目黒のあの鮨屋

2007年10月3日のWhat's new!で「失われゆく鮨をもとめて」という本を紹介しました。目黒のとある鮨屋とそのご主人について書いた1冊で、読み終わると手放してしまう本が多い中、今でも私の本棚に残っています。

先週、久しぶりに合った友人と鮨を食べているとき、「来週、目黒の鮨屋に行く」と言ったので、「もしかして、○○○?」と聞いたら、そうだと言うではないですか。しかも、「失われゆく鮨をもとめて」を書いた作者の方とご一緒するというではないですか。よっぽど物欲しそうな顔をしょうね。「ご一緒しますか?」とやさしい言葉をかけてくれました。「もちろん行きますよ」私は2つ返事でOKしました。

目黒通りのとある交差点を曲がって、住宅街を突き進む、本当にこんな所にそんな鮨屋があるのか、まさに本に書いてあるとおりのロケーションに、その鮨屋はありました。ちなみに、その鮨屋の名前は、「失われてゆく鮨をもとめて」の意向に沿って、伏せさせていただきます。 この本を読んでいなければ、鮨屋のたたずまい、店の中にぎっしりと張られた、有名人のサインを見て、私は、すいません間違えました、と出てしまったかもしれません。失礼ながら、お店自体は、そんなにオーラが出ているようなたたずまいではありません。

さて、料理の方が皆さん気になるでしょうが、私が書いても、そのすばらしさは表現できませんので、是非、「失われゆく鮨をもとめて」をお読み下さい、ということにしておきます。 握りにたどり着くまで2時間、ご主人の説明が終わるまで手をつけてはいけない。というのは、噂通り本当でした。しかし、それが一つも嫌にならず、とても楽しかったということだけ書いておきます。 鮨の写真は取り損ねたので、「痛風セット5点盛り」でご勘弁を。

また、ご一緒させていただいたメンバーが異業種交流会のようでとても楽しかったです。 うまい料理とお酒と楽しい仲間達で、久しぶりにかなり酔っぱらいました。

一志さんのサインは忘れずいただいて参りました。

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