本の紹介『後世への最大遺物・デンマルク国の話』

最近、年月を加算式で考えることより、減算式で考えることが多くなってきました。自分は、今まで何年かけて○○をやってきたという思考パターンではなく、あと自分に残された時間はどのくらいだろうから、その中で何をやっていけるかという思考パターンです。

47歳という年齢は、日本人の男性の平均寿命からみても、半分以上が過ぎていることは間違いありませんし、生きている間、すべての時間が健康で今と同じような頭脳を保てるわけではありません。今年、大きな怪我をして、ほんとに、自分に残された時間で、何をしたいか。やっぱり、本当に自分が好きなこと、自分がやるべき事にきちんと時間を使っていこうという思いが強くなりました。

さて、この本は、内村鑑三が、明治27年におこなった講演「後生への最大の遺物」という講演と、明治44年におこなった講演「デンマルク国の話」の二編が収録されています。本当は、「デンマルク国の話」に惹かれて、この本を購入し、読み始めたのですが、私にとっては、「後生への最大の遺物」の方がおもしろかったです。後生へ残していくべき第1のものは金である。金を貯める才能がなければ、事業である。事業をなす社会の位置もなければ、思想である。本を書くこと、または、教えることによって、思想を残す。思想も残せないとしても、誰にでも出来ることがある。それが、勇ましい高尚なる人生を送るということである。と説きます。

金を貯める才能はないと思いますが、何か、事業を残し、自分の思想を残したいという気持ちは強くあります。あんまり、迷っている時間はないので、突き進みましょう。

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