バッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)のレビュー

今まで、モバイル通信は、e-mobile一辺倒でした。でも、なんか、ちょっと最近、「e-mobile万歳」とは言えなくなってきたんですよ。

確かに、利用エリアは広がったのだけど、使っている人が多いのか、遅くなったような気がする。これは、確証ありません。

それから、昨年から、下り21Mbps、上り5.8Mbps対応のUSBスティックタイプのD31HWというのを使っているですが、こいつのMacでの使い勝手が悪い。USBコネクタに差し込むと自動的にドライバソフトが立ち上がるのですが、これが、ずっと画面の半分くらいを占めているので邪魔。しかも、接続まで、1分くらいかかる。下り21Mbpsと言っているけど、実際には、その1/10くらいのスピードの印象です。

とにかく、このドライバーの常駐がいやなので、今はやりのWifiルーターPocket WiFi (D25HW)に興味を持ちました。この商品はWifiルータと呼ばれるジャンルで、3Gをキャッチして、Wifiに変換します。Mac側では無線LAN接続するだけなので、特に、ドライバーソフトもいらいのです。しかも、Wifiルーターはカバンに入れておいてもよくて便利です。この手の商品としては、iPadが出たあたりから、各社が出すようになってきています。でも、Pocket WiFi (D25HW)は電池の持ちが2時間しかない。Macbook Airの電池は、2時間以上持ちますので、これでは意味がない。

最近、よく話題にのぼるバッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)が気になりました。

このWifiルーターの最大の特徴は、電話回線をdocomoのものを使っていると言うこと。ご存じのように、docomoは、2GHz帯以外に、800MHz帯も使っているので、電波エリアが広いのが特徴です。今回の、西表島は、e-mobileはアクセスポイントなし、ソフトバンクはあるものの、港など限られた場所で、2年前の時は宿ではアクセスできませんでした。

そしてもう一つのメリットが、電池の持ちが、6時間ということです。実用的に、Macbook Airの稼働時間を超えているので、実用上問題ないと言うことです。

以前は、docomoのデータ通信は値段が高かったのですが、今回は、明らかに、e-mobileに対抗するため、大幅に安くなっています。現在、キャンペーン価格で、定額パケット放題で、1年間は1ヶ月4100円(その後、4900円)moperaのプロバイダ料金500円を加えても、現在の、e-mobileより安い。しかも、新規のdocomo加入者には、約3万円のバッファローPortable Wi-Fi(DWR-PG)が1円になっています。

というわけで、西表島に行く前に手に入れようと思ったのですが、ものすごく品薄状態。でも、たまたま通ったヨドバシカメラ新宿店に在庫があったのです。ヨドバシカメラの前をたまたま歩いているという時点であやしいのですが。

購入後、1ヶ月使いましたので、レビューを。

まず、電波は、やっぱり、FOMAの電波網の広さを時間しました。西表島でも問題なく、つながりました。スピードですが、公称下り7.2Mbpsとなっていますが、測定すると、だいたい3Mbps、もちろん、仕事場のLANや自宅の光回線よりは遅いですが、ストレスを感じないスピードです。あえて、いうと、上りはかなり遅いです。

バッテリーは、本当に6時間近く持ちそう。少なくとも、Macbook Airの電源より持つので問題なし。

Macbook Air側に特別なソフトをインストールする必要がないのもうれしい。

ということで、うれしいことだらけなのですが。ひとつ気になること。ルーター側の電源を入れて、コンピュータ側でWifiをキャッチできるまで、だいたい1分半くらいかかります。やや、長目ですが、以前のe-mobileの時も認証されるまで、1分くらいかかっていたので、これは、しょうがないかなと思っています。

あと、これは、私にはあまり問題ないのですが、ドコモのデータ通信の場合、使えないサービスがいくつかあります。skypeやiChatなど他のChatサービス、P-to-P、一部の動画サービスも使えない。あんまり帯域を使うなと言うことらしい。

実際に、1ヶ月使うと、どうしても気になるのが、バッテリーの問題。6時間とはいえ、ずっと付けっぱなしだと、途中でバッテリーが切れてしまいます。こまめに電源を切っているつもりなのですが、どうしても切り忘れてしまうことがある。そんなわけで、WifiルーターのACアダプターを持ち歩いているのですが、ちょっとめんどくさい。

そしたら、良い方法がありました。実は、ロアジャパンの「Easy Share DX6490.DX7630.DB-L50の DB-L50 対応バッテリー」が予備バッテリーとして使えるのです。したがって、予備バッテリを持ち歩いていれば、通常は、まず安心と言えます。

さっそく、予備電池2個と、ロアジャパンの電池用の充電器「SANYO DB-L50 の モバイルチャージャー」を手に入れいました。

最近では、通常は、予備電池を1つ持ち歩いて、出張に行くようなケースでは、ACアダプターを持って行くことにしています。

1ヶ月は、心配で、e-mobileの解約はしなかったのですが、これで安心して解約できますね。

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