2004.06.29

「あくせくするな、ゆっくり生きよう!」

若菜さんのページで勧められていた「あくせくするな、ゆっくり生きよう!」を買って読んでみました。

読み終えて、机に置いておいたこの本を見つけた妻曰く、

「こんな本読んでいる暇があったら、ゆっくり休んだら」

合掌。

2003年1月23日のWhat's new!と同じ流れだな。)

 

「あくせくするな、ゆっくり生きよう!」

著者:加リチャード・カールソン〔著〕ジョセフ・ベイリー〔著〕大沢 章子訳、税込価格: ¥560 (本体: ¥533)、 出版:角川書店、ISBN:4-04-288701-5、発行年月:2001.9 【bk1】 【amazon.co.jp

2004.06.28

気になる本の紹介

気になる本の紹介を紹介します。

「超基本フレーズでここまで話せるバイオ研究ラボ英会話」

著者:加藤(玉水)しおり著・Mike Cohen英文監修、税込価格:¥ 2,940(本体:¥ 2,800)、出版:羊土社、ISBN:4897063760、発行年月:2004.06【bk1】【amazon.co.jp】【目次

紹介されているフレーズは、えっ、こんな易しい英語、というものが並んでいます。でも、こういった英語がきちんと使えれば、ラボでサバイブできるのです。本書の前書きにあるように「難しい言い回しは結局通じないことが多いので、なるべく簡単な言葉で話そうになる。ニュアンスの違いなどに留意すれば、このような優しい単語で何とかやっていけるのである」まさしく、私が渡米数ヶ月で感じていたことそのものです。


「東京大学バイオインフォマティクス集中講義」

著者:高木 利久監修、東京大学理学部生物情報科学学部教育特別プログラム編集、税込価格: ¥2,940 (本体: ¥2,800)、出版:羊土社、ISBN:4-89706-881-9、発行年月:2004.6【bk1】【amazon.co.jp】【目次

去年受けたいなと思っていた集中講義(定員超オーバーの人気講座だったようです)をまとめた講義録です。


「遺伝子が明かす脳と心のからくり
〜東京大学超人気講義録」

著者:石浦 章一、税込価格: ¥1,680 (本体: ¥1,600)、出版:羊土社、ISBN:4-89706-882-7、発行年月:2004.7【bk1】【amazon.co.jp】【目次

2004.06.26

新しい日米租税条約発行に伴う変更

いつも研究者の税金に関する情報を提供してくださっている若菜雅幸さん(米国公認会計士)より、2003年11月に署名された新日米租税条約について情報をいただきましたので紹介します。

新日米租税条約について

2004年3月30日、日米租税条約の批准書が日米間で交換されました。これによって、源泉徴収を伴う租税に関しては、2004年7月1日より、新日米租税条約が適用になることになりました。

研究留学中の皆様が影響を受けると思われるものの中から、以下に重要なものを記載いたします。

・Teacher, Researcherの2年間非課税に関して
条文#がかわります。#19→#20

・Scholarship, Fellowship Grantの5年間非課税に関して
今回の新条約によって適用がなくなります。特にNIHなどに勤務する方で、3月31日以降渡米される方は、ご自身での確認をお勧めいたします。IRS Publication901 によると、2004年3月30日現在で旧条約の#19、#20に該当する場合は、引き続きその恩恵を受けることができると記されています。

ご参考にしていただければ幸いです。

さらに詳しい情報は若菜さんが作られているウェブサイトhttp://www.wakanacpa.com/を参考にしてください。

2004.06.25

ドイツ研究者ネットワーク、フランス研究者ネットワーク

最近、ドイツとフランスの日本国大使館が、それぞれ「ドイツ研究者ネットワーク」と「フランス研究者ネットワーク」を始めました。先に始まった、ドイツ研究者ネットワークの方は、すでに100名以上の方を集めて、結構盛り上がっているようです。ドイツ、フランスの方は是非ご覧になってください。

2004.06.24

「「超」英語法」

「「超」英語法」

著者:野口 悠紀雄、税込価格: ¥1,575 、出版:講談社、ISBN:4-06212-266-9、発行年月:2004.3【bk1】【amazon.co.jp】【目次

今回、作者は20年ぶりの留学(スタンフォードでの客員教授として)を前にして、彼の英語勉強法を一冊の本にまとめました。この本で書かれている「超」英語法を一言で言えば、実用英語は英語を「話す」ことではなく、「聞く」ことである、ということです。そう考えれば、英語学校に行って「話す」練習をすることはあまり意味がなく、現在インターネット上にたくさんあるリソース(たとえば、audible.com)などを使って、ひたすら「聞く」練習に徹することが実用英語を身につけるのに最も重要であるというのが彼の主張です。彼独特の極論が展開されていますが、「うん、うん」とうなずく部分も多いです。留学を前にして英語の勉強をしたいという方は読んでみても損はないと思います。

2004.06.19

日本の大使館、領事館でのHビザの更新、1年以内のJビザの更新の面接が必須に

2004年7月1日から、在東京米国大使館領事部および在大阪・神戸総領事館におけるビザ申請の手続きの一部が変更になります。重要な点をまとめると、

  • 現在のビザの有効期間内または以前に発行されたビザが失効後1年以内に同じビザの種類の更新を米国外の居住地で行う方
  • H−1B、Lビザを申請する方およびその家族
  • 60歳以上80歳未満の方

の方々は、これまで面接が免除されていましたが、新たに面接が義務づけられることになります。ただ、現時点では、面接ありの方の方が、面接なしで郵送の方より時間がかかっていないようなので、手間という点以外では大きな変更ではありません。

http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-nivchanges20040609.htmlより転載。

1. 非移民ビザ申請に伴う面接に関する変更

この1年、米国の非移民ビザ申請者の個人面接要件に関して大きな変更があり、2003年8月1日以降、各国のビザ申請者の大多数は、一部の暫定的な例外を除き 、ビザの申請に際して面接が義務づけられている。さらに、2004年7月1日から、面接による審査に関して新たな規定が実施される。

7月1日から、大多数の非移民ビザ申請者は面接が必要となる。引き続き面接が免除されるのは、

● 外交ビザまたは国際機関ビザの申請者
● 80才以上または13才以下の申請者

現行の規定のもとで、郵送や旅行代理店を通しての申請が認められている申請者は、6月30日までに申請書を提出しなければならない。それ以降は、面接が必要となる。これらの変更により日本もビザ申請において全世界共通の基準に準ずることになる。

ビザ手続きに関する情報は、電話03-5354-4033(要クレジットカード)あるいは米国大使館のウェブサイト(http://japan.usembassy.gov)を参照。ビザ申請の面接予約は、同サイト上で。

2. 生体情報収集の開始

日本国内で米国ビザを発給する大使館および領事館では、生体情報搭載ビザ発給システムを7月に導入し、生体情報の収集を開始する。具体的な開始日はそれぞれの大使館、領事館のシステム導入日によって決まる。この生体情報搭載ビザ発給システムは2003年9月にブリュッセル(ベルギー)やフランクフルト(ドイツ)ですでに導入されており、2004年10月26日までに全世界のすべての米国大使館・領事館で開始される予定。

生体情報の収集は、面接時に申請者の両手の人差し指を電子的に読み取って行われる。インクは使わず、人差し指をデジタルスキャナーのガラス製パネルの上に置くだけである。所要時間は申請者ひとりにつき30秒程度となる。

電子的な情報はデータベースに保管され、入国の際、ビザ所持者が本人であることを確認するために使われる。ビザに関する情報は、法律により機密扱いとされ、法執行機関によるアクセス要求には厳しい法的規制が適用される。

2004.06.06

梅雨入り

東京も本日、梅雨入りしました。

これからのじめじめした気候、その後の暑い夏を思うと、シアトルの夏が思い出されます。からっとして、25度くらいのさわやかな晴天が2ヶ月あまり続く、私が過ごしたもっとも快適な夏でした。

今年は、シアトルを訪問できればと思っています。

アーカイブ

過去ログ一覧