デフェンス

指導している大学院生のデフェンスが無事終了しました。

学位というのは、足の裏の米粒とか言われます。今の時代、取らなくても困らないと思います。でも、大学院生として自分の研究グループに飛び込んできてくれたのであれば、4年間で絶対に学位を取らせてあげなければいけないと思っています。それが、指導者としての最低限のマナーだと思っています。

幸い、今まで指導してきた大学院生は全員4年間で学位を取らせることができていました。今回の大学院生の場合、ES細胞研究を本当に一からスタートし、彼にはそれにつきあってもらったので、正直、かなり遠回りをさせてしまい、4年で学位が取れるか、とても不安でした。

でも、なんとか、デフェンスも終了し、3月には、学位が授与されるとのこと。ホントにホッとしています。

私の研究グループでは、デフェンス終了後、私をごちそうするということを恒例にしています。彼が選んだのは、六本木のフレンチ、ピエールガニエール

すばらしい夜景と、おいしい料理でした。

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