2004.07.31

シアトル再訪〜あっというまの1週間

あっという間の1週間。楽しい時間は早く過ぎるものです。

そういえば、今回、2年半ぶりに左ハンドル右側通行を経験しましたが、反対車線に入るなどのトラブルはありませんでした。それもそのはず、我が家はマイカーを持たず、私自身、この2年半というもの日本では運転しなかったのですから。日本でも頻繁に運転している人は運転感覚が戻るのに少し時間がかかるのかもしれません。

また、2,3年たったらシアトルを訪問したいと思います。

2004.07.30

シアトル再訪〜パイクプレースマーケット

シアトル一の観光地がパイクプレースマーケット。ここもPhotogenicな場所です。

2004.07.29

シアトル再訪〜Seattle Center

Seattle CenterにはシアトルのシンボルであるSpace Needleの他、Pacific Science Centerや小さな遊園地などがあります。

2004.07.28

シアトル再訪〜Argosy Cruise

シアトルに滞在した3年弱の間、いつかのりたいと思ってのれなかったのが、Argosy CruiseのLocks Cruiseです。Argosyという会社が主催しているクルーズにはいくつかあって、レイクユニオンとレイクワシントンを周遊してビルゲイツの家なんかを遠くから眺めるLake Cruiseや、エリオットベイを一周するHarbor Cruiseなどがあります。その中でも一番人気なのが、Locks Cruiseで、レイクユニオンからスタートして、チッテンデンロックを通って、エリオットベイを通ってピアに戻ってくるものです(時間によっては、逆向のコースのものもあるようです)。

今回は念願だったLocks Cruiseに乗ってきました。ピアからバスに乗ってレイクワシントンに運ばれ、そこで、船に乗ります。レイクワシントンの湖畔の「Sleepless in Seattle(邦題:めぐり逢えたら)」で有名になったボートハウスやガスワークスパークなどを見ながらShip canalを進みます。

このクルーズの最高の見せ場はチッテンデンロックを通るところ。チッテンデンロックは、淡水であるワシントン湖と海水のピュージェットサウンドを結ぶShip Canalにあり、両者の水面の高さを調節している水門です。商用船以外にも、たくさんのレジャーボートやクルーザーが通行します。

水門を開けたり閉めたり、水面を調節しながら、多くの船を通るのを見ているだけでも飽きません。また、水門の脇には鮭が遡上するためのフィッシュラダーが設けられていて、夏には、川を遡上するたくさんの鮭を見ることができます。

さて、今回はじめて船側からチッテンデンロックを観察したわけですが、どっちかというと、ロック側から船の往来を見ている方が楽しいかなぁ〜、と。個人的な感想ですが。

ピアについたら、Ivarsでフィッシュアンドチップスを食べました。

2004.07.27

シアトル再訪〜Green Lake

私たち家族がシアトルでもっとも好きな場所が、シアトル北部にあるGreen Lakeという湖。 周囲2.8mileの小さな湖なのですが、湖周囲にはトレイルがあり、休日には多くの人が、ウォーキング、ジョギング、スケーティングなどを楽しんでいます。湖畔は芝生が広がっていて、のんびりするには最適です。

2004.07.26

シアトル再訪〜UW

シアトル時代の研究室を訪問。元ボスは先月昇進して、さらに忙しくなっていました。フェローたちは半分くらいは入れ替わっていましたが、テクニシャン達は昔のメンバーのままでした。研究室の機材なんかはそのままで、今でもここで実験しているかのような錯覚を覚えました。

そのあと、大学の構内をゆっくり散歩。D70であちこち写真を撮ってみました。この大学の美しさを再確認しました。

シアトル日本人研究者メーリングリストの方達が、私の滞在にあわせてパーティを開いてくださいました。前日にアナウンスがされたにもかかわらず20名弱の方々が集まってくださいました。私がいたときから残っていらっしゃる方は4、5名となり、ほとんどの方が初めてお会いする方々でしたが、楽しいひとときを過ごしました。

2004.07.25

シアトル再訪〜シアトルカフェめぐり

シアトルといえば、カフェ。シアトル発祥のチェーン店というとスターバックス、シアトルズベストコーヒー、タリーズですが、今では東京でも、これらの味を簡単に味わえるようになってしまいました。ラッテであれば、わたくしの一番のお気に入りはタリーズですが、夏場はスターバックスのフラペチーノも捨てがたいものがあります。

以前にも紹介したことがあると思いますが、スターバックス1号店はシアトルダウンタウンのパイクプレースマーケットというシアトル随一の観光スポットの向かいにあります。外見は小さなお店ですが、たくさんの人でにぎわっていて、休日はたいてい店の前で誰かがパフォーマンスをやっていて人だかりができています。スターバックスのロゴは神話に出てくる「セイレン」という双尾の人魚なのですが、何回かロゴは変更されており、初期のロゴを今でも使っているのは、この1号店だけになっています。

こういう有名チェーン店以外にも、街中にある小さなカフェもおいしいコーヒーを出すところがたくさんあります。こういうカフェを巡ってみるのもいいですね。下は、Green LakeのZOKAというカフェです。

2004.07.24

シアトル再訪〜Mariners

シアトルに戻れば、何はなくともマリナーズ。友人にチケットをお願いしておいたのですが、3塁ベンチすぐ上のすばらしい席でした。

イチローは3安打を放ち、長谷川も登場してくれて、申し分のない試合だったのですが。マリナーズはあっさり逆転されてしまい。7回を終わったところで席を立ちました。

我が家はBSを引いていないので、とんとメジャーリーグ情報には疎くなっていましたが、今年のマリナーズは相当弱いようです。スターティングラインアップを見ても、私がいた頃の強かった時のメンバーはイチローとブーンくらいしか見あたりませんでした。

2004.07.23

シアトル再訪〜シアトルも暑かった

連日35度という猛暑の続く東京を離れ、2年半ぶりのシアトルへ。

妻と息子は1週間早くシアトルに向かっていて、私が1週間遅れで合流するという計画。久しぶりにユナイテッドに乗りましたが、JALやANAに比べると、日本語のビデオも少ないし、食事もいまいちといった感じ。

シアトルが近づき、レーニエ山が見えてくると、5年前に留学に向かう際に飛行機から見えた山の姿を思い出しました。

今回のシアトル訪問は暑い東京を抜け出し、涼しいシアトルで過ごすという「避暑」の意味合いもあったのですが、夏でもめったに90Fにならないシアトルが、私が到着した日は95Fという暑さ。冷房や扇風機のないシアトルは東京よりかえって暑さがきついです。日本は屋外は暑くとも室内はそれなりに快適ですから。夜になってもあまり気温が下がらず、熱帯夜という状態。私が滞在した3回の夏ではいちどもこんな暑さは体験しませんでした。そんな暑さが2日間続き、、そのあとはいつものシアトルの夏に戻りました。

そんなわけで、到着して数日は時差ぼけも手伝ってうだうだと過ごしました。今回は、仕事はまったくなしで、ただただのんびりし、水族館や動物園に行ったり、公園やビーチで遊ぶ、そんな予定です。

2004.07.22

visited states

最近、白地図で自分が行ったことがある都道府県を塗りつぶしたりするのが、はやっているみたいで、そんなのが、アメリカの州でできないかと探していたら、ありました。

http://www.world66.com/myworld66/で、1泊以上したことがある州を赤で塗ってみました。

アメリカ滞在中に訪問した州は、Washington、Oregon、DCのみで、あとは毎年秋にあるアメリカ腎臓学会で稼いでいるのですが、かなり少ないですね。おそらく東海岸に住んでいる方は結構数が多いと思うのですが、西海岸は車で他の州に出るのが結構大変なもので。

2004.07.21

iPod

iPodを使いやすくしている、もっとも大きな特徴の一つは、iTunes内のすべての音楽ファイルを全曲そのまま、iPodに転送ができるという事だと思います。つまり、いちいち選択して、iPodに転送するのではなく、まるごとすべて転送して、気分に合わせて好きな音楽を聴けることにiPodの良さがあります。

この特徴は、容量の小さなフラッシュメモリタイプのMP3プレイヤーや、MDプレイヤーにはない特徴で、iPodには何が出てくるかわからない“シャッフル”という楽しみが生まれました。

私が持っているiPodは初期型の10Gのもので、これまでは、iTunesのすべての音楽ファイルを転送できていたのですが、数ヶ月前に、iTunes内の音楽ファイルの合計容量が10Gを越えてしまい、すべての曲を転送できなくなりました。iTunesの音楽ファイルの合計容量>iPodの容量の状態になると、同期する際に、iTunesが適当に曲を選択して、iPodに収まる分だけを転送するようになります。これでも大して問題ないんでしょうが、「あれっ、あの曲が入ってない」といったことがあったりして、小さなストレスがたまってきます。

iTunesのすべての音楽ファイルをiPodに転送できることが非常に重要なことだと思っている私には、まもなく日本でも発売になるiPod mini(容量は4G)にはまったく食指が伸びません。

40GくらいのiPodが欲しいなと思ってはいたものの、そろそろマイナーチェンジしそうな感じがしていたので、待っていたところで、ちょうどタイミングよくマイナーチェンジされた第4世代iPodが発売になりました。

改良点は、電池の持ちがよくなったり、タッチホイールが改良されたり、値段が1万円くらい安くなったりという実用的なもの。

AppleStore Ginzaでは今日から購入できるということだったので、さっそく買ってきました。

使用感なんかはそのうち。

iPod

2004.07.20

39.5度

今日の東京は39.5度。ここのところ、35度が当たり前になっていましたが、さすがに40度近くとなると違いますなぁー。華氏でいうと、、、

こんな時に便利なのが、Google。Googleに計算機能があるのを知っていましたか?

39.5C in F

とGoogleの窓に入れると答えが出てきます。

答え

というわけで、華氏103.1度ということですね。Google計算機についてもっと知りたい方はGoogle電卓レファレンスをどうぞ。

はやく避暑に行きたいです。

2004.07.07

帰国後の確定申告の体験談

KAZU@テネシーさんから帰国後の確定申告の体験談をいただきましたので紹介します。

なお、「Refundが戻ってきたから、税金の解釈が正かった」とは必ずしもいえません。あくまでも一人の方の体験談とお考えください。研究留学ネットが内容の確かさを保証するわけではありません。

米国滞在期間:2000年12月〜2003年3月
独身
VISA:J-1
2003年3月までの給料:全額アメリカでの給料のみ(日本からは無し)
2003年4月からの給料:全額日本での給料のみ

私の場合の特殊事情:
アメリカは2003年3月21日に離れましたが、学会参加とその打ち合わせのため6月24日から7月4日まで11日間再びアメリカに滞在してしまったこと。

  1. 私流の確定申告資料作成の手順を記します。
    Publication 519 2003 (以下p519)によりsubstantial presence testによりresident alien for tax purposeであることを確認
  2. p519によりdual-statusになることとresidency termination dateを確認。もちろんearlier residency termination dateを選び、statement for the residency termination date(任意の様式)を作成し、念のため日本での辞令のコピー(日本語)に記載されている語句の英訳(自己流)を書き込み、voidになったJ-1 visaのコピーも添付。またstatement for the residency termination dateの項目5のcloser connection to Japanを証明するために、Form 8840を作成し添付。
  3. p519の6章に従い、Form 1040の1枚目上部にdual-status statementと書き込み、residentの期間のものを記入、もちろんstandard deductionやhead of household、joint returnは使えないというルールに従う(まあ私は独身のため後2者は関係ないですが)。そしてForm 1040NR-EZの1枚目上部にdual-status returnと書き込み、non-residentの期間のものを記入、米国での収入はないので当然すべて0ドル。
  4. 大学から来たW-2のcopy B (FEDERAL tax return用)を添付。
  5. 住所変更のForm 8822を作成し送付、これだけ送り先が違う!!!。

これでいいと思ったのですが、ここで大問題が発生しました。6−7月に11日間滞在したことにより、residency termination dateが3月ではなく7月4日になってしまったのです。p519によれば一旦離米した後の再入国はde minimis presenceとして通算10日まで除外できるのですが、11日以上の場合はその11日を含んだ滞在の最終日がresidency termination dateとなってしまうのです。そのため4月からresidency termination dateまでは全世界の収入が申告対象となり、当然日本での収入も申告対象となってしまいました。

さてどうするか。まずはForm1040のline7 wages, salaries, tips, etcにアメリカから送られてきたW-2の他に、日本での所得も合計して記入しなければなりません。ここで、p519 6章のforeign tax creditの項によると、外国での収入の取り扱いは外国での所得税が一部減免できる措置があり、publication 514 2003(以下p514)が紹介されています。p514によると、外国で課税された所得税はcreditかdeductionを選択して減免できます。前者のcreditとはForm1116を作成しこれで外国での課税額を計算して、Form1040 line44のforeign tax creditに書き込み、全世界の所得を対象とした場合のアメリカの税額から日本の税額を減じるものです。後者のdeductionはForm1040 schedule Aを作成しline8のother taxesに日本の所得税額を記入して国外での課税額を計算し、Form1040 line37のitemized deductionsに書き込み全世界の所得そのものから、日本の税額を控除するものです。アメリカの税額は控除後の所得から計算することになります。どちらもForm3903を添付することにより帰国費用moving expenseが控除できると思います。私の場合は、creditだと353ドル、deductionだと794ドルの追加払いとなってしまいました。

ここで目に入ったのがp519の3章のresident alienにあるforeign earned incomeの項でした。これに書かれているpublication 54 2003(以下p54)を見ると、physical presence test(有名なsubstantial presence testとは異なる)で連続する12ヶ月の間に330日以上外国に居住しているresident alienはアメリカ以外の収入そのものを除外できるようです。私の場合は、3月22日から7月4日まで実際には出国しているのにresident alienとなっているわけですから、この間を外国に居住しているので日本の収入を除外することにしました。具体的には2003年3月23日から2004年3月22日までの12ヶ月間がphysical presence testに適合することをForm2555に記入し、form1040のline21にother incomeとしてForm2555と記入したうえで、日本の所得を()を付けて記入します。これをline34で丸々line7の額から引くわけです。この方式で計算すると、333ドル払い過ぎており戻ってくる掘?彁擦砲覆蠅泙靴拭?海両豺腓p54 5章によると帰国費用moving expenseは除外できないわけですが、私の場合はこの方が有利だったわけです。
整理すると1月1日から3月21日までが米国在住のresident alien、3月22日から7月4日までが海外在住のresident alienとして1枚のForm1040で申告、7月5日から12月31日までがnon-resident alienとしてForm1040NR-EZで申告ということになりました。

余談になりますが、もし私が11日の滞在をしていなければどうしたかというと、帰国費用moving expenseをForm3903を作成してForm1040 line 27に書き込み控除したと思います。また私は適合するものがありませんでしたが、Form1040 schedule Aに書き込むものがある場合はそれも書き込んでForm1040 line37のitemized deductionsで控除できると思います。ちなみにこのケースで計算してみると、moving expenseが控除できることにより所得が減るので、575ドル戻ってくる計算になりました。つまり1日余分に滞在したせいで、240ドルほど損したことになります。トホホ・・・

先日、私が計算した通りの額のtax refundのチェックが送られてきました。これで私の解釈が正しかったことが認められたわけです。ここに書いたのはあくまでも2003年の私の場合ですので、上にも書いた通り個々の状況、例えば家族の有無、所得額、不動産収入の有無、配当収入の有無、年度などにより大きく異なります。そのため具体的な記入方法はあまり参考にならないかもしれませんが、お伝えしたかったのは主に2点、万全を期すなら実に多くのformを提出しなければならないことと、一旦帰国した後はその年のうちは10日を越えて米国には滞在してはならないこと、です。長くなってしまいましたが、少しでも参考になれば幸いです。

2004.07.06

USB扇風機

私のデスクのある部屋は診療部門の一角にあるせいか、夜8時になると冷暖房が止まってしまいます。こうやって毎日暑い日が続くととてもじゃないですが、冷房なしの部屋で集中なんかできるわけありません。

窮余の策として、思いついたのがUSB扇風機です。本当はPCUPdateでレビューされていた『風光明媚』が欲しかったのですが、どこを探しても見つからず、ソフマップで900円でノーブランドものを買ってきました。買う前はほとんど期待していなかったのですが、いまや手放せない一品となっています。

欠点は、他のUSB機器の調子がおかしくなる点ですが、夏の間はがまんしましょう。

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