ミステリー三昧

2015年は電車の中ではスマホをいじらず、ひたすら本を読む!と考えて(どうせ、そのうちいじり出しますが)、週2冊のペースでミステリーを読んでいます。最新のものと、過去の名作を交えながら。

その女アレックス (文春文庫)
ピエール ルメートル
文藝春秋 (2014-09-02)

2014年の「このミス」海外作品第1位。最近のヨーロッパのミステリーは、陰惨さや残虐性が全面に出てしまうのが苦手ですが、ストーリーはやはりおもしろい。

満願
満願
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米澤 穂信
新潮社

2014年の「このミス」日本作品第1位。ハードボイルドなミステリー短編集。6つの短編ともまったく関連性がないが、どれも、すばらしい。

虚ろな十字架
虚ろな十字架
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東野 圭吾
光文社 (2014-05-23)

東野圭吾は好きな作家です。あまりに多作すぎて、ちょっと、ミステリー作家で東野圭吾が好きですとか、いいずらくなっていますが、一定レベルの質を保ちつつ、たくさんの本を書く、やっぱり才能があると思います。勢いで読んだ、「パラドックス13」はまったくの駄作でしたが。

未読の名作ミステリー。恥ずかしくなるくらいの青春ラブストーリーなのだけど、最後から2行目を読むまでは完全にだまされていました。だまされて、あっけにとられて本を閉じた、初めての経験でした。ただ、これは、ミステリーって呼べるのかなぁ。

未読の名作ミステリー。楽しめました。

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