒険歌手』峠恵子
優雅な留学が最高の復讐である』島岡要
研修医のための輸液・水電解質・酸塩基平衡』藤田芳郎
極論で語る腎臓内科』今井直彦
今日から使える医療統計』新谷歩

どれも、おすすめできる本ですので、未読の方はどうぞ。さて、今年のベストブックですが、フィクションは、

鳩の撃退法 上
鳩の撃退法 上
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佐藤 正午
小学館
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ノンフィクションは、

職業としての小説家 (Switch library)
村上春樹
スイッチパブリッシング (2015-09-10)
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としたいと思います。

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