大阪領事館でビザ面接の体験談

研究留学ネットのWhat's new!も、ほとんど研究留学ネタを流さず、すっかり、管理人の戯れ言blogと化していますがいかがお過ごしでしょうか。うれしいことに、久しぶりに研究留学ネタが書けます。

EPICEさんから、大阪領事館でビザ面接の体験談をいただきましたので掲載します。

2010年3月10日 10:30の予約で大阪領事館でビザ面接を受けました。
面接を受けるにあたり、こちらのサイトの体験談を読まして頂き、大変参考になりました。
今後の方の参考になればと思い投稿させて頂きます。

ビザ面接当日の事について触れさせて頂きます。

こちらのサイトを拝見してみなさん30分前までには着いていらっしゃるようでしたので、道に迷ったりした場合の事も考えて、早めに着いてお茶でも飲もうと思い、9:00に梅田に到着する予定で家を出ました。領事館のサイトの地図をプリントアウトして持参しました。梅田から徒歩で15分と記載されていましたが、実際は10分位で到着しました。地図通り行けば迷うことなくとても分りやすかったので、9:10前後には到着してしまいましたので隣にある「なかおかコーヒー」という喫茶店でお茶してました(コーヒー500円とちょっと高めですが一番近いです・・・)。外を見ているとエクスパックを持って歩いている人がちらほら見えたので、みなさんビザ面接かなと思い眺めていました。

ちょっと早いかなと思ったのですが9:40には到着しました。

入口の前で数人の男性がいて、一人の方からまず携帯電話の電源をオフにしパスポートと予約票を出すように言われました(予約時間を確認しただけで返してくれます)。そこでエクスパックの差出人控え(番号が書いてあるシール)を取って保管しておくように言われました。それですぐに中に入れてくれました。入るとすぐ上着を脱ぎ、電子辞書と携帯電話を預け、番号札をもらい、空港の検査みたいなのを通りました。その後「VISA」と書かれた名札を胸につけられ3階に行って下さいと指示されました。

皆さん守衛さん(?)という感じのおじさまでした。関西弁の気さくな感じの方ばかりでした。
エレベーターで3階に着くと、ビザの種類によって2列に並ぶようになっていました。私はJビザなので、左の列の学生ビザ・その他という方に並びました。

3人の日本人の方が受付されていました。

小さいテレビのようなものがあり、ディズニーワールドみたいな画像が流れていました。

そこで持参書類を提出するのですが、左と右の受付の男性はにこやかで特に質問などもしていないのに、真ん中の女性の受付の方は、色々と質問をしていました。(「何の仕事するの?」「それはどういう意味?具体的に」とかズバズバ結構きつい言い方でした。私の前の人は書類不備でその女性から書き直すように言われ、横にあるテーブルで書類を広げていました)「できれば真ん中あたりたくないな・・・」と思っていたら、私は順番で真ん中の女性の方でした。宝くじ売り場のような透明の板越しで提出しました。

案の上「何をしにアメリカに行くの?」「どの部署でトレーニングを受けるの?」「いつから?」「何?聞こえない」「期間は?」と。面接かと思う位の質問攻めでした。ちょっと顔が引きつりました。緊張しました。

そこで私が指摘された事は、「DS2009のコピーを控えているか?」(「持ってない」と言ったらコピーをして渡して下さりました)とエクスパックの品名欄に「書類」と記載して下さいという事でした。

そこで書類を返却され、2階へ階段で降りるように指示されました。
また同じように列に並び、透明の板越しに面接となります。
黒人の男性と白人の男性の2人が面接官でした。
私は面接というからには部屋に入って対座でやりとりがあるのかと勝手に想像していたので、みんなの前で公開でやっているのでびっくりしました。
でもその方が前の人のやりとりも分るし、緊張しないので良いかもとおもいました。
空港の入国審査のような感じのものをご想像頂くと良いと思います。
様子を見ていると、白人の面接官の方はほとんど日本語でやりとりをしていました。終始笑顔で「コンニチハ」から始まってやり取りはほとんど日本語でした。
私の前の人が「3years」と言っても「3ネンネ」と日本語でリピートしてそれしか聞かれていなかったので驚きました。
思ったより簡単に終わるかもと期待していたのですが、もう一人の黒人の面接官の方は声が小さかったので近くに行くまで分りませんでしたが、笑顔もなく英語のみの面接でした。それに結構つっこんだ質問もしている感じでした。私は心の中で「白人の面接官の方がいいな・・・」と思っていたのですが、順番で黒人の面接官の方になりました。

「Good Morning」と挨拶から始まり、まず両手の指紋を取りました。
それからいくつか質問をしながら書類を見て、PCに入力して、また書類を見て、質問してというような感じでした。
透明の板越しの会話はやりにくく感じました。
面接官の方の声が少し小さく2回も聞き返してしまいました。
私の言っている事も聞こえなかったようで、3回同じ事を言いました。何度も聞き返されるので間違えた事言ってるかと思いあせりました。マイクを使ってもう一度と指示されました。
私への質問の内容は
「アメリカへ行く目的」
「トレーニングの内容」
「どのセクションでトレーニングを受けるか」
「期間」
「サラリーはもらうか」
「金額はいくらか」
「ホストカンパニーの名前は」(ここで3回会社名を答えました)
「その会社は何をしている会社か」
笑顔がないので緊張しました。
もう質問これ以上しないで・・・と思っていました。
私への質問はこれはビザおりないかなとか面接しながら心配しましたが、話している最中にハンコを押しているのが見えて、ほっとしました。
その後サッと白い紙を渡されました。
「ビザが許可されました。内容を確認して下さい」という内容の紙でした。
それで「明日発送します」と英語で言われて終了でした。
おそらく、文脈やグラマーはめちゃくちゃな英語だったと思いますが、単語をつないで何とか答えたという感じでした。

エージェントの方から黙るのが一番よくないと言われていたので、それでけはしないように心がけました。

たまに意地悪な質問もありえるとも聞いていましたので覚悟していましたが、そんなに困る質問はなかったです。

どちらかといえば、書類提出の際の女性とのやりとりが一番緊張しました。
面接官によって当たり外れが少しある気もしますが、バックグラウンドや書類がきちんとろっていれば心配はないと思います。
私はエージェントの方から、化粧は最小限に、服もできればスーツで襟つきのものをと言われていたので(アメリカに行って男を作ると思われたらダメらしいです・・・)、まさに就職面接のような格好で行きましたが、みなさん女性はブーツだったり普段着で来てる人の方が多かったです。
デニムの方もいました。逆に私の方が浮いてるかなと思う位でした。
10:30の面接予約で面接終了が10:20でした!
トータルで40分ちょっとで終わりました。

早く行きすぎたせいもあったのですが、面接予約時間より早く終わるとは、思ったよりかなるスピーディでした。

こちらを拝見してかなり待つとの事で覚悟し文庫本も持って行っていたのですが、必要ありませんでした。

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