2013.03.31

bluetooth対応ヘッドフォン

今まで、家で音楽を集中して聴くときは、ボーズのQuietComfort15を愛用していたのですが、どうしてもコードが邪魔に感じることが多く、一度、Bluetooth接続のヘッドフォンを買ってみようと思って、audio-technicaのATH-CKS99BTを買ってみました。

Bluetooth接続はホント簡単で、初めのうちは、なんでコードがつながっていないのに、音が聞こえるのか不思議な感じです。ATH-CKS99BTはインナーイヤー型で、身軽ですし、マイクも付いていますので、iPhoneと接続していれば、かかってきた電話もそのまま対応できて、便利です。

音質は、有線よりBluetooth接続の方が悪くなると言われていて、確かに、比較してしまうとわかるくらいの差はあるのですが、DVDとかを見ている範囲では問題ないと思います。ただ、音楽をシビアに聴くとなると、ATH-CKS99BTは、私にとっては、重低音が効き過ぎている印象。メーカーはSOLID BASSという名前をつけているくらいですから、そういう味付けにしているのでしょうが、ほとんどボーカル曲しか聞かない私には、ちょっと、低音が強すぎて、もうちょっと、ニュートラルなものが欲しいと思いました。

ヨドバシカメラに行って、いろいろ聞き比べたのですが、飛び抜けてよかったBluetooth接続のヘッドフォンが、SONYのMDR-1RBTでした。これは、実にニュートラルで、元の音の良さを明快に伝えてくれました。もちろん、お値段もとびっきり高いですから、当たり前といえば、当たり前なのでしょうが。

有線にも切り替えられます(そうすると、有線バージョンのMDR-1Rと同等の音のレベルとのことです)し、とにかく、よいヘッドフォンです。

2013.03.30

映画の紹介「マネーボール」

マネーボール [DVD]
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ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2012-10-03)

従来の打率、防御率と言った指標ではなく、OPSやWHIPといったあらたな指標に注目すること(これをセイバーメトリックスという)によって、値段が高くないけれども勝利に貢献できる選手を集めて、安い年俸でチームを強くしたアスレチックの実話に基づく映画。

すでに、原作は読んでいて、非常におもしろかったのですが、それをブラッドピット主演で映画化するのは難しいだろうなと思っていました。ブラッドピットの演じるアスレチックスのGMビリー・ビーンは、自分のチームの試合も観なければ、腹が立てば人やモノに当たり散らす短気で風変わりな男として描かれていますが、少々空回りしている印象。メジャーリーグ好きで、セイバーメトリックスがわかっていなければ、ちょっと、この映画を楽しむことは出来ないだろうと思います。今では、セイバーメトリックスは、メジャーリーグのすべてのチームに浸透していますから、アメリカの人には理解できるでしょうが、ちょっと日本人には難しいかなという印象。

評価☆☆

2013.03.29

映画の紹介「ニュー・シネマ・パラダイス」

実は、この映画には、忘れがたい思い出があって、当時、二人のガールフレンドと一緒に三人で銀座の映画館で見ました。両隣でむせび泣く二人をよそに、いまいちだったなぁと言って、えらい、怒られたのです。

まぁ、30年以上経ったので、そろそろ感受性も醸成できたかと思い、見てみることにしました。

1988年公開のイタリア映画。中年男性が映画に魅せられた少年時代と青年時代の恋愛を回想する物語。映画への愛情に満ちた作品です。

20年も経つと、記憶も断片的で、よくもまぁ、こんなにも忘れるものだというのが第1印象。そして、やっぱり、泣かなかった。少年時代のトトとアルフレッドの部分は良かったんだけど。ただ、30年思いが叶わなかった男の映画?未練たらしいと思ってしまいました。もしかしたら、劇場版より、だいぶ説明的と言われる完全版を見てしまった性なのかも知れません。

20年経っても成長していませんねぇ。

評価☆☆☆

2013.03.27

音楽の紹介「Ten」

Ten(初回盤)
Ten
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キリンジ
日本コロムビア (2013-03-27)

『Ten』は、本日発売になった、私が大好きなアーティスト、キリンジの最後のアルバム。

このアルバムを出して、4月に解散ライブをおこなったら、兄弟二人のキリンジが終わります。キリンジという名前はお兄さんが引き継ぐらしいですが、やっぱり、兄弟揃ってのキリンジでしょう。

はっきり言って、私が一番好きなのは、冨田恵一がプロデューサーとして関わっていた頃のキリンジ。『3』とか本当の名盤です。だから、コロムビア時代のキリンジからはだいぶ距離を置いてしまったし(とは言っても、すべてのアルバムは買っています)、ライブにも行かなくなってしまいました。

でも、こうして、兄弟最後のアルバムを聴くと、やっぱりキリンジはいいですね。

『Ten』は、とてもやさしいアルバムです。ラストの『あたらしい友だち』なんか、やさしすぎて涙が出ますね。

2013.03.26

映画の紹介「Life is beautiful」

入院すると、すご〜く暇になるので、本を読みまくって、DVDを見まくって、のんびりしようと思っています。

さて、DVDはネットで借りる頃になるので、Tsutayaディスカスを利用しようとしたのですが、Tsutaya ディスカスは、いっぺんにDVD 8枚借りられるのかと思ったら、2枚ずつしか貸してくれなくて、2枚を返さないと、次の2枚が借りられません。ということで、Tsutayaディスカスの1ヶ月無料を利用させていただいて、DMM.comも併用させていただいて、6枚のDVDを借りてきました。

まずは、前から見たかった「Life is beautiful」。ユダヤ系イタリア人のグイドは、小学校の教師ドーラと結婚する。やがて可愛い息子も生まれ、3人は幸せな日々を送っていたが、ある時、彼らは制収容所へ収監される。グイズはジョズエを不安な気持ちにさせないよう、これはゲームだと嘘をついて言う事を聞かせる、、、。

テーマは強制収容所という暗いテーマなのに、どこまでもグイドが明るい。そして、ジョズエがかわいい。いやぁ。号泣しました。病室で一人で見る映画ではなかったかなぁ。でも、いい映画でした。

評価☆☆☆☆☆

2013.03.16

本の紹介「問題解決の心理学」

自分の研究テーマの一つとして、しばらくは「臨床推論」をやっていこうと思っています。今まで、推論の過程を言語化できなかったことがはがゆくて、認知心理学の観点から臨床推論を見直そうと思って、すすめていただいた入門書がこれ。慶應義塾大学前塾長の安西先生が1985年に書かれた本です。認知心理学そのものの入門書と言うことでなく、問題解決を認知心理学の多様知識をもとに論考を進めるというもの。すばらしい本です。ただし、まだ、私の中で、臨床推論に直接結びつけられていないので、もう何冊か読んでから、もう一度戻ってこようと思っています。

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