本の紹介「問題解決の心理学」

自分の研究テーマの一つとして、しばらくは「臨床推論」をやっていこうと思っています。今まで、推論の過程を言語化できなかったことがはがゆくて、認知心理学の観点から臨床推論を見直そうと思って、すすめていただいた入門書がこれ。慶應義塾大学前塾長の安西先生が1985年に書かれた本です。認知心理学そのものの入門書と言うことでなく、問題解決を認知心理学の多様知識をもとに論考を進めるというもの。すばらしい本です。ただし、まだ、私の中で、臨床推論に直接結びつけられていないので、もう何冊か読んでから、もう一度戻ってこようと思っています。

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