2013年8月積ん読本

7月は本の紹介やりそこねたので、たくさんたまっています。

「迷ったら、二つとも買え!」書店で見たとき、私と同じような人がいると思って、買ったのですが、読んでみたら、全然私とは違いました。買いたいと思ったら、迷わずに、買うべきと言う信念は私と同じ(もちろん、買い物の金額は、島地さんに比べて1桁少ないです)ですが、決定的に違うことがありました。それは、私には所有欲というものがないということ。つまり、コレクションして、部屋に飾って愛でるという気持ちはまったくありません。だから、使うつもりのものしか買いません。ただ、実際に買ってみて使い物にならないことに気付くことが多く、その点、浪費家であることは否定しません。

真夏の方程式 (文春文庫)
東野 圭吾
文藝春秋 (2013-05-10)

映画を見た後、原作はどうなっているんだろうと気になって、読んでみました。驚いたことに、映画は、原作にものすごく忠実です。あえて言えば、前田吟がちょっと違うかな。杏は彼女しかいないというくらいはまっています。で、内容はどうかと言えば、いまいちかなぁ。私は東野圭吾は好きですが、ガリレオシリーズはあまり好きではないのです。

永遠の0 (講談社文庫)
永遠の0 (講談社文庫)
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百田 尚樹
講談社

4年前から読まずに積んで置いたのですが、ついに読みました。おもしろいとはおもいますが、私は戦争物はあまり好きではないので、、、、。

ハードカバーの時に読みましたが、もう一度読みたくなって、文庫を買い直しました。

ここまで、くると、「キャリアポルノ」とか言っていられない。林さんががすごいことは認めるけど、自分は、ここまで押し出せないなぁ。そういえば、情熱大陸に出ていた林真理子さんの執筆スタイルに完動しました。原稿用紙に黒のサインペンで原稿を書くのですが、その早さがすごい。原稿用紙1枚を1−2分で書き上げていました。やっぱり、天才なので、このくらいのこと言っても許されます。

医療安全がらみの勉強をしている中で、読みました。

敬愛する山本雄士先生の著作。「投資型医療」を実現するために、以下の7つの提言をされています。
1. 社会全体でイノベーションを促進しよう
2. 病気にならない、病気にさせないための投資をしよう
3. 開かれた医療でケアの勝ちを追求しよう
4. 情報の集約と開示をしよう
5. 資源の最適再配置をしよう
6. 政策立案と合意形成のプロセスを進化させよう
7. Small-Winを広げよう

私が、今まで習ってきた中でもっとも強烈なインパクトを残された土屋先生のこんな本があると見つけて、思わず買ってみました。でも、タイトルの「ミイラとなって昭和に出現」の部分はいらないのじゃないかと思いました。中身は、ごく普通の、福沢諭吉と医学の接点を丁寧にたどった本です。

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