ASN Kidney Week 2011@Philadelphia

アメリカ腎臓学会(ASN)は、最近、PhiladelphiaとSan Diegoを行ったり来たりしています。San Diegoはまだしも、Philadelphiaは、お楽しみが少ない町です。今回の、Philadelphia訪問は、4回目。でも、前回、飛行機でダイレクトにPhiladelphiaに入らずに、ニューヨークから電車で来ると、費用も時間も変わらずに、最後の夜がちょっと楽しくなることがわかって、私は、ニューヨークから電車という交通手段を選ぶようになりました。

さて、今回は、少しまじめに、なぜ、私がASNに毎年のように来ているかについて考えてみました。

留学するまでは、ASNで毎年発表することが、私の中での目標、というか課題でありました。毎年、ASNに出すと言うことは、1年間でそれなりの研究をしなければならない。そして、英語で発表、質問に答えられるだけの英語能力を身につけなければいけない。また、旅費を稼ぐために、各種グラントを取得しなければいけない。そう考えると、ASNで毎年発表するというのは、私の中で研究に対するモチベーションを維持するための、とてもよい「毎年の目標」であったわけです。 幸い、1回も落選することなく、課題をクリアしていました。Oralは1度しか採択されませんでしたが。

ASNそのものに関しては、毎年、巨大化が進み、参加して見聞をすることで得られることは、たいしたことはないように、だんだん、思えてきました。だから、発表なしで参加するような学会ではないと思います。でも、それにかわるものがないし、なんだかんだ言って、アメリカの腎臓内科のラボを持っている人は、たいてい参加していますので、留学先候補となる研究室を探すための貴重な場ではあります。

このような、ASNでの毎年発表という目標を持ちながら、研究生活を送ることによって、自分自身、成長できたと思っているので、自分が指導する大学院生にも、それをノルマとして課してきました。そのノルマをきちんとこなしてきた後輩は、ちゃんとした留学先を自分で見つけ、一人前の研究者になっています。

今回、ASNへの参加に当たって、後輩の発表のサポート役にまわったわけですが、本当に行かなきゃいけないかなと、随分悩みました。実際、ASNに来てみて、他の演題を聞いていても、うーん。と思ってしまうわけです。一番聞きたかったポスターは貼られていないし、質問したい演題の演者はポスター前にいなかったりして。でも、私は、自分が指導する後輩をエンカレッジする意味でも、やっぱり、参加しなければいけない、と思いました。

本日、後輩も立派に発表を終え、私の役目もすんだので、明日は、少し早めに抜け出して、NEW YORKに行きます。

(追記)翌朝、ホテルの周りを散歩しました。ホテルは、OLD TOWNにあるのですが、この辺は、とても趣のある場所でなかなかよかったです。夜はちょっと怖いですが。

アーカイブ

過去ログ一覧