レーザーポインタ付きリモコンの最新レビュー

2年前に、レーザーポインタ付きリモコンについてのレビューを書きました。最近は、「はい、次のスライド」などという決まり文句は学会場でほとんど聞かなくなり、PowerPointプレゼンテーションを自分で進めていくことが主流になっています。PowerPointを進めたり戻したりするリモコン機能のついたレーザーポインタ(レーザーポインタ付きリモコン)はもっていて損はないものです。その後、日本でもレーザーポインタ付きリモコンのバリエーションが広がってきました。私自身いくつかのレーザーポイント付きリモコンを使いましたので、レビューを書き直したいと思います。

Cordless presenter(BM-1000)

ロジクール社製。値段:¥30240(税込み)【amazon.co.jp】$166.54【amazon.com

私が最初に手に入れたレーザーポインタ付きリモコンです。この機種の最大のウリはそのデザイン。通信方法はBluetoothですが、USBのBluetoothアダプタがついてくるので、Bluetoothを内蔵していない機種でもOKです。Bluetooth通信なので、赤外線通信の他の機種に比べ、通信距離が長くなるようです。マウスモードとプレゼンテーションモードを切り替えるタイプです。マウスモードの時はオプティカルマウスとして使えますが、オプティカルマウスですから、マウスを動かしながらプレゼンというのはちょっと無理です。メーカー的にはWindowsのみ対応で、Macには未対応ですが、私は力業でMacで使っています。その方法は「ロジクールCordless PresenterをMacで使う」をご覧ください。レーザーポインタは赤色のものですが、やや弱め。値段がちょっと高めで、Macでは機能が制限されますが、デザインを考えるなら、おすすめの1台。


Keyspan Presentation Remote

Keyspan社製。【amazon.com

http://61.194.6.236/ksp.htmlに使用レポートあり以前から、購入を考えていましたが、日本では正式販売されず、時々秋葉原あたりで売られている程度。2004年にアメリカに行ったときに、購入してきました。レシーバーをUSB端子につけて、本体と電波で通信するタイプです。Mac、Winとも利用可。この機種の最大の特徴はポインタ式のマウスを内蔵しています。真ん中の大きな円形のボタンをぐりぐり動かすことで、プレゼンテーションの最中にマウスポインタを動かすことができます。たとえば、プレゼンテーションファイルの中に動画が含まれていて、動画をスタートするときなどはわざわざコンピュータを操作することなくスマートです。しかし、このポインタが使いにくいことこの上ない。特定のリンクをクリックするなど至難の業。実用的とは言えません。あと、レーザーは赤色なのですが、これがすごく弱い。ということで、私はあまり使わなくなってしまいました。ついでにいうと、電池がCR2450という特殊なもので、なかなか手に入りません。この電池はヨドバシカメラでも限られた店舗でしか扱っていませんでした。


KOKUYO レーザーポインタ for PC サシ-51

コクヨ、価格:¥ 11,500(税込)、ASIN:B0001GF0LW 【amazon.co.jp

レシーバーをUSB端子につけて、本体とラジオ波で通信するタイプです。ボタンはシンプルに、レーザーのオンボタンと、PowerPointのページ送りボタンとページ戻しボタンという構成。ドライバなしでMac、Winとも利用可で、Keynoteでも問題なく使えます。マウス機能はついていませんが、通常の使用では値段と機能のバランスがとれていておすすめモデルです。


KOKUYO レーザーポインタ IC-GREEN for PC サシ-81

コクヨ(2005/09/01)、価格:¥ 29,800(税込)、ASIN:B000B58BR8 【amazon.co.jp

上記KOKUYOレーザーポインタ for PCの赤色レーザーを緑色レーザーにしたものです。緑色レーザーはユニバーサルデザインの観点から、最近はやっていますが、その分、価格はぐっと高くなりますが、定価47250円のところ、どこでも大幅に値引きされているので、思い切って買ってみました。緑色レーザーはさすがに出力も十分で非常に見やすくGood。レシーバーをUSB端子につけて、本体とラジオ波で通信するタイプです。ボタンはシンプルに、レーザーのオンボタンと、PowerPointのページ送りボタンとページ戻しボタンという構成。ドライバなしでMac、Winとも利用可で、Keynoteでも問題なく使えます。あと、微妙な違いなのですが、KOKUYOレーザーポインタ for PCに比べて、レシーバーがコンパクトになっています。また、本体がかなり重量感があって、Goodです。現在、私はメインでこのレーザーポインタを使っています。緑色レーザーはどうしても値が張ってしまいますが、現時点で一押しのモデルです。


KOKUYO プレゼンテーションマウス EAM-ULW1

コクヨ(2004/07/31)、価格:¥ 9,370(税込)、ASIN:B0002IV6UI 【amazon.co.jp

実機をさわったことはないので、カタログから拾い上げてみると、(1)レシーバーをUSB端子につけて、本体とラジオ波で通信するタイプ(2)ポインタマウス機能付き(3)赤色レーザー(4)レシーバを本体に収納可能(5)カタログ上はWindowsのみの対応


KOKUYO プレゼンテーションマウス EAM-ULW2

コクヨ(2005/04/21)、価格:¥ 7,980(税込)、ASIN:B0009EWF4Q 【amazon.co.jp

実機をさわったことはないので、カタログから拾い上げてみると、(1)レシーバーをUSB端子につけて、本体とラジオ波で通信するタイプ(2)ポインタマウス機能付き(3)赤色レーザー(4)カタログ上はWindowsのみの対応。EAM-ULW1との違いはレシーバーを本体に収納できないことくらいでしょうか?


リモートポイントナビゲーター 2.4

インターリンク、価格:¥ 20,790(税込) 【amazon.com

実機をさわったことはないので、カタログから拾い上げてみると、(1)レシーバーをUSB端子につけて、本体と電波で通信するタイプ(2)PowerPointの進む、戻る、ミュートボタン(3)赤色レーザー(4)Windows/Mac対応。


リモートポイントナビゲーター 2.4

インターリンク、価格:¥ 22,890(税込) 【amazon.com

実機をさわったことはないので、カタログから拾い上げてみると、(1)レシーバーをUSB端子につけて、本体と電波で通信するタイプ(2)PowerPointの進む、戻る、ミュートボタン(3)ポインタマウス機能(3)赤色レーザー(4)カタログ上はWindowsのみ対応。


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