映画の紹介「ニュー・シネマ・パラダイス」

実は、この映画には、忘れがたい思い出があって、当時、二人のガールフレンドと一緒に三人で銀座の映画館で見ました。両隣でむせび泣く二人をよそに、いまいちだったなぁと言って、えらい、怒られたのです。

まぁ、30年以上経ったので、そろそろ感受性も醸成できたかと思い、見てみることにしました。

1988年公開のイタリア映画。中年男性が映画に魅せられた少年時代と青年時代の恋愛を回想する物語。映画への愛情に満ちた作品です。

20年も経つと、記憶も断片的で、よくもまぁ、こんなにも忘れるものだというのが第1印象。そして、やっぱり、泣かなかった。少年時代のトトとアルフレッドの部分は良かったんだけど。ただ、30年思いが叶わなかった男の映画?未練たらしいと思ってしまいました。もしかしたら、劇場版より、だいぶ説明的と言われる完全版を見てしまった性なのかも知れません。

20年経っても成長していませんねぇ。

評価☆☆☆

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